● 告白前夜物語 (;゚д゚) ●

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52恋する名無し(男)
告白前夜のことは覚えてないけど、告白する直前のこととかは覚えてる。
あのコのアパートの階段上るときから、頭真っ白で惰性で上ってる感じなのさ。
自分では階段上ってるって意識がない。
でも、部屋のドアが開いて、彼女の顔見たとたん現実に返った。
それから、話があるって連れ出して「実は、俺ずっと前から好きなコがいて...云々」
なんだ俺ちゃんと言えるじゃんって思ったのもつかの間、
口が乾きまくって、唇や頬の内側とかがくっつきまくるのさ。
彼女は考え事をしてるのか何か言おうとしてるのか、幸いにもずっと正面を向いたまま。
とりあえず、こっちは絶対見るな〜って願ってた。
口が変形して、むちゃむちゃ変な顔になってた(と思う)から。