出撃前、スレに書き込んでから、ふと礼を言っておきたくなってR太に電話しました。
「M香の事で色々悪かった。ありがとな。でな…俺、今日言うわ」と伝えました。
「え?あ、言うの? ありがとうって…俺、大した事してねーってw 頑張って俺の兄貴になってよw」って言われました。
それから少し馬鹿話をして、もう一度礼を言ってから電話を切りました。
なんか胸の奥がジワーっと暖かくなりました。R太と一緒に酒でも飲みたいです。
それからM香を迎えに行きました。家から出てきたM香は浴衣でした。( ゚д゚)・∵ゴブァッ
小走りに寄ってきて一言「どうよ?」と言われました。「おぉ…浴衣だ」とだけ言葉が出ました。
むくれながら「そんだけ?」と言うので、「似合うと思います」と言いました。言わされました。いや、本心ですけどね。
車に乗ってしばらく走って、何気にM香の方を見ると目をつぶっていました。
「あれ?寝た?」って声を掛けると目をつぶったまま「ん〜ん。寝てないよ。んとね、今○○の辺り?」って。
「いや、違う。まだ□□の辺り」と言うと「あ〜、ダメだw でも惜しかった!」って。
(何が?)と思って聞いてみたら、目をつぶって今走ってる場所を当てるゲーム(?)をしてたみたいです。
神輿が通るルートが交通規制で入れないので近くに車を止めて歩きました。
大通りに出るとものすごい人出。読んで字のごとく歩行者天国になってました。
人ごみを掻き分けるように歩く事になりそうでした。「遭難しそうだな」と言うと「あ、手ぇ繋ぐ?」とM香。
心臓が跳ねましたが「つ、繋ぐ? い、いいの?」と言いました。「うん、繋ごう」とM香。
初めて女の子と手を繋ぎました。柔らかかった…本当に軽く握らないと壊れそうな感じでした。