いとこが好きになりました2

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家は父方の本家に当たり、正月・お盆はオジ・オバ・イトコが集まる。

そこでの話題の1つ、従姉妹組提案の「イトコ内、付き合うなら誰?」 (都合により実兄弟姉妹も対象)
上は27歳から下は15歳、男6、女6の構成
イトコ全員が揃わず構成比が6対6だから実現した企画
カップル成立したら、社会人組スポンサーの強制デート、が追加された。
身内の贔屓目で見ても、極度のデブ・ブサイクはいない。
所詮はお遊び、誰と誰が組んでも不満を言わない事で皆受け入れた。

24歳の従姉はやる気満々、17歳の従弟に露骨にウインクする始末。
年少組は人の金で遊べると虎視眈々。
スポンサー組はどうせ出すなら自分でも使いたいから必死だった。
暗黙のルールにより言葉を発してはいけなかった。
12人12様の思惑がそこにはあったと思う。

結局2組のカップルが成立
1組は前述の26歳の従姉&17歳の従弟  
「逆らえるはずない・・・」、従弟はその一言。 涙目だった。
従姉も調子に乗って胸を押し付けるから始末が悪い。
従弟は顔を赤くしながら困惑するばかりだった。
4282 of 4:02/08/18 04:06 ID:q6u4b/8O
もう1組は俺と1つ下の従妹
俺は今年東京の大学を卒業して地元に就職した。
1つ下の従妹は俺の翌年に東京の短大に進学し、1年前に地元に戻って就職した。
東京での唯一の親族で、かつ比較的近所にいたため、よく会っていた。
食事に行ったり、遊びに行ったり、買い物に行ったり、泊めたり泊まったりもした。 
俺は別の従妹にしようとしていたが、アイコンタクトによりその従妹にした。
他のイトコからあやしいと疑われたが、従姉の件もあり不問になった。

そして日付が変わるまでに帰るという擬似デートが始まった。
従姉従弟組は従弟が高校生ということもあり21時までになった。
まず俺も従妹も現在彼氏彼女がいる事を確認した。
が、東京時代がそうであったように、気にすることなく手をつなぐ。
久しぶりの感触だった。 一緒に風呂に入り、同じベッドで寝た頃を思い出した。
従妹の強い意思により挿入は禁止だったが、それ以外は受け入れてくれた。
俺もそれで納得し、また不満はなかった。 親にも内緒の2人だけの秘密だ。

時間と予算の関係もあり、映画を見てぶらついて食事をして帰ることにした。
時折入れる定時報告が面倒だったが楽しい時間だった。 
手をつないで歩いて、食事の時に調子に乗ってお口にあ〜んをする程度。
ホテルでどうこうという話ではなかった。 エッチはしないものと割り切っていた。
4293 of 4:02/08/18 04:06 ID:q6u4b/8O

が、食後車に戻ると従妹の様子が変わる。
乗り込むと同時に押し倒すようにキスをしてきた。
俺と最後までしなかったことが心残りである事と伝えてきた。
従妹が東京を去る時も同じ事を言われた。
その時は拒んだ。 もし今回も迫られても拒むつもりでいた。
時刻は21時前。 すでに20時前に従姉従弟組は帰宅しているとの報告は受けていた。
従姉曰く、ジェネレーションギャップが大きすぎたらしい。

食事を終えて帰るつもりである事をすでに報告していた。
帰ろう、と切り出したが従妹は首を縦に振らない。
無言の時間が続く。
どうすればいい? ホテルに行きたい それはできない 1度だけでいいから ・・・ ・・・
結局俺が折れた。 ホテルに入って23時まで粘って時間切れにすればいいと答えを出したから。

ホテルに入り、従妹が先に手短にシャワーを済ませる。 ついで俺がシャワーを浴びる、ばれない程度に時間をかける。
が、俺の考えは従妹にはお見通しだったらしく、シャワーを終えると指摘された。
それからはもう全てを疑いの目で見てきた。
口論が続いた。
いくじなし いまさらできるわけない ここまできてなにを・・・ すまないとは思う・・・ ・・・ ・・・
沈黙の後従妹に押し倒された。 もう抵抗はしなかった。 謝りながら、泣きながら求めてくるから。
ただ、俺からは動かなかった。 自分は悪くないと逃げ道を作るために。
従妹は多くを言わなかった。 それでもいい、小さくつぶやいた。
何をやってるんだ、自責の念に駆られる。
4304 of 4:02/08/18 04:07 ID:q6u4b/8O
口で1回抜かれた後、ゴムを付けられ、初めての感覚に襲われる。
俺の腹の上で従妹がゆっくり身体を沈めてきた。
自分のペースで動く。 すこしじれったい。
思いが適ったことを小さくつぶやく。 そしてまた小さく謝る。
こんな快感を無下に断ってきた事を後悔しつつ、無表情を装う。
しばらくして射精感がこみ上げてきて、その旨を伝える。
ゴムつけてるから、そのままで そう言ってきた。 自分もイクためにペースを上げる。
が、ゴムをつけても外出しを常々実行してきたので、そういうわけにはいかない。 この時はじめて自分から動いた。
突き飛ばすように従妹を押しのけ射精する。 そして従妹に覆いかぶさった。
優しく俺を抱きしめてくれた。 ありがとう・・・ 小さくつぶやいた。
悪かったな・・・ 俺から唇を求めた。

今度は2人でシャワーを浴びてホテルを出た。
帰りは今までのように振舞えた。 家についても自然に振舞えたと思う。
違和感を指摘されても、カップル気取りで誤魔化せる位に。
遅くなったのは、大人同士だからね、で従姉従弟組を嘲り誤魔化し通した。 多くを疑う者もいなかった。
時間も遅かったので順番に手早く風呂をすませ、眠りについた。

翌日昼食をすませ、イトコたちは家路についた。
夜メールが届いた。 ありがとう、そしてごめんなさい それだけだった。
残しておくわけにもいかず、すぐに削除した。 返事は出さない。

それですべてを終わりにした。