6 :
名無しさんの初恋:
むかし むかし もっとずっとむかし
とても貧しい若者がいたんだ この町にね
それがある日 お金持ちの
一人娘を一目見たときに 恋したんだとさ
でも娘の気を引く何もない 若者は悲しんで
それじゃ魔法使いになれたならば 何でも出来ると思った
とても豪い修行をして やがて やっと魔法使いの弟子になれたってさ
弟子が教わる事といえば
ホウキで空を飛ぶことと夢を捕まえること
そこで早速 娘の家に 毎晩 自分が主役の夢ばかり せっせと届けた
いつの間にか娘は若者に 知らず知らず恋をした
それで魔法使いの仲人で めでたく駆け落ちしちゃった
つまり その 娘が優子りんだよ
だから 僕は今でもホウキくらい飛ばすのは簡単さ