【避暑地】 毒は純情恋愛のみで鬱 【最前線Part7】
俺は何も言わず、服を脱ぎ、加護姉のいる風呂場に入ってしまいました。
実際に真っ暗でほとんど何も見えませんでした。体を洗ってると、「背中流してあげるよ♪」
鏡越しに加護姉が見えてしまいました。さっきまでは何も見えなかったのに・・・目が慣れて・・・
もうだめでした。加護姉の正面向けません。俺の事情で。
俺の背中を流し終わると、加護姉は「んじゃ先上がるね♪」といって上がってしまいました。
湯船に何分入ってたかわかんないです。おさまるまで待ってたのは覚えてます。
風呂から上がると、既に加護姉はホテルのバスローブ(?)を着て寝てしまっていました。
正直、期待はしてました。
でもそんな簡単になるはずもない、とも思いました。
なんとか落ち着いた俺は、何も考えずにソファーで寝ました。
次の日朝起きると、「炉利君ごめんね〜炉利君がお風呂上がるの待ってる間に寝ちゃった・・・」
「いいよw飲んで眠かったんでしょw」と無難に返し、ホテルを出ました。
その日も夕方までは2人で観光し、前日と同じように待ち合わせし、帰路に着きました。
帰り際に言われた一言が「旅行みたいで楽しかったよ♪絶対また行こうね♪」
(もちろんです、絶対またいきます・・・)