まっ平らな地面から大きな光が顔を出す
周りを見回す 妻と子供たち
今夜も無事に過ごせた
家族を起こし 食事に向かう
遥か上から見下ろす大きな光
忌々しい光 食事が無くなる
子供達には やや厳しい
家族を促し 水浴びに向かう
まっ平らな地面に大きな光が消えていく
今日も一日生きた 食事も取れた
みんな無事だった これからが危険
家族に心配をかけない 俺が見張り
単調で何の変化もない日常
生きる事が目的 残すことが使命
妻がいて子供がいる それを守る事が
自分の存在意義 遥かな時が織り成す必然
当たり前の事
今見える地面は小さく 空は狭い
空気は臭く 身動きが取れない
見られる事が日常で 襲われる心配だけが無い
ただそれだけの事 そんな日常
思い出すのは 私の失った必然 存在意義
そして 顔を出す光 見下ろす光
消えていく光の色
397 :
名無しさんの初恋:03/05/19 00:53 ID:wEl3MqTJ
すんごく夕焼けが綺麗だった時
真っ先に貴方に伝えたくなりました
人類滅亡の単語を思い出すとき
真っ先に貴方の事を考えてしまいます
正夢とか予知夢とかって
あんまり信じたこと無かったけど
夢の中の貴方の手と
この前本当につないだ手は同じ温もりをしていました
貴方の事すんごく好きだけど
こればかりは真っ先に伝えられそうにありません
398 :
水泡:03/05/19 03:41 ID:/IrUCeeX
夕焼けに染まる君
紅く紅く染まってゆく
僕のココロもそまってゆく
君の色に染まってゆく
愛しすぎた故に周りが見えなかった
君のことも見えなくなっていた
一緒にいられればいい
そんなことを言って君の不安さえ気づかずに
戻れるなら君に何をしてあげられただろう
後悔だけが僕に残った
君が僕を忘れても
僕は君を忘れられないだろう
この夕焼けを見るたびに
君との全てが浮かんでくるから
二度と戻れない夕焼けが
今も僕を縛り続ける
この前と違い少しばかり長くしてみました
あかいあかいせかいのなか
ふたりであるいています
はじめてつないで
あせばんだてが
はずかしくて
でもふりほどけないじぶんが
はずかしくて
よこをみると
あなたのほほがあかいのも
たぶん
わたしのほほがあかいのも
せかいがあかいせいじゃなく
ちかづいてくるあなたのかお
わたしはわざとやみにおちる
あなたとわたし
さいごの「はじめて」を
ずっとずっとわすれないように
400 :
名無しさんの初恋:03/05/19 20:29 ID:xF9Emvao
401 :
名無しさんの初恋:03/05/19 20:30 ID:04ZCvBqD
402 :
オレ:03/05/19 20:50 ID:ZoxqeHcV
>396
主人公は象かな。光を忌々しいモノととらえる当たりがなかなかです。
たしかに、サバンナとかじゃ光は忌々しいよね。
夜が危険とか、想像力が豊か。
いまいるのは動物園なんだろうね。たしかに動物園の空気って臭いよね。
デートに動物園は絶対禁物だぜ。覚えておけ、。
非常にリアルだと思います。
たしかに「二度と戻れない夕焼け」だね!94点
>397
最終連が切なくてオレは好きかな。「すんごく」というのもいいね。
夢で好きな子とお風呂入ったんだけどさ〜。水蒸気で大事な所が見えないんだよな。
残念だったぜ(笑)
良くバランスのとれた詩だと思うよ。この調子で行こう。90点。
>398
この前は>383だね。
「この夕焼けを見るたびに 君との全てが浮かんでくるから」
というフレーズが秀逸。オレならそのあとは
「頼むよ天国の偉い人 一度だけ時間を止めて欲しい」とつなげるかな。
基本的に同じ単語を使いすぎるから、あまり感動にメリハリがない。
「僕」「君」「染まる」「忘れる」「見えない」とか。
例えば、染まるをにじむに変えるだけで結構違うし。
が、お題通り「二度と戻れない夕焼け」というフレーズを入れているのはいいね。
80点。
403 :
水泡:03/05/19 23:17 ID:UesgsVrV
オレさん いいコメントありがとう 第三者の意見はためになる
404 :
名無しさんの初恋:03/05/19 23:19 ID:bMhSKHlh
404
405 :
名無しさんの初恋:03/05/19 23:34 ID:a6OB3Ag8
嬉しいこと 君に伝えたくなった
悲しいこと 君に会いたくなった
いつだっていつだって 君は僕の指針
「僕が君に近づけますように…」
ムカつくこと 君を抱きしめたくなった
笑えたこと 君にどう伝えようかって
いつだっていつだって 君は僕の胸の中
「僕が君と同じでありますように…」
ねぇ、いつだって 僕は君の部分
わかってる?いつだって 僕は君で生きてる
あぁこの瞬間も 君は僕の全て
自分勝手に 僕の全てを支配する
あぁ、君の笑顔に明日会えますように
君の笑い声を明日も聞けますように
406 :
大地 ◆g9giGhbGsg :03/05/19 23:45 ID:bNlp4pd9
あなたが残してくれたのはあまいあまい匂いだけ
街で同じ匂いを見付けると私はあなたを探してしまう
いつになったらあなたの匂いを忘れる事が出来るのですか?
407 :
ばかな:03/05/20 00:37 ID:r+xjbVea
2人でいるのに1人のような気がして
僕の恋は行き当たりをなくして
貴方と死にたい。殺したい。
殺して内臓までも僕のものに
ねぇ心臓を取り替えようよ。
レントゲン撮ったら僕が写ってあげるよ
ぁぁ^いとしの愛しの葉ニーは二ー
レインボウ〜
408 :
名無しさんの初恋:03/05/20 01:20 ID:xmG4v2qc
公園の片隅にあるレストランは今日はお休み
閉じられたドア
薄暗い窓ガラス
空模様と同じ
一人もお客様はやって来ないのに
花盛りの一本の薔薇の木が
薄いべージュピンクの大きな花を
ぼんぼりの様にぶら下げて
誰もいないアプローチに一人佇む
官能的なその姿に思わず情熱的に近づいて
僕は咲き誇る花に接吻してしまった
その甘い奇跡の香りがこの身に満ちて
足元をふらつかせた僕に
容赦なく刺
深く深く刺さって
立ち去った後も
公園を抜けて歩く街角でも
僕は甘い香りに包まれて
僕に刺さった小さな刺が
心臓が鼓動する度酷く痛んで
酒は一滴も飲んでないのに
目が霞んで乾いた舌がひりついて
毒は全身にまわったようです
僕はどうやら触れてはいけないモノに触れたようです
薔薇の花の季節の間
僕は公園に通い続けるでしょう
薔薇の花が終っても
僕は来年の花を夢見て
やはり通い、見守り続けるでしょう
この毒が身体から吐き出されるまで
409 :
名無しさんの初恋:03/05/20 01:28 ID:r+xjbVea
毒を飲み薔薇を紅く染めて貴方の血で俺は手首を切って泣いている。
あの日から時は止まり沈み行く空を涙を流して見つめていた。
貴方が流した涙は心を突き刺す凶器になり。。。
俺は今も動けずにいる
410 :
名無しさんの初恋:03/05/20 21:30 ID:o1CjSMtX
信じることを やめないように
愛はあるのかな
四角いかたちを まぁるくして
わたしは 愛をみつけよう
花は散ることを知ってて 咲くのかな
きっと太陽に 恋してるんだろう
信じるってことは 強さだね
411 :
名無しさんの初恋:03/05/20 22:27 ID:/xZ72ebB
あの日、君は私のドアを突然ノックしてくれた
外がよっぽど寒かったのか
それとも私のドアの向こうが暖かそうだと思ってくれたのか
なのに、耳を塞いだりして御免ね
もう一度ノックしてよ、とは言わないから
今度が私がノックしても良いかなぁ?
412 :
オレ:03/05/20 23:27 ID:W6pu/5zi
>399
またずるい系か(笑)
これもあかんわ…泣けてきた。
「さいごの『はじめて』」が何を意味するか、野暮なので、ここには書かない。
「わたしはわざとやみにおちる」ってフレーズもいいな。
いいフレーズばっかりだ。120点だな!!
切なくなってしまいました。
>400
金にまみれた詩だな。
>403
どういたしまして。またよろしく!
>405
気持ちをそのまま出すのではなくて、情景描写や比喩によって訴えかけられると、
もっとすばらしい。
音のリズムは悪くないと思うよ。
>406
臭いや声は視覚より記憶に深く残るらしいからね。
懐かしい声とか、懐かしい臭いとかあるもんね。
小さい頃耳にした音楽、最近聞くと、懐かしくて泣いちゃうこととかあるもんな。
臭いにまつわるエトセトラを書いてくれ。
>407
オレの書いた詩に同じようなモチーフがあったような気がする。
参考にしてみてくれ。
倒錯した感じがでていて良いと思うよ。
413 :
オレ:03/05/20 23:43 ID:W6pu/5zi
>408
なかなか洒落た詩だね。
少女漫画のような、映像で読んでしまったよ。
語彙が豊富だと思う。ディテールが細かくて映像的。
力があるね。
90点。
>409
自分の書きたいことの一部しか書いていないような気がするな。
自分の書きたいことを整理して書き出すといいよ。
>410
詩というより、フレーズの固まりと言った感じだ。
つまり、個々のフレーズはすばらしい。
「きっと太陽に 恋してるんだろう」ってけっこうオレはスキだけど、
詩に一本通る骨格みたいなモノがないね。
思いつくままにつづった感じだ。
書きたいことを整理してみよう。
>411
好き避けの詩?
女の子ってさぁ、こっちが行くと、逃げちゃうんだよな〜〜。
勘弁してくれよ。ぜひ、あなたがノックして下さい、と言いたくなってしまった。
80点
414 :
オレ:03/05/21 00:04 ID:pK/ygvzH
オレの詩〜二度と戻れない夕焼け〜
太陽が落ちていく速度と同じ早さで
私は恋に落ちた
地平線とお日様のキッスと私たちのキッス
どっちが甘いか比べっこしようか?
きっとチョコレートと同じ…甘いけど、すこし苦いの
別れたときも同じ夕焼け
なんでそんなに優しくするの?
答えは簡単 誰にでも優しいのね
貴方と私はもう二度と戻れない夕焼け
最後の幕が下りるね 私の恋にも 夕焼けにも
10年たって もしまた会ったら教えて下さい
夕焼けがあんなに綺麗な理由を
空気の所為?
貴方の所為?
それとも
私の気の所為?
415 :
水泡:03/05/21 00:08 ID:HyKXpPX8
夏前に終わった恋
けど僕はいまだに覚えている
あんなに君が好きだったから
未練がましく思うかもしれない
忘れられたらどんなに楽だろう
残るのは後悔だけ
時が経ちまた逢えた時
僕は笑えるだろうか
いまだに思い出すのは
きっと笑えないからだろうね
今も想い続ける
僕を何と言うのだろう
笑えなくてもいいから
また逢いたいよ
416 :
名無しさんの初恋:03/05/21 00:13 ID:fJOgz6VQ
オレ様 あなたの洞察力はスバラシイ!
今日の詩
何も 決めない こころを固めぬ
ギア 入れない ニュートラルの惰性
雨は 止まない 晴れた日はいつか来るものだが
猫は 戻らない いつか何食わぬ顔でミルク飲んでるものだけど
音楽 変らない 出だしの期待感いつも同じ高鳴り
今手にしたものを全て受け入れたまま
最悪よりは最低の結末が
やって来るとしても
全てを在りのまま受け止める覚悟を決めるため
417 :
名無しさんの初恋:03/05/21 03:54 ID:qgVFaqxH
このスレって想いを綴るんじゃないの?
いつのまにか詩のレッスン教室になってしまってるけど・・
418 :
名無しさんの初恋:03/05/21 04:01 ID:RtS6rpiG
大好きなアーティストの歌よりも
ききたいのはあなたの声
つまらないニュースよりも
聞きたいのはあなたの話
友達の冗談よりも
笑いたいのはあなたの冗談
あなたの声がききたくて
ききたくて・・・
ただあなたの声をきくだけで
幸せになれる気がする。
>417 このスレは「詩で」想いを綴るスレです
各人いろんな表現があるでしょうね。
あなたは私よりもほんの少しだけ青い空に近い。
私はどちらかと言えば地面のほうに近い。二人の身長差。
笑顔も声もキスも空から降ってくる。
まるでお日様のようなあなた。それなら私は路傍の花。
私は地面で生きている。
お日様のひかりは真っ直ぐに私に降り注ぐ。そうして私を育ませる。
例えば風に吹かれて、違う空のもとに咲かねばならないとしても
見上げれば笑うお日様が在る。私を育ませる。おんなじひかりの優しさで。
手を延ばしても届かない距離ではない。
声を振り絞っても届かない距離ではない。
私は地面で生きている。地平線のない空を隣に、花を咲かせる。
421 :
(-_-)だ ◆LZJVXCrHw. :03/05/21 20:49 ID:TH3ian2i
膨らまし続けてたよ
胸いっぱいの想い
出せなかった溜息
見続けていた夢
吐き出せなかった言葉
全部全部全部全部
幾度と無く
無機質な世界も
眠れぬ孤独も
太陽と星を繰り返し
届かせちゃいけない想い
知られちゃいけない想い
仮面を着け
心は檻の中へ
いろんな色を吹き込んだから
膨らみきった黒い風船
あと一息で
・・・そうあと一息で
私はそっと口をつけ
力の限り吸い込んだ
想い・溜息・夢・言葉
「さよなら」だけを残して
・・・ほんとは白かったんだ
422 :
名無しの純愛:03/05/21 21:13 ID:1dVvIpdT
そのままずっと動かないでいて。 私の全てになって欲しいの。
いつも私だけを見ていて欲しい。 そうやって私はいつも私自信に溺れて、
感化されて。 君がどう思ってる、とか、全然そんなのお構いなしで。
だってね、もうすぐ3年生になっちゃって、最後の青春向かえて、泣いて、
汚れて・・・。 そうなる前にどうにか君に伝えなくちゃ。
私が全て。君が全て。
もう独りでは笑えないから。
423 :
名無しの純愛:03/05/21 21:15 ID:1dVvIpdT
↑自信≠カゃなくて自身≠フ間違いでふ・・・。
424 :
名無しさんの初恋:03/05/21 22:17 ID:vNbTewtj
春も頑張れる
君が夢の中から手を引っ張ってくれたら
夏も頑張れる
君が気にしてる159センチの背丈でも、150センチの私に日陰を作ってくれるから
秋も頑張れる
高すぎる悲しい空に楽しい雲があることを教えてくれたから
冬も頑張れる
寒くないわ、君の手が温かいから
ねぇ、君は一人じゃないのに
居なくなるなんて言わないで
意味が無いなんて言わないで
私にはこんなに君が必要なのに
425 :
オレ:03/05/22 00:50 ID:YO89o7lN
>415
オレもそう思うことがあるね。スキスキパワー良い感じ!って感じ。
こういう詩を読んだときってさ、読み手は、この彼女さんはどういう人なんだろう?って
思うと思うんだよな。
だから、彼女の描写も入れてやれよ。彼女が可哀相だ。
ポニーテールでも、優しい声でもちょっと意地悪なとこでもなんでもいいさ。
80点。
>416
照れるよ(笑)
なかなか面白いフレーズだと思う。ゴロもいいし、ついつい口に出したくなるね。
技術力が高い。
80点。
>417
そうだよ。だから君も詩を書け。
オレの採点がいやなら、脳内あぼーんしとけばいいからさ。
>418
「つまらないニュースよりも 聞きたいのはあなたの話」
よく考えてみろよ。ぜんぜん「あなたの話」を褒めてないことに気づくかな?
「吉野家の牛丼より 食べたいのは貴方の手料理」
で考えてみると分かりやすいかと思う。
技術的には特筆すべき所はないんだけど、一途な雰囲気が伝わってきて素敵。
426 :
オレ:03/05/22 01:12 ID:YO89o7lN
>420
第一連が良いね!
詩的な現象が次の行で物理的現象に還元されるダイナミズムが凄かった。
「そうして私を育ませる」より「育む」としたほうが、貴方のおかげですよ、と言う感じがでて、いいかもしれない。
イメージや発想もなかなか面白い。
ただ、詩にはあまり、句読点を付けない方が良いと思う。
句読点がない方が、詩らしいという理由だけなんだけど。
90点。
>421
マイナスイメージの黒が白に反転するどんでん返し、
ちゃんとひとつひとつの言葉を計算して配置しているところ、良いね。
例えば最初の「膨らまし続けてたよ」は後の風船の伏線だろう。
個々に黒い風船があるのも、後の「ほんとは白かったんだ」のための伏線。
良いと思います。95点。
>422
3年生は高校かな。
気持ちが非常にこもった詩だと思う。
ただ、気持ち先行で、詩に背景がないね。奥深さというか。
私や貴方がどんな出会いをして、今どんな状況なのか、わからない。
これらのことをほんの一言からイメージさせる鋭さをもつともっと良いと思う。
>424
159センチってちょっと低いよな…す、すまん。
縁語を用いてるのが楽しい。
春→夢 夏→日陰 秋→高い空 冬→寒い
いいテクニックだな。完結が若干甘いか。
80点。
427 :
名無しさんの初恋:03/05/22 12:04 ID:zCsQo8+y
そらをみあげます
くもよりもたかく
たいようよりもたかく
すみきった
ふかいそら
どこまでも
どこまでも
たかく
たかく
のぼっていけそうな
そんなそらです
それなのに
このすれはこんなにさがって
どこまでも
どこまでも
ふかく
ふかく
しずんでいきそうなので
あげておきます
親兄弟・・・特殊な物
他人であって他人ではない
綿々と連なる血の歴史の
語り部の系譜
ずっと独りだった
私の歴史を紡ぐのは
単色の糸でしかなく
そこに不自然さは存在しない
突然私の歴史に絡まる糸
それは暗く深く
それでも澄みきった赤
もつれて絡まる2本の糸
織り成す生地は
その奔放さとは裏腹に
情熱と後悔を模様に
静かに織り上がってゆく
二人で紡いだ布
この二人でしか紡げなかった布
二色だった布は
その年月を見守りながら
やがて織姫の手が止まる
織り成された布
イコンとなって
続く歴史を彩る
429 :
オレ:03/05/23 16:50 ID:Uhm8QZ59
>427
純愛ポエムか?(笑)
あげてくれてサンキュー
>428
恋愛っていうのは二人で作り上げていく部分が大きいよね。
そんなところを、布に比喩して、表現している。
織り上げられたイコンはまた次の世代に続くんだろうな。
硬い文章だけど、この方が厳粛な雰囲気がでていて、ベストチョイスだと思う。
90点。
430 :
名無しさんの初恋:03/05/23 17:38 ID:Bq+rsTzx
私は多分、言葉が多すぎる。 私は多分、考えすぎている。
これから先、今の私が死んで、また違う私が生まれて、きっとそうやって
変わってく。 君を想って泣いて、君を想ってまた生きて。
さながらそれは無駄なことなんだろうけど私はこれを続けていくと思うの。
だって、君に声をかける勇気も、君を知る勇気も出ない私が
そうやって君の後ろ姿を見てうつむいて歩いていくのはとても健全なことでしょう?
好きでいることが天国で、私はとっても卑怯な奴だよね。
でも、自分でも嫌なくらいこれが私なんだから笑っちゃうよね。
けどね、君と出会えたから私変わるかも知れないよ。
今はそれだけ好きってこと。
毎日がね、一瞬すぎて追いつけない。
君はいつも数歩先を歩いてるから・・・・。
完璧に熟したアボガド選べた
つるりと指で皮剥くこと出来た
種がポコっと取れた
料理の手際もついでに完璧で
後はあの人が起きるの待つだけ
音楽聴きながら待ってるけど
なかなか起きて来ないね、あの人
猫と一緒にグースカ寝ちゃって
憎らしいよ
かわいいよ
でも、料理冷めちゃうよ?
完璧から一歩後退してるかも
お腹空いたのでバナナ食べちゃった
一緒に食べる時困るよ
ああ、早く起きてくれないかなあ
グッスリなんだよね、あの人
起こせないよ
かわいそうだよ
一緒に寝ちゃおうかな?
猫のふりして
433 :
オレ:03/05/25 19:56 ID:5nLQ1e16
>430
「さながら」の用法がおかしい。辞書を引こう。
「健全」もおかしくないか?「普通」「当然」とかならわかるけど。
そのあとで、「卑怯な奴」と自分のことをいっているから。
イメージとかメンタルの面で充実しているけど、技術的に荒削りだね。
もっと練習しよう。
>431
「一瞬過ぎて」というフレーズはスキ。
ちょっと短いから採点できない。
>432
実にリアルだと思う。実話かな。
アボガドというのがまたいいですな。タネの取り方とかね。
甘い詞だな。最後の二行なんてもうドキドキしちゃうよ。
75点かな。
年上も年下も
生きる長さも短さも
何もかも包み込んで
恋愛するんだろう
ある白線飛び越えたって
手の届く範囲あんま変わらねえ
こんな人生が楽しくて
自分の決めた限界ハードル
跳んで見たってあんま変わらねえ
こんな生活が楽しくて
年上も年下も
生きる長さも短さも
何もかも包み込んで
恋愛するんだろう
楽しさも悲しさも
向きも不向きも君らしさも
何もかも愛に染めて
恋愛するんだろう
435 :
チビ:03/05/25 20:34 ID:E9+2Kspv
前にも2chに書いた詩だけど、俺サマに評価してもらいたくて書いてみました。
コレ書いたのは去年の夏の終わりなんで、季節感が全くないんですが、
そのへんは無視してください。。。
私はあなたを忘れます。
二人で過ごした日々を想い出として、あなたを忘れます。
手の温かさ、泪の温かさ、愛という温かさを。
季節は秋となり冬に近づいています。
あなたという温かさを防寒着として身にまとい、
私は他の暖かい場所を探します。
他の安らぎを探しに私は蝶となり、
甘い蜜を吸い、甘い愛を手に入れたいのです。
あなたは美しい虹になり、私を見守って下さい。
蝶は高くは飛べない。
高い高い空にある虹を見上げながら
手に届く花に到着するでしょう。
そして、その花に抱かれれば私は幸せです。
例え虹に届かなくても。
436 :
名無しさんの初恋:03/05/25 20:40 ID:sAvzrTSU
私の持続的な感情はシャボン玉みたいにすぐ壊れちゃうね。
どうしようもなくて頭抱えて座り込んではみるけど、私は流れていなくちゃどうも駄目みたい。
誰の道理も受けないで私以外を拒絶してきたけど、それなりに心には響いているのよ。
ただ、君の声と君の動く気配が私をすり抜けていく寂しさに比べればなんてことはないのだけれど。
ただ君がね、振り向いて、そして笑ってくれて、たったそれだけで満足できたの。
純然なものなんて何一つ感じられないこの場所で、
息だってままならないこの場所で、君の偽りの笑顔にすら縋ってしまう私は弱い生き物ですか。
いつだって埋められない淋しさを換金して、また何にもないような笑顔取り繕って歩いていくんだね。
センチメンタルな心までは誰も消せないみたいだけど。
だから嘘でも、自己満足でもいいからせめて私の前では泣いて欲しいの。
私に縋って、私の気持ちなんか殺してくれてもいいの。
君がそこに生きてくれているだけで私はまた歩いていけるから。
437 :
らい:03/05/25 20:46 ID:bbo61pC1
暇な時間(とき)はキライです。
あなたを想い出してしまうから。
ちょっとしたこころの間に入って
すべてを支配していきます。
ほら、また。
恋をするとポエマーになってしまいますね。
ああああ〜。はずかし〜。
438 :
愚:03/05/25 21:23 ID:etQsElCV
好きなのか? ・・・で、何をどうしたい?
深い関係はいやなんだろう? 互いに傷つけ合うことになるから。
傷つけたくない。 ステキな詭弁だな。
おまえ自身が傷つきたくないだけだろう?
さすがだよ。逃げる事に関してはお前は一流だ。
でもな、
それじゃ、いつになっても答えは出ないぞ。
439 :
名無しさんの初恋:03/05/25 21:27 ID:E9+2Kspv
age
初恋をして
僕は少し変わった
興味のあったこと
多くの時間を占めていたもの
ひとりあそびの携帯電話は捨てた
表紙の賑やかな本は買わなくなった
テレビは埃まみれ
夜はいつも
部屋の明かりを消して
あなたを考える
悲しくないのに涙がこぼれる
そして
海を描いた絵本が棚に並んだ
空の色の違いに気付いた
儚いものが好きになった
ふと耳にするピアノの音
夕暮れの少しだけ冷たい風
みんなあなたと重ねてしまう
静かな夜
一人でいると胸が潰れそう
だから
少しだけ勇気を出して
初めての恋文を書く
主語の無い未完成の
大切な一文
441 :
チビ:03/05/26 20:19 ID:sKbyfsZT
煙草を吸っている、あなたの横顔はとても素敵
遠くから見かけたとき、いつも一緒にいる煙草とあなたとあなたの彼女
私がどんなにあなたの事を好きでもあなたの笑顔はあのヒトのもの
あなたを忘れる事を決意し、最後にあなたと同じ煙草を吸った
泪があふれて止まらなかった
友達がふしぎそうにみてきたけど
「煙が目にしみて・・・」とごまかした
私は吸いかけの煙草を道に押しつけて捨てた
「これでいいんだ」と思ったけど
煙草の煙と私の泪は止まらなかった
442 :
名無しさんの初恋:03/05/26 23:36 ID:pDOV24B6
二人つなぐ手の中に
僕らの幸せが詰まってる
こぼれないように
消えないように
このままぎゅっと
隙間無く握っている手の中に
僕と君だけの
広い世界が
あるような気がするんだ
443 :
オレ:03/05/26 23:45 ID:fhTed9OD
>434
青くて、若々しくて、力強くて、素朴な感じがする。
この詩は表現が漠然としているので、
詩の切れ味が甘くなっているけど、素朴な感じもまた、得られているから、
それが、長所であり、短所であるね。
80点
>435
イメージ豊かで、幻想的な詩だと思いました。比喩がいいよね。
「蝶」とか「防寒着」「虹」といったとこだね。
ただ、言葉の選び方が甘い。
詩は、1フレーズで相手の心に突き刺さらねばならない。
「秋となり冬に近づいています」これは
「冬に近づいています」で分かるよね。
「1時間目がおわり、二時間目が始まった」って書く小説みたい。
「温かさ」ってのも多いかな。「ぬくもり」とか「ぬくみ」とかいろいろ別の表現を探ってみよう。
85点
>436
日本語が怪しい所がある。
「道理」というのを辞書的な意味でとると、意味が通じなくなる。
「導き」「教え」「アドバイス」という意味で使ってるかな。
「換金」ダイレクトにお金に替わることなので、寂しさはお金に替わってしまう。
変化とか変換とかかな。むしろ、かくして、とか見せずに、とかの方が近いと思うけど。
「君の偽りの笑顔にすら縋ってしまう私は弱い生き物ですか」
というフレーズはいいね。
444 :
森永コーラちゃん ◆BdlvCd9OjY :03/05/26 23:45 ID:3J9xvFYw
444
445 :
オレ:
>437
上の5行が詩だよね?
「ほら、また」がいいね。アクティブでリアルタイムな感じがして、上手い。70点かな。
>恋をするとポエマーになってしまいますね
禿同。ガラにもなくね…(笑)
詩は役に立たないとか思われがちだが、実はここ一番ではもっとも有利だったりする。
経験者は語る(笑)
>438
続きがありそうな詩だと思った。続きキボンヌ。
「ステキな詭弁だな」というフレーズはいいね。
>440
いいね!「表紙のにぎやかな」とか「ほこりまみれ」とか、ダイレクトに表現しないところが奥深くていい。
埃まみれはあまり綺麗な表現じゃないけど…、それはそれとして。
なんかねぇ。初恋の気持ちを実に的確に表現している。
最後の4行もすばらしい。たぶん、このラブレター出せないんだろうな。未完だしな。
主語なんてかけないよな、恥ずかしいもんな。
とりあえず、ツッコミどころはない。100点。
>441
2回目だね。
たぶん、主人公、「あなた」の煙草の吸い方のかっこよさにほれたんだろうね。
だから、自分も煙草すってるんだろうね。
私は泣いてるのに、どうして煙草の煙が止まらないのが分かるんだろう?と思ったけど、
それはそれとして、最後の1行はいいですね。85点。
>442
ちょっとストレートすぎるかな?
そのまま、ってかんじ。深みに欠ける。
もっと感動させてくれよ。