【避暑地】 毒は純情恋愛のみで鬱 【最前線Part5】
仕事の話を聞くと、やはり初めての常駐ということもあり、かなりのストレスを感じているようだった。
「仮病さんと話してるとすごくホッとします」
この一言で、もうめちゃくちゃ浮かれまくり。
「そう言ってくれるとすごく嬉しいよ。でも、早く慣れなきゃね」
俺、先輩風吹かせすぎ。
嬉しさをアピールしたりはしなかったけど、見透かされてたのかどうか、
「そうですねー、けっこうかっこいい人もいるし」
「!”#$%&??」
自分でも驚くくらい狼狽してしまった。
「あはは。まだ覚えなきゃいけないことが多すぎて。そんなチェックしてる暇なんかないですよ」
で、メシ食って適度に飲んで、そのまま解散。
送るよ、と言ったけど、
「うちの近所明るいから大丈夫ですよ」
「でもこの前もその前も送ったし。俺も電車余裕あるから」
「仮病さんが一番危ないですよー。また襲われちゃうしw」
以前先走りすぎたことを本気で後悔。orz
結局そのまま別れ、家路についた。
家帰ったら、俺もけっこう疲れていて気づかなかったのか、メールが入っていた。
タイムスタンプは15分ほど前。
<<今日はつきあってくれてありがとうございました。久しぶりにリラックスできた気がします。
来週末はダメですけど、再来週は何もなければ予定通りプール行きましょうね!
楽しみにしてますから>>
電車の中で打ったのかな、とか思いつつ、
<<俺も楽しみにしてるよ。今日買った水着とかね(笑)>>
と返信したら、後半が余計だったのか、
<<スケベ(笑)>>
と一言だけ返信が来た。_| ̄|..........○
言い訳というか弁解をしようと思ったけど、今日はこれ以上深追いしても仕方ないかと
思い、再返信はしなかった。