東大恋愛専科 女子東大生の恋愛事情part2

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185名無しさんの初恋
いや、こんな感じ。

* * *

> 僕「あのネックレス、返してほしいんだけどな…。」
> パ「え〜〜!あれ、くれたんじゃないの〜?」
> 僕「やっぱ考えが変わって…」
> パ「…私、あれ質屋に入れちゃったんだ〜…」
> 僕「(かなり動揺しながら)じゃ、じゃあ、僕が質屋に弁済するよ」
> パ「知らないの〜?民法474条2項で、利害関係のない第三者は債務者の意思に
>   反して弁済をすることはできないんだよ〜」
> 僕「僕って、『利害関係人』じゃないの??」
> パ「…ビミョ〜だな〜…。」
> 僕「…。
>   ま、まあいいや。じゃあ、僕には弁済してほしくないわけね」
> パ「別にいいよ〜。求償権を放棄してくれるならね〜」
> 僕「…。
>   じゃあ、僕は払い損??」
> パ「499条2項で、対抗要件を備えれば代位ができることになってるから、それに
>   よってネックレスを回収すればいいんじゃな〜い??」
> 僕「へ〜そんなことができるんだ。森元さんは民法をよく勉強してるんだね。
>   すごいな〜」
> パ「一応弁護士を目指してるんで。全然勉強してないけど。」
> 僕「…い、いっそのこと、『僕がそのネックレスの所有者だ!!』って、質屋に直

>   訴えていこうかな〜。確か森田先生は、留置的効力は債務者が債権を自発的
>   に履行するものであるところ、被担保債権の相手方と引渡しの相手方が違う
>   場合にはそうした効果が期待できないから、質屋は引渡し請求に応じなければ
>   いけないって言ってたような…。」
> パ「…でもそれって、留置権の話でしょ〜?
>   仮に所有者だって証明できても〜、質権の場合には352条で質物を占有して
>   れば第三者に対抗できるから〜、ダメなんじゃない〜?」
> 僕「え、えーっ!!そうなんだ…。
>   ホントに詳しいね…。また僕に民法のノート貸してよ。」
> パ「…私、人にはノートを貸さないことにしたんだ〜…。」
> 僕「なんで〜??この間は快く貸してくれたのに…。」
> パ「なんでも。私のポリシーなの。」