「ゆか」が好きな奴専用スレッド (片思い編)

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206名無しさんの初恋
今から書く話は、3日前のこと。
学級キャンプがあって、その夜に俺達は話し合う約束をしていた。。
花火、肝だめし、、、そして約束の時間になった。
裕花が、俺の名前を呼んだ。振り向くと、俺の事をじっと見ていた。
もう消灯の時間になっていて、「抜け出す」というカタチになっていた。
2階に上がり、人があまり来ないとこに座った。
俺は、半年以上も昔の事だったけど、やっと謝る事ができた。
急に静かになった。左を見ると、裕花は泣いていた。。
泣きながら、「イイよ。」と、言った。

207名無しさんの初恋:04/07/26 11:29 ID:SE49sQfH
どんなに抱きしめたかっただろう?どんなに「好きだ」と伝えたかっただろう?
本当はもう2度と放したくなかった。でも、その思いを必死に殺した。
抱きしめたところで、好きだと言ったところで、裕花は傷つくだけだ。
しばらく沈黙が流れて、行こう??と裕花が言った。
「肝だめしの片付けをしないと。」
校舎は肝だめしの時と違って、一切明かりが無かった。
自然と手が繋がれていた。うれしくて、つらかった。
いつまでも繋いでいたかった、、その手を俺はごまかして、放した。
俺が裕花の優しさに甘えると、また裕花を傷つけてしまう。
愛することが許されないなら、
俺は、「これからも傍に居て、裕花を守る」、、そう心に誓った。