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名無しさんの初恋:
初めてのデートで茹で蛸から見下ろした室外機の数々に驚きながら、私は君の事を
まだ恋愛対象として見れなかった。二回目のデートでコンテナが山積みになってる
景色に心奪われて、写真撮ることに夢中になってた私は君の気配に全く気付かなか
った。いつの間にか抱きしめられてキスされてた。その時も私は君に対して特別な
感情は一切持てなかった。三回目のデートで処女を捧げる決意をしたのは、君に求
婚されたから。その日から私の身も心も全て君の幸せの為に動くように、自動的に
なってしまった。君が元カノの元へ戻ってしまった今現在も。