折角なのでこちらにもコピペ
工房の頃かな。
初めて彼女って呼べる子と付き合ってたのね。
(その前はセックスはしてもあんまスキとかじゃなかったの)
で、ま、よくある話なんだけど、彼女に言い寄る男が現れて、
情けない話なんだけど、振られちゃったのよ(w
で、まー、折れは遠くの大学に進学したんだけど。
それでも彼女が好きだったせいか、手紙ではヤリトリしてたのね。
その時代にはメールなんて無かったわけで。
便箋でね(w
何度も読み返したっけなぁ・・・
(その頃彼女は、振られた原因の男とはとっくに別れてた)
「元気ですか?
折れは元気です。相変わらず字が汚くてスマソ。
こっちの生活にも慣れてきました〜そっちはどうですか?」
みたいな。
お互い3枚くらいの便箋にビッチリと書きあってたっけな・・・
で、そんなのが結構長く続いて・・・
そのうち、まぁ、折れにも彼女できるわな。
大学生活も楽しいもんだし、だんだん手紙の量が減るわけよ・・・
懐かしいなぁ・・・
或る日、電話があったのね。
彼女なの、それが。
なんか、すっごい緊張してて
「今度、友達と東京逝くんだけど、泊めて欲しいんだけど〜」
みたいな。
当時、1人暮らしだったけど、彼女もいたしいくら友達も一緒とはいえ、
元彼女を家に泊めるのって抵抗あったんだよね。
けど、なんか折れは本気で好きな子と付き合ってるときには
絶対に浮気とか出来ない人なので、当時本気で付き合っていた彼女が
「泊めてあげなよ」ってことになって・・・泊めることになったのよ。
まぁ、完全に信頼されてたんだろうけどさ。
で、まぁ、待ち合わせしてた場所に逝ったのね。
正直ドキドキした。
だって携帯も持ってるのは一部の人だけで持ってなくて当然の時代。
数年前に別れた時以来で顔が分かるかどうか不安だったし。
凄い人ごみだったしさ(w
けどね、わかるもんなんだよね、これが。
未だに不思議だけど、遠くからでも一目でわかった。
2,3年ぶりだったはず。
お互いに完全に髪型変わってたのに、2人して「あ!」って。
で、家まで逝こう〜っつって、
彼女とその友達、折れの3人でお家に向かいました。
暑かったので途中でアイスクリーム買ってさ。
随分経ってたけど、やっぱ可愛いなぁって思った。
あ、彼女の友達ってのも女の子です。
普通の感じだったけど。
話してて悪い子じゃなかった。
その時、彼女とその友達は2人で暮らしているとのことでした。
高校卒業してからなんか美容師目指して頑張ってたらしい。
家庭の事情とかもあったんだろうけど、偉い子だ。
で、うちに着きました。
折れの部屋は物凄く散らかってたのね。
エロビデオも産卵してたし。
そういえば、このエロビデオを3人で見たな、変なの。
で、アイス食ってたんすよ。
そしたら、なんか、味見とか言って、
彼女が折れの食べかけアイス食っちゃって・・・
はぁ・・・くだらないけど、なんかどきっとした。
それで、折れはまずいと思って当時付き合ってたコの家に退散しました。
はい、ヘタレです。
次の日、自分の家に戻るとピカピカに掃除されていて、
「ずっと待ってたけど・・・帰ります。もっと話したかったなぁ・・」
って置手紙・・・と電話番号・・・(そう言えば手紙のやりとりばっかで新居のは知らなかったという)
あの夏を思い出すたびに、切なくなるのです。
その電話番号には一度もかけなかったし、
手紙の返事も出さなくなりました。
ただその後、そのこは何度か東京に来ては電話をかけてきましたが、
「泊めて欲しい」とは言わなくなりました。
最後に届いた手紙には
「ずっと借りてた写真、返します。定期入れに入れるのに
切ってしまってあるけれど、ごめんね。お幸せに」
って書いてあった。
あのコ、折れのことどう思っていたんだろう?
ひょっとして・・・好きだったのかなぁなんて今でも不思議なのです。
ただ、彼女が今幸せなのかどうかだけ気になる(w
連絡する術は何一つ残っていないからわからないんだけどね・・・