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名無しさんの初恋:
出生直後の低体温から恒温状態へと移行します。この際、体温下降の著しいcool群の赤ちゃんは、
産熱量を増すためにwarm群より多くのエネルギー(ブドウ糖)と酸素を消費します。また放熱抑制を目的に末梢血管が持続的に収縮することは、足底部
のみならず消化管の血流量を減少させ腸管の機能障害(初期嘔吐・胎便排出遅延など)を招く要因となります。一方、リズミカルな体温変動をもつwarm
群の赤ちゃんには、生後間もなく吸啜反射が全例に見られ、初期嘔吐もなく、生後1時間目からの糖水の経口摂取が可能になりました。warm群に見られ
るP-DBTのリズミカルな体温変動は、寒冷刺激に対する熱産生(カロリー消費)の増加や、熱刺激による発汗を伴わない、赤ちゃんにとって安全で快適
な環境温度であることを物語っています。
このことからも「コドモのコドモ」の世界がいかに危険かを物語っている。