いとこを好きになりました 6

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>502のつづき
従妹のそのセリフを聞いて俺は軽いパニック状態に陥ったんだと思います。必死に冷静さを
装ってみましたが、無理でした。「ウソ!マジで!?へぇ〜。ふぅ〜ん。」とりあえずこれを
言うのが精一杯でした。
少し落ち着いてから、彼氏との関係を聞き、おめでとう、お祝いしないとね、などの言葉を
しぼり出しました。電話を切った後の俺は自分でもビックリするくらいの放心状態で、
言いようのない感情に襲われると同時に、ああこれって失恋なんだなぁ、
俺本気で従妹のこと好きなんだなぁと感じました。
で、なぜかじっとしていられず、寒いのに外に出て、唯一このことを相談できる友人に
電話をかけ、普段長電話なんてしないのに50分くらいしゃべりました。
言い忘れましたが、実は友人に電話をかける前に従妹にメールしてました。
「実は俺隠してたことがある。それは今度気が向いたら話すよ。」と。
友人との電話が終わると従妹からメールが届きました。その中にはこうありました。
「もう隠さなくてもいいよ。知ってるよ、私は。○○ちゃん(←俺)の気持ち(たぶん)。」