★★★純情板休憩所55★★★

先月ちょっと遠方へ出張している最中に、妻からの電話が入った。昼間に
連絡してくるのは結構珍しいので、何の話かと思ったら、「帰ったらちょっと
話したいことがある」ときた。

こういう言い方をされると、先ず「一体何がﾊﾞﾚたのか」と、何の話かも全く
ﾜｶﾗﾝ段階で､いきなり「上手い言い訳を捻り出す」べく身構えたり。実際に
「疚しいことをしている（出来ている）訳ではない」分余計にｽﾄﾚｽが掛かる。

でまぁ、何の話だったのかと言えば、「会社の中で知らん人から突然声を
掛けられた」のだそうな。無論、人違いでも落し物を指摘されたのでもなく、
ｱﾚだ。「あの〜、前から見掛けてて気になってたんですけど…」系のｱﾚだ。

「口実を用意する・話し掛けても不自然でない場（一種の祭り気分が発生
する場）を利用する」訳でもなく、相手が「日常的な・ごく普通のﾃﾝｼｮﾝ」で
いるところ、しかも場所は職場だ。且つ、「明らかにﾃﾝﾊﾟった様子（談：数ｍ
離れて目撃していた妻の同僚）」とくりゃまぁ、笑いのﾈﾀにしかならない訳。

相談ｽﾚなどでは「とにかく声を掛けろ。でないと何も始まらん。」などという
意見をよく目にする訳だが､「何の準備も工夫もなく」それを実行する人が
いることにかなりの驚きを覚えたり、単に面白かったり。

しかしまぁ、「そういうことをする本人」は「ｷﾓい」が、「声を掛けられたこと
自体は当然嬉しい（とにかく物凄いﾆﾔﾆﾔ度だった）」のだそうで。見返りを
期待せず純粋に相手を喜ばせたい「だけ」の人にはお奨めか。

ということで、「背が高くて、色白で、眼鏡を掛けて」いる(多分)理系の彼に、
ﾈﾀ提供の感謝を述べたりしておく。

しっかし、物好きだな。

あんまり余裕かましてると、なにもか持ってかれるぞと
相手も必死だからな。

余裕も大切だが、あまり甘く見ないこと
必死でなければ伝わらない事もある。

>>182
まぁ今回は、相手が「自分のﾀｲﾌﾟ」だとか、「いきなりｱﾚなんで友達からとかいうのでは…」とか
言って来たところへ、妻の「私結婚してて子供もいるんですけど」の一言で、ｱｯｻﾘ「あ、ｽﾐﾏｾﾝ
でした」と引き下がってるそうだから、余裕とか何とか言う以前の出来事な訳で。

「恋愛をするに困難」なｼﾁｭｴｰｼｮﾝが現れた際に、それを敢えて打開しようとするのでなければ、
「必死で惚れてる」とは言わんだろう。

所詮相手の外見「だけ」を見て気に入ったような段階では、余程（つーか物凄く）ｱﾚな人でない
限り、「必死」なところまでは行き着かないんじゃないのかねぇ。

というお話。