----職場の恋 PART4----

>だから待て。どうせその半年の間、悶々と1人で悩んでただけなんだろ？

メールのやりとりをしているうちに相手を意識するようになった
“メールのやり取りだけで満足しないで、実際に会って遊びに行くなどしよう。そうやって仲を段々と深めていって告白に踏み切ろう”
と考えてメールで花火に誘ったんだが「ごめんなさい」という返事だった
メールでは仲良くやってただけに非常にショックを受けて落ち込んでいて、しばらくは「誘おう」という気分にならなくなった
しかしいつまでも落ち込んでるわけにもいかないと思って再度誘った（電話で）
やはり「ごめんなさい」という返事ではあったが、それまでメールでしか会話できなかったのが電話で会話できるようになった
（はじめて電話したときは緊張してダイヤルするのに2時間もかかった）
その後同窓会の連絡があってそれを機会に仲良くなろうと思った
生身の彼女と出くわしたとき緊張してなにも話せなくなるようであれば欝なので、同窓会をネタに何度か電話で会話した
（これはこれで楽しかったんだが）
結果的に彼女は来れなかったが
「こんど若い連中何人かで飲まない？」と誘ってOKもらった
“もっと親しくなってから告白すべきでないか？”とも思ったが、魅力的な女性なので先を越される前に告白しようと考えた
（ただ脈はないだろうなー、という感じだったし自分自身のなかでケリをつけよう、という考えもあったが）

それでもなんだかんだ言いながら、一人で悶々としていただけ、という時期がほとんどだな

>うちの大学からのその試験の合格者は非常に少ない
職場でのうちの大学出身者は非常にレアだもんな
俺のことなど気にすることなく、気兼ねなく、来年の同窓会に出席してもらいたいものだ