なんとかジェスチャーで伝える。
「電卓を持ってこい」と。
数字は世界共通だから、電卓があると買い物がラクになる。
さっそく、韓国のりの金額を電卓で打ってもらう。そして、ついでだから値切る。
とりあえず、そんな感じで無事に韓国のりを買い終わった。
しかし、再び俺の目に飛び込んできたものがある。
「松の実」だ。俺の好物。
しかし、松の実には塩味のやつと、味付けがされてないやつがある。
俺は塩味のは好きだけど、味付けしてないのは、あんまり好きじゃない。
ということで、ダメもとで聞いてみる。
「これって塩味ついてます?」
「●■※○▽×■・・・」
あぁ、はいはい。予想ついてたよ。
でもぶっちゃけ味とかはジェスチャーで表現しようがない。
そこで弟が後ろから出てくる。
「なんたらかんたらソルトテイスト?」みたいな感じで聞いてた。
それも通じない。・・・こいつの英語って本当に役に立つのか???
それからも色んな言葉を使いながら、一生懸命弟が聞いてる。
5分以上経ってから、弟の一言。
「塩味ついてないんだってよ。」
あらら、じゃあダメだ。ご苦労さん。
つーか言葉が通じないとなかなか苦労するもんだねぇ。
とりあえず松の実は諦めて再び市場を回る。
ジイちゃんには何を買おうか・・・豪華な土産。
結構はじっこの方まで来たのか、人通りも少なくなってくる。
婚礼衣装屋にチマチョゴリが並んでる。すげぇ・・・
写真を撮ろうかとも思ったけど、中に人がいたのでイモ引いた。
その通りを少し歩くと、「これだ!!」というものを発見した。
いかにも韓国の土産らしくて、しかも豪華(高級)なもの。
今韓国で連想されるものは焼肉やらビビンバやらキムチやら冬ソナやら、色々あるかもしれないけど、
本来、日本で韓国の名物と言ったらこれしかなかったはず。
高麗人参
そう、意外に盲点だった。
そこの店には高麗人参が沢山売ってあった。
俺たちはデカい瓶の中に酒と一緒に漬けてある高麗人参を買うことにした。
〜その時俺たちはすっかりジイちゃんが酒飲めないのを忘れていた。〜
それからも色んな言葉を使いながら、一生懸命弟が聞いてる。
5分以上経ってから、弟の一言。
「塩味ついてないんだってよ。」
あらら、じゃあダメだ。ご苦労さん。
つーか言葉が通じないとなかなか苦労するもんだねぇ。
とりあえず松の実は諦めて再び市場を回る。
ジイちゃんには何を買おうか・・・豪華な土産。
結構はじっこの方まで来たのか、人通りも少なくなってくる。
婚礼衣装屋にチマチョゴリが並んでる。すげぇ・・・
写真を撮ろうかとも思ったけど、中に人がいたのでイモ引いた。
その通りを少し歩くと、「これだ!!」というものを発見した。
いかにも韓国の土産らしくて、しかも豪華(高級)なもの。
今韓国で連想されるものは焼肉やらビビンバやらキムチやら冬ソナやら、色々あるかもしれないけど、
本来、日本で韓国の名物と言ったらこれしかなかったはず。
高麗人参
そう、意外に盲点だった。
そこの店には高麗人参が沢山売ってあった。
俺たちはデカい瓶の中に酒と一緒に漬けてある高麗人参を買うことにした。
〜その時俺たちはすっかりジイちゃんが酒飲めないのを忘れていた。〜
とりあえず無事に買い終わり、デカい瓶を持ってあるく。
やべぇ・・・重い。こんなもの長時間は持って歩けねぇよ・・・。
ということで一度ホテルに戻ることにした。
市場内を通りながらホテル方向に歩く。
友達の土産で「食い物じゃないもの」とかどうしようかなぁ、とか考える。
すると、店先で再び発見。鉄の箸だ。あのビビンバとか食う時に使うやつね。
早速店員に声をかける。
「すいません、これ下さい。」と言いつつ、電卓のジェスチャー。
極力無駄な時間を省きたかった。
が、しかし!!展示品だから、沢山指紋が付いてる。
それをそのまま包装しようとしてたから、綺麗なヤツを持ってくるように伝えたかった。
それで弟に頼む。
「なんちゃらギフトなんちゃら。」と言ってた。
しかし向こうは「ギフト用の包装をしてくれ」と言われてると勘違いし、首を横に振る。
弟も「だーーーかーーーーらーーーー。」なかなかキレ気味で説明する。
そのうち、フッと振り返り
「ダメだこりゃー。このオッサン何言ってっかわかんねーよ。ははははw」と言い放って帰ろうとしてた。
おいおい、勝手に諦めるなよ・・・
そこで救世主登場!!
路上を歩いてたオバさんがこちらに近づいてきて、
オッサンに色々説明をしてる。
そしてオッサンが言ってることを通訳して俺たちに教えてくれる。
おぉ、通訳オバちゃんだ!!
それからはスムーズに意思が伝わり、裏から指紋が付いてない綺麗な箸が出てきて、
無事に買い物をすることが出来た。
オバちゃん、ありがとう!!
それから、やっと市場を脱出した。
とりあえず会社の人たちへの韓国のり、友達への鉄の箸、ジイちゃんへの高麗人参をゲットした。
あとはキムチと冬ソナに出てたポラリスのネックレスだ。
なかなか楽勝な予感。
しかし、いい加減歩き疲れた。
一度休憩することにした。
裏道の階段に腰掛けて2人でタバコを吸う。
なんか幸せの瞬間。
こんな時のタバコってうめぇ・・・
再び歩き出し、ホテルの隣にある店になんとなく入ってみる。
オバさんが出てくる。
「あぁ、日本の人ね。」
発音も完璧な日本語だ。
色々会話すると、その人も日本人で韓国に嫁いで来たとのこと。
ついでにキムチを試食する。
うまーーーーい!!
ビックリした。日本で食うキムチと全然違う。
日本のキムチのように変に辛くなく、辛味に甘味が混ざってて、マイルドな辛さになってる。
そして、変に酸味とかもなく、白菜の味がしっかりとしてる。
早速の注文。
すると、このキムチは浅漬けだから、昨日漬けたヤツらしい。
お土産として持って帰るのなら今日のうちにまた新しいキムチを漬けとくから、明日取りに来ないか?とのこと。
ということで、予約というカタチで明日現物を受け取ることにした。
あとは大量のインスタントラーメンを買った。(一番手軽な土産)
弟はマジマジと高麗人参茶を見てる。
インスタントコーヒーみたいに粉状にになってて、お湯に溶かして飲むタイプのヤツが沢山入ってるセット。
それをお父さんの土産にしたいとのこと。
「大学の学費とかも出してくれたし、今まで育ててくれて本当にありがたいと思うから・・・」
お、珍しく良いこと言うな。
でも、そのお礼が200円ってどういうことだ?
今日はここまで
819 :
いちご:2005/10/24(月) 19:31:19 ID:IJTD9T13
すっごぃぉもしろかったですヮラ
ただいまーっ。ほほう・・・韓国旅物語がw
ポロリはまだか?韓国かぁ・・・近くて遠いなぁ。安いんだけどなぁ。
パスポートが下りないんだよなぁorz
戸籍売っちゃったから(´;ω;`)
と書くとこんな名前のこんな発言も本気にする人がいるからw2ちゃんもまだ善意に
溢れてると思うよwくーぱーおもしれー。続ききぼん
821 :
いちご:2005/10/24(月) 21:44:28 ID:IJTD9T13
黒助たん。。。(⊃д`)
黒助は頑張っているはず。便りがないのは元気な証拠だよ
823 :
いちご:2005/10/24(月) 21:54:23 ID:IJTD9T13
さみしぃです(/□`o)
大丈夫。元気でやってるさwもしかしたらうまくいって
2ちゃんどころじゃないのかも知れないよ?
825 :
いちご:2005/10/24(月) 22:11:12 ID:IJTD9T13
はゃくこなぃかにゃぁん(o´д`)=3
黒助は前から焦らしの帝王だったからねw
術中にはまってるよいちごちゃんっ
827 :
ぃちご:2005/10/24(月) 22:27:46 ID:IJTD9T13
ぁーまちどぉちぃですヮラ
ヮクAドキA☆:*・゜(´ω`o)
必ず帰ってくるさぁっ
だけどくーぱーの俺物語もおもしろいよねw
829 :
ぃちご:2005/10/24(月) 22:56:55 ID:IJTD9T13
ぉもしろぃですょね(o´艸`)
ぃちごも純な話かこぉヵナ ヮラ
いやぁくーぱーの話は読ませるww
最近2chが生きがいの俺・・
831 :
名無しさんの初恋:2005/10/25(火) 04:52:12 ID:k/urvZw4
クーパーとダンクが仲良くなってほしいわ。
いよいよ荷物が増えすぎた。
高麗人参とインスタントラーメン(15個くらい?)が特に邪魔!!
すぐにホテルの部屋に戻り、荷物を置く。
すると、弟が帰りのフェリーのチケットも持ち歩くのが面倒だから部屋に置いとこうと言い始めた。
うん、確かに。でもテーブルの上とかに無造作に放置するのは危険だし、セキュリティボックスもなかったから、どこかに隠そうということになった。
「あ、ここがいい!!」
弟が自分の枕の下にフェリーのチケット(2人分)を隠す。
〜これが後に重大なトラブルを招くことになる〜
ホテルの部屋の滞在時間は5分くらい。
すぐに外に出る。なんせ俺たちには時間がない。
かつかつの1泊2旅行。寝る時間すら惜しい。
俺たちが宿泊してるホテル付近が一番の繁華街らしい。
ちなみに南浦洞(ナンポドン)というところ。
とりあえずホテルマンにメインストリートへの行き方を聞いて、さっそく向かう。
繁華街は意外に近いところにあった。
色んな店に入る。
そこで歩きタバコをしてると、前を歩いてる女の人がわざとらしく咳きをしながら、こっちをチラ見してる。
それを見た弟が前の女の人めがけてタバコの煙を吹きかけてる。
そして「あのわざとらしい態度がムカつく。」とか言ってる。
逆ギレもいいところだよ・・・
CD屋、本屋、服屋、靴屋・・・色んな店に入る。
そこで看板発見!!
そう「ビビンバ」だ。
文字は読めないけど、写真がそんな感じ。
やっぱ韓国に来たらこれも食わないとだめっしょ。
ということで2人で店に入る。
じわじわと足の疲労が蓄積してきてるから、丁度いい休憩にもなるだろう。
そろそろヌードルが若干消化されたくらいで、決して腹減ってるワケではない。
満腹になるのを避けるため、石焼ビビンバ(500円くらい)を1人前注文する。
すると、またセットでもないのにスープだとサラダだの色々出てくる。
どうやら、これがここの習慣らしい。
気になるビビンバのお味の方は!!
うーん、普通。
日本で食べるのとさほど変わらないな。
どちらかと言うと、スープの方が美味い。
ピーナツオバちゃんがいる焼肉屋でも出てきたんだけど、
冷たくてしょっぱいスープ。
最初は何かのタレかと思ったけど、味わってみると美味い。
後日調べたところ「もやしスープ」と言うらしい。
さっさと食って、さっさと店を後にする。
どうやらメインストリートの端の方まで来たようだ。
何かオブジェみたいなのがある。
さっそく記念撮影。
今までオッサンやオバさんばっかりに声をかけてたから、
今度は若くて可愛い子を呼び止めようということになり、
しばらく通行人を眺める・・・
発見!!
「アニョンハセヨ!!ピクチャー!!プリーズ!!ボタンプッシュ!!」
最初はどん引きされるけど、こっちが外国人だと理解すると普通に接してくれる。
カメラを渡して弟と記念撮影。
こっちで言う「ハイ、チーズ!」みたいなのを韓国語で言ってる。
で、「あ、通じないや。」みたいな表情をして、同時に指で3、2、1、パシャ!
オッサンとかオバさんに頼むよりも、遥かにすがすがしい気分になれることに気づいた。
女の子からカメラを返して貰い、笑顔で「カムサハムニダ!!」と言う。
すると「○■※〒Ω▽×・・・・」多分、どういたしましてみたいなことを言ってるんだろう。
繁華街も一通り見終わったので、次はチャガルチ市場に行くことにした。
ここは観光スポットの鮮魚市場である。
巨大ないけすの中から魚を購入して、その場でさばいて貰って、その場で食う。
そんな市場らしい。
ぶっちゃけ行き道とか分からなかったけど、分かりづらい地図を片手に歩き出す。
「多分、こっち方面なんじゃ?」こんなノリだった。
>>831 仲はいいかはわからんけどw悪くはないと思ってるんだけど・・・
どんなもんじゃろ?w
あ。ただいまー
くーぱーおもしれー。乙。ところでポロリはまだか
ネタばらしすると、ポロリと言っても俺のちんこくらいだよ。
いや。そうだと思っていたのでなんら問題はw
840 :
いちご:2005/10/26(水) 00:00:51 ID:fr6g78NZ
黒助ぇ(⊃д`)
だから>1が必要以上に住人に依存するのもおかしい話しだし、
住人が必要以上に>1に依存する(このパターンが多い)のもおかしい話し。
それを分かった上でみんな書き込んでるものかと思ってたよ。
>1も住人もいつ消えるか分からない存在。
842 :
エロい人:2005/10/26(水) 16:37:58 ID:7qfGfVYk
844 :
エロい人:2005/10/26(水) 16:49:14 ID:7qfGfVYk
たまたま両者とも見た。
846 :
エロい人:2005/10/26(水) 17:05:33 ID:7qfGfVYk
848 :
ちー坊:2005/10/26(水) 17:17:36 ID:oWlbwOBG
ただいま戻りました。肉より魚wそんなお年頃です
>>840 黒助は元気でやっているよ。必ず。
一時盛り上がると楽しいんだけど・・・過疎る時期があるのね。
それに耐えられる1と駄目な1がいる。俺はそんな打ち捨てられたスレをいくつか維持してる
けど・・・仕方ないのかなって。1にだけ頼るのはいけないよ。
いちごちゃんは物語を綴ったじゃない。邪魔したのは俺だけどorz
くーぱーがいってる事は真実だよ。
でも俺は1000取りさせて昇華させたいと思ったwいい出会いだったと思うし。
>>841 まったくその通り。それが2ちゃんでありネット上というか細い繋がりなんだよね
ところで・・・顔面晒し祭りでもやったの?w
しばらく歩くけど、市場っぽい景色は見えてこない。
ひたすらデカい道路の歩道を延々と歩く。
すると先の方に人だかりが出来てる。
ん?
よく分からないけど、レコードショップの2階がラジオスタジオみたいなってて、
どうやら韓国で人気のタレント♂がラジオの収録が終わって外に出てくるところみたいだ。
とりあえず俺たちも人ごみの中に入ってみる。
外に車が待機してるんだけど、その周りも人だらけ。
ガードマンみたいな人も沢山いる。
上のラジオスタジオのガラス窓から例のタレント♂がチラッと見えるたびに歓声があがる。
俺たちもよく分からないまま「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」と歓声を上げてみる。
人の波が車道にもはみ出てるので、保安と書いた制服を身にまとった警察官が交通整備をしつつ、歩行者に注意をしてる。
そんな中で・・・
「□&#〒$¥×○∵*!!!!」
韓国語で怒鳴りながらフラフラしてるオッサン登場。
何故か釜山はこの手のアル中(シャブ中?)オッサンが多数存在する。
警察になだめられながら、色んなヤツに指差しながら何やら怒鳴ってる。
その指の先がたまたま弟の方に向いたとき・・・・
「あいつ、ウゼェ!!ぶっ殺す!!」
いきなり人ごみを掻き分けてオッサンの方に突進を開始する。
慌てて抑える。そしてなだめる。
「海外で捕まったらやべーだろ!!抑えろよ!!」
なんとか抑えてもまだぶつくさ言ってる。
「アル中ウゼェ」
もういいよ・・・
そうこうしてるうちにタレント♂登場。
といっても人ごみの中からではほとんど見えない。
みんな一斉に携帯を掲げる。どうやらこっちの携帯にもカメラ機能が備わってるらしい。
もちろん俺たちも再び歓声を上げる「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
車が動き出し、そのまま車道へ・・・
そしてみんなぞろぞろと解散。
・・・・で、あのタレントって誰?
再びその道を歩き始める。
「あいつ韓国では有名なヤツなんだろうなぁ」とか言いながら歩く。
依然として市場っぽい景色は全く見えない。
・・・すると、少しずつにぎやかな雰囲気になってくる。
ガイドマップと周りの雰囲気を見比べる。
PIFF広場だ!!
今回、時間の余裕があったら行こうと思ってた場所だ。
映画館が沢山あって、屋台で軽食(B級グルメ)が沢山売ってる所。
まぁ着いてしまったものは仕方ない。
とりあえずここで楽しむか。さっそく広場内を探索することにした。
しかし、あんまり見るものがなかったので、すぐに脱出する。
で、結局チャガルチ市場って何処だ?
再び公安と書いた制服を身にまとった警官を発見!!
弟が英語で話しかける。
何となく相手も英語が分かるっぽく、2人で英語で話してる。
ま、俺に言わせれば2人ともカタコトもいいところ。
マジで通じてんのかよ!!と突っ込みたくなる。
それでも俺が喋るよりはいくらかマシなんだろうけど。
「で、この警官何て言ってんの?」
とりあえず弟に聞いてみる。
「あぁ、何かこの一本先か二本先の角を左に曲がって、その先のどこからか左に曲がったら着くらしいよ。」
やっぱ、分かってねーーーーし!!
「一本先から曲がるか二本先から曲がるかでも、えらい違いなんじゃねーの?」
「うーーん、ターンレフトと言ってたから左に曲がるのは確かなんだけど・・・」
こいつの英語に頼った俺が馬鹿だった・・・今更それに気づいた。
なんとなく一本目から曲がってみようということになった。
笑顔で「カムサハムニダ〜」と言ってその場を去る。
こう書いたらネタっぽくなるかもしれないけど、
マジでこんな時の俺たちはツイてると思う。
ばっちり到着した。・・・あれだけのヒントで。
早速市場の通りに入る。
豚の顔の皮が恨めしそうにこっちを見つめてる。
どうやって調理するんだろう・・・
改めて周りを見渡すと・・・すげぇ。
早速通行人を呼び止めて記念撮影をする。
若くて可愛い子が見つからなかったから、オバさんに頼んだ。
デカい建物がある。
ここが市場のメインのようだ。早速入ってみる。
すっげーーーー!!いけすが大量に並んでる。
色んな魚が泳いでる。
いけすの近くには必ず椅子とテーブルがあって、そこで食えるようになってる。
「とりあえず何食うよ?」
「とりあえず、あわびっしょ!」
満場一致で決定。早速あわびを探す。
目に付いた店で交渉を始める。
あわびの予算は1000円。
しかし、こいつらはなかなか値引かない。
2つ買うなら1個あたり1000円にするという店はいくつかあった。
こっちは腹いっぱいなんだ!!2つもいるか!!
何件も何件も周りやっと1個1000円で売ってくれる店を発見した。
なんか嬉しくて、ついヒラメまで買ってしまった。
結局同じことか・・・
椅子に座るとさばいたばかりの、あわびとヒラメが運ばれてくる。
同時に醤油とワサビと各種葉っぱとコチュジャン。
店員にジェスチャーで尋ねると、刺身も焼肉と同じように葉っぱに包んでコチュジャンにつけて食うらしい。
とりあえずは日本風の食い方(醤油とワサビ)で・・・・
まぁ慣れ親しんだ味。普通に上手い。
それにしてもこのワサビの色が気に食わない。
なんと言うか、自然界には存在し得ないんじゃないかという色。
絵の具の「緑」と同じような色。鮮明すぎる緑。
それでも味はワサビだから不思議だ。この物体は一体何なんだろう?
次に韓国風の食い方をしてみる。
葉っぱの中に刺身や他の野菜も入れる。
弟はその中にワサビも混ぜてた。
コチュジャンをつけて・・・パクッ!!
あ、これはこれで美味い。
でも隣で弟の悲鳴が聞こえる。
「からーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
「は?どこが?」
「このワサビかれぇよ!!」
早速俺はワサビだけを舐めてみる。・・・そんなに辛くない。
「お前そうとうへタレなんじゃ?」
「違うって、マジ辛かったって!!んーーー、どれが辛かったんだろう・・・」
「さっさと認めろよへタレ。」
そんな会話をしながら野菜とかも試しに1つずつ食べていく。
各種葉っぱの中に入ってた豆?というか黒胡椒の粒みたいなのがあって、
俺はそれを口に入れた。
「からーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
やっと原因が分かった。この粒が辛いんだ。
弟が隣で嬉しそうに言う。
「だろ?やっぱ辛いっしょ?」
この満足そうな顔がムカつく。
さっそく店員のオバちゃんを呼ぶ。
「What is a name of this?」
粒の名前を聞いてみようと思った。
するとオバちゃんが答える。
「&$#×○△%*♪Ω」
よく分からんけど、とりあえず発音を真似て復唱してみる。
「&$#×○△%*♪Ω?」
するとオバちゃんは不服そうに。
「NO!&$#×○△%*♪Ω」
いや、一緒だろw
でも再び真似てみる。
「&$#×○△%*♪Ω?」
「NO!!&$#×○△%*♪Ω」
こんなことを5回くらい繰り返す。
最後は不服そうにOKサイン出してくれた。
その不服そうなOKサインに対して俺も不服だ。
とりあえず韓国語の発音は難しいということが分かった。
当然のごとく誘惑に負け、瓶ビールを2本注文する。
そのビールを掲げて記念撮影。撮影者は店のオバさんだ。
ついでにコチュジャンが凄く美味かったから、特別にそれを譲ってもらった。
ビニール袋にコチュジャンを詰めて貰う。
ちょっと持ち歩くのが恥ずかしいけど仕方ない。
やがて魚も食い終わり、市場を後にする。
それから一度ホテルに戻りコチュジャンを置く。
さて、次は何処にいくべきか・・・
あ!!冬ソナに出てくるポラリスのネックレス買うの忘れてた!!
しかし、色んなところ周ったけどそんなもの見かけなかったぞ・・・
ホテルのカウンターで
「冬のソナタに出てくるポラリスのネックレスはありますか?」
という言葉を韓国語でメモ帳に書いて貰った。
とりあえずこれさえあればなんとかなるっしょ。
くーぱー乙っ!
俺も語るべき話をするかなぁw