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もっともハッピーなニュース 第5回『HAPPY NEWS 2008』大賞決定
4月3日10時0分配信 オリコン

日本新聞協会は2日(木)、4月6日の“新聞をヨム日”にちなみ、
毎春実施している『HAPPY NEWS キャンペーン』第5回目の受賞結果を発表した。
08年4月1日から09年2月20日までの、もっともハッピーにしてくれた記事に贈られる
もので、大賞には09年1月12日付けで大分合同新聞に掲載された
【形見のランドセル「僕が背負う」】の記事が選ばれた。
阪神・淡路大震災で亡くなった当時小学1年生の兄が使用していたランドセルを、
その後生まれた弟が小学生になった際に「僕が背負っていく」と、
受け継いで使用していることを紹介した記事だ。

優しい気持ちや、勇気などを届けてくれた新聞記事の切り抜きとその理由を
読者から投稿してもらい、各年度の『HAPPY NEWS』を決定する同企画。
今年は、国内外より過去最多となる10749件の応募があり、
その中から一般を対象とした「HAPPY NEWS 2008」を10件、
学生を対象とした「HAPPY NEWS小学生(以下を含む)/中学生/高校生以上の
学生」を各3件ずつの計9件。そして、入選作品19件の中から
「HAPPY NEWS大賞」1件を選出した。

そのほかの入選作品には、タクシードライバーが乗客の喜ぶ顔が見たいために
プレゼントしてきた四つ葉のクローバーがついに1万本を突破したことを報じた
【贈った四つ葉1万本】(秋田魁新報)や、
「自分ができることで、困った人を助けてあげられたらいい」という思いで、
3年間で約120台の自転車を修理してきた高校生のエピソードが取り上げられた
【“特技”で人助け3年】(神奈川新聞)などが選ばれている。