1 :
隆志:
1996年、春。隆志はとある高校を卒業した。
受験に落ちた隆志と、大学に合格した友人である健太郎は、とあるたくらみを企てていた。
「なあ、健太郎よ。俺らはついに高校3年間で童貞捨てられなかったよな・・。」
「ああ、そうだな・・。」
3月とはいえ、まだまだ冷たい風が吹く中、2人の憂鬱な心はさらに冷えていった。
片手に持った缶コーヒーも冷えていく軽い沈黙の中、健太郎が言った。
「なあ。俺らこのまま卒業してもても、童貞を捨てられないんじゃないか?」
「・・・かもしれん。俺は浪人だが、その間に捨てられる気もしねぇし・・。」
(やっぱ、大学に入るまでに童貞って捨てるべきなんじゃないだろうか)
そう心の中でつぶやいた二人。
高校3年間で彼女も作れず、女友達も皆無だった2人は、
ほぼ同時に相手に向かってつぶやいた。
「風俗・・、行こうか・・。」
(つづく。)
2 :
名無しさんの初恋:01/11/04 17:45 ID:dGOwLxZk
風俗に逝かずに男同士で掘り合ったという展開の漫画なら知ってるが。
板違い
4 :
欲情美人:01/11/04 17:49 ID:iAEkh0ta
5 :
隆志:01/11/04 17:49 ID:Wuafn3Xr
次の日。
地元の風俗街の最寄り駅に朝11時に集合した二人。
財布にはなけなしの一万円札が数枚入っていた。
「風俗街に入るのって、なんか恥ずかしいな・・。」
健太郎が言う。
「バカヤロ、俺らが童貞捨てるにはこれしかねーんだ。行くしかねぇ!」
二人はそそくさと早足で風俗街に入っていく。午前11時という時間のせいだろうか、
はたまた平日のせいだろうか。ほとんど客は歩いておらず、道路にいるのは
ほとんどが呼び込みの中年従業員だけであった。
「お兄ちゃん、ソープ?寄って行ってよ。写真だけでも見ていってくれないか?ねぇねぇ・・・・」
呼び込みの声が2人に集中する。なにせ2人は高校でたてのガキ。
びびるってもんじゃなかった。
「なあ、健太郎・・。俺らぼったくられるんじゃねーか?こえーよ・・。」
「お、俺だってこええ・・。なんでこいつらはこんなに呼び込んで来るんだ、クソッ!」
ビビる2人。
(つづく)
6 :
デル珍:01/11/04 17:51 ID:lrl2Niwm
だから続かなくっていいってば〜(w
連続小説スタイルかよ
8 :
隆志:01/11/04 17:55 ID:Wuafn3Xr
もともと田舎の風俗街。30分も歩いていると、また同じ場所に戻ってくる。
「あれっ?お兄ちゃんたちまた戻ってきたの。安くしとくから入っていってくれよ。」
しつこく呼び込んでくる、さっきのおっさん。
ついに隆志が口を開いた。
「・・・いくらなんですか?」
「えーと、40分で12000円だけど、お兄ちゃんたちは戻ってきてくれたから10000円でいいよ。」
1万円。想定していた金額より随分安い。
あやしい・・!
風俗は最低でも30000円はいると聞いていた。しかし、なぜに10000円?
当然の疑問を健太郎が呼び込み従業員にぶつけた。
「えらく安いんですね。」
「まあね。うちはヘルスですから。やすいでしょ?よっていきなよ。」
(つづく)
9 :
名無しさんの初恋:01/11/04 17:57 ID:rhVMTK8m
っつうかおもしれぇ
10 :
隆志:01/11/04 18:06 ID:Wuafn3Xr
気の弱い2人は、数分喋っただけでなぜかオッサンに情がわき、10000円を手渡した。
(ほんとはソープに行きたかったんだけどな・・。)
オッサン「はい、2名様ご案内でーす!」
2人はおっさんに言われるがままにヘルスに入っていく。
「なあ、健太郎。ヘルスって確か本番の無い風俗なんだよな。」
「ああ。でもまあ、いいじゃないか。本番以外は何でも出来るってハナシだぜ。
つまり2万円が挿入料金と仮定して・・・(略)・・・得である可能性が高いぜ。」
さすがは一流大学工学部に進学決定の健太郎だ。理論的にヘルスを説明してくれた。
予備校に進学決定の俺とはできが違う。
そうこうしているうちに、別の店員に番号札を渡される。
隆志の心臓は最高潮のビートを刻んだ。
(もうすぐ・・もうすぐ生身の女とあんなことやこんな事ができるぅっ!!)
めちゃくちゃドキドキしているのを健太郎に隠すように、平然と覚えたてのタバコをふかす俺。
そして、運命の宣告の声が店内を駆け抜けた。
「番号札17番のお客様、入り口のほうへどうぞ〜」
ついにこの時が、来た。
(つづく)
11 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:08 ID:Pum20sOQ
最近こいうの流行ってんの?(笑
12 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:08 ID:rhVMTK8m
13 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:14 ID:Pum20sOQ
14 :
欲情美人:01/11/04 18:15 ID:iAEkh0ta
15 :
隆志:01/11/04 18:16 ID:Wuafn3Xr
「健太郎、お先に失礼するぜっ。」
はやる心を抑えながら従業員に番号札を渡す、隆志。
もう、あとへは引けない。
入り口のカーテンを抜けると、そこは夢国だった。
目の前に下着の女が立っている。
(暗くて顔はよく見えないが・・下着の女がいるぅぅぅ!)
感動している隆志に向かって、女は言った。
「みゆきで〜す。よろしくおねがいしま〜す」
みゆきは同時に隆志の手を取り、個室に誘導。
隆志の頭はこの時点で既に、ラリっていた。
(女の子に手を握ってもらったの、はじめてだぁ・・。やわらかーい!)
なにやら怪しげで薄暗い、しかしコギレイな個室に入っていた。
ドアを閉めたその時。
「お客さん・・・チュッ」
(つづく)
16 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:16 ID:2/OV+JSS
まだやってた。
17 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:18 ID:rhVMTK8m
おもしろひ。
,一-、
/ ̄ l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■■-っ < いったんCMいきま〜す
´∀`/ \__________
__/|Y/\.
Ё|__ | / |
| У.. |
19 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:20 ID:2/OV+JSS
>もう、あとへは引けない。
確かに。
20 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:20 ID:DMFG1xbD
21 :
欲情美人:01/11/04 18:21 ID:iAEkh0ta
22 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:21 ID:rhVMTK8m
連続小説にマジつっこみすると
女に手をにぎられたこともないって明らかにヤヴァいじゃん。
23 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:22 ID:rhVMTK8m
>>20 語尾にニョつけるのはデジコ関係のしるしにょ!
24 :
隆志:01/11/04 18:23 ID:Wuafn3Xr
(・・・・・チュッ? チュッってなんだ? キス? キスされた??)
風俗嬢はセックスしてもキスしないという、古典的な言い伝えを本当だと思い込んでいた隆志。
彼にとってキスをできるとは想定外の出来事だったのだ。
(ファーストキス、しちゃったぁ・・・。ぽわわわーん…)
脳みそがゆだってしまった隆志を尻目に、みゆきが言う。
「じゃ、シャワーわびるので服脱いでね!」
(服、脱ぐのか・・。そりゃそうだよな。そりゃ脱ぐよ。でも俺ってばここ10年ほど人前でスッポンポン
になったこと無いんだぜ・・。人前で裸になったのは多分・・小2のときくらいかなぁ・・恥ずかしいよぅ・・)
混乱している隆志のよこで、みゆきはさっさとブラジャーとパンティーを脱いでいく。
(わぁぁ・・。生のおっぱい初めて見た・・。大きいなあ。巨乳だなぁ・・。しかもあそこの毛も見えるぞ・・。
これだけで1万円の元はとれたんじゃないか・・ウヒヒ!)
なんとか服を脱いだ隆志。
みゆきさんに連れられ、いざシャワー室へ!
(つづく)
25 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:30 ID:rhVMTK8m
誰が考えたんだか。
26 :
隆志:01/11/04 18:32 ID:Wuafn3Xr
「お客さん若いね。いくつ?仕事はお休みなの?」
みゆきがシャワー温度を調整しながら聞いてくる。
「い、いや。ボクが、が、学生なんス。でも受験に落ちちゃって、浪人で本当は学生じゃないッスけど・・。
あ、ちなみに齢は18です・・」
萎縮してしまいおろおろしながら答える隆志。
しかしそれも当然のこと。女の手を握ったことも無い若者が。いきなり裸の女と話しているのだから。
「この店ってあんまり若い人こないからね」
「そ、そうッスか。みゆきさんはおいくつなんですか?」
「私は19よ。一個上だね。」
たわいのない話が続く中、隆志の男性器はみゆきの手によって洗われていく。
欲情しきってしまった隆志が言った。
「みゆきさん、触ってもよ、よろしいでしょうか・・?」
「うん。いいよ。」
なんという愚かな質問なのだろう。なんというバカな男なのだろう、隆志は。
言いに決まってるではないか。
(わぁー、おっぱい柔らかいなぁ〜)
ラリってる隆志に、みゆきが言う。
「お客さん、もしかして初めて?」
「はい、初めてですっ!」
みゆきのあの複雑そうな顔は、今でも忘れられない。
(つづく)
27 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:32 ID:DMFG1xbD
>>23 まーた、あににょたがわけわかんねぇブルったこと言ってんのかにょ〜
でじこの「にょ」は、「2ちゃん」の「2」が変化して「にょ」になったいわば「2ちゃん子上級者」の証にょ!
おまえみてぇなアニメキャラのモノマネとは格が違うんだにょっ!
28 :
隆志:01/11/04 18:33 ID:Wuafn3Xr
>>25 俺が実話を書いてるだけです。
コピペじゃないよ。
29 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:34 ID:rhVMTK8m
>>みゆきのあの複雑そうな顔は、今でも忘れられない。
そりゃそうだろな。
1996年というのがミソである予感・・・
31 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:37 ID:rhVMTK8m
>>27 おめぇみてぇなヲタにはいわれたくないが。
>>28 結構信じます。
たまにある文字入力ミスがいい味だしとります(
32 :
奥さん、名無しです:01/11/04 18:37 ID:3KUAaPa2
なんかおもしろい。おれ風俗っていったことないからなぁ。
女の子口説いてえっちするのがいいんだなー。
(口説いたのが風俗嬢ってのがいたけど)
33 :
隆志:01/11/04 18:40 ID:Wuafn3Xr
「ベッドのほうへどうぞ」
ベッドにつれていかれる隆志。そして
(自主規制 あんあことやこんなことをしてもらう)
射精が完了した隆志。みゆきさんにシャワーで洗ってもらい、時間がきたので終了となった。
「ありがとうございます。これ、名刺。また来てネ!」
再びカーテンをくぐり、待合室で健太郎を待つ。
余裕のタバコをふかしていると、健太郎が出てきた。
しかし何か様子がおかしい。
とりあえず店を2人で出、3月の空の下、近くの公園で語り合う青春真っ只中の隆志と健太郎。
突然健太郎が言った。
「俺、二度と風俗いかねぇ!!だってオバサンが出てきたんだもん!!!!」
(もうちょっとだけつづく)
自主規制かよっ!!
35 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:42 ID:rhVMTK8m
>「俺、二度と風俗いかねぇ!!だってオバサンが出てきたんだもん!!!!」
…ご冥福を。
36 :
隆志:01/11/04 18:55 ID:Wuafn3Xr
「オバサン?俺のほうは19歳の若い女が出てきたぞ。」
「な、何ぃっ?おれのなんか顔も体も30代、ヘタしたら後半だぞ。
隆志、てめーだけいい思いしやがって!!こんにゃろう・・(泣」
「ハハハ、ご愁傷様だな。」
遠くの大学にいってしまう健太郎と、地元の予備校に行くことになった健太郎。
あと1ヶ月も一緒にいられない。こんな寂しさをかみしめながら、風俗のプレイについて
俺はこうだった、いや、俺はアナルまで舐めてもらった、などと他愛のない会話を繰り返していた。
興奮気味の健太郎が、素に戻った顔でつぶやいた。
「でも、俺らって、まだ童貞なんだよな・・。挿入しなけりゃ童貞だし・・。」
「ああ。俺らは童貞だ。2万円をケチってヘルスだったからな。」
「でも健太郎。お前は来年から大学生だ。コンパとかサークル活動とかでまっとうに童貞すてなヨ。
向こうの町には風俗街ないんだろ。田舎だもんな。俺は浪人しながらソープでも行くさ。」
「何言ってんだよ、隆志。盆か正月に俺は帰ってくるから一緒にソープ行こうぜ。」
2時も過ぎ、春の陽気が差してきた頃の、高校3年間連れ添った親友同士の熱い誓いであった。
しかしあれ以来、健太郎は隆志に「飲みに行こう」とは言っても「風俗行こう」とは言ってこない。
健太郎は大学で彼女とヨロシク童貞を捨てたんだろう。よかったな、健太郎!
え、俺の童貞はどうなったんだって? 答えはあの3月の風の中さ。
(Fin)
37 :
隆志:01/11/04 18:56 ID:Wuafn3Xr
ふ〜、疲れた。
お疲れ〜。
しかし、健太郎が途中で分身してるぞ。
39 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:58 ID:rhVMTK8m
感動。
40 :
隆志:01/11/04 18:58 ID:Wuafn3Xr
>>38 分身?
いそいで書いたから表現がおかしいところがあったのかな。どこ?
41 :
名無しさんの初恋:01/11/04 18:59 ID:Fpc53Knd
42 :
デル珍:01/11/04 18:59 ID:AKSrl879
号泣。
43 :
隆志:01/11/04 19:00 ID:Wuafn3Xr
>>40 いや、まあたいした間違いじゃないからいいんだよ。
良かったよ。
いい仕事してる。
いい話しや。
46 :
隆志:01/11/04 19:02 ID:Wuafn3Xr
読者の皆さん、長い間ご愛読ありがとうございました。
感動した!!ありがとう!!!
48 :
みくす:01/11/04 19:05 ID:2uu8hvdR
第二部きぼーん
49 :
名無しさんの初恋:01/11/04 19:05 ID:1pMiqkTY
第二部熱烈希望。
50 :
隆志:01/11/04 19:06 ID:Wuafn3Xr
>>48 わかった。第2部をショートショートでお届けします。
ちょっと待っててください
第二部 受験直前ソープで涙 編を希望!
52 :
いやー:01/11/04 19:06 ID:AShWptGh
感動した! 隆志マンセー
53 :
欲情美人:01/11/04 19:07 ID:iAEkh0ta
54 :
みくす:01/11/04 19:08 ID:2uu8hvdR
わくわく
がんばってたかし!!!
55 :
名無しさんの初恋:01/11/04 19:09 ID:T0lYPyMa
>42
なんでデル珍が泣いてんの?
56 :
隆志:01/11/04 19:16 ID:Wuafn3Xr
健太郎が晴れて大学生になったにもかかわらず、駿台予備校で勉強にいそしむ
かわいそうな隆志。友達がみんな大学生になり、ある意味嫉妬に近い感情を携えつつ
予備校に通うのは至難の業であった。
あの日初めて触れた、みゆきさんの柔肌。おっぱい。その他色々・・。
隆志の脳には化学式ひとつ入る隙間もなく、ただただみゆきさんでオナニーするのが精一杯であった。
「ああ。。あのシックスナインは忘れられない・・みゆきさんハァハァ…」
溢れる18歳の性欲。当然ながら「カネさえあれば・・風俗に行けるのにっ」という思考に
至るまでに、そんなに時間はかからなかった。
6月になり、大チャンスが到来した。そう、予備校の夏期講習である。
夏期講習というのは講座ごとにカネを払う。つまり親に「俺、化学が出来ないから化学講座とろうと思うんだ」
と言えば数万円が手に入るのだ。性欲の前には「良心」「親への裏切りへの呵責」など、軽く消し飛ぶ。
はれて3万ほど手に入れた隆志。
(つづく)
もうちょっとドラマが欲しかった。
というのは贅沢かな。
続編に期待。
いけ〜いくのだ!たかし〜〜!!!(w
59 :
みくす:01/11/04 19:20 ID:2uu8hvdR
リアルだなぁ。。さすがたかし
60 :
隆志:01/11/04 19:21 ID:Wuafn3Xr
7月になろうと言う頃には、隆志はすっかり風俗に詳しくなっていた。
当時はインターネットなどマイナーだった時代。風俗情報誌を立ち読みし、
安い店を探す。健太郎と童貞を捨てようと決めていた隆志は、ヘルスを中心に探す。
ついに探り当てたベスト オブ ヘルス。
「ベストはこの店だ・・。」
探り当てた店は「L」(仮名)。この店は普段はそんなに安くない。
その代わり日の出から9時の間に入店すれば早朝サービスで非常に安くなる。
7月のある日、隆志は決意する。
「明日、行こう・・!」
(つづく)
61 :
デル珍:01/11/04 19:22 ID:ivsbxU+V
>>55 これが泣かずにいられっかよ(w
今日は泣かせておくれ(w
>61
どうしたんだ。風俗に行ったら関取みたいなんでも出てきたか。
63 :
隆志:01/11/04 19:32 ID:Wuafn3Xr
「母さん、俺早めに予備校行って自習するよ。化学講座もあるし。」
親を騙して、7時ごろに家を出る。
いつも遅刻三昧だった隆志にとって、通勤ラッシュの時間帯は辛いものだった。
だが、希望だけはいっぱいだった。
「俺はこの通勤ラッシュを乗り越え、Lに行く。あんなことやこんなことの為なら平気さ!」
Lについたのは8時半ごろだった。無愛想な店員が隆志を迎える。
「アイヨ、5000円ね。」
5000円を渡し、番号札をもらう。
「38・・番っ?」
そう。Lの早朝サービスは安いので人が多かったのだ。先に番号札を持って待っているむさい男たち。
「こ、こいつらのあとかよっ・・。」
すでに20番くらいの番号が呼び出されているとはいえ、ここに並んでいる男たちより
隆志があとなのは明白。少々凹みながら、隆志もイスに座る。
「むせえ男たちだな、全く。こいつらのあとなんてやだよ〜!」
自分もそう思われているのを棚に上げ、心の中で罵倒する隆志。
(つづく)
64 :
みくす:01/11/04 19:39 ID:2uu8hvdR
あーーおちなきゃいけない。つづききになる!!!!
あとで全部よむから、たかしくんがんばってね!!
さよなら
65 :
隆志:01/11/04 19:45 ID:Wuafn3Xr
待ち時間が長い。隆志の男性器は常に勃起している。
勃起して、勃起して、勃起しぬいた頃、ついに神の声、降臨。
「38番の番号札お持ちのお客様・・・」
この瞬間は2度目だが、それでもなお興奮するものだ。
(来たっ!)
このLと言う店には、個室が無い。隣とカーテンで仕切られているだけである。
廊下のような場所に行き待っていると、女がきた。
「ジュリアでーす」
か、かわいい・・。みゆきさんもかわいかったが、ジュリアさんはめちゃくちゃかわいい・・。
興奮気味の隆志。だがその瞬間隆志の脳裏に怒りが走った。
(このジュリアさんが、あのむさい男の相手をしたなんて・・)
ちょっとした悲しみの中、プレイが開始される。
だが、あんなことされてもこんなことされても、男たちのことが気にかかる。
射精した後も、なにか心にわだかまりが残っていた。
ふと耳を澄ますと、小さく隣の声が聞こえてくる。
そうだ、ジュリアさんがいかにキレイでも、ここはやはりヘルスだったのだ・・。
(彼女・・・欲しいなあ・・。)
空しさいっぱいの7月の早朝でした。
(不発ながら、Fin)
66 :
名無しさんの初恋:01/11/04 19:54 ID:1pMiqkTY
第三部「童貞を捨てた日」熱烈希望。
童貞は良くよんどけよ。
68 :
名無しさんの初恋:01/11/04 21:47 ID:FueFX8k+
名スレ保護age
69 :
名無しさんの初恋:01/11/04 22:38 ID:MF0rDxBG
涙が込み上げてくるのでage
70 :
名無しさんの初恋:01/11/04 23:18 ID:gkxqSr3d
隆志帰って来いage
71 :
欲情美人:01/11/04 23:21 ID:UbzHxK6U
隆志仮眠中?(w
72 :
名無しさんの初恋:01/11/04 23:21 ID:iz2cMmau
陸一心みたいだな(藁
隆志は今風俗に行ってるよ
正直、平日の朝っぱらから風俗逝ってる奴ってどんな身分なんだろうって思う。
俺ン時はさえないリーマンもちらほら居たが。
75 :
名無しさんの初恋:01/11/05 10:27 ID:6QN883HW
保守age
期待上げ
78 :
みくす:01/11/05 16:45 ID:gwvHpNzk
もっとよみたぁい
あげるよ
80 :
隆志:01/11/05 20:42 ID:817oZApU
こんこんばんはー!
今夜もきたよ。
では、小説を書くとするか。
81 :
名無しさんの初恋:01/11/05 20:44 ID:B5OVlu/B
umu
82 :
名無しさんの初恋:01/11/05 20:44 ID:O1DgVlgM
待ってました!
83 :
みくす:01/11/05 20:48 ID:Xwf14vG5
はやくはやくはやく
84 :
隆志:01/11/05 20:51 ID:817oZApU
一浪はしたものの、とりあえず無事に大学に入れた隆志。
彼も既に3回生になっていた。健太郎からは相変わらず風俗への誘いは来ないものの、
隆志は大学生活を楽しんでおり、普通に幸せな生活を送っていた。
思い起こせば大学に入学して、バイトも思う存分出来るようになった隆志にとって、
通常のヘルスは既にそれほど魅力的なものでは無くなっていたのだ。
しかし。
それは隆志が3回生の11月頃であった。普通のヘルスに飽きてしまった隆志は
新たな刺激を求め、久しぶりにに風俗情報誌に目を通していた。
「・・・・・! 3Pコース50分2万円・・だと・・!?」
3P。それは隆志にとって、いや、世の中のほとんどの人にとって未知の領域。
隆志の心臓が躍動する。そう、3年前健太郎と過ごした、あの春の日のように・・・
(つづく)
85 :
隆志:01/11/05 21:00 ID:817oZApU
隆志は血まなこになってその店の情報を探る。
だが、大学生になって3年も経ったとはいえ、隆志にとっての2万円はかなり
大きな額だった。
しかし彼は諦めない。
「3Pコース・・・行きてぇっ・・!」
その欲望が隆志の全てであった。
ちょうどその頃、インターネットもメジャー化し、情報検索が出来るようになってきていた隆志。
なれない手つきでキーボードを打つ。
たった1度の3Pコースの為に。たった50分の為に。隆志は丸2日かけて店のHPを割り出し、
それを印刷すれば4000円安くなるという、割引チケットを手に入れた。
(これで16000円になるなら買いだな・・。それでも今月は厳しくなりそうだが・・止むをえん!)
さくら銀行に向かう隆志。資金を下ろした隆志は、明日の割引時間(午後1時まで)に合わせるべく
早寝した。もちろんその夜はオナニーを我慢したのは、言うまでも無いことだ。
(つづく)
86 :
みくす:01/11/05 21:03 ID:Xwf14vG5
さくら銀行りある
87 :
名無しさんの初恋:01/11/05 21:05 ID:XbOEXC8x
なんか無性に、隆志がかわいそうになってきた。
隆志自身は、楽しそうだけど、
88 :
隆志:01/11/05 21:10 ID:817oZApU
翌朝。隆志は早めに起きた。
昨晩オナニーを我慢したせいだろうか。それとも3Pコースへの期待のせいだろうか。
痛いほどにパツンパツンに朝立ちしていたのはいい思い出だ。
いつもの電車に乗り込み、学校へは向かわずに風俗街の最寄り駅に向かう隆志。
もう手馴れたものだ。人に見つからずに風俗通りに入れる裏道まで熟知している。
3Pコースの店までの地図も暗記していた。あっさりと目的の店にたどり着いた隆志。
「いらっしゃいませ、お客様。」
こころよい店員の挨拶を受けながら、隆志は言った。
「3Pコースお願いします。あ、これ割引券です。」
「承知しました。では番号札をどうぞ。」
3P。未知の領域に踏み出す隆志。心臓はもう、張り裂けそうだった。
ここでもまた、健太郎と始めていったあの日が蘇る。
(健太郎、どうしてるかなぁ・・)
淡い思い出を振り返っていた時、天の声が響く。
「番号札をお持ちのお客様、階段のほうへどうぞ!」
来た・・。
(つづく)
89 :
隆志:01/11/05 21:19 ID:817oZApU
階段のほうに行くと、女が一人いた。
(・・・!? 3Pコースのはずでは・・? ボられたか・・・。)
そんな隆志の思惑をよそに、女は喋りかけてくる。
「お客さん、学生さん?」
「あ、ああ・・。」
いつもヘルスに行くときはこの会話を楽しみにしていた隆志だが、
このときばかりは混乱していた。3Pじゃないのか。何で一人しかいないんだ!?
もしや、俺はとんでもない悪徳風俗店に来てしまったのではないだろうか。
そんな俺の気を知ってかしらずか、女は実に普通に振舞っている。
「シャワー行くから、服脱いでね〜。」
女はなおも続けている。服脱いでね、じゃないだろう。俺は何のためにここへ来たのか。
そう、3Pするためだ。さてはモノホンのボッタクリ店だな。しかし・・そうだとすれば・・。
とても言えねぇ。もう一人いないんですか、なんて、気の弱い隆志にはとても言えるものでは
なかった。だって、ヤさんの店かも知れないじゃないか。
そう感づいた時、女は既にシャワーの温度を調節していた・・。
(つづく)
90 :
名無しさんの初恋:01/11/05 21:34 ID:WdZYB4uq
謎はすべて解けた!!
91 :
隆志:01/11/05 21:34 ID:817oZApU
やってられねぇ。ろくなもんじゃねぇ。
隆志の頭にはもはや女のことなど無く、怒り心頭していた。
唇を噛みしめ、拳を固くして耐えた。いわゆる泣き寝入りを強いられたのだ。
これほど悔しい思いをしたのはいつ以来だろうか。浪人確定したときもこれほどの屈辱感は無かった。
しかし拳を固くした激情とは裏腹に、隆志の男性器も劣情で固くなっていた。悲しかった。
「ベッドのほうへどうぞ〜。」
女はなおも何事も無かったかのように続ける。
こんなはずじゃなかった。こんなの俺じゃない。このベッドにはもう一人いるべきなのだ!
もう一人の君がいないと意味が無い。君がいないと・・。君じゃなきゃダメなのに・・・。
本当は君じゃなきゃダメなのに・・・・・
初恋の叶わなかった哀れな男のように、隆志は空しい気分でちんちんをいじられていた。
隆志はあれ以来、あの店には行っていない。だがあの悔しさはまだ忘れられない。
あの店の名前は、PINK2ちゃんねる風俗全般板でも時おり見かける。
それを見るたびに俺は必ずレスをつけている。「○○は地雷店 逝けゴルァ!」 と。
(Fin)
92 :
みくす:01/11/05 21:35 ID:Xwf14vG5
とけない!なんだたかし
93 :
隆志:01/11/05 21:36 ID:817oZApU
>>92 だって、ヤ●ザが出てくると思ったんだもん(泣
94 :
みくす:01/11/05 21:38 ID:Xwf14vG5
おちたおちた!
たかし、かわいそうなんだけど・・
95 :
オレンジ◇:01/11/05 21:40 ID:eQLhnSxz
>隆志
文章のセンスがあるね。読んでいる者を引きつける力がある。
おもしろかったぞ。
96 :
隆志:01/11/05 21:41 ID:817oZApU
>>95 ありがとう。明日はついに「第4部・隆志の童貞喪失」を送る予定なので、また読んでね。
97 :
名無しさんの初恋:01/11/05 21:41 ID:tkT4cZYC
もしかして福本作品好きですか?(藁
隆志はまだ童貞のままなのか?
99 :
みくす:01/11/05 21:43 ID:Xwf14vG5
ついに童貞喪失ですか!!ながかた・・
明日に期待!がんばれたかし!!
100 :
名無しさんの初恋:01/11/05 21:43 ID:HmqQVEiG
隆志さんは大学中に彼女は出来なかったんですか?
おお、
>>96に答えがあったか。
明日も期待してるぞ。
102 :
隆志:01/11/05 21:43 ID:817oZApU
>>97 あ、やっぱり影響受けてるのわかりますか(ワラ
>>98 明日は童貞喪失編をお送りします。
103 :
隆志:01/11/05 21:44 ID:817oZApU
104 :
名無しさんの初恋:01/11/05 21:45 ID:HmqQVEiG
105 :
隆志:01/11/05 21:46 ID:817oZApU
>>104 今はおりませんがね・・。現在彼女募集中ナリ。
ではでは、また明日〜
106 :
名無しさんの初恋:01/11/05 21:47 ID:HmqQVEiG
てか今いくつっすか?
107 :
隆志:01/11/05 21:48 ID:817oZApU
そかごめん、自分アホでしたわ
すっかり男がもう一人来るんだと思ってたら、
マジぼったくりでしたか!
110 :
名無しさんの初恋:01/11/06 00:18 ID:gUDKL+pr
3Pのオチは、
「3人目は、ニューハーフの健太郎だった...」
じゃなかったのか...期待したのに(w
111 :
名無しさんの初恋:01/11/06 00:20 ID:gUDKL+pr
あれ!
>>109とかぶったよ(w
考えてることは同じか...
こうなりゃ、
「第4部・隆志の童貞喪失」に
ニューハーフの健太郎を期待するか(w
112 :
FOUR:01/11/06 03:02 ID:moQHhyXY
面白かった
今夜も見にこよう(笑)
>>1は優良スレだな。
レスしてるお前らも頭ひねって
1のようないいスレたてろよ。
114 :
名無しさんの初恋:01/11/06 15:40 ID:Z8gq2kgd
メチャ面白かった。
明日の朝また見に来ます。
今日も楽しみage
116 :
名無しさんの初恋:01/11/06 19:38 ID:U97ZgTQp
期待age
117 :
名無しさんの初恋:01/11/06 20:44 ID:IVX61p8t
タカシ来い!!
118 :
名無しさんの初恋:01/11/06 21:14 ID:b2dBC1Jc
内容としては特に面白い話ではないんだけど、続きが読みたくなるのは
1の文章力だろうね。スゴイです
わかった!
学制時代から昨日まで、風俗行ってなかったんだ。
だから今日行ってから書くんだ!
120 :
デル珍:01/11/06 22:32 ID:yvns9I0T
実況中継キボウ。
121 :
オレンジ◇:01/11/06 22:35 ID:J6Ht2m70
age
122 :
名無しさんの初恋:01/11/06 22:46 ID:IVX61p8t
ついにソープへ逝ったのか?
123 :
隆志:01/11/06 22:55 ID:kRusrs1b
こんばんは〜!
<第4部 隆志の童貞喪失>
頑張って執筆するぞ!
124 :
名無しさんの初恋:01/11/06 23:04 ID:b2dBC1Jc
頑張れよ
125 :
隆志:01/11/06 23:05 ID:kRusrs1b
<第4部 隆志の童貞喪失>
陽介。
そう、彼は隆志の童貞喪失の影の立役者。
隆志の童貞喪失を語るにはまず、陽介について説明せねばならないだろう。
大学に入り、生意気にも某サークルに入っていた隆志。 そこで陽介と出会っうこととなる。
あれは1回生の春。隆志は出会い欲しさにサークルの新入生歓迎コンパに出掛けた。
しかし、所詮は風俗の女しか知らない隆志である。キャピキャピした周りの1回生とは何かが違うのか、
コンパで当然浮いてしまった。
(コンパなんて、来るんじゃなかった・・。)
遠くで男女が群れてちちくりあっている様子を見ながら、隆志は飲めないウイスキーを流し込んでいた。
そう、捨てられた子犬の目をしながら・・。
隆志の心の罵倒の標的は、一人の男に向けられた。
隆志には無い、洗練された服装。甘いマスク。女の子をトリコにする話術。振る舞い。センス・・
(チッ・・。いけすかねぇ野郎だぜ・・)
男女の話題は、まさにその男中心に進んでいるようだった。
すると突然、奴は席を離れトイレに行った。そしてその帰り際。
奴はなぜか隆志の横に座ってきた。
「俺、法学部の陽介。よろしくな。」
「お、おう・・。よろしく・・。」
この野郎。俺に気ィ使っていやがる。なんてムカツク野郎なんだ。ほうっておいてくれないか。
向こうに行きたくてたまらないくせに。なんだよこいつ。中途半端に気を使いやがって。
そんな隆志の怒りとは裏腹に、奴は喋り続ける。
「隆志君。ってなわけで、一緒にサークル頑張ろうナ!」
「お、おう・・・」
これが陽介との出会いだった。
(つづく)
126 :
みくす:01/11/06 23:05 ID:Z40bKGeU
たっかしーー!!!!おかえり!わくわく
今日もよろしくー
思わぬ展開だ!
おっ。始まりましたな。
129 :
隆志:01/11/06 23:14 ID:kRusrs1b
陽介に強引にサークルに入れられたものの、サークルの女と恋愛も出来ない弱気な隆志。
出会いなんて、あっても隆志にはどうにも出来ない。陽介みたいな男に全部さらわれちまう。
サークルの女にも全然相手にされないしな。バイトの女もなんか俺を避けているような気が。
こんな俺にはやっぱりヘルスがお似合いだ・・
そんなことを考えている間に2年が過ぎた。
3回生の春も終わりかけの頃。相変わらず陽介が面白おかしく語る「隆志の童貞ネタ」には
ムカムカしていたものの、隆志と彼は友人と呼べる関係になっていた。
「隆志よ。しっかしオマエ、気持ちいいくらい童貞だよな。ハハハ!」
「そ、そうだな・・。早く捨てないとね・・ハ、ハ、ハハ・・」
陽介を殺す。刺す。吊ってやる。
彼女いない暦21年。童貞暦21年。知ってる女はヘルス嬢のみ。
そんな隆志にとって陽介の言葉は最大の屈辱だった。
だが殺意が芽生えたその時。いつものようにヘラヘラしながら陽介が口を開いた。
「隆志。早く彼女作れよな〜。あ、そうだ。今度コンパがあるからオマエも来いよ。」
隆志の運命の振り子がゆっくりと動き始めたことを、この時の隆志はまだ気付いていなかった。
(つづく)
130 :
みくす:01/11/06 23:18 ID:Z40bKGeU
がんばれたかし!!ようすけにまけるな
131 :
隆志:01/11/06 23:27 ID:kRusrs1b
「カンパーイ!」
陽介に連れられ合コンに来た、隆志。
合わせて10人の男女が和気藹々と酒を飲みながら語り合っていた。
しかし。
(この日の為に、BIDANを読んで、髪を染めた。服だって買った。
俺は負けられない。何としてでも彼女をゲットしてやる・・・!)
狼の瞳をしたケモノが一頭、混じっていた。隆志と言う名のケモノ。
そのケモノは自らの野性を隠しながら、女との会話に応戦した。
「ねぇ、隆志君。なんか飲む?グラスが空いてるよ。」
隆志に問う女。 隆志は煙草をふかしながら、クールに答えた。
「じゃ、バーボンのロック、ダブルで頼んどいてくれ。」
「酒に強い男はモテる」と思い込んでいた隆志は、自らの限界をはるかに超えた酒を
頼んだ。飲みまくる隆志。それもこれも彼女ゲットの為だった。
無理矢理飲む。叫ぶ。盛り上げる。人見知りするくせに喋りまくる。
そして。
「う〜ん、むにゃむにゃ・・。・・・!?」
知らないまに自分の家にいた隆志。コンパの記憶もほとんど無い。
酔いつぶれ、携帯番号も聞けず、女の子と仲良くもなれず・・。
やってられねぇ。
二日酔いのズキズキした頭で、自分の愚かさを悔いていた。
それにしても、いったい何時間眠っていたのだろう。
昼もとっくに過ぎている。
「夕方に起きた日曜日は、何もやる気がおきねぇな・・。笑点が始まりそうな時間じゃねぇか・・」
澱んだ空気。ダメ人間。モテナイ君。人間失格。
自分を激しく責めながら悶絶していた隆志。
が、その時・・・
プルルルル、プルルルル・・・・!
滅多に鳴らない隆志の携帯が、鳴った。
(つづく)
ドキドキ…。
今日はこれで終わりなの!?
ワクワク死にしそうだ…
135 :
隆志:01/11/06 23:38 ID:kRusrs1b
携帯のディスプレイに表示されていたのは、見慣れない番号だった。
(誰だ・・?)
不可解に思いながら、緑のボタンを押し、電話を取る。
「もしもし。昨日大丈夫だった?」 聞きなれぬ女の声だ。
「失礼ですが、誰・・ですか?」
「あー。昨日あれだけ喋ってたのにわかんないんだ。さーて、誰でしょう?」
もしかして、この声は昨日のコンパで隣だった女か・・?
いやしかし。
俺は携帯番号を教えていないはず。なら、なぜ俺の番号を?
隆志は混乱した。
「もしかして、弘美ちゃんか?なぜ俺の番号を?」
「うん、陽介君が教えてきたんだ。『絶対かけてやってくれ』って。」
陽介、お前が根回ししてくれていたのか。憎いことをしてくれる。
コンパのときに、完璧に酔っ払った隆志が必死で弘美を口説いている姿を見たせいだろうか。
それとも単なる哀れみのせいだろうか。
いずれにせよ、隆志の貴重なチャンスをフォローしたのは、陽介その人であった。
女にモテて、自分はきっちりお持ち帰りしながらも隆志への配慮も忘れない、ナイスガイ陽介。
陽介よ。
お前を親友だと感じはじめたのはこの瞬間だったぜ
(つづく)
うーむ、下手な連載漫画読むより待ち遠しい。
137 :
名無しさんの初恋:01/11/06 23:40 ID:M+y1Re47
名スレの予感・・・
つーか名スレだ!
139 :
みくす:01/11/06 23:42 ID:Z40bKGeU
おもしろいよーーたかしてんさい。どきどき
140 :
名無しさんの初恋:01/11/06 23:44 ID:xHUYJvGp
隆志さんは自分で顔10段階評価でいくつぐらいだと思ってるんですか?
気になります
141 :
隆志:01/11/06 23:47 ID:kRusrs1b
女の子と電話をする隆志。他愛ない会話であったものの、心ははちきれんばかりであった。
楽しい。なんて楽しいんだろう!
よし、このままデートに誘ってやろう。
隆志は勇気を出した。初めて風俗店に言ったときのようなドキドキ感。
そして今まで誰にも言ったことの無い言葉を吐きだした。
「弘美ちゃん。今度の日曜日、俺と遊園地にいかないか?」
隆志のドキドキとは裏腹に、あっさりOKする弘美。
(こんなモテナイ君の俺が・・、性感ヘルスばっかりいってる俺が、素人女とデート!
陽介のおかげだ。ありがとう。本当にありがとう。)
心の底から、「ありがとう」。隆志は生まれて初めて言うことが出来た。
蛇足になるが、この誘いがすんなり成功した原因は、陽介が弘美に対して「隆志はイイ奴」
などと強く押していたからだ、ということは後になってからわかった事である。
なお、ただのデートなのにも関わらず、デート前日の夜に隆志が弘美で
オナニーしたのは言うまでも無い。
(つづく)
ひろみ…
いい名前だ。。
143 :
名無しさんの初恋:01/11/06 23:50 ID:b2dBC1Jc
弘美ちゃんってカワイイのかな
144 :
隆志:01/11/07 00:01 ID:nrRZneZe
初めてのデート。家族といって以来、恐らく10数年ぶりの遊園地。
ドキドキする、しかし何か素晴らしい感情。
ヘルス嬢とは違い、ゆっくり話も出来る。
そして隆志のすぐ左にはまだあどけない顔をした素人女、弘美。
ちょっと茶色くした髪が、とても似合っている女だった。
初夏の日差しを浴びながら、子供のように無邪気に遊園地ではしゃぐ二人。
この時間を切り取って、ずっと持っていたい。
そして出来れば、これからもずっと弘美ちゃんと過ごしたい。
隆志が弘美を見る目は、ただの素人女から恋愛の対象へと変化していった。
そして西の空が赤くなってきた頃。
二人は観覧車へと向かった。
(遊園地のデートは、最後に観覧車。BOYS BEでもそういうはず・・。)
ゴンドラに乗り込む二人。係員が無造作にドアをガチャンと閉めた。
あれだけはしゃいでいたのに、沈黙だった。一定速度で回転していくゴンドラ。
5度・・・10度・・・15度・・・
なおも沈黙が続く。なぜだ。なぜ喋れない・・?
そうだ。俺は弘美ちゃんが好きだ。だから緊張する。だから喋れない・・・
20度・・・25度・・・30度・・・
沈黙の中、ゴンドラだけはガチャガチャと音を出しながら回転していく。
40度くらい回転したその時、ついに隆志が口を開いた。
(隆志の童貞喪失・前編 Fin)
145 :
隆志:01/11/07 00:02 ID:nrRZneZe
ふー。。。
ちょっと疲れたので、続きは明日にしますね。
146 :
名無しさんの初恋:01/11/07 00:02 ID:GaRzDXtS
1から全部読んでしまった!隆志は文才あるよ!
147 :
名無しさんの初恋:01/11/07 00:03 ID:x6Srh9aS
ぎゃあ〜今日短い!引っ張りうま!
148 :
みくす:01/11/07 00:04 ID:lrFDCtr2
前編か!やられた
boys beとか・・なまなましい
149 :
隆志:01/11/07 00:04 ID:nrRZneZe
皆さん、読んでくれてありがとう。
面白いといってくれると、凄い嬉しいです。
>>140 10段階では・・5くらいかなぁ。。
>>146 読んでくれてありがとう。
150 :
名無しさんの初恋:01/11/07 00:04 ID:x6Srh9aS
そんだけ人をひき付ける文が書けるんだったら話術もうまいんじゃないかと思いまし
151 :
隆志:01/11/07 00:06 ID:nrRZneZe
>>147 すみません。一気に書いたのでかなり疲れてきたので・・。
>>150 話術、多分無いです。
152 :
隆志:01/11/07 00:06 ID:nrRZneZe
ではでは、そろそろ落ちますね。
また明日〜
153 :
名無しさんの初恋:01/11/07 00:06 ID:qiYCG0EM
面白い!
弘美でオナニーしたというのがリアルで良かったです(笑)
早く続きが読みたい〜
154 :
名無しさんの初恋:01/11/07 00:08 ID:YANmsK+D
明日、期待してるでぇ〜
155 :
:01/11/07 00:18 ID:u/bA3qBl
すばらしい
156 :
名無しさんの初恋:01/11/07 00:30 ID:Rr0ETDyr
おもしろいですよ!
明日が楽しみです、お疲れ様〜!
正直風俗には抵抗あるし、彼氏が風俗通いしてたなんてなったら
ぶちきれるだろうけどこのスレはおもしろかった(w
158 :
名無しさんの初恋:01/11/07 01:59 ID:zCRUhxK1
みんなに見て貰いたいのでage
隆志さんすばらしいです。
明日がまちどおしいよぉ〜!
160 :
名無しさんの初恋:01/11/07 03:23 ID:4PvcnbAw
ナイスガイはあんただよ!
age!
マジ、おもしろい! つい、読み逝った!
何でこんなに爽やかに読めるんだろう?
続き期待!
163 :
名無しさんの初恋:01/11/07 09:24 ID:f7jjlMqw
直木賞あげたい
164 :
ビンラディン身長195だって!:01/11/07 11:01 ID:GFHXOprY
うぅ〜期待 あげ
今日もワクワク♪
166 :
名無しさんの初恋:01/11/07 20:06 ID:agBScDdD
あえて芥川賞を!(w
早く来い来いAGE
盛り上がってまいりました。後編速くしてAGE
169 :
名無しさんの初恋:01/11/07 21:48 ID:PtHapjHN
いいぞ隆志!!
おもろいぞ!!
170 :
名無しさんの初恋:01/11/07 21:49 ID:ZvzW/+Yt
下げてる、欝だ。も一度AGE
面白いのでage
なんかこのスレあの伝説のW島スレに似てるね
まだ始まってないのか...
173 :
名無しさんの初恋:01/11/07 22:23 ID:qiYCG0EM
まだかー?早くぅ〜...
174 :
名無しさんの初恋:01/11/07 22:48 ID:3Hx2+PQJ
うまいなぁ。読ませる文章だ。次を読みたくなる書きかただ・・・
175 :
デル珍:01/11/07 22:55 ID:GYDHXma2
読んだ
感動した
ageた
176 :
名無しさんの初恋:01/11/07 23:02 ID:5iat4Tia
隆志は今、俺達喜ばせる為に風俗逝ってるんだよ。
あせらず待とうぜ。
178 :
名無しさんの初恋:01/11/07 23:13 ID:607L7qJz
隆志!!
隆志!!
隆志!!
180 :
隆志:01/11/07 23:23 ID:AFLj5tBh
こんばんわ!
遅くなりました。
今から書きますね。
きた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!
待ちわびたぞヽ(゚∀゚)ノ
今からフロ入らねば。
出てから読むべぇ。
わ、ナイスタイミング
いま初めて来てちょうど1からここまで読んできたとこ
わくわく
185 :
隆志:01/11/07 23:33 ID:AFLj5tBh
「弘美ちゃん。付き合うとしたらどんな男がいい?」
沈黙を破り、隆志が口を開いた。弘美も沈黙が解けたことに安心したのだろうか。
少しホッとした顔でその問いに答えた。
「うーん、一言ではなかなか言えないなあ。隆志君はどんな女の子がいいの?」
唐突な質問に答えきれず、隆志に話を戻す弘美。
「そうだなぁ・・。俺が付き合いたいと思うのは・・・」
声を震わせながら隆志は続けた。
「 今、俺の正面に座ってる人だ。 」
ゴンドラの中の時間が止まる。沈黙の1秒が、隆志にとっては1時間にすら感じられた。
ドキドキする。言わなければよかったのかもしれない。この気持ちを押し殺して友達として
付き合っていたほうがよかったのかもしれない。
でも・・・もう戻れない。
言ってしまった。
神よ・・・
「うん・・。これからもヨロシクね・・。」
少しはにかんで照れ笑いをしながら、弘美は隆志の思いに答えた。
やった!ついに彼女が出来た!これからずっと弘美ちゃんと・・弘美ちゃんと・・!
今すぐ弘美を抱きしめたい衝動を抑えながら、隆志の心は観覧車のゴンドラと共に天に昇っていった。
「隣・・行っていいかな?」 「うん・・」
弘美の手をそっと握る隆志。
勃起しているのをシャツで隠しながら、髪をなでる隆志。
この時弘美の頬が赤かったのは、夕日のせいだけではなかった。
と、隆志は今でも信じている。
(つづく)
186 :
名無しさんの初恋:01/11/07 23:35 ID:0PBiCHbm
どうして人の恋愛話はこんなに面白いのだろうか。
うっひー!!
見てて恥ずかしくなっちゃた!
188 :
名無しさんの初恋:01/11/07 23:43 ID:607L7qJz
「うん・・。これからもヨロシクね・・。」
か〜。 微妙じゃない?
189 :
隆志:01/11/07 23:43 ID:AFLj5tBh
あの観覧車の時から、数週間が経った、ある平日の夕方過ぎ。
隆志は弘美とデートしていた。
弘美との新しい関係。
弘美との電話。25文字までしか送れないけど、愛をぎっしり詰めたショートメール。そして弘美とのデート。
だが、大好きな弘美とお喋りしながら街を歩いていたその時。
(あれ?街のこんなに端っこまで来てたのか。喋ってて全然気がつかなかった。)
隆志がそのことに気がついた時、そこには見慣れた風景があった。
そう、ここは隆志のテリトリー。 そして隆志の第2のふるさと。
いわゆる風俗街であった。
(ふっ、そんな時代もあったな。)
弘美という彼女が出来てから、風俗のことなど頭にも無かった隆志。
そもそも、弘美がいながら風俗に行くのは不義理なことではないか。
弘美だって泣くに違いない。
でも・・、弘美がいなかった頃の俺って悲惨だったよな・・。
隆志の脳裏に風俗の記憶が蘇る。
ヘルスの中でアヘアヘ言っている時間が過ぎ、帰り道にこの界隈を歩くときの
悲しい記憶が蘇ってくる。
(はぁ〜・・。またヘルスに金使っちゃった。愛のあるHがしたいなあ・・。
なんだ、こんなところにラブホまで作りやがって!よろしくやってんじゃねぇよ、タコ!!)
風俗の帰り際に、ラブホに向かって罵倒していた日々の記憶。
ラブホ死ね!カップル死ね!!寂しい男だらけの風俗街の横に、ラブホ建ててんじゃねぇよ!
そんな甘酸っぱい記憶を辿っていた。
え・・・・、ラブホ?
目の前のラブホテルの存在に気が付いたとき、既に隆志は弘美にこう口走っていた。
「な、なあ・・弘美。たくさん歩いて疲れただろ?この辺できゅ、きゅ、休憩していかないか・・?」
(つづく)
190 :
名無しさんの初恋:01/11/07 23:44 ID:ZUK43y0K
おお!!最初から全部読んだよ!!
続き気になる〜リアルでいいね。
始めてみたよ。そして
>>177 のも全部読んだ。かなり面白い!
女の私が読んでもイイと思うよ。
いやぁ、早く続きが読みたいねぇ。
盛り上がってまいりました!
193 :
隆志:01/11/07 23:45 ID:AFLj5tBh
>>188 実際は、このあとちゃんと付き合おうって事を確認しました。
誤解があるといけないので、書いておきますね。
194 :
名無しさんの初恋:01/11/07 23:46 ID:mUmZa31a
前編で途切れた理由が後編読んでわかった。
たかしっ!たかしっ!たかしっ!(隆志コール)
リロードリロードリロード!!!
197 :
名無しさんの初恋:01/11/07 23:50 ID:607L7qJz
大学生になってからは風俗行ってないのですか?
198 :
名無しさんの初恋:01/11/07 23:51 ID:H2bSQuM4
リロードリロードリロード!
\\ おにぎりワッショイ!! //
+ + \\ 隆志ワッショイ!!/+
+
. + /■\ /■\ /■\ +
( ´∀`∩(´∀`∩)( ´ー`)
+ (( (つ ノ(つ 丿(つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
madakayo~~~~~~~~~~~~
201 :
隆志:01/11/07 23:55 ID:AFLj5tBh
「うん・・、いいよ。休んでいこう・・。」
弘美は恥ずかしさで少しうつむきながら、隆志の言葉を受け入れた。
「じゃ、じゃあ行こうか・・!」
遂に。
遂にこのときが来た。ラブホテルの自動ドアは開かれ、中に足を踏み入れる。
興奮と激情と、そして少しの不安定感が隆志を包んだ。
隆志の目の前に次々と、始めて目にする物が現れる。
すりガラス窓の向こにいる、老婆。
立ち並ぶ部屋選択ボタン。
童貞男・隆志にとって、数々の難関であった。
だが、弘美の前でオロオロするわけには行かない。
隆志はひるまなかった。
そして一つの選択が、隆志を圧迫する。
(まず老婆に話し掛けるべきか? それともいきなりボタンを押すべきか?)
隆志は迷った。
だが、弘美に聞くわけにも行かない。でも、ずっと迷っているわけにも行かない。
だがミスれない・・・。
隆志は5秒ほど考えた末、核ボタンを押すような手つきで部屋選択ボタンに手をかけ、
力を入れた。
カチッ・・・
「3階のほうになりますので、階段でどうぞ・・・」
老婆がそっと口を開いた。
隆志は、賭けに勝った。
(つづく)
202 :
名無しさんの初恋:01/11/07 23:56 ID:dr/Z6UJB
楽しみにしてるぞ
今日もこれ見るためにネット繋いだようなもんだ
203 :
隆志:01/11/08 00:04 ID:WJlPisOB
「じゃあ、シャワー浴びてくるね・・.」
弘美は隆志にそう伝え、シャワー室のほうへ向かった。
ザーザーと、シャワーの音が部屋まで聞こえてくる。
(シャ、シャワーの音だけでオナニー出来ちまうぜ・・)
ヘルスで何度もシャワーを浴びてきた隆志だったが、弘美の浴びるシャワー音は、
何かまた特別の音のように聞こえていた。
「上がったよ。」
バスローブを纏った弘美。
髪の先だけ濡れているのが、妙に艶っぽい。
勇んでシャワーを浴びてきた隆志。
来た。 童貞喪失の瞬間がすぐそこに・・・
「弘美・・・」
隆志は弘美の唇にそっとキスをした。
二人のバスローブがはだけ、ベッドに倒れこむ。
(過激な内容により、自主規制)
ヘルスで鍛えられていたおかげだろうか。それとも隆志の天性だろうか?
はたまた、オナニーで何度も何度もシュミレーションをしたせいだろうか・・?
初めての挿入で超高度なテク(自称)を弘美に披露できてしまった隆志であった。
(ここで童貞喪失ですが、つづく)
204 :
名無しさんの初恋:01/11/08 00:06 ID:SEtEMsMD
なんかこううまく行くと、つまんないというか何というか
核ボタンにウケタ
206 :
名無しさんの初恋:01/11/08 00:12 ID:1dIh4wDc
また自主規制かよ
207 :
隆志:01/11/08 00:13 ID:WJlPisOB
初めてのセックスから、数ヶ月が過ぎた。
隆志にとって、弘美はかけがえの無い存在となっていた。
心も体も、弘美が好きだ。なによりもシンプルに、弘美を愛してる。
プルルル・・、プルルル・・
携帯のディスプレイには「伊川弘美」。
フフフ。もう見慣れたものだ。
隆志は携帯の文字を見て少しご機嫌になり、電話をとった。
「もしもし、隆志?言わないといけないことがあるの。明日いつもの喫茶店に来て欲しい。」
電話の向こうの弘美の声が、妙に低い。
なおも弘美は続けた。
「明日の話、絶対に怒らないで聞いて欲しい。そう約束して欲しいの。」
えっ・・
隆志の頭に、暗雲が立ち込めた。「言わないといけない事」「怒らないで」だって?
メチャクチャ悪い予感がする。
イヤだ。振られたくない。でも何で?何で・・?
とりあえず弘美の話を了承し、電話を切る。
キリキリと胃が痛い。水を飲んでも喉が渇く。
ほとんど眠れぬまま、翌日の喫茶店へと向かった。
「話って・・、何?」
「あのね・・。」
数秒ほど置いて、弘美は続けた。
「もう、会えない。」
(つづく)
ギャーーーーーーーー!!!!
ガーーーー(゚Д゚)ーーーーん
伊川弘美って本名だったらおもろいな
隆志〜!がんばれ〜!
212 :
隆志:01/11/08 00:26 ID:WJlPisOB
・・・!
やっぱりそうだ。でも・・・なぜだ。隆志はまくし立てるように弘美に問うた。
「何で?理由を教えてくれよ。俺がカコイクないからか?性格が嫌いになったのか?何で?何で?」
「ううん・・。そんなことじゃない・・」
「じゃあ、なんでだよ?」
弘美の次の言葉が、ナイフのように隆志の胸を刺した。
「実は・・私、遠距離の彼氏が・・・」
遠距離の彼氏・・?
そんなの聞いてないぞ。そいつにばれたから、俺と別れる・・。
言葉を失いかけた隆志が、黙ったままの弘美に話し続ける。
「なんだって?遠距離の彼ってなんだよ・・。なんでだよ、なんでこうなるんだよ・・・」
なおも必死で弘美を説得する。
「な、な?遠くの親戚より近くの他人、とか言うじゃないか。考え直せないのか、俺じゃいけないのか・・・」
情けない姿を喫茶店で晒す、隆志。
自分が浮気だったことへの怒りよりも、弘美を失いたくない気持ちがいっぱいだった。
弘美は涙で目を赤くしながら、ただ「ごめんなさい、ごめんなさい・・」と繰り返した。
「さよなら・・・隆志・・・」
もう、恋なんてしない。
もう、愛なんて信じられない。
しかし、たくさんの輝く思い出をくれたことには感謝してる。
弘美。ありがとう。そして、お前を愛していた。
2001年、隆志は24回目の誕生日を迎えた。もうそんなに若くもない。
しかし、本当に愛してくれる女が現れるその日まで、
隆志は元気に風俗街を歩き続けるのだろう。
(つづく)
213 :
隆志:01/11/08 00:27 ID:WJlPisOB
うわ・・・ハードだね
終わりっすか!!
おつかれさん、楽しく(?)読ませてもらったよ
ちょっと悲しいラストだったけどね
たかし〜 。・゚゚・o(iДi)o・゚゚・。うぇぇん
いい話しや。
ありがとう、隆志。
218 :
隆志:01/11/08 00:32 ID:WJlPisOB
みなさん、読んでくれてありがとう。
あ、ちなみに伊川弘美は実名じゃないです。
マジでこのとき、半年くらい落ち込みましたよ・・。
>1
面白かったよ。
220 :
隆志:01/11/08 00:34 ID:WJlPisOB
明日からどうしましょうか?
第5部とか書きます?
221 :
名無しさんの初恋:01/11/08 00:35 ID:1dIh4wDc
風俗回数は2回だけ?
222 :
名無しさんの初恋:01/11/08 00:35 ID:cP/9h34H
223 :
斬鉄剣(流浪中):01/11/08 00:36 ID:zTrL0dd0
隆志殿、面白かったよ。
最後は悲しかったがな。
いつか、良い人が現れると良いな。
224 :
名無しさんの初恋:01/11/08 00:36 ID:ZM9/CIb6
書くネタがあるなら是非!<第5部 >隆志殿
225 :
隆志:01/11/08 00:36 ID:WJlPisOB
>>221 もっと行ってます。
まだソープは行ったことないですが。
こんなこと言うのもあれだけど
人の失恋話はおもしろい
隆志のファンになっちゃたよ。是非体験記つづけてほしい!
229 :
隆志:01/11/08 00:38 ID:WJlPisOB
第5部のネタですか・・。
<風俗嬢に、恋をした>
ってので良かったら書きます。
231 :
隆志:01/11/08 00:39 ID:WJlPisOB
>>227 今は立ち直ってるからいいんですけどね(w
私はそろそろ寝ちゃうけど、明日また楽しみに待ってるよ!
233 :
隆志:01/11/08 00:40 ID:WJlPisOB
じゃあ、明日は
【第5部 風俗嬢に、恋をした。】
を書くことにしました。
234 :
隆志:01/11/08 00:41 ID:WJlPisOB
>>232 うん。俺も疲れたから寝ます。
おやすみ>ALL
235 :
名無しさんの初恋:01/11/08 00:43 ID:SY1rADkJ
高校の同級生
健太郎が気になります。
良かったぞー。
変に引っ張らず、ちゃんと話を終わらせてくれるのもいい!
弘美はやっぱり処女じゃなかったのか?
238 :
177:01/11/08 01:37 ID:Yuz9TXX9
タイトルから
弘美は風俗嬢だと思ったのに〜
普通だったのが萎えた
240 :
ビンラディン身長195だって!:01/11/08 01:59 ID:SXB7NUIE
あげ
241 :
名無しさんの初恋:01/11/08 02:01 ID:f43f6jpM
でか
242 :
名無しさんの初恋:01/11/08 09:05 ID:B+V4cuTL
隆志は昨日の柳沢なみにかっこいいぞ。
今日も俺のハートにゴールを決めてくれ。
243 :
名無しさんの初恋:01/11/08 09:45 ID:Abz/r0XN
ノーベル文学賞もあげちゃう!!
ってことは隆志はいま24歳なの?
まだまだこれからじゃないねー。
245 :
名無しさんの初恋:01/11/08 12:31 ID:CN6G7yUy
誰か隆志のために、トロフィーか何かのAA作ってやってくれ!!
Y←とろふぃー
↑チョトワラタ。
ショボいトロフィーだな〜。
248 :
名無しさんの初恋:01/11/08 13:03 ID:hPSMdnhK
ストーリーもいいが、外野の発言も結構笑える。
面白かった。そして切なかった。
純情と欲情の狭間でもがく悲しい男の性。
それが痛い程伝わってきました。
隆志に幸せが訪れる事を祈らせて下さい...ザーメン。
250 :
みくす:01/11/08 16:34 ID:hphUGYWr
たかしーーーage
251 :
煤i ̄□ ̄;)ハウッ!! ◆hawoQwo. :01/11/08 16:42 ID:eSMUSMN0
今夜もまちどおしいのぅ。。。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
│ はーい、じゃみんな一緒に〜♪ |
\______ _______/
|/
| ̄ ̄ ̄ ̄|
_|____|_
/ノ/ ノ ノ \ヽ
|( | ∩ ∩|)|
从ゝ ▽ 从 /
/  ̄<V> ̄  ̄|⊃ タ〜 カ〜 シ〜♪
/ ハ o ノ ̄ \ | \ / \ /
(__)/ o | ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
/__ __ヽ (´∀`∩ (´∀` ) ( ´∀`)
|_|_| ⊂ )⊂ ⊂) ⊂ つ
| |_ |_ //| | ) ) ) | | |
|___)_) (_) (_) (__)_) (__)_)
252 :
カズ某:01/11/08 16:52 ID:jotYn2hY
大槻ケンジが書いたみたいだ・・・・
凄いよ隆志さん。面白すぎ。「グミ・チョコレート・パイン」みたい。最高
「カレー食わされた」以来の秀作ですね
254 :
(・∀・)カルメン ◆kuukifL. :01/11/08 18:09 ID:wmbrR3OO
=====ラウンジから来ました=====
dareyanen?
>254???
俺もラウンジャーだけど ここは毎晩楽しみに見てます。
257 :
名無しさんの初恋:01/11/08 19:19 ID:gHuzDCm/
Ψ
■ ←ゴジャーストロフィー
259 :
258:01/11/08 19:27 ID:U5Ak3acP
隆志が来るまで暇な人は
>>258の23からでも読んでてくれぃ。
それにしても久々におもしろいスレみつけたよ。
260 :
ボス7:01/11/08 20:55 ID:RWqJgNEV
おもしろすぎるぞー!!! age
サイコですね
>>258 ダウソの名スレってことはISO之割男ネタか
263 :
隆志:01/11/08 22:06 ID:AERM81fZ
こんばんは〜!
今日も執筆にいそしみます。
ちょっとだけ酔ってるのでうまくかけないかも知れないけど、
優しく見守ってくださいね。
よっ、待ってました
265 :
隆志:01/11/08 22:15 ID:AERM81fZ
【第5部・風俗嬢に恋をした】
あれは隆志が大学に入って初めて迎えた正月のことだった。
「隆志、元気か?」
「よう、久しぶりだな!」
大学の下宿先から帰って来た健太郎と久々の再開だった。
「隆志、一緒に飲みに行こうぜ。」
皮一本30円。二人が入った安い焼き鳥屋は、正月にも関わらず客で溢れていた。
他の客の喧騒のなか、少し酔ってご機嫌な健太郎は隆志に言った。
「いやー。一人暮らしはいいぜぇ!親の目もないから色んな事が出来るんだぜぇ!」
ストレートには言わないものの、隆志には十分その意味が理解できた。
(健太郎・・。キサマ、彼女作りやがったな・・)
絶対そうだ。そうに違いない。大体、本来なら「ソープ行こう」と誘うべきはずだろうが。
許さん・・、健太郎・・健太郎・・・!
クソッ・・。でも、幸せになれよ・・・。
随分と酔った様子の健太郎の話を聞きながら、隆志は駅へと向かった。
正月独特の乾いた寒さ。その寒さに光るオリオン座。
オリオンに向かって、隆志は一つの決断を下した。
(明日風俗に行こう・・。そう、たった一人で・・。)
(つづく)
266 :
ボス7:01/11/08 22:16 ID:RWqJgNEV
お!?きたきた 最近楽しみなんだよな〜、これが
267 :
(・∀・)カルメン ◆kuukifL. :01/11/08 22:24 ID:mmHDzE8o
キタキタキタキタキタキタキター!
268 :
隆志:01/11/08 22:26 ID:AERM81fZ
「母さん。俺、初詣に行ってくるよ。」
雑煮を食べながら、隆志は母に向かって言った。モチもよく伸びる。
「ふーん。誰と行くの?昨日は健太郎君と行ったくせに。」
「チッ、誰でもいいだろ。友達だよ、トモダチ!」
母は疑問に満ちた目をしながら、隆志に言った。
「何で隠すのよ?ははーん。さては彼女出来たんでしょう。行ってらっしゃい!」
「ちげーよ・・・」
家を飛び出し、風俗街に向かう電車に乗りこんだ隆志。
じいちゃんにもらったお年玉はたっぷりとある。
隆志の心は冷えきっていたものの、懐だけは暖かかった。
「ノーマルコースで頼む。」
無造作に店員に1万円札を投げる隆志。
ムッとした顔もせずに、店員は隆志に番号札を渡した。
正月という時期のせいだろうか。昼間にも限らず店内は男で溢れていた。
多少イライラしながら、備え付けの「ビッグコミック スピリッツ」を読んでいたその時。
「番号札11番のお客様・・・」
来たか。ああ、俺は番号札11番だ。俺に名前などない。
健太郎のように自分のことを「隆志」と呼んでくれる彼女もいない。
隆志はスピリッツを本棚に投げ、カーテンをくぐった。
(つづく)
269 :
名無しさんの初恋:01/11/08 22:34 ID:FCFjzzrU
良すぎる!!(・∀・)イイイイイイ!!!!
270 :
隆志:01/11/08 22:38 ID:AERM81fZ
カーテンをくぐった向こうに、女が一人いた。
「チホでーす。よろしくお願いしまーす。」
ふん。まあまあだな。テクさえあれば、合格点だ。
自分の事を棚に上げて人を採点しながら、個室につれられる心の冷え切った隆志。
チホはいつものお決まりトークを放つ。
「お客さん若いね。いくつなの?」
「ハタチです。チホさんは?」
「21だよ。入店してまだ1ヶ月です。よろしくね。」
ふん。これまたいつものトークだな。ヘルス嬢落第だ。
服を脱ぎシャワーに向かう隆志は、心の中でチホにそう言った。
シャワーを浴びながら、会話は続く。
「お客さんほんとカッコいいね。肌も綺麗だし。」
「そんなことないよ。チホちゃんのほうがかわいい。家に持って帰りたいよ。」
さらりと返した隆志だったが、内心はまんざらでもなかった。
お世辞でもカッコいいといわれて悪い気はしない。
ニンマリしている隆志に、チホはさっきの隆志の言葉に答えた。
「ホントに、ここから持って帰って欲しい・・。」
ドキッ・・・。
そのときにふと見せたチホの少し悲しそうな表情は、隆志の心を絡めとるには充分だった。
ほんの一瞬見せた、チホのシロウトとしての表情。
もちろん、演技だといえばそれまでなのかもしれない。
でも・・さっき見せた悲しい表情は一体・・?
隆志の鼓動が高まった。
(つづく)
おお、隆志光臨!!
272 :
名無しさんの初恋:01/11/08 22:42 ID:QLDHhdPz
最高!!
273 :
名無しさんの初恋:01/11/08 22:44 ID:QLDHhdPz
あげ〜〜
274 :
隆志:01/11/08 22:52 ID:AERM81fZ
チホさん・・?
もしかしたら俺に・・一目惚れしてくれたのか・・?
本気で俺に「持って帰って」と言ってくれているのか・・?
いや、違う。勘違いだ。風俗嬢のトーク信じてはならない。
そもそも出会ってから、10分もたっていないじゃないか。
でも・・・さっきの表情を信じたい・・例えウソでも。
そんなことを考えている隆志を尻目に、チホはプレイを続けた。
隆志の射精が終わった。
チホとのお喋りが再び始まった。
「ねえ、チホさん・・。俺、本当にキミを持って帰りたいよ。」
さっきの言葉が気になる隆志は、もう一度その話題を振った。
「絶対・・・すぐにもう一回来て欲しい・・。お客さんがチホをこの店から持ってかえって・・。」
チホの言葉が隆志を刺した。
「わかった。近いうちにもう一度来るから。待っててくれ・・」
無言で抱き合う二人。隆志は決断した。
チホさんを信じよう。チホの言葉を信じよう。
きっと、チホさんは本気でこのヘルスから抜け出したいんだ。
だから・・・俺は・・。
すぐに・・・チホさんを迎えに来よう。
99%騙されているとわかっていても、すぐに迎えに行くからね。
隆志は、チホの出勤日が書いてある名刺を財布にねじ込めた。
(つづく)
隆志よ・・・(涙)
276 :
名無しさんの初恋:01/11/08 22:55 ID:QLDHhdPz
嗚呼・・・(涙)
277 :
名無しさんの初恋:01/11/08 22:57 ID:SeCV5jqu
272 :名無しさんの初恋 :01/11/08 22:42 ID:QLDHhdPz
最高!!
273 :名無しさんの初恋 :01/11/08 22:44 ID:QLDHhdPz
あげ〜〜
276 :名無しさんの初恋 :01/11/08 22:55 ID:QLDHhdPz
嗚呼・・・(涙)
278 :
隆志:01/11/08 23:01 ID:AERM81fZ
チホさん、チホさん・・・。ハァハァ…
風俗から帰って来た隆志の頭は、シホでいっぱいだった。
あれは営業トーク?
そんな思考が隆志の頭をかすめた。通常、風俗嬢が客に惚れることなんてないはずだ。
しかし「ここから持って帰って・・」。あの時そう言ったチホの表情は、確かに素人の顔だった。
でも・・、それならばなぜ俺に・・?
考えれば考えるほど泥沼にはまっていく思考。
隆志の混乱したその思考でも、一つだけわかった事があった。
チホさんに、惚れた・・
会いたい。チホさんに会いたい。
客と風俗嬢の関係だけでもいい。それでも会いたい。
でも・・チホさんが「連れ出して」ともう一度言ったら、二人で一緒にどこかに行こう。
4日後だっただろうか。少し震える、携帯を持った隆志の手。
興奮を懸命に抑えながら、メモリに入れたあの店の番号に繋げる隆志。
「もしもし・・。チホさんを指名で予約したいんですけど・・」
(つづく)
ああ...隆志(;´Д`)
280 :
名無しさんの初恋:01/11/08 23:10 ID:PpCpPaUC
うーん、すげー。
面白いよ
281 :
隆志:01/11/08 23:16 ID:AERM81fZ
電話に出たチホの店の男店員は、なぜか妙に愛想のいい言葉で答えた。
「チホちゃんは今日、体調が悪くて出勤してませんよ。」
そうか。チホさんは体調が悪いのか。ならばしょうがない。
明日もう一回電話しよう。
隆志は次の日にもう一度電話をした。
「チホさんは・・?」
「今日も体調が悪いそうです。」
大丈夫だろうか。明日になればきっと・・。
少し焦りを感じながら、次の日に電話する隆志。
だが、返って来たのは意外な返答だった。
「チホさんは事情があってお辞めになりました。
あ、でも他にもいいコはいっぱいいますよ?どうですか?レイコちゃんっていう子が・・・・」
なんということだろう。
チホさんは本当に店をやめてしまっていた。
チホさんが「連れて帰って」と言ったあの時・・本当に店から逃げ出したかったのだ・・。
「じゃあ・・・いいです・・・。」
あの時のチホの言葉がどこまで本気だったのかは、今も謎である。
ただ単なる営業トークだった可能性だって充分高い。
それでも隆志は、今でもヘルスのカーテンをくぐる瞬間にほんの少しの期待をいだくのだ。
「もしかしたら、25歳になったチホさんに会えるかも。」
と。
(Fin)
282 :
名無しさんの初恋:01/11/08 23:16 ID:7OWOdeZ1
まだかなあ ワクワク
283 :
隆志:01/11/08 23:17 ID:AERM81fZ
すみなせん、今日は飲みながら書いたので駄作の可能性が高いです。
ごめんね。
む〜
今日はイマイチ。次作に期待(・∀・)!
285 :
名無しさんの初恋:01/11/08 23:18 ID:PpCpPaUC
どうってことのない(?)話をよくここまで面白く書けるね
たいしたもんだ。
次回もあるなら期待します
287 :
隆志:01/11/08 23:20 ID:AERM81fZ
>>284 いやー、ごめんなさいねぇ・・
>>285 次回・・かぁ。もう書くことが無くなってきたな(w
>>286 風俗に行ったことある人なら、この気持ちって一度は通りますよね(泣
質問です
自宅生ですか?
正月の風俗は健太郎と行ったところ?
なぜまたヘルス?
289 :
隆志:01/11/08 23:23 ID:AERM81fZ
>>288 4回生のはじめに一人暮らしを始めたけど、
話に出てくるのは自宅時代ですよ。
ソープは正直言って高いから、ヘルス(苦藁
290 :
隆志:01/11/08 23:24 ID:AERM81fZ
>>288 あ、それと正月の風俗は健太郎と行ったところとは違う店だよ。
毎晩おもしろい体験記書いてくれて,本当にお疲れ様。
楽しかったよ。
292 :
隆志:01/11/08 23:31 ID:AERM81fZ
いまいち書くことも思いつかないので、連載を打ち切ろうと思います。
明日から僕以外の誰かが連載をするもよし。Dat落ちするもよし。
自由に使ってもらって結構です。
またどこかのスレで会いましょう。
短い間でしたが、ご愛読ありがとうございました。
======== 隆志の風俗体験記 連載終了 ========
293 :
名無しさんの初恋:01/11/08 23:32 ID:PpCpPaUC
おつかれです>隆志
294 :
名無しさんの初恋:01/11/08 23:33 ID:QLDHhdPz
ショッキング!!
295 :
名無しさんの初恋:01/11/08 23:34 ID:BP6OzNFu
おもしろかったです。
ありがとう隆志!!
296 :
名無しさんの初恋:01/11/08 23:36 ID:CblEVUpi
>隆志
京子のスレを見つけて、一気に全部読んだよ。
ホントに文才凄いねぇ。
書け書けってプレッシャーかけるつもりはないけど、
また何か話を思い出したら書いて欲しいもんだ。
マターリ雑談するだけでもいいけどねー。
297 :
月宮 ◆AYU.4ocs :01/11/08 23:37 ID:KUd4jCOC
(゚Д゚)隆志マンセー!!
感動をありがとう!!!
298 :
296:01/11/08 23:37 ID:CblEVUpi
書き込みしてる間に隆志の終結宣言が(T-T)
連載じゃなくていいからコテハンで遊ぼうよー。
299 :
名無しさんの初恋:01/11/08 23:39 ID:F2+XTS9v
終わっちゃったのか・・・。
微妙に楽しかったよ。
ありがとう隆志。
300 :
隆志:01/11/08 23:40 ID:AERM81fZ
皆さんに面白かったよ、といってもらえると凄く嬉しいです。
ありがとう!
>>296 マターリ雑談でいいのでしたら僕も大歓迎です。
あと、あしたから代わりに誰かが連載をしてくれるのなら、もっと大歓迎です。
301 :
名無しさんの初恋:01/11/08 23:41 ID:bpYbkw/s
チホさんはどういうつもりだったんだろうね
隆志さんにもわからないんだよね
哀しいね
302 :
隆志:01/11/08 23:42 ID:AERM81fZ
>>296 コテハンですか。じゃ、このままコテハンになっちゃおう(w
303 :
隆志:01/11/08 23:43 ID:AERM81fZ
>>301 そうなんですよ。
わからないんだよね、営業トークって・・。
隆志を好きになりそうです。
がんばれ隆志。
いい彼女作って幸せになってね。
305 :
隆志:01/11/08 23:48 ID:AERM81fZ
>>304 ありがとう。
彼女は当分出来そうに無いですが。
(´-`).。oO(また風俗逝こうかな・・・)
307 :
隆志:01/11/08 23:49 ID:AERM81fZ
では、そろそろ落ちますね。
さようなら。
309 :
隆志:01/11/08 23:51 ID:AERM81fZ
>>306 行け行け。どんどん行け!
>>308 今日は遅くなってきたので明日読んでみるね。
ではでは、本当に落ちます。さよなら。
310 :
177:01/11/08 23:54 ID:y9mx0jeP
すがすがしい・・・・いい話を読ませてもらったよ
>>311 5 名前:名無しさんの初恋 投稿日:01/11/09 02:39 ID:4iaycjVZ
隆志よ
ワラタ
隆志はその後彼女は出来たのか?
もし出来たのならその時の話も聞かせて欲しい。
きっとあなたなら面白くしてくれるはずだ。
315 :
名無しさんの初恋:01/11/09 09:13 ID:YddeMm7N
人をこんなに甘酸っぱい気持ちにさせといて、終了だなんて…。
でも許す。
316 :
名無しさんの初恋:01/11/09 10:14 ID:aWv7y8NS
隆志に乾杯。
317 :
名無しさんの初恋:01/11/09 14:28 ID:aEFbaafF
隆志、今までありがとう。
俺は初めて2チャンで感動した。
また会える日を祈っている・・・
318 :
みくす:01/11/09 15:18 ID:nXanoy/w
おわっちゃったんだ・・・・・・・さみしーーーい
まじおもしろかったよ!!今日もこのためにきました!
また隆志の文章よめるといいなぁー
319 :
名無しさんの初恋:01/11/09 16:16 ID:qL9Ecgyy
隆志こーる!!たかしたかしたかし
320 :
名無しさんの初恋:01/11/09 16:23 ID:rEgb582h
終わっちゃって残念だけどこの誰か他の人も自分の恋愛体験話を書くというのはどうでしょうか?
人の恋愛話ってすごい面白いと思うんですが
>>320 文才がない人と人間的に魅力がない人がやってもウザイよね。
322 :
名無しさんの初恋:01/11/09 17:18 ID:IZoSVUiR
しかも前任者が前任者だけに後任者は荷が重いよ。
323 :
名無しさんの初恋:01/11/09 21:54 ID:CbfEWaOF
『忘れられないSEX』スレみたいに、
最初からみんなが書き綴る形式なら文才の有無に関わらず書きやすいんだけど、
ここは隆志という才人が立ち上げてるからなぁ。
あとから書くのはかなりプレッシャーかも。
324 :
名無しさんの初恋:01/11/09 23:34 ID:WceXD4Sr
325 :
名無しさんの初恋:01/11/10 05:56 ID:qHUXOWpF
隆志
何か話してよ。
326 :
名無しさんの初恋:01/11/11 01:19 ID:QMpkciVR
隆志、戻ってこないかなー
327 :
涼:01/11/11 07:18 ID:cXt32o/l
「それじゃ、明日から頼むね」
40代の人の良さそうな男は、僕にそう言った。
ここは、駅前のバーガーショップ。
苦労を重ねた浪人生活を終え、ようやく、大学に合格した僕は
アルバイトの面接を、受けにやってきてたのであった。
相手はバーガーショップの店長、どうやら、無事採用のようである。
何故、僕がバーガーショップのバイトを選んだか
それは、藤田田に憧れたからでも、子供の頃からハンバーガーが好きだった訳でも
勿論無い。
簡単に言ってしまえば、女がいるからだ。
女がいるという事は、女とおしゃべりが出来る!ならばお付き合いができるかも
しれない!そうなるとセックスが出来る!
この物語は、童貞喪失に情熱をぶつけた男の、愛と涙のドキュメンタリーである。
328 :
名無しさんの初恋:01/11/11 07:23 ID:N9FRiipo
お!新しいのが始まったか!?期待!
329 :
涼:01/11/11 07:36 ID:k6SCAmlU
(よし!今日からバイトだ)
こんなに、テンションが上がったのは何年ぶりだろう。
そう、三沢がハンセンに初めて勝った試合以来かもしれない。
僕は、みなぎる欲望を胸に頭の中はショート寸前であった。
(絶対、彼女ゲットしちゃるけんね!)
別に、九州出身でもなんでもないんだが、その時の僕はそう自分に
言い聞かせていた。
彼女いない歴19年、キスもした事も無ければ、手も握った事も無い
そんな自分に、セイ・グッバイする為に
足早にバーガーショップへ向かう僕がいたのだった。
330 :
涼:01/11/11 08:00 ID:m2BhJvC2
「おう、吉田君早いね上に上がって着替えて、待っててよ。」
店長は僕を見るなりそう言った。
ハイ、と軽く返事をして僕はスタッフ控え室に向かった。
その十数秒後に衝撃的な出会いがあるとも知れずに・・・・
ドアを開けると、中には一人の女性が座っていた、僕に振り返り
「あ、こんにちは〜」と挨拶をしてくる。
その時の衝撃を何と形容すればいいだろうか。
僕の目の前に、今だかつて人生で巡り合った事の無い
美女が突然現れたのである。
しかも、その美女が僕に優しく微笑み掛けてくれているのである。
僕は、あまりの出来事に気を失いそうなのを必死で堪え
恐らく、20世紀で一番のブサイクな笑顔でこう言った
「あ、ども・・・・。」
331 :
名無しさんの初恋:01/11/11 08:01 ID:vGji1tVl
オモロイぞ!続き早く!!
332 :
涼:01/11/11 08:03 ID:m2BhJvC2
今日はここまでって事で。
評判良ければ続き書きます
では!
333 :
名無しさんの初恋:01/11/11 08:41 ID:Zg615Dp8
おもしろいので、ひっぱりまくてくれ!
334 :
涼:01/11/11 13:08 ID:cUk05yo1
(どもじゃね〜だろ!どもじゃ!)
ユニフォームに着替えながら、僕は激しく自分を叱責した。
突然現れた美女に、いや、舞い降りた天使に、僕は脳天を撃ち抜かれ
てしまったのである。
人は長い人生の中に三つのチャンスがあるという。
(これか?、これなのか?一つ目のチャンスって奴は・・・)
目の前の鏡で爽やかな笑顔を練習して、再び天使ちゃんの前にいざ出陣!
「中村っていいます、今日がバイト初日ですか?」
「あ!よ、吉田っていいます。そうです、初日です。」
(あ〜、なんて愛くるしい声なんだ、可愛いすぎる!)
その時僕の頭を支配していたのは「焦るな!」この言葉だけである。
今まで、出会ってきた女の子と仲良くなれなかったのは、この焦りからくる
意味不明な話、不自然な動きである事は、これまでの、経験の中で学習して
きたのである。
(焦るな、焦るな、じっくりいけよ、そうだ俺は、狩人だ。)
335 :
みくす:01/11/11 13:17 ID:+Xc9SVwc
朝ぱらからこんなんやってたんだ・・・
おもしろいじゃん!!!りょうくんがんばってーーーー
さげるなage
お!新しいの始まったね!
期待!
337 :
涼:01/11/11 13:33 ID:Z5phEpQE
頭の中では狩人のつもりでも、悲しいかなそこは女性遍歴ゼロ
の男である、天使ちゃんの吸い込まれるような瞳に思わず猟銃が暴発しそう
になるのを抑えるのに必死である。
そこで、天使ちゃんのとどめの一撃である。
「吉田君は彼女いるの?」
バーン!バーン!そこで、狩人吉田は制御不能になってしまった。
(どういう意味なんだこれは!ありえるのかこんな事は!、彼女は俺にひと目惚れ
してしまったのか?)
妄想もここまでいくと罪である、しかし、その時の僕は満面の笑みを必死で
堪えこう言うしかなかった。
「え?今はいないよ。」
その日の夜のオナニーがいつもより多かった事はいうまでもない。
338 :
涼:01/11/11 13:35 ID:Z5phEpQE
一応評判は悪く無いようなので、続き
を書いてみました。
今から、出かけるので続きは明日にでも
書きます。
339 :
名無しさんの初恋:01/11/11 13:36 ID:pnOwkolw
オモシロイ!!
340 :
みくす:01/11/11 13:37 ID:+Xc9SVwc
おもしれー、りょうくん
ほとんど逆ナンじゃねーかYO!
342 :
名無しさんの初恋:01/11/11 18:55 ID:31JYtFz4
おもしろひ!続きキボン
343 :
名無しさんの初恋:01/11/11 19:01 ID:lFiRRiRz
344 :
デル珍:01/11/11 19:11 ID:N7L3eX1E
執筆者変わったの?
どっちみち、オモシロイんであげ!
345 :
涼:01/11/11 21:59 ID:UrThq9TA
彼女の名前は、中村恭子、近くの女子大に通う1年生。
年は、18歳で僕より一つ下である。
彼女の魅力は、霊長類最高の美貌だけでなく、聖母マリアのような
慈愛に満ちた優しい性格にもあった。
そんな彼女と出会い、それまでオタクな生活を送っていた僕は決心した。
(変わらなきゃ。)
そう、遂に眠れるチワワが目覚めたといった所であろうか。
とは言っても、長年慣れ親しんだオタク生活。
AMラジオを聞いて、一人ニヤニヤする日々はしばらく続いた訳ではあるが・・・。
自分変革をするにあたって、僕は昔読んだマンガのワンシーンを思い返していた。
それは、喧嘩の弱い主人公が自分を(俺は、力石だ、力石トオルだ。)と思い込む
事により、相手を打ち負かしてしまうといったものであった。
そこで僕は考えた、そして閃いた
(俺は、木村だ、木村拓哉だ。)
何故だか知らないが、不思議なパワーを手に入れたかの様に感じる。
こうして、容姿20点の木村拓哉が誕生した訳であるが、人生最大の屈辱は
すぐ側にヒタヒタと近づいてきていたのである。
346 :
みくす:01/11/11 22:00 ID:4DG/9gS7
わーーーーいはじまったぁ
いいぞいいぞ
なかなか(・∀・)イイ!
348 :
名無しさんの初恋:01/11/11 22:36 ID:D+aYGAAE
おい、涼とか言うオマエ!面白そうじゃないですか。
349 :
名無しさんの初恋:01/11/11 22:39 ID:xGH/OkWC
おもしろそうだけど、昔中村恭子という激しくブスな女がいたので萎え。
350 :
涼:01/11/11 23:11 ID:31QZKyz0
それは、大学の友人の近藤に誘われ出向いた飲み会で
の出来事だった。
僕の頭の中は、今や天使ちゃん一色なので別に参加しなくても
よかったのであるが、友人のしつこい誘いによりしぶしぶ出向いたのである。
場所は、埼玉県某市のカラオケボックス。
相手は三人組の女子大生、満干全席を知る僕にとっては
吉野家の牛丼レベルの女の子達だ。
ましてや、こちらは天下の木村拓哉である。
(まぁ、今日は女の子達の相手は近藤と、並木達にまかせてカラオケの
練習でもするかな。)
もちろん曲はスマップのナンバーから選曲。
気持ち良く熱唱していると、一人の女の子が「キムタクに声似てるよね〜」と
一言、それに、気を良くした僕はシャウトにも力が入る。
すると、別の子が「声は似てるけど、顔は桂三枝だよね」とポツリ。
時間にすると1秒弱であっただろうか?ボックス内の空気は凍りついた。
その後、クスクスっと小さな笑い声、やがてその笑いはプヨプヨのように
連鎖を起こし、ボックス内は笑いの渦に。
「ねえ!いらっしゃ〜いって言ってみて。」と女の子、「い、いらっしゃい・・・」
僕が桂三枝を嫌いになったのはいうまでもない。
351 :
涼:01/11/11 23:23 ID:31QZKyz0
内容とスレタイトルが全然違うな。
では、今日はこの辺で・・・。
352 :
名無しさんの初恋:01/11/11 23:25 ID:uwdbYCKW
353 :
名無しさんの初恋:01/11/11 23:25 ID:jV+4J8Eb
>プヨプヨのように連鎖を起こし、
ワラタ。面白すぎ。
354 :
みくす:01/11/11 23:26 ID:4DG/9gS7
>>351 たしかに<タイトル
でもおもしろいからいいでしょ!
続ききたいしてます
355 :
名無しさんの初恋:01/11/11 23:27 ID:qOCaz9kP
「ねえ!いらっしゃ〜いって言ってみて。」
の女のセンスに萌え〜
356 :
名無しさんの初恋:01/11/11 23:48 ID:5MXydIQo
次の作者もいいね!
お笑いテイストで
357 :
名無しさんの初恋:01/11/11 23:57 ID:TGrMS4Rn
桂三枝がキムタクを目指すと・・・
想像してワラタ
358 :
名無しさんの初恋:01/11/12 11:44 ID:IiK1urfo
がんばれ!!
age
360 :
名無しさんの初恋:01/11/12 21:40 ID:L8qmNOGl
実際三枝に似てるのか?
361 :
名無しさんの初恋:01/11/13 01:23 ID:wOdZsZs+
age
362 :
名無しさんの初恋:01/11/13 08:54 ID:VZu0LwbA
はやく続きが読みたいね
363 :
名無しさんの初恋:01/11/13 16:04 ID:Iq12Hv2g
涼はどこにいったのだろうか
早く続きが聞きてぇ。
昨日は書かなかったから、今日は2倍書いてね!
よろしく〜
364 :
名無しさんの初恋:01/11/13 21:13 ID:PpRd1mgs
涼帰ってこいage
365 :
初恋の名無し:01/11/13 22:05 ID:3eIp00yd
あ〜おもしれぇ
366 :
隆志:01/11/13 22:55 ID:uH88qbNT
こんばんは〜。
僕の後任者がいなくなってしまったようなので、
<隆志の風俗体験記番外編:5ねん3くみ あいざわたかし >
をお送りしたいと思います!
367 :
名無しさんの初恋:01/11/13 22:59 ID:fE+HgWdl
期待してるぞ age
368 :
篤志:01/11/13 23:02 ID:U74wSv9i
1996年春。
篤志の進路は某予備校の寮に入ることが決定していた。
思えば、この高校3年間何もなかったなぁ・・・。
中学時代の友達はみんな彼女を作って楽しく過ごした高校生活を
羨ましく思いつつ何で自分には彼女が出来ないんだ!
いや、理系クラスだったからしょうがないんだ。と勝手に理由をつけ
納得させていた。
こんな今の自分を中学時代の自分は予想してたんだろうか。
中学のころ
絶対、高校生になったら童貞を捨てていると信じてた。
高校生過ぎて童貞なのはブサイクだけだと思っていた。
しかし篤志は虚しく童貞のまま俺は高校を卒業したのであった。
<続く?>
369 :
篤志:01/11/13 23:03 ID:U74wSv9i
隆志がきたのでヤメます。
隆志の文才には勝てません。
370 :
隆志:01/11/13 23:05 ID:uH88qbNT
隆志の風俗体験記番外編 【 5ねん3くみ あいざわたかし 】
「おーい、たかしくーん。」
向こうから隆志を呼ぶ声がする。隆志を呼んでいるその少年は、さかもとゆうすけくん。
5ねん3くみのクラスメートだ。
「なんだい?ゆうすけ。」
「なあ、今日の放課後に空き地に行かないか?たかしくんに見せたいものがあるんだよ。」
「ふーん。わかった。じゃあ、じゅぎょうが終わったらいっしょに行こう。」
1988年、秋。
当時小学校5年生の隆志は、祐輔に連れられて空き地に向かった。
2学期が始まったばかりの、すすきが茂ってきた9月のことだった。
「ゆうすけ、見せたいものってなんだ?」
祐輔はガサゴソと空き地の草むらで何かを探している様子だった。
「ふふ・・・、あったぞ。これだっ!」
祐輔が手にしていたものは、雨に濡れてボロボロになった1冊の本だった。
「・・・? これは?」
「これはな・・エロ本だ!」
エロ本・・。
隆志は期待に胸をドキドキさせながら、その本を受け取った。
「ね、たかしくん。すごいでしょ?昨日見つけたんだよ。いっしょに見よう。」
「う・・・・うん・・!」
(つづく)
371 :
隆志:01/11/13 23:10 ID:uH88qbNT
パリパリに乾いたエロ本のページを、慎重に慎重にめくる、隆志と祐輔。
破れないように慎重に・・・。
パリッ、パリッ・・・
2人の少年がページをめくる音。空き地に小さく響く。
次々と現れる女のハダカ。
パリッ、パリッ・・・・
ビリッ!
「あー、ゆうすけ!」
「ゴ、ゴメン・・。」
「いや、いいよ。そんなことよりさ・・。ゆうすけ、お前あそこが大きくなってないか?」
ドキッ、とした祐輔の表情が印象的だった。
ドギマギしながらその問いに答える祐輔。
「う、うん・・・。でも たかしくんもだろ?」
「う、うん・・・。」
(つづく)
372 :
隆志:01/11/13 23:19 ID:uH88qbNT
小学5年生の2人にとって、その古びた本は刺激的な内容だった。
「あそこが大きくなるのはなんでだろう?」なんて、そんな疑問はどうでも良かった。
2時間ほどたっただろうか。
何度も何度も繰り返してエロ本を読み、日も暮れかけて裸体も見えづらくなってきた頃。
「じゃあ、そろそろ帰ろうか・・・。」
エロ本を元の場所に隠し、空き地を背にして帰っていく二人。
夕日を受けた2人の少年の影は、初めて大きくなったあそこのように長かった。
家に帰ってからも、隆志の頭からはエロ本の事が離れなかった。
(エロ本が欲しい・・・。新しいエロ本が見て見たい!)
エロ本が買いたい。隆志は一心不乱にエロ本のことを考えた。
貯金なら3000円程ある。多分充分な額だろう。
だけど・・それ以前に、買うのが恥ずかしすぎる。
第一、小学生に売ってくれるわけが無い・・・。
隆志は数日間考えあぐねた。
新しいエロ本が見たい。家でエロ本が見たい。
でも、買うのはほとんど不可能だ・・・。
そして遂に隆志は、一つの決断を下した。
盗んじゃえ・・・!
(つづく)
373 :
名無しさんの初恋:01/11/13 23:27 ID:gHI5YyFQ
「盗んじゃえ」の続き、早く見たい〜
篤志の文章も読みたいぞage
374 :
隆志:01/11/13 23:32 ID:uH88qbNT
本屋からエロ本を盗んでやる。
それしか方法は無い。悪いことだって事くらい、わかってる。
見つかれば怒られるのだってわかってる。
本屋に迷惑をかけることだって、わかってる。
でも・・でも・・・エロ本が欲しいんだ。
その分他の本を買うから許してくれ・・。
万引きをする計画進める、隆志。
周到に計画を立てる。失敗は絶対に許されない・・・
とはいえ、万引きなど初体験の隆志。どこに本を隠せばいいのかすらわからなかった。
(ランドセルの中は厳しい・・。いったんランドセルを下ろし、収納し、
もう一度背負うのは至難・・)
考える隆志。そして、結論は「服の中」であった。
いったんそうと決まれば、あとは練習あるのみだ。
エロ本と同じサイズの『社会科 資料集』を使って、服に素早くしまう練習を繰り返した。
それはもう何度も、何度も・・・。
しかし・・
「まだ問題が残ってた・・・」
秋の服装では服が薄すぎて、隠しても不自然に見えることに気がついた隆志。
セーターだ。セーターを着ていないと失敗するに違いない。
(冬を待つ・・。それまでは焦らずに我慢だ。 冬までに万一のときの逃走ルートと店の死角を探そう。)
期は熟し、冬が来た。もうセーターを着ててもおかしくない。
万が一見つかって追いかけられたときのために、下り坂のてっぺんに逃走用自転車も用意した。
ノートに本屋の本棚の配置を書いて、店の死角も調査した。
大丈夫だ。頑張って1秒でセーターの内側に本を滑り込ませる技術もマスターしたし。
大丈夫だ。成功するはずだ。大丈夫、大丈夫、大丈夫・・・・
自分にそう言い聞かせ、高まる不安を抑えながら、隆志は本屋の自動ドアをくぐった。
(つづく)
375 :
隆志:01/11/13 23:41 ID:uH88qbNT
「いらっしゃいませ。」
やる気のなさげな店員が隆志に挨拶をした。
エロ本を盗みに来たとは知らぬ店員は、すぐさま作業に戻った。
本屋の奥に進んでいく隆志。だが、まっすぐエロ本エリアには向かわない。
「聖闘士星矢」を立ち読みするふりをし、店員と他の客の動きを監察する。
エロ本エリアへの出入りを鋭い目つきで見ながら、人数を数える隆志。
エリア内人数は・・・2人・・・1人・・・2人・・・3人・・・2人・・・
手にもったコミックスのページを時々めくることも怠らない。
そして・・エリア内人数が0になった瞬間にエロ本エリアに向かい、
エロ本を1秒で服の中に隠してやる・・
2人・・・3人・・・2人・・・1人・・・・・・・・・・0人・・!
(行けっ!)
エロ本エリアに向かい、歩きながら適当な位置にあるエロ本をセーターに滑りこませた。
(このまま最短コースで出口に向かい、とんずらだ・・!)
「ありがとうございました〜」
さっきのやる気のない店員がまたも隆志に挨拶した。
(ふぅ・・・バレなかったみたいだ・・・)
早足で自転車のほうに向かう隆志。自転車に乗ってスイーッと坂道を下りながら隆志はご機嫌だった。
「へへっ、チョロいもんだぜ!」
口笛を口ずさみたいのを我慢しながら、隆志は服の中に仕込んだエロ本と共に家に向かった。
(つづく)
376 :
隆志:01/11/13 23:51 ID:uH88qbNT
「ただいまー!」
隆志はすぐさま自分の部屋に向かい、エロ本を机の一番大きい引き出しの底に隠した。
ご飯を食べてるときも、テレビを見ているときも、エロ本の事が気がかりで仕方がない。
そして隣の部屋の弟も寝静まった夜。
隆志は再び引き出しを開け、布団に寝転がり机の明かりでエロ本を開いた。
(うひゃぁぁぁ・・!おっぱいとかおしりとかだぁぁぁ・・。しかも男の人に触られたりしてるし!
なんか、男の人と女の人がハダカで取っ組み合ってる姿ってエッチいなぁ・・・)
空き地で祐輔と見るのとはまた違った感動が隆志を包む。
セックスの存在を知らぬ小学生隆志はなぜ取っ組み合ってるのか理解できなかったものの、
非常にエロい行為だと言うことだけは理解できていた。
むくむくと隆志のあそこが大きくなってゆく。
空き地で見ていたときは触れなかったが、今なら触れるぞ。
なんか汚いけど大きくなって邪魔だし、パンツを脱いでみよう・・。
パンツを脱いだ興奮がそうさせたのか。
それとも人間のもつ本能のせいなのだろうか。
隆志は自らのイチモツを布団にこすりつけた。
(うひゃー!)
エロ本を眺めながら本能的にオナニーを始めた隆志。
何分たったのだろうか。突然隆志の体が、ビクンとのけぞった。
隆志の精通であった。
(つづく)
377 :
名無しさんの初恋:01/11/13 23:54 ID:6rCaw2mH
おー!隆志復活!
しかし精通早いな。w
378 :
隆志:01/11/13 23:58 ID:uH88qbNT
あの夜以来、毎日欠かさずに自慰を繰り返すようになった隆志。
うっすら生えてきたチンゲは、無言で隆志の思春期を物語っていた。
しかし新しい刺激を得た隆志のエロ本窃盗行為はとどまることを知らなかった。
6年生になってもその勢いは止まらない。神業ともいえるほどの窃盗技術を身に付けた
12歳の隆志は、その日もいつものように万引きを終わって店を出ようとしていた。
が、その時。
隆志の自分の技術に対する奢りのせいだろうか?
それとも『エロ本盗む小学生』と目をつけられていたのだろうか?
店を出た瞬間、悪夢のような声が隆志の脳天を劈いた。
「ちょっと、ボク!待ちなさい!」
(ヤバい!)
隆志はほんの一瞬だけ振り向いて逃げ出した。
走る!全速力で走る隆志!
だが、店長らしきおじさんが追いかけてくる!
(つづく)
379 :
隆志:01/11/14 00:09 ID:TgDKrZEJ
ヤバい! ヤバい! ヤバい! ヤバい!
自転車のところまで早く逃げなきゃ!
・・・ツイてない。
目の前に赤信号が見えた。車もビュンビュン走ってる。
だが隆志は走るスピードを落とさなかった。
(死んだって構うものか・・。捕まるくらいなら・・イチかバチか!)
クラクションが鳴った。急ブレーキの音が交差点に響き渡る。
車に掠りそうになりながらも、向こう岸に渡りきった隆志。
さすがのおじさんも命を捨ててまでは追いかけてこなかった。
逃げ切った隆志。
息を切らせながら隆志は自転車に乗り、固く誓った。
(もう、万引きから足を洗おう・・。エロ本のために死にかけるのはまっぴらだ・・)
汗が一粒、アスファルトに落ちた。
時は流れ、2001年。あれから12年の歳月が経った。
技術の発展によりエロなどクリック一つで手軽にダウンロードできる時代。
エロを命がけで手に入れる必要など無くなった時代。
だが、エロ本を必死で手に入れる熱さも、それを開く時の青臭い感動も、
同時に失ってしまったのではないだろうか。
(Fin)
380 :
ちお♂:01/11/14 00:10 ID:tV/lA5U2
なんとなくそんな気持ちわかるYO
381 :
隆志:01/11/14 00:11 ID:TgDKrZEJ
疲れたし、評判ももう一つのようなので消えます。
後任の方々、頑張って執筆してDat落ちしないようにしてくれたら嬉しいです。
あ、ちなみに全部掛け値なしに実話でしたので、笑ってください。
それではさようなら。
382 :
名無しさんの初恋:01/11/14 00:14 ID:KtX5AMC2
ごめん、今回のは普通に引いた・・・
何かまだ風俗の方が爽やかだったかも・・・
子供の心理としてはわかるけど、盗むのはまずいよ・・・。
2chといえどもそういう話はドキュン扱いされかねないYo!
今までのお話が面白かっただけに残念。
(勝手に期待しただけじゃん、といわれればそれまでだけどね。ゴメソ)
384 :
名無しさんの初恋:01/11/14 00:19 ID:SAh9uC9q
>>382 胴衣
楽しく読ませてもらって言うのもなんですが
万引き、精通…
風俗の方が笑いながら読めた。
385 :
実話だよ!:01/11/14 00:20 ID:eSGJ7TuR
風俗店にて
俺 「円周率って知ってる?」
お相手女性 「知ってるよ。パイでしょ。」
俺 「よく知ってるね。あれって、オッパイのパイなんだよ。」
お相手女性 「え〜、すご〜い。賢いね〜。」
俺 「(嘘に心を痛めつつも)そんなことないよ。」
お相手女性 「あ〜、ちんちんも賢そう〜。」
最後の一言は、名言だろ?
>>385 ・・・・・・話合わせてくれてるだけだっつの。
387 :
名無しさんの初恋:01/11/14 00:26 ID:e7l3xLpT
また何か面白い話しお願いしますねー。
388 :
:01/11/14 03:24 ID:EqSys1Sb
面白かったあげ
389 :
名無しさんの初恋:01/11/14 06:34 ID:18TktVxu
風俗体験じゃなくてもいーのか?普通の恋愛体験。
今日も キレ痔。鬱だ・・・
涼は?
面白かったのに。
392 :
:01/11/14 09:37 ID:VhsKBRWz
俺は今回の話し好きだけどな。
>>382-
>>384は女の人?エロ本の万引きって男なら、誰もが通る道だと思うけどな。
さすがに小学生の時はしなかったけど。この話を読むと神社の境内で、友達とエロ本読んでたの思い出すよ。
しかし隆志 、精通はえーな。
このスレなにげに2が面白い
今日はじめて見つけたんだけどこのスレおもしれー!
395 :
みくす:01/11/14 17:35 ID:u0SnNzz0
たかしー!かいてたんだぁー
あたし小学生編もけっこうすきだけどなぁ。。
だれかのつづき期待あげ
396 :
涼:01/11/14 18:04 ID:jEyFtT0O
僕と天使ちゃんが出会って、そろそろ一月が経とうとしている。
相変わらず彼女は優しい微笑をくれるが、どうやらそれは僕だけでないって事にも気が付いた。
どうやらバイト仲間の中にも何人か彼女を狙っている奴等がいるらしい。
(絶対に彼女は渡さん!)僕は燃えていた、熱くなっていた、胸を焦がしていた。
しかし、そんな僕に出来る事は彼女を想像してのオナニーだけだった。
僕のポケットには2枚のチケットが入っている、映画のチケットが二枚。
父親が知り合いに貰ったといってくれたものだった。
あれは一週間程前、天使ちゃんと映画の話をしていたらどうやら彼女が今一番見たい映画が
その映画らしいのだ。
問題はいかにして彼女を映画に誘うかという事だった。
(女の子を映画にさそう!)そんなビバリーヒルズ青春白書みたいな凄技を果たしてこの僕に
出来るのだろうか?
不安は付きまとうがやるしかない、周りの男の天使ちゃんへのアタックも熱を帯びてきている。
タイムリミットは刻々と迫ってきているのだ。
(自然にだぞ自然に誘うんだ、偶然チケットがあるってのを強調するんだ、がっついてると
思われるなよ。)
そして、僕はギャッツビーをいつもより多めに振りかけバーガーショップへ向かったのだった。
397 :
煤i ̄□ ̄;)ハウッ!! ◆hawoQwo. :01/11/14 18:08 ID:XcB70OIg
涼くんファイツー!
プルプルage
.((∞))
∧|∧
( ゚Д゚)
|し |∪
|__ |
∪∪
398 :
涼:01/11/14 18:26 ID:nl8/B7ek
なんだこの緊張感は?
今まで生きてきて味わった事の無い緊張感だ。くそ〜、ジョンもポールもマイケルも
さらりとやりやがって。
でも逃げ出す訳にはいかない。ここで逃げ出しちゃいけない。
ガチャリと扉が開いて天使ちゃんが入ってきた。
「おはよ〜、久しぶりだね。」
畜生、可愛い、可愛すぎるぜ。こんな子を他の野獣ドモに奪われる訳にはいかない!
「あのさ、こないだ恭子ちゃんが話してた映画あったじゃない。」と僕
「あ〜、うん!おととい見に行ったんだ、おもしろかったよ!」と天使ちゃん
恋は遠い日の花火である。
399 :
涼:01/11/14 18:27 ID:nl8/B7ek
遅筆お詫び申し上げます。
気長に読んでやって下さい。
では、又!
400げっちゅ
401 :
名無しさんの初恋:01/11/14 19:39 ID:ExxZYwcU
>>398 悲しいよ〜
涼くんガッツ出していこー!
402 :
ちお♂:01/11/14 22:40 ID:peywLnng
期待あげーーーー!
>>隆志
最新シリーズ、かなりおもしろかったよ。
久々に文章で手に汗握っちゃった。
404 :
涼:01/11/14 23:01 ID:JBKQNtpz
初体験は好きな人としたい。女の子みたいだがこれが僕のはかない願いであった。
奴は突然現れた。
今日は新しいバイトの女の子が入ってくる日。
僕は心なしか少し気分も高まっていた。僕の愛しの天使ちゃんも夏休みで実家に
帰っていて寂しくしていたのだ。
「はじめまして〜竹内です。よろしく〜。」
僕は彼女を一目見てこう思った、(豆タンクかよ!)
豆タンクな彼女の名前は、竹内優梨子、年は僕より一つ下の18歳。
注目すべきは、身長約150センチ、体重約60キロ位の韓国の女子柔道選手みたいな体だ。
「へ〜、涼って言うんだ、あ!私はゆりっちでいいよ、友達みんなそうやって呼ぶから。」
(はぁ?ゆりっちだ〜、それにしてもよく喋る女だな。)
「あ、ゆりっちね,分かったそう呼ぶね。」
気弱な僕は攻撃的な彼女の勢いに押されそういうしかなかった。
「何かさっきから私ばっかりしゃべってない?涼君の事も教えてよ〜。」
(俺は、お前のエンゲル係数を教えて欲しいよ。それから名前で呼ぶんじゃね〜よ。)
この時の僕はまだわかっていなかった、僕が悪魔の生贄の羊である事を・・・。
なんか話が急展開か??
どうなるんだよ、、、気になるよ…。
406 :
名無しさんの初恋:01/11/14 23:07 ID:2JpzL0fE
来た来た!
407 :
名無し:01/11/14 23:07 ID:wzDH5NFR
408 :
名無しさんの初恋:01/11/14 23:25 ID:HJcNoeL+
>俺は、お前のエンゲル係数を教えて欲しいよ。
ワラタ
409 :
名無しさんの初恋:01/11/15 00:25 ID:N5FrWE5g
目覚めた頃には続き読めるかな。
期待age
410 :
名無しさんの初恋:01/11/15 01:06 ID:qJKuNSWf
隆志君帰ってきて!!
411 :
名無しさんの初恋:01/11/15 02:06 ID:+rtqypn7
age
412 :
名無しさんの初恋:01/11/15 02:07 ID:+rtqypn7
油age
413 :
名無しさんの初恋:01/11/15 02:41 ID:+rtqypn7
>>隆史
小学生編あんまり評判よくないみたいだけどおもしろかったよ!
またかえってきてよぉ〜!
彼氏に見せてあげたら俺も小学生のときやった〜(はげどう)って言ってたよ。
414 :
名無しさんの初恋:01/11/15 02:43 ID:+rtqypn7
晒しage
415 :
名無しさんの初恋:01/11/15 02:44 ID:+rtqypn7
絶対さげさせねーぞage
保守!
417 :
名無しさんの初恋:01/11/15 09:30 ID:Yoexem7d
俺も隆史の気持ちわかるし、もう10年以上前の話しなんだから時効っしょ
だから、別に万引きの話し位いいじゃんか!
面白かったから、またネタあったら気軽に書いてね!
418 :
名無しさんの初恋:01/11/15 09:59 ID:PjquUVZy
>>383 >2chといえどもそういう話はドキュン扱いされかねないYo!
には激しくワラタ。自分も同類なのに。
2chに書き込んでる時点でドキュソだろ。
2chなんて、アホなコピペ荒し、個人情報晒しとかしてる奴の方が
よっぽドキュソだろ。
ヰタ・セクスアリス
420 :
正男:01/11/15 10:45 ID:+GsPmLNt
懐かしい名前が出てきたなあ 高橋鐵かえ?
421 :
名無しさんの初恋:01/11/15 11:19 ID:+GsPmLNt
お前!金正男だな!
422 :
正男:01/11/15 11:41 ID:+GsPmLNt
最近結構人気があるらしい
>418
別に2chに書き込んでるやつ全部がコピペ荒らしするわけじゃねえだろ。
ドキュンがドキュンなだけ。
424 :
名無しさんの初恋:01/11/15 18:04 ID:+rtqypn7
age
425 :
名無しさんの初恋:01/11/15 18:04 ID:NRv6VDl8
426 :
みくす:01/11/15 18:54 ID:v5TWMEyd
あげ
427 :
ちお♂:01/11/15 22:50 ID:HI5ovocM
これからどうなるんだか・・・age
428 :
名無しさんの初恋:01/11/16 01:52 ID:G4nujNSh
ageまくり
429 :
隆志:01/11/16 15:30 ID:ql0c4iyg
僕も隆志くんの話に共感しました。第2部待ってます。
430 :
名無しさんの初恋:01/11/16 20:50 ID:7MJbnaJo
>>430 ちょっとわざとらしい気もするから新手の嫌がらせ??
432 :
小便小僧:01/11/17 01:56 ID:Rr+UWG4O
>>431 第2部が書きたくてたまらない本人の可能性も、
ありえないとは言いきれないなー。
まだだ、まだ終わらんよ
月曜日までおあずけかな?
保守age。
435 :
ちお♂:01/11/18 07:19 ID:fWLeHk3c
∧∧ /\ガチャ
(,,*゚/ /|> ,◇
ノつ、/||◇γ
(_,,う▲□□凸□
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ 〜♪
(*゚ー゚)
、ノ つC□
(_,,う▲□□凸□
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
★★
口◇口口☆ ■ age!!
□ ☆口口◎口 ∧ ∧
口 ▽ ▼ ◎ (*゚ー゚)
○ 口 / |
▼ ○ 〜(,_,,ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
436 :
名無しさんの初恋:01/11/19 04:31 ID:+NdIlEXe
あげまくり
437 :
名無しさんの初恋:01/11/19 12:53 ID:jio1qjva
最近の純恋板もクリスマスモード突入だねえ。
代わりにこういうスレが寂れてくる。
438 :
名無しさんの初恋:01/11/19 13:52 ID:hRYbZTVe
風俗最高。
439 :
平次:01/11/19 17:05 ID:4yAppnSp
それは11月の秋時雨
南町奉行の平次は平和を求めて町周りをしていた。
440 :
名無しさんの初恋:01/11/19 17:07 ID:EKdDeRmI
441 :
平次:01/11/19 17:08 ID:4yAppnSp
ここは遊廓。今で言う風俗街だ。
当然に事件は起こる。
事件の始まりはいつも雨の日だった・・・
「お客さん寄ってらっしゃいまし」
乱れ髪のお銀が平次に声をかける。
それは平次にとっての初めての経験だった・・・
442 :
平次:01/11/19 17:12 ID:4yAppnSp
お銀の容姿は百万言を費やしても表現しきれないほど美しかった。
色白の肌
その白さと対比する黒髪
白と黒のハーモニーがこれほど平次を惑わせるとは・・・
Simple is the best.
平次は習いたての南蛮語の意味を噛み締めた。
443 :
平次:01/11/19 17:18 ID:4yAppnSp
平次がお銀の美しさにただただ見とれていた
お銀は平次の心を見透かしたように微笑む
気付いたら平次の手はお銀の柔らかい手と重なり合っていた
平次は十手使いの達人だ
十手の使い方で平次の右に出る者はいない
お銀はその達人をいとも赤子を扱うように掴まえた
手のことではない
心を掴まえたのだ
444 :
名無しさんの初恋:01/11/19 17:18 ID:EKdDeRmI
自分で考えてるんだったらすごいな
面白いか面白くないか微妙だけどがんばれ!
445 :
平次:01/11/19 17:24 ID:4yAppnSp
心を捕らえられた平次はただの少年だ
南町奉行のお役人様ではない
お銀が街角の遊廓に誘う
平次は誘われるまま、いわゆる「金魚のフン」のようについていった
平次はもう周りが見えなくなっていた
店に入る瞬間、浪人の佐助に見られているとは気付かずに・・・
446 :
平次:01/11/19 17:30 ID:4yAppnSp
佐助の紹介をしよう
彼はお銀が勤める遊廓の用心棒
今で言うならソープに何人かいる怖いお兄さん
佐助は二刀流の使い手だ
道場破りで生計を立てていた
しかしある道場の師範はお銀の父だった
お銀の父を辛うじて倒したところ、お銀と出逢った
じつはお銀も父のことを憎んでいたのだ
佐助はお銀の父を破った事でお銀と恋仲に陥る・・・
447 :
平次:01/11/19 17:37 ID:4yAppnSp
雨の降りしきる夜
お銀の艶めかしさはより一層輝く
平次は色々考えた
あーあ雨でこんなに濡れちゃって
こんどは俺の十手(じって)ならぬ四十八手でもっともっと濡らしちゃるけんね
平次の勝手な妄想は誰にも止められなかった・・・
でも俺こんなとこ初めてなんだよなぁ
いかんいかん落ち着け平次
このお銀を満足させられるのはお前しかいないんだ
でも・・・ほんと初めてだし
気にするなって
いやー・・・・・
一人で自問自答を繰り返す
まるで中学生みたいだ
448 :
平次:01/11/19 17:41 ID:4yAppnSp
これつまらないですか??
みんなの希望聞いてから続き書くか止めるか決めたいと思います
(・∀・)イイ!
>>448 ,,,
(・◇・) もーちょっと近代化してる文ならよろしいかと・・・・
(. ,,,,ノ
↓↓
451 :
平次:01/11/19 17:45 ID:4yAppnSp
>>450 参考にさせて頂きます
もっともっとご意見聞かせてください!!
こここうした方がいいとか
やめろ!!とか
なんでも結構です
452 :
みくす:01/11/19 17:47 ID:A5/PNSXL
ごめんなさい、あたまわるいので、漢字よめない
453 :
平次:01/11/19 17:52 ID:4yAppnSp
常連のみくすさんにそう言われると
結構悩みますね。
読者もいないみたいなのでちょっと考え直します。
いないと思いますけどファンがいたら応援してください
>>452 ,,,
(・◇・) 安心しろ。俺も漢字は読めるが意味がわからん所がいくつかあるから。プ
(. ,,,,ノ
↓↓
455 :
みくす:01/11/19 17:54 ID:A5/PNSXL
>>453 いや、あたしごとき全然気にしないでいんだけどねー
でもがんばって読んでるから!へいじくんもがんばって!!
456 :
名無しさんの初恋:01/11/19 18:39 ID:GoDKFW60
tutuki kibonnu
457 :
名無しさんの初恋:01/11/19 19:08 ID:HjiTXkCH
ここは潜在的な読者がかなり居るぞ。
頑張れYO!
458 :
名無しさんの初恋:01/11/19 19:34 ID:2/alzADN
ここを卒業することにしました。
もしかしたら、ここのメッセージが届いたのかもしれません
みんなも頑張って..いつか気持ちが通じることを祈ってます。
459 :
半角:01/11/20 11:43 ID:A08Lt+4M
>>平次サン
>>457さんの言うように見てる人はいっぱいいるよ。
「頑張って!」とか「凄い!」ってのが増えると
そんな展開が面白くない人達が沢山でてくるけど(苦笑
みんなを楽しませる義務なんてないんだから
とりあえず書きたいこと全部書くといいよ。
漏れは楽しませてもらってるYo!
460 :
みくす:01/11/22 16:49 ID:zcNRiG8o
あっげ
461 :
名無しさんの初恋:01/11/23 06:07 ID:IahZlGR5
>>隆志 >>涼 >>平次
帰ってくるのヲマッテルゼ
462 :
名無しさんの初恋:01/11/23 19:38 ID:4owgCYwY
463 :
名無しさんの初恋:01/11/26 01:34 ID:fsu/X9Mp
とりあえず上げておく。
464 :
名無しさんの初恋:01/11/27 06:01 ID:zGqCnTkF
では漏れもあげておく
465 :
みくす:01/11/27 16:52 ID:r1pB4xn3
あたしも
466 :
名無しさんの初恋:01/11/27 17:08 ID:Ewi4UAns
では拙者も
連続であげても意味ないYO!
468 :
名無しさんの初恋:01/11/27 17:51 ID:2tGx66LF
やきいも
469 :
カイワレ:01/11/27 23:28 ID:ucZDlvxC
1
かれこれ十年ほど前、十二月下旬のことでございます。北風がひゅうひゅ
うとビルの谷間を駆け抜けるたびに寒さを飛び越えて痛みが皮に突き刺る、
そんな夜でございました。街はクリスマス気分に浮かれ、キラキラと電飾の
なされた街路樹が並ぶ歩道を、何組ものカップルが肩を寄せあいながらが行
き交っておりました。
仕事帰りの私は公園のベンチに腰掛け、ビールをひっかけておりました。
つまみはコンビニで買ってきたコロッケパンだったと記憶しております。今
思えば、あの寒い夜に、なぜ家に帰る前に公園でビールをひっかけようなど
と思ったのか、自分でも不思議なのでございます。突然、無性にそうしたく
なったのでございます。まあ、私は考えることが苦手な性分なものですから、
神様か何かがそうさせたとのだろうと結論づけておりますが。
コロッケパンを一つたいらげ、二つ目の封を開けたときでした。風に乗っ
て異臭が漂ってきたのでございます。私が風上の方向に目をやると、そこに
は一人の女ホームレスが立っていたのでした。
そのホームレスは四十代後半に見えました。何しろあのような格好でござ
いますから、実際の年齢より幾分老けて見えたのかもしれませんが。
彼女は大きく目を見開いて私の手にあるコロッケパンを凝視し、唇をふる
わせながらながらゆっくりと近づいてきたのでした。そしてその鬼気迫る表
情とは裏腹に、力のない低い声で私に言ったのでございます。
「それ、ちょうだい」
470 :
名無しさんの初恋:01/11/28 04:10 ID:4lndHR4U
みんな帰ってこ〜い
471 :
名無しさんの初恋:01/11/28 04:11 ID:BWI7Jjwh
>>469 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
472 :
minami:01/11/28 15:03 ID:8byrmowV
これ面白いからあげます。
473 :
みくす:01/11/28 18:29 ID:/4PTLtP9
続き期待!!!あげ
474 :
カイワレ:01/11/28 23:05 ID:EBw56LlA
2
街灯に照らし出された彼女は竹細工のようにやせ細っておりました。一日の
ほとんどを野外で過ごしているためか肌は浅黒く、手入れが全くされていない
ぼさぼさの髪はまるで工場の煙突から吐き出される排煙のようでございました。
だらしなく開いた口からはのぞいている歯の何本かは欠けておりました。若
い頃シンナーでもやっていたのでしょうか。その女の過去に何があったのかな
ど私には知る由もなく、またどうでもよかったのですが、次に彼女が吐いた言
葉で、この女ホームレスの最近の生活がどのようなものだったのか、おおよそ
の見当がついたのでございます。
「それくれたら、抱かせてあげるからぁ」
やや間延びした口調でございました。
どうやら彼女は他のホームレス達から身体と引き替えに残飯を分けてもらっ
ていたようでした。おそらくそのホームレス達すら、もはやこの女に性的魅力
を感じなくなり、テリトリーを追い出されてしまったのでしょう。世界で最も
近代化が進んだ国の一つであるこの日本で、そしてその国で最も華やかな首都
東京で、最後の切り札を切っても残飯にすらありつけない哀れな女が現実に私
の目の前に存在していたのでございます。
475 :
名無しさんの初恋:01/11/29 08:54 ID:MJSjtXqE
待ってましたぁ
(・∀・)イイ!!
476 :
名無しさんの初恋:01/11/29 11:03 ID:39y+F25S
涼編の続ききぼーん
477 :
ようすけ:01/11/30 14:44 ID:Qz8e3KIg
おれでよければ話し(実話)書くよ。
初風俗で童貞喪失
ぼったくりに会った日
生中だし〜〜そして病院へ
の3本
どう?
478 :
1:01/11/30 14:47 ID:ZjHBF9bZ
なあ、みんなほんとに気づいてないのか?
これの最初のほうなんて、某有名スレの完全コピペだぞ・・・
480 :
カイワレ:01/11/30 21:49 ID:Hq+vvIYD
3
私はただ黙ってパンを差し出しました。それあげるから、どこかに行ってく
れ、というつもりでございました。女は餌をとらえるカメレオンのような素早
さでパンを取り、その場にしゃがみ込んで猛烈な勢いでパンに食らいつきまし
た。彼女のあまりにも見事な食べっぷりに私は人間の原点、あるいは、生命の
原点を垣間見た気がしたのでございます。
ものの一分もしない間に彼女は袋に残っていた粉まできれいに食い尽くしま
した。そして私に無言で視線を送ってきたのでございます。
彼女が立ち去る素振りを見せないので、私が去ろうと飲みかけの缶ビールを
手に腰を上げた時でした。
「約束だからねぇ」
そう言いながら、女は私の手を掴んできたのでございます。驚いてビールを
落としてしまいました。私は彼女にそれはいいからと、言葉に出して言おうと
したのですが、まるで金縛りにあったように声が出せなかったのでございます。
女は私の手を引っ張り、公衆トイレのほうに向かって歩き始めました。この
公園のトイレは非常に汚く、滅多に利用する人は来ないのでありました。
私は羊飼いに引かれる羊のようにホームレス女に引かれておりました。女の
手を振りきって逃げることはできませんでした。きっとこの時、私の全身には
決して逃れることができない黒い糸がからみついていたに違いありません。
481 :
:01/12/01 09:01 ID:h9CgjRqw
482 :
ようすけ:01/12/01 17:37 ID:8+HMGjxb
じゃあ希望があったので書きます。でも俺は文才無いからしょぼいかも・・
それと始めにこれは実話です。ネタと思ってくれてもいいけどね。
あれは俺が高校3年の夏の日だった。当時の俺は17才でそりゃもう
やりたい盛りなわけだ。彼女とは1週間くらい前に別れた。まぁ今から
考えると愛嬢と性欲を履き違えた恋愛で誰も良いという感じだった。
だが結局やらずに別れてしまい、俺の頭のなかは「やりたい!」の一言だった
で、俺は何を思ったのかソープならやれる!と思ったのだ。
幸いお金はバイトで貯めて10万ある。しかも俺の地元は川崎だ。風俗が
あるじゃないか!そうだ、堀ノ内に行こう。と俺は決心した。
483 :
ようすけ:01/12/01 17:43 ID:8+HMGjxb
そう決心すると俺はいてもたってもいられなかった。
休みまで待てない!学校終わってから行くかと考えたのだ。
俺は高校3年なので授業は午前で終わる。帰る足取りは鳥のように
軽く、そして不自然なまでに早足だ。家に帰ると俺は速攻で
着替えてそして諭吉を4、5人ほど握り締めて堀ノ内へ向かった。
俺は一応地元の人間だが堀ノ内は初めてだ。どこにソープが
あるかもわからない。とりあえず神社の近くをうろうろしてれば
発見できると思い俺は近くを探索することにした。
484 :
ようすけ:01/12/01 17:52 ID:8+HMGjxb
実際書いて見るとだらだら長くなっちゃうもんだね。
まぁいいや思い出しながら書きます。
そして俺は10分くらい歩いたろうか。ソープが見えてきた。
南町のソープは俺は通ったことがあるので、ソープとそうでないもの
の区別は大丈夫だ。看板を見ると「ヤングギャル多数います」
みたいなことが書いてあった。今の俺なら100%入らないだろう。
そんな感じの店だ。そして店の前のおっちゃんが、悪魔の囁きを・・
「若い娘いるよ、総額で2万5千」
俺は「に、に、に2万五千ですか?」と初心者丸出しで
どもりながら答えた。おっちゃんは愛想よく、
「それ以上は一切かからないよ」と笑顔で答えてくれた。
とりあえずやりたい!という俺の願望にはもう理性では
止らない。俺はおっちゃんと共に店に入っていったのだった。
485 :
ようすけ:01/12/01 17:59 ID:8+HMGjxb
俺は待合室に通された。待合室は俺が考えていたのよりも
すごく綺麗で、広かったのだ。「TVまであるんだー」
と俺は心のなかで感心してソファに座ってTVを見た。
確か番組はニュースだったような気がする。
俺は呼ばれるまでじっと待った。その時間はすごく長く感じた。
ここまで長く感じたのは、中学の授業中に猛烈に腹痛を起こした
時以来だ。何分くらい待っただろうか。ちょうどTVが郁恵・井森
の料理番組が始まったころ、俺は呼ばれたのだ・・・
「お客様、お待たせしました。どうぞ」
486 :
ようすけ:01/12/01 18:08 ID:8+HMGjxb
俺は待合室を出ると、そこには一人の女性が立っていた。
「こんにちわー!」
と明るい声で俺に声にかけた。だが俺の思考回路はぐるぐる
回っている。
「帰りたい!」
「この人いくつだ!?」
「来るんじゃ無かった・・・」
もちろん気の弱い俺はそこで切れることもできずに、
「あ、こんにちわ・・・」と暗い声で女の人に返事をした。
俺は下を向きながら、重い足取りで女の人に付いていった。
俺は従業員の「いってらっしゃいませ!」という明るい声を
恨んだ。
部屋に付いた。改めてよくみると女の人は30代後半から40代
見える。見れば見るほど俺のテンションは下がっていった。
ただ、部屋は豪華だった。今まで見たことのない世界だ・・・
「Kです!よろしくねー!」とKさんは明るく俺に話しかける。
俺はそこでも「あ、よろしく・・・」とローテンションだ。
「かえりたい・・・」
俺の頭のなかはそれで一杯だ
487 :
名無しさんの初恋:01/12/01 18:15 ID:8+HMGjxb
Kさんはそんな俺の様子に気が付いたのか
「もしかしてこういう所って初めて?緊張してる?」
とお湯をためながら話しかける。俺は・・・
「そうです。初めてです・・・緊張してます」
やはり気の弱い俺は本心を隠しつつ答える。
「お兄さん若いね、いくつ?」
とやはり定番の質問をされた。もちろん当時の俺には新鮮だが・・。
「えっとー・・・21です。」
もちろん嘘を付いた。17歳なんて言えるわけがない。
しかしKさんは見抜いているのか
「本当?もっと若くみえるよ?」
と、もっともな突っ込みをしてみた。
すかさず俺はしどろもどろに
「本当ですよー。21です・・・」
と自信無さげに答えた。Kさんも察してくれたのか
「そう、タバコ吸ってもいい?」
と話を変えてくれた。お湯もいい具合いにたまってきた。
488 :
ようすけ:01/12/01 18:17 ID:8+HMGjxb
疲れてきたので続きはまた今度書きます。
不評だったらやめますので言って下さい。
それでは
489 :
@@@:01/12/02 05:00 ID:s05WNGuI
「帰りたい!」←ウケタ
「かえりたい・・・」←ワラタ
不評だったらやめますので言って下さい。←コケタ
いやいや他評なんて気にしないで書きたいこと書いてYO!
少なくとも俺は面白いと思ってる
(・∀・)イイ!!
早く続きを。
491 :
カイワレ:01/12/02 22:31 ID:uqiwhgUR
4
トイレに近づくと次第に女の息遣いが荒くなってきました。そして時折「う
うう」だの「むうう」だのという笑い声ともうめき声ともとれる、意味不明の
声を漏らしておりました。恐る恐る、彼女の表情を見るとよだれを垂らし、目
は虚ろで、頬がぴくぴくと痙攣を起こしておりました。そして意味不明の声を
発する度に、何故か何もない空間の一点を鋭い視線で睨み付けておりました。
そうでございます、この女は間違いなく狂っていたのでございます。
ホームレス生活が彼女を狂人にしたのでしょうか? それとも彼女が狂人で
あるがゆえにホームレスとなったのでしょうか?
そのようなことを考えているうち、私は恐ろしいことに気づいたのでござい
ます。なんと私のあれが勃起し始めているではありませんか!
いくら若かりし頃のこととはいえ、さらに女に縁がない日々を悶々と過ごし
ていたとはいえ、このような状況であれがむくむくと起きあがろとしているな
んて! むしろあの時の私は彼女以上に狂っていたのかもしれません。
そしてとうとうトイレにたどり着いてしまいました。トイレの蛍光灯は切れ
かかっていて、ついたり消えたりしておりました、女は私の手を掴んだまま、
空いている手で男性用の個室の扉を開け、私を押し込むように個室に先に入れ
て、素早く自分も中に入り、後ろ手で錠を下ろしたのでございます。
狭いトイレに二人、彼女のすさまじい体臭と、外から聞こえる風の音、そし
て断続的に蛍光灯に照らし出される女の姿──今でもはっきりと私の脳裏に焼
き付いているのでございます。
492 :
みくす:01/12/03 01:20 ID:fUReFS6R
ふたりともおもしれーー
あげときます
493 :
名無しさんの初恋:01/12/03 08:42 ID:7Q7tzXE3
ようすけ、面白いよ。がんばれー。
カイワレ恐いよー、実話?
でもどっちも(・∀・)イイ!!
494 :
?????:01/12/03 17:32 ID:ss3T+ljc
それでは続きを・・・
お湯はもうほどよくたまっているのだが、Kさんは煙草を吸いはじめた
俺はベッドに腰掛けて、何をすることもなくその様子をじっとみている。
Kさんも話が続かない空気を読んで、早々と煙草の火を消した。
「じゃあ、始めるので服を脱いでください」
いよいよ始まるのだ。否!始まってしまうのかと俺は観念した。
俺は「あ、はい・・・」とだけ答えて服を脱ぎはじめた。
しかし、パンツまで脱いでいいのかと俺の頭に疑問がよぎった。
とりあえずKさんが全部脱いだら俺も全部脱ごうと思い、
ちらちら覗き見しながらゆっくりと脱いだ。
しかし裸になったKさんは太くはないのだが、
どうみても若々しさに欠けていた。俺はもちろん年ごろの裸など
見たことはないが、服の上から触ったことがある。
あれは高2のころ男友達の家に遊びに行ったとき女友達が
いたのだが、その時に触らせてもらったのだ。もちろん男友達の前で。
しかしこれは今の話とは関係ないので割愛させてもらう。
とにかくKさんは下腹部が少し出てて、服の跡なのか、妊娠線なのか
わからない跡がいっぱいあり、お世辞にも綺麗な体ではなかったのだ。
尻にも胸にも張りがない。Kさんは全部脱いだので俺もパンツまで脱いだ。
するとKさんが「どうぞ〜」って俺を案内してくれる。
俺はしょうもない見栄をはり、前をかくさずに堂々と胸を張って歩いた。
明らかに虚勢なのだが・・・
495 :
ようすけ:01/12/03 17:44 ID:ss3T+ljc
ゴメン!上のは俺です。
Kさんはあるものを指して
「ここに座ってください」と言う。
俺は少しパニックなった。どう座るのだ?そうだ!これは
どっかで見たことある。スーパージョッキーだ!!
そう、スケベ椅子だ。
確かあれはこういう風に・・・
「え・・・っと、こうですか?」
俺は、Kさんの問いに回答した。
「あ、そうそう。ゴメンね。はじめてだったよね。そう座るの」
と、俺を気づかい、無理して若作りしている。
気持ちはありがたいのだが俺は虚勢を張るのでいっぱいいっぱいだ。
それで、俺は椅子に座りKさんのなすがままなっていったのだ。
俺の体をKさんは洗ってゆく。もちろん局部もだ。
俺はアレはヒートアップしていくのだが、頭の中では
情けない気持ちでいっぱいだ。自分の若さを呪った。
洗い終わった後、Kさんは俺のアレをくわえた。
もちろん初めてのフェラだ。俺の頭の中はさらにパニックになった。
Kさんはくわえながら、目をつむり俺に見やすいように顔をあげる。
気持ちは萎えていく一方だがアレはとても元気だ。
まだ17才の息子は、Kさんもおどろく程、反り返っていたのだ。
496 :
ようすけ:01/12/03 17:58 ID:ss3T+ljc
3、4分くらい経ったろうか・・・・
「じゃあ湯船に入ってください」
と言った。俺はやはり「はい」と小さく答えてお湯につかる。
ぬるくもなく熱くもなく丁度よかった。
Kさんはお湯加減を俺に聞くと、俺に歯ブラシをわたし
歯を磨くように告げた後、自分の体を洗い始めた。
俺は歯を磨きながらその様を見ていた。
やはり見れば見るほど、何歳なのか気にさせてくれた。
だがうぶな俺にはそんな聞く度胸もなく言われるがままに歯を磨いた。
「どうやってゆすぐんですか?」と俺はKさんに訪ねる。
「ごめんね。下に流しちゃっていいよ、はいコップ。」
と俺にコップを差し出し、体を洗い続ける。
俺が口をゆすぐと、Kさんはアソコを洗いはじめた。
そして、タオルであそこをパンパンと音を立てていた。
俺は正直その光景は見たくなかった。Kさんはこっちを見てないのを、
確認して俺は顔をしかめたのだ。
Kさんはマットの準備をしはじめた。
マットを敷いて、ローションをお湯に溶かしはじめた。
テキパキとKさんは準備を進め、そして俺に優しくこういったのだ。
「じゃあ、お湯からでてこっちに来てくれる?」
俺は無言で湯船から出たのであった。
497 :
ようすけ:01/12/03 18:13 ID:ss3T+ljc
「頭をこっち側にして、うつぶせになって横になってね。
あ、滑るから気を付けてね」
とKさんは俺に親切に教えてくれた。
「えっと・・・・こうですか?」
と俺は言われた通りにすると
「あ、・・手はマットの端にかけて。滑るから」
と教えてくれた。余談だがこれ以来俺はソープ初めてのふりを
するときいつも気を付けの体勢で寝ることにしている。
Kさんは俺の背中にローションをつける。思ったより熱い。
背中にまんべんなく広げて、Kさんの胸にもつけた後
Kさんは俺の上に乗った。正直重かった。
そしてKさんはマットサービスをはじめる。俺は気持ちよさなんぞ
感じないで、うんざりしていた。特に、股間を俺の手にこすりつけてた時
なんぞ、すげーブルーになっていた。
そして仰向けになりフェラをされていると俺は一つの考えが浮かんだ。
「ここで童貞なくすのって絶対一生後悔するな。入れるのはやめてもらって
フェラだけでいかせてもらった方がいいよな・・・」
と心につぶやきタイミングを計っていた。
しかしもちろん気の弱い俺がそんなことを言えるはずもなく
Kさんはいよいよコンドームを口でつくはじめたのだ。
俺の心のなかは・・・
「やばい!!いわなきゃ、いうぇかな!はやく、はきゃう」
とこんな感じで打ち間違いするくらい俺は焦っていた。
しかし無情にも運命の時は来たのだった。
Kさんは俺のアレをつかんで股間に入れていく。
「んしょ・・・」
Kさんがそう言った時、確かに俺のアレはKさんの中に入ってしまった。
「あ!・・・あ、 ・・・あぁぁぁぁ・・・」
俺は心のなかでそう呟いた。
俺の童貞は失われたのだ・・・・
498 :
ようすけ:01/12/03 18:28 ID:ss3T+ljc
Kさんの腰が動きはじめる。そう、これが騎乗位なのだ。
俺の心はもはや人形のように抜け殻になっていた。
俺は無表情で天井を見上げた。するとその時気付いたのだが鏡があるのだ。
「あぁ・・・俺やっちまったんだな」
俺はそう再認識させられたのだ。
こんなローテンションではもちろんイクわけがない。
Kさんも焦りはじめたのか、腰の動きを激しくする。
俺の下腹部にも腰が当りはじめて痛みをかんじる。・・・いや痛すぎる!!
無理もない、女の人とはいえ体重が下腹部に何回も落ちてくるのだ。
俺はもちろん体など鍛えていない。ひょろひょろだ。
Kさんが腰を振る度に、俺の心の顔は苦悶の表情を浮かべた。
気の弱い俺はここでもなんにも言えなかったのだ。
いい加減、内臓がやばいぞってくらいまで痛くなった頃、Kさんも疲れたのか
腰を振るのをやめた。俺には心底ありがたかったが・・・
「もしかしてまだ緊張してる?よくあるんだよね、それでイケない人って・・」
Kさんが俺に聞いてくる。
「そうみたいですね。まだ緊張が・・・」
もちろん理由が緊張のせいでは無いのだが、俺は相手に気遣ってそう答えた。
「ベットに行こうか・・・」
Kさんはそう提案して俺の体をしゃわーで洗い、ローションを取っていった。
そして俺は湯船につかり体を拭いてもらって、腰にタオルをまいて
ベットの上に座って、またKさんの行動をじっと見ていた
499 :
ようすけ:01/12/03 18:30 ID:ss3T+ljc
疲れたので今日はここまで!
次書いたときには最後まで書けるかな?
思った以上に話が長くなってしまった・・・
500 :
いちじく:01/12/03 19:04 ID:LGagS3a5
続きが気になる
age
501 :
名無しさんの初恋:01/12/03 19:22 ID:lISXNd2H
下手に一文長くしたり、行間が無かったりすると読みにくいんだよね。
ここ見てると勉強になる。
502 :
@@@:01/12/04 00:25 ID:Gu/BzRRC
>>ようすけ
すまんがカナーリ笑わせてもらたYO!
503 :
名無しさんの初恋:01/12/04 08:21 ID:vJzT8ZRA
>>503 ∫
/■\ ∬
(,, ・◇・) っ━~ 501はようすけの文を言ったわけじゃないだろ?
_と~,, ~,,,ノ_. ∀ つーかここにあるヤツは読みやすいって事ジャン?
ミ,,,,/~), │ ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .じ'J ̄ ̄| ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┻
505 :
淳:01/12/04 17:29 ID:VhfI/Wkj
それは俺の二十歳の誕生日前・・・俺は道の世界に踏み込んだ。
506 :
淳:01/12/04 17:32 ID:VhfI/Wkj
たしか夜空に星が見えたと記憶している。
広大なる星があんなに小さく見えるように
俺のマグナムも今日はちぢこまっていた。
おれは不安だったのだ。
これが最近はやりのEDか!!
しかもまだ19歳なのに!!
507 :
淳:01/12/04 17:36 ID:VhfI/Wkj
それだけが理由じゃなかったんだ。
そのときはまだサクランボボーイ。
ビデオの中だけじゃなく本物を知りたかった。
ただそれだけだったんだ。
最寄駅から少し離れた隣町へ繰り出す淳。
それは冒険といってもおおげさではないだろう
508 :
淳:01/12/04 17:42 ID:VhfI/Wkj
その冒険に恐怖心は感じてなかった。
まるで磁石のS極とN極が自然に引き合うように
淳とあるお店Pの距離は自然に近づいていった。
余談だが店の下調べなどしていない。
もしぼったくられても今の淳にはかまわなかった。
とにかく人との触れ合いが欲しかったんだ。
たとえお兄さんに殴られてもそれはそれで肌と肌の触れ合いにはなる。
あわよくば殴られた淳を解放してくれる女性が現れることも期待していた。
だからあるビルに入っていったんだ
509 :
淳:01/12/04 17:50 ID:VhfI/Wkj
もちろんそれは淳にとって始めての事。
料金システムなんて知らない。
指名とか言われても俺の氏名を聞かれてると思って
「あ、村上です」とか言ってしまいました。
お兄さんは笑いながら偽名でよろしいですね。
なんてフォローしてくれながら今日はこの子がおすすめですなんて
いってくれたんだ。
かわいかったけど淳のタイプじゃないから、よーく選びました。
5分くらい品定めしてました。
結構ゆうじゅん不断な淳>W
510 :
淳:01/12/04 17:52 ID:VhfI/Wkj
感想聞かせてね。
それから続き書くさ
511 :
@@@:01/12/04 19:53 ID:Gu/BzRRC
>もしぼったくられても今の淳にはかまわなかった。
淳
なんかカッKなぁ
(;´Д`)
512 :
名無しさんの初恋:01/12/05 15:53 ID:sazaBi8j
続きキボンアゲ
513 :
名無しさんの初恋:01/12/06 05:52 ID:1S3jDJU/
oh ! YES !! >淳
514 :
ようすけ:01/12/06 14:12 ID:wAB7M7k0
Kさんは無言のまま自分の体を拭いていた。
俺はその様子をじっと見ている。
Kさんが体を拭き終わった時、こっちを振り返ったので俺は慌てて
時計の方に目をそらした。まだ後40分くらい時間が残っている。
「このまま帰りたいな。ベッドでもまたやるのか・・・はぁ」
俺のテンションはさっぱりとあがらないのだ。
Kさんが「何か飲みます?」と聞いてきた。
俺はもちろん何があるのかわからないのでKさんに聞き烏龍茶を頼んだ。
Kさんが備え付きの冷蔵庫から烏龍茶を取出し、俺と自分の分をついだ。
部屋のなかは暑いので烏龍茶がとても美味しく感じられた。
一息ついた後、Kさんが
「タバコ吸わないんだよね?吸ってもいい?」と聞いてきた。
俺は弱気に「あ、はい。どうぞ・・・」と答えた。
Kさんが煙草に火を付けて吸いはじめるとこんなことを聞いてきた。
「他の風俗とか行ったことある?」
俺は「あ・・・・う・・・ないですけど」俺は相変わらずキョドリながら答える。
会話はまだまだ続く・・・・
515 :
ようすけ:01/12/06 14:22 ID:wAB7M7k0
()内は俺の心の声です。
K「そうなの?ヘルスとか行かないでいきなりソープなの?」
俺「え・・・あ、そうですけど・・」(セックスしたくないけどこんな話しもいやだな)
K「そうなんだ〜・・・彼女とかはいるの?」
俺「前いたんですけど最近別れました」(ふぅ〜・・変わったよ)
K「どれくらい付き合ってたの?」
俺「えっと、1ヶ月かな?」
K「短いね。・・・・もしかして今日はじめてじゃないよね!?」
俺「(ギク)え・・・風俗は初めてですよ」(や、やばい!)
K「そうじゃなくて、やったことある?」
俺「あ・・えっと1、2回なら・・・」(童貞って言えるわけねぇ!ごまかせ!)
つーか1、2回ってなんだよ限定しろよ!今では思えます。
K「あるんだ・・・」
俺「・・・・」(疑ってるのか!?)
K「まぁ最初は好きな人とやるよね。」
俺「そうですよ、やっぱ最初は好きな人がいいですよ・・・」
(ごまかせたか!?しかし耳が痛い・・・)
K「そうだね、じゃあそろそろはじめましょうか?」
俺の動きは1秒ほど止っていた
∫
/■\ ∬
(,, ・◇・) っ━~ ようすけおもしろいぞ!続き期待!!
_と~,, ~,,,ノ_ ∀
ミ,,,,/~), │ ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .じ'J ̄ ̄| ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┻
517 :
ようすけ:01/12/06 14:33 ID:wAB7M7k0
Kさんが「上になる?下がいい?」と聞いてきた。
俺は考えた。下だとまた痛くなるのかな・・・
でも上って・・・つーかどこに入れればいいかよくわからないし
手順間違えてて童貞と見破られたくないし・・・
下かな・・・
「下がいいです・・・」俺は遠慮がちに言ったが
まさかKさんは俺のこの心の葛藤に気付いていまい・・・
Kさんが電気を暗くしてくれる。体や顔が見えにくくなるので
俺にとってもありがたいことだ。
Kさんは俺のアレをくわえて大きくしていく。
もちろんまだイッテもないし、ここは17才。このままイッたら
俺の顔にかかるくらい反り返る。
「お前はそんなに元気でうらやましいよ・・・」
俺は自分の息子に声をかけた。
すぐさまゴムを着け、開始。さっきよりも腰は動いていないので
腹はいたくならない。しかし、やはりイカないのだ。
Kさんも年で体力が落ちているのだろう。つかれたのか、
「上になる?」と聞いてきた。
さすがに俺は上になるとまずいと思っているので、ここは引けず
「いえ!下がいいです」と無意味に強気に言ったのだ。
ああ・・・この度胸が最初からあれば・・・
こんなことにはならかったのにねぇ・・・
518 :
ようすけ:01/12/06 14:50 ID:wAB7M7k0
Kさんは一端やすみ俺のアレからゴムをとり
再びくわえはじめた。「いきそうになったら入れるから言ってね。
初めてなんだから、ちゃんと中でイキたいでしょ?」
まさにKさんはサービスとしては申し分ないのだろう。
できればKさんが15〜20くらい若ければ俺もこんな気持ちにはならなかっただろう。
そして俺は天井に目をむけイケるよう集中する。
そもそも俺は遅漏気味だったんだろう。
伊達に1日1回のオナニーはこなしていないのだ。
フェラをされてから何分たったんだろう。恐らく4、5分か?
絶頂感が高まってきた。
「もう少しでいきそう・・・」
俺の言葉を聞くやいなや、すかさずゴムを着けKさんの股間にあてがった。
さすがプロ!はやいな・・・と俺は感心した。
再び騎乗位になって2、3分・・・
「あ、・・いく・・・」
俺は果てた。つーか灰になった。快感の後にやってくる
あの虚無感、自己嫌悪。オナニーでそんな感情には慣れっこなのだが
オナニーと比較できないくらい虚しさが俺を襲った。
そして自己嫌悪。自分がクズのように思えてくる。
そんな俺の気も知らずKさんは嬉しそうに
「先っぽが弱いんだね♪」と言ってくる始末。
しかし俺は精一杯の気力をふりしぼって
「・・・・そうなんですか?」と言った。
きっと俺は怖い、そして暗い声で言ったのだろう。
Kさんの目を丸くして動きが止っていた。
519 :
ようすけ:01/12/06 15:06 ID:wAB7M7k0
エピローグ
行為の終わった俺は時計を見た。もう10分前だ。
俺はKさんの言われるまま体を洗ってもらい、そしてタオルで拭いてもらった。
気まずい・・・・
すべては俺のテンションのせいなのだろう。
明るいKさんもなす術がなさそうだ。
俺は無言で服を着替えはじめた。Kさんもそれに続いた。
着替え終わった後、Kさんは口を開く。
「あの、お金よろしいですか?」心無しか遠慮勝ちだ。
そうだった。中でお金を払うんだったよな・・・。
俺はおっちゃんが言ってた言葉を思い出さして財布を取出す。
あ・・・丁度ないや。言いにくいけどチップは嫌だから
「すいません。おつりください。」
Kさんは快くおつりをくれた。Kさんはお金をもらうと電話をかけはじめた。
「お客様おかえりです」
これで俺の悪夢のような時間が終わったのだ。俺は自由なのだ。
俺は部屋から出てKさんと一緒に階段を降りる。
俺は今のテンションは部屋に入る前よりも低い。
俺はうつむきながら歩いている。不自然なほどに。今にも泣きそうだ。
Kさんは、そんな俺の姿に見るに耐えなくなったのか
「このぉ、元気だしなよ!!」と俺を励ましてくれる。
ありがたいのだが、今の俺には顔もあげずに
「はい」と小声で言うので精一杯だ。
そして俺はふらふらとKさんとおっちゃんに見送られるなか店を出たのだった。
こうして俺は諭吉2、3人(正確な金額は忘れました)
と引き替えに童貞を失ったのだった・・・・
520 :
ようすけ:01/12/06 15:10 ID:wAB7M7k0
すごく長くなってしまいました。
こんな長くなるとは思ってもみませんでしたよ。
マジで消したい!この思い出・・・・
応援してくれた方々本当にありがとうございました。
楽しんで頂けたら幸いです。
それでは次は
ぼったくりに合った日を近日中に書きますので
今は少し休ませてもらいます
521 :
男独り ◆KAZE8XIo :01/12/06 15:19 ID:39mZ4Ktm
読んでてなんか泣けたよ・・・・・
>>520 ∫
/■\ ∬
(,, ・◇・) っ━~ なんとなくなんて言ったらいーのかわかんないけど・・・
_と~,, ~,,,ノ_ ∀ イイ!次のも期待してマス!
ミ,,,,/~), │ ┷┳━
 ̄ ̄ ̄ .じ'J ̄ ̄| ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┻
523 :
名無しさんの初恋:01/12/06 19:04 ID:1KWykTya
ようすけ面白かったよ!!
524 :
@@@:01/12/06 22:52 ID:6QAdwCcH
>ようすけ
今はモテテそうだなぁ
525 :
名無しさんの初恋:01/12/07 02:17 ID:juDh/Dcm
このスレ面白すぎ!!ひそかにファンになってます。
なんか俺も書きたくなってきた。
526 :
名無しさんの初恋:01/12/07 09:10 ID:kUzpWlIX
はーなんか一番泣けるよ。
Kさんにも、ようすけにも。
次も期待してるよ。
527 :
名無しさんの初恋:01/12/08 02:15 ID:SIcxpteV
ここまで一気に読んじゃいました.
隆志君の小学生編おもしろかったよ。
どきどきしてしまった。
隆志君またなんか書いて〜。
528 :
名無しさんの初恋:01/12/08 06:53 ID:LKbYL4Ch
もう終わり?
529 :
名無しさんの初恋:01/12/08 14:27 ID:HWQkwon9
みんなが応援してくれないからみんな書かないんだよ
530 :
自然主義:01/12/08 15:27 ID:UhTofihb
このスレでは異色のカイワレ氏の文章に激しく惹かれる。
読んでいて生々しい映像が頭に浮かぶ…
ガロとかで漫画化してほしいな(w
531 :
:01/12/09 12:27 ID:I9RZDFUh
もっと聞きたいあげ
532 :
みくす:01/12/09 19:16 ID:FLvu0DLn
あげあげ
やっと1からここまで読めたよ。
カイワレの話はもう終わりなのか!?
続き読みたいぞ〜〜
535 :
名無しさんの初恋:01/12/09 23:37 ID:LZbl8Uwb
胸にジーンときた>ようすけ
536 :
名無しさんの初恋:01/12/10 09:16 ID:7wYgJD1a
俺は待つ。いつまでも。
537 :
名無しさんの初恋:01/12/10 10:21 ID:N/3FqDga
>>123 まで読んだけど、続きみたい。
でも、これから、授業がっ・・・。
最初にスレ名見た時はどうしてくれようかと思いました。
でも、こんな素敵なハートフルな内容だったなんて・・・。
思わずみすたーちるどれんの「youthful days」の「胸の鐘の音を鳴らしてよー壊れるほどの抱擁とキスでーあらわに心をさらしてよー」
というフレーズがが頭の中を流れました・・・。
538 :
537:01/12/10 13:12 ID:N/3FqDga
あ、隆志のは途中で終わったんだね。
いやぁ、ホントスゴイスレだねぇ、ここ。
539 :
名無しさんの初恋:01/12/10 15:18 ID:Al0wlzqQ
平次のファンなんだけど…もう来ないの?
540 :
カイワレ:01/12/10 22:39 ID:pqAQPd8T
5
女は私のズボンに手をかけ、下ろし始めました。この時、私の中で何かが切
り替わるのをはっきりと感じたのでございます。それは連続的な変化というよ
りむしろ、電灯のスイッチを入れたときのようにぱっと一瞬のうちにやってき
たのでございます。
性欲のトルネードが突如出現し、私の中のホームレス女への抵抗心を全て吹
き飛ばしてしまったのであります。その暴走を始めた性欲は誰にも──天下の
米軍でさえも──止められない、そう思えるほどでございました。
痩せこけた四十代のホームレス女が、いかにもうだつのあがらない二十歳そ
こそこの青年にコロッケパン一個と引き替えに身体を差し出す──なんとおぞ
ましい光景でしょう。もしも端で第三者がこの光景を見ていたならば、そして
その人がまともな感覚の持ち主であったなら、その場で卒倒したかもしれませ
ん。
女はひざまづき、私の下着を膝まで下げ、すでにMAXに達しているナニを
口に含みました。蛍光灯の点滅にあわせて、女の頭の動きがまるでコマ送りの
ように見えておりました。相変わらず、奇妙な声を出しておりましたが口が塞
がっているため、鼻から声が漏れておりました。くちゃくちゃといういやらし
い音とともに、快感の波がぐいぐいと押し寄せてきたのでございます。
541 :
カイワレ:01/12/10 22:40 ID:pqAQPd8T
6
女は私の興奮が十分高まったのを感じたらしく、私に背を向け、自らのズボ
ンを下ろしたのでございます。下着は着けておりませんでした。女は壁に手を
つき、ぶつぶつだらけの尻を突きだしてきました。膝まで下ろしていたズボン
と下着がじゃまだったので私は下半身裸になりました。
しかしその後、困ったことに私はそのときが初めてだったものですから、ど
うしてよいのかわからかったのでございます。とりあえずおそらく穴があるで
あろうと思われるところに先をあてがってみたました。
しばらく苦戦しておりましたところ、女の方がぐいと尻を突きだし、うまい
ことにゅうっと入りました。私、その瞬間、思わず恥ずかしい声を上げてしま
いました。女も「ぐうぃ」と声を上げ同時にげっぷをしました。
まるで現実と夢とを行き来しているような感覚でございました。いやいや、
夢というよりむしろ悪夢というべきかもしれません。ただし、快感を伴った悪
夢でございました。自分が獣にでもなったかのような気分でございました。獣
のように、女の腰にしがみつき、ひたすら腰を動かしておりました。女も獣の
ように吠えておりました。
それからどのくらいの時間が経過したのでしょうか? 一分くらいかもしれ
ないし、数十分は過ぎていたのかもしれません。夢中だったものですから、正
確にはわかりませんが、かなり絶頂に近づいていた時でした。突然、トイレ中
に轟音が鳴り響いたのでございます。
もう、世界の終わりかとさえ思えるほどの音でございました。同時に地震の
ように振動が壁と床を揺すりました。
私は冷水を浴びせられたように我に返ったのでございます。
辺りを見ると壁の一部が裂けて内側に向かって飛び出しておりました。あわ
てて女の身体から離れ、トイレの外に飛び出して見ると、公園のフェンスと街
灯の柱をなぎ倒して軽トラックがトイレに突っ込んでいるではありませんか!
トラックの運転席は大破しており、野次馬が集まり始めておりました。
542 :
カイワレ:01/12/10 22:41 ID:pqAQPd8T
7
私はとっさに何をすべきか考えました。最初に思いついたのは下着とズボン
をはくということでございました。私は下半身裸のままで外に飛び出していた
のでございます。幸いにも、野次馬の中に私に気づいた者はいないようでした。
ズボンをはきながら次に思ったのはすぐにこの場を離れるということでござ
います。というのは、あのトラックが積んでいたのは灯油だったからでござい
ます。私は女にも逃げるように声をかけたのでございますが、女は壁に手をつ
いたままの姿勢でなにやらうめくだけでございました。私は女を残し、一人外
に飛び出し、とにかく真っ直ぐに走ったのでございます。
なぜ彼女を引っ張ってでも一緒に逃げなかったのか? そう思われる方もお
られるかもしれません。しかしそもそも彼女を命がけで助ける義理なんぞ私に
はこれっぽちも無かったのでございます。
走り出して数秒、公園の端にまできて振り返ると車が炎上し始めました。炎
は天を焦がすほどの勢いで昇っておりました。あっという間に火は木造のトイ
レにまで燃え移ったのでございます。
私は炎の中から女が逃げ出してくるのを待っておりましたがその気配はいっ
こうにありませんでした。次第に野次馬の数は増し、遠くからサイレンの音が
聞こえてきたのであります。
私はもう関わり合いになるのが嫌になり一目散に走り出しました。後で警察
やなにかに事情聴取でもされるようなことは避けたかったのでございます。
野次馬の中に私がトイレから出たところを目撃した者がいたのではないかと
不安になりながら、いや、そうだとしても私がどこの誰であるのかわかろうは
ずはないなどと自分に言い聞かせながら、ひたすら走ったのでございます。
数分間走り続けるうち、私は体力の限界に達し、道路にへたりこんでしまい
ました。息を切らせながら上を見上げると星が静かに輝いておりました。
543 :
カイワレ:01/12/10 22:44 ID:pqAQPd8T
8
あの日の二日後、だいぶ私の気持は落ち着き、いつもの日常生活を取り戻し
つつありました。私は行きつけの定食屋で焼き魚定食を注文し、置いてあった
新聞を眺めておりました。その時、片隅に載っている小さな記事が私の目に止
まったのでございます。私はそれを読み終えると、店の親父に日本酒を注文し
ました。とても飲まずにはいられなかったからでございます。
以下、Y紙夕刊記事
同僚のホステス刺殺犯、時効成立の直前に焼死
22日午後9:40分ごろ、江東区で公園に灯油運搬車が突っ込み車が炎
上、車の運転手とその公園にいた女性一名が焼死した事故で、身元不明だっ
た女性の身元が歯の治療痕と焼け残った指の指紋から明らかになった。この
女性は15年前の12月22日、横浜市で男性との交際をめぐるトラブルか
らスナックの同僚の市井嘉代さん(当時26歳)を刺殺した容疑で指名手配
されていた元ホステスの三武ルミ子容疑者(42歳)。三武容疑者は整形手
術を受け、全国を転々と逃亡生活を続けていたが、ここ数年は東京で路上生
活をしていたと見られている。事件当時はふっくらとしていた三武容疑者も
路上生活のためかひどく痩せており、捜査関係者はその印象の違いに驚いて
いた。
(了)
この作品は純然たるフィクションです。
行き当たりばったりで書いたのでおかしいと思うところが
書いた本人にもいくつかありますが細かいツッコミはご勘
弁下さい。
面白かったけど怖いよ
ネタで良かった。ホッとした。
挿入しちゃったのでまじびびった。
おもろかったよ。
546 :
みくす:01/12/11 23:18 ID:cgVaz5KJ
こわ・・・・でもおもしれーーあげー
547 :
名無しさんの初恋:01/12/12 12:05 ID:jFNVAyUo
あげときます・・・。
ラウンジ?の名スレから来ました。
倉庫のを読んでるかとおもたよ。いえーい、感想書けるぅ。
面白い! & 爆笑!
続けて!!
549 :
名無しさんの初恋:01/12/12 13:52 ID:TI/j20vb
おもしろいデス
あなた才能ありますね
550 :
やりみず:01/12/12 15:51 ID:TRX+kdJM
第1話 ピンサロ
2年前の2月・・・僕は受験で上京した。
2週間余り、色々な大学を受けるということで、親戚の家に短期間居候していた。
そして、長かった受験も終わりを迎えたその日、従兄弟のやす君が飲みに連れて行ってくれた。
その日は前々から約束していて、受験の間、僕を泊めてくれていた、じゅん君も一緒だった。
やす君は都民ではなかったので、僕たちは上野で待ち合わせをして、そこで飲む事になった。
僕たち3人が集まるのはかなり久々で、当時18歳だった僕も、未成年ながら、
2人のペースに乗せられて、飲めない酒も進みました。
3人とも酔いが回り始めて、そろそろ店を出ようかという時、
じゅん君とやす君が何やら、コソコソしだし始めました。
そのうち、じゅん君が「ゆう(同棲中の彼女)に言うなよ?」
初めは何のことかも分かりませんでしたが、
店を出て、ウザいキャッチに捕まり、そいつと1番年上のやす君(当時30歳)が何やら話し始めました。
つづく
551 :
やりみず:01/12/12 16:16 ID:mpvJwW0I
第2話 ピンサロ2
風俗でも行くのかな?
当時上京したての僕には風俗とは未知の世界。
金もやす君がおごってくれるとの事だったので、あまり持っていませんでした。
じゅん君(当時22歳)も脇から話に入りだし、話もまとまったみたいでした。
仕方ないから、2人が済ませてくるのを待ってよう・・・。
そう思いながら、僕はその3人からは少しはなれて立っていました。
案の定、3人は僕に近づいてきました。
「じゃあ、オレ達、行ってくるから、待ってて。」
「うん、いいよ。」
そう、頭の中で考えて0.5秒。
ところが、2人をよそにキャッチが近づいてきてこう言いました。
「さあ、どうぞ」ん?どうぞって・・・何が?
何が何だかわからないままに、ぼーっとしてると、
「あちらの方に代金を頂いたので・・・」!?
聞けば、やす君が僕とじゅん君の金を払っているそうじゃないですか!
「大丈夫です、今日は3人しか入ってませんから!」え?何が?何が?
混乱する僕の目に飛び込んできたのは「デカ○ソオ」という、
ディカプリオをパクった、いかにもスカトロ専門みたいな風俗店の看板だった。
しかし、そんなのはどうでもよかった。
とりあえず、一気に酔いが覚めた。
「いや、いいです、いいです・・・」
「そんなこと言わずに!お願いします!!」
「僕はいいから、2人で行ってきなよ!待ってるから!!」
じゅん君は行く気マンマンだったが、やす君は金だけ払って、
自分はこれから、上野の友達と会うという・・・。
「ただ、女の子と飲んで話すだけでもいいですよ」・・・?キャバクラ?
きっと前にやす君に、「ランパブ行ったことある?」って聞いたから、それかとも思った。
でも、そんなんだったら、3人で飲むはずがない・・・。
そんな事よりも、僕はどうしても行きたくなかった。
「じゃあ、じゅん君1人で行ってきてよ、待ってるから」
「やりみずも行かないんなら、オレも行かないよ?」
「そ、そんな事言わずに!!代金も頂いてるんだし・・・」
「いや、僕は行きません・・・」
「今、ガラガラなんですよ!今日は人があまり来ないので汚くないですよ!」
それも何の事か分からなかった。
つづく
552 :
やりみず:01/12/12 16:41 ID:TRX+kdJM
第参話 ぴんさろ3
あまりにキャッチのずんぐりむっくりがしつこいので、
「・・・じゃあ、話すだけでもいいの?」しぶしぶ承諾。
「ありがとうございます!ではこちらへどうぞ!!」
僕はそいつの後を無言でついていった。
どうやら、「デカクソ○」ではないらしく、ほっとした。
とある建物の1階の奥、サラリーマンがラーメンをすすってるのが見えた。
なぜか、その時の僕にはそれが無性に羨ましかった。
そのラーメン屋を横目に、地下へと続く階段へと案内された。
使われていないエレベーター、そこの前には本棚があった。
そして、横には皮の安っぽいソファー、その奥に、分厚い扉の入り口があった。
「では、先に前金として、5000円頂きますので、こちら、1万円お返しします」
やす君は、先に僕たち2人分の2万円払ってくれていた。
「あとで、女の子が来たら、5000円渡して下さい」
と、言い残して、キャッチは中へと入ってった・・・。
「じゃあ、オレがまとめて払うから」じゅん君はそう言いながら、1万円を財布に仕舞い、ソファーに腰をおろした。
・・・。なんか妙なことになったなと、思いつつも、忘れていた疑問が蘇ってきた。
「・・・ここは、何なの?」「え?ピンサロだよ」「ピンサロ?」
そういえば、じゅん君の彼女が行ってた。
ソープ、ヘルス、ピンサロ・・・風俗店の違いを。
正式名はピンクサロン、おち○ちんをおしぼりで拭き、口でヌイてくれるという・・・。
僕は適当にその辺にあった雑誌をとって、眺めた。
あまりにボロボロで先行き不安を覚えたのは今でもはっきり覚えている。
じゅん君とも、その時、何を話したのか、あまりよく覚えていない。
とにかく、その入り口の向こうは未知の世界が待っている・・・それだけは確かだった。
「はい、おまたせしました!先にお一人お入り下さい」あれ?2人一緒じゃないの?
てっきり、僕は2人一緒だと思っていた。
1万円はじゅん君が持っている・・・。
そうこう考えをめぐらせていると、じゅん君が「やりみず、先にいきなよ」
・・・!?
つづく
553 :
やりみず:01/12/12 16:43 ID:TRX+kdJM
なんだか、2話から一気に長くなってしまいました・・・。
すいません。
554 :
ヒロ:01/12/12 21:03 ID:coLWXRrL
俺も書こうかと思ったけど、全然風俗と関係なかったや、、
普通の恋愛話はスレ違いだよね
555 :
みくす:01/12/13 16:24 ID:Y3IoQfs7
あげー
やりみずくんもひろくんも、書いて!!1
556 :
名無しさんの初恋:01/12/14 06:04 ID:8SwXiRZx
かんけつさしろ!
とにかくageだ、age!
558 :
穴に入れても心は童貞 ◆GoToDark :01/12/14 17:42 ID:A4zigQJe
うむ。あげ
559 :
やりみず:01/12/15 16:24 ID:bgO1wQaW
第W話 ピンサロ4〜そして伝説へ〜
ピンクサロン・・・その名の通り、中はピンクだった・・・。
正確に言うと、オレンジがかったピンク・・・って感じかなぁ?
そして、ウザイほどのカーテン、これは、いわゆる、部屋でいう、壁みたいなやつらしい。
要するに他の客との隔たりは、布だけ・・・。
でも、そんな事はどうでも良かった。
ただ、耳に突き刺さるほどの音量でかけられていた、ダンスミュージック系、ユーロビートみたいなやつ。
それがウルさくてたまらなかったけど、今思えば、あれがなけりゃ、声まる聞こえだよねぇ・・・。
とにかく、案内されて、1つのカーテンをくぐった。
その時、僕は入りたかった高校に受かり、その入学式、入試を受けるのではなく、初めてその高校の学生として、
その門をくぐった時の誇らしさが蘇った・・・(んなこたぁない、第1志望落ちたし、第一嫌がってんのに、誇らしい事あるかいな)
入って、目の前には黒い(多分、照明が照明なんで、茶色かも・・・)ソファー。
その横には、丸い、小さなテーブル。
とりあえず、僕はコートを着たまま、ソファーに腰を下ろした。
妙な事になったな・・・でも、帰ったら帰ったで、友達の話のネタにはなるかな・・・それとも引くかな。
とか色々考えていた・・・とりあえず、入ってしまったものはしょうがない。
どんな子が来るんだろう・・・おばさんとかかなぁ・・・だったら、嫌だな。
でも、都会の人間ってやっぱ垢抜けてるんだろうな・・・最近はオシャレにもちょっと目覚めて、結構イケてるつもりだけど。
やっぱ田舎者ってバレないかなぁ・・・。
毎日毎日、鏡の前で標準語の練習したしな・・・(んなこたぁない、ってか地元はそんなに方言激しくない)。
少し、寒い気がしたそのカーテンの中で、寒さと緊張からか、なぜか小刻みに震えて止まらなかった。
でも、脇と手にはビッショリと汗がにじみ始めていた・・・。
そして・・・どれくらいの時間がたったろう・・・。
僕にはすごく、長く感じられたが、きっと現実の世界では(別にトリップしてたんじゃないよ)そんなに経ってナイハズ、そんなもんだよね。
うるさいほどのBGMが、気にならないほどにまで、耳に慣れ、そのピンクの世界に目が慣れてきた頃・・・
カーテン越しにうっすらと人影が見えた・・・。
それまでは、他の所に女の子が行き来してるのか、何人か通り過ぎていくのが見えた。
しかし、今度は違う・・・明らかに、目の前で止まった・・・スローモーションのようにその動きが1枚1枚僕の目の前でめくれていった。
・・・来る・・・顔は斜め45度うつむいていたが、目ははっきりとその動きをとらえているのが分かった・・・。
そうか・・・風俗に来たんだな・・・18歳になったばかりで・・・っていうか、20歳未満はオーケイなのか?
金は必要以上に取られたりしないだろうなー・・・今そんなに金もってないし・・・キャッチのヤツ、うさんくさそうだったよな・・・。
もしかして、ぼったくられて、金が払えず、裏でボコボコ・・・あぁ、や・・・
頭の中で語り始めた自分の声が弾かれた・・・
「おまたせしましたぁ〜、エリ(仮)っていいまぁ〜す」
・・・!?
つづく
560 :
やりみず:01/12/15 16:36 ID:A/LWIsbJ
>>555>>556>>557>>558 ありがとう。
家にPCがないから、学校でしか書けないけど、がんばって書きます。
これが終わったら、年内に2部を作ってそれまで完結させたいと思ってます。
それでは、今日はこの辺で・・・ここ閉まっちゃうんで。
でも、次回予告して帰ります、時間がないので、短いけど、ごめんなさい。
次回予告
とうとう・・・風俗初体験の時が来た。
彼が信頼した従兄弟は金を置いて去り、
彼が心寄せた従兄弟は別のカーテンをくぐり、
彼が思いを寄せた彼女はこたつでみかんをむさぼった。
そして、カーテンの中で待つ、彼が見たものとは・・・!?
いらっしゃ〜い(三枝の語りで)
次回、第伍話、ピンサロ5〜阿鼻叫喚編〜
阿鼻叫喚って・・・楽しみだ。
562 :
名無しさんの初恋:01/12/15 18:46 ID:F/kSzzYN
ドラクエかよ!
563 :
名無しさんの初恋:01/12/16 12:15 ID:bnTzbdqD
保守あげ
564 :
名無しさんの初恋:01/12/16 13:57 ID:q6xhaV+i
age
565 :
名無しさんの初恋:01/12/16 15:15 ID:q6xhaV+i
涼さんの続きが見たいAGE。
566 :
名無しさんの初恋:01/12/17 07:26 ID:izRu/Y0a
お、つづきだー!
よこくもおもろい(わ
567 :
富士奇跡:01/12/17 11:41 ID:5AXw+ozH
期待age
568 :
やりみず:01/12/17 14:12 ID:6DzHo3Kn
第伍話 ピンサロ5〜阿鼻叫喚編〜
カーテンを片手で、横に開いて、エリ(仮)は現れた・・・。
僕は少しうつむき加減でその子を見た・・・。
なんだ?よく見えないぞ?逆光か?
エリの周りはカーテンがかかっていて、エリの顔には光が届いていないせいか、僕にはよく見えなかった。
ついつい、凝視してしまったのかもしれない・・・後にエリは「最初怒ってるのかと思ったよ・・・」と言った。
エリは狭いカーテンで敷きられた、その空間に入って来た。
そう、まるで、小猫が犬小屋に入るかのごとく、その光景は僕の中で活動写真(見た事ないけど)のように流れていった。
(↑この例え、よーわからんかったね。だって、小猫が犬小屋って・・・なんじゃそりゃ)
その時まで気づかなかったが、エリの手にはトレイが乗っていた。
そのトレイの上の、怪しいコップ(後に中身はウーロン茶と判明)があり、それは僕の横のテーブルに置かれた、そして、おしぼり・・・。
「隣り、いいですか・・・?」「あ、うん・・・」僕は思いっきり真ん中に座っていた事に気づき、慌ててスペースをとった。
皮のソファーは少し、きしんだ音をたてながら、エリはゆっくりと腰を下ろしてきた・・・。
ほんの数秒だったかもしれない・・・僕は隣りに座ってる子を、じーっと見つめた・・・いや、「見た」というよりは観察・・・。
服装は黒がベースのアムラー(古い)系のファッション・・・髪はセミロング・・・歳は・・・見た目は若そうで、ちょっとかわいいと思った。
とりあえず、おばさんじゃない事に少し胸を撫で下ろした・・・。
「えっと・・・じゃあ、(店に)入る前に5000円の前金払ったよね?」「え?あ、あぁ・・・はい」
「それでね、ここで、また5000円なんだけど・・・いいかな?」
いいかな?じゃねぇよ、ダメっつったらどうすんだよ・・・(この間0.5秒)
っていうか、じゅん君がまとめて払うんじゃねーのかよ。
あのグレート義太夫みてーなオヤジ(キャッチ)、ぼったくりやがったな!!そう思いつつも、
「はい・・・じゃぁ、5000円・・・」「ありがとうございまぁす、それじゃ、ちょっと待っててね」
エリはカーテンの向こうへ消えた・・・。
あれこれ、頭の中で複雑に思考回路が絡み合って、急速に回転し始めた。
「・・・」
無意識に謎の液体の入ったコップに手をかけた・・・(あ、烏龍茶って言ったっけ?)
つづく
569 :
やりみず:01/12/17 14:18 ID:6DzHo3Kn
今日は短いなぁ・・・。
でも、もう授業寸前なんで、ここですいません。
次回予告
やりみずです。
最近、街の景色も12月の色に染まってきましたね。
去年の今ごろ、好きな子にコクったら、彼氏がいるとフラれちゃいました、てへ。
いやぁ、1年って、ホントに短いですね。
さーて、来週の風俗体験記は・・・
第6ワ ピンサロ6〜お魚くわえたどら猫編〜
の、1本です。
では、来週の風俗体験記に・・・ズームイン!!
(明日には書きます)
570 :
名無しさんの初恋:01/12/17 16:14 ID:nf5gQkjr
>やりみず
期待してますです。
571 :
やりみず:01/12/17 17:29 ID:wLqvXudj
第6ワ ピンサロ6〜お魚くわえたどら猫編〜
その時の僕には、その液体の正体が何なのかは分からなかった。
しかし、色々に頭が考えすぎて、その液体がなんであるのかは考えるにも及ばなかった。
ごくっ・・・・・・なんだ、ただの烏龍茶じゃんか。
そう思いつつ、テーブルの上のおしぼりをとった・・・一応手は拭いておいた。
「お待たせ〜・・・ごめんね」エリが戻ってきた・・・。
「なんか、従兄弟の彼からもう貰ってるって聞いて・・・はい、じゃあ、5000円返すね」
そういって、エリは僕に5000円を手渡した。
なんだ、ぼったくってはいなかったみたいだな・・・。
ただ、その時の僕にしてみれば、5000円なんてとりあえず、どうでもよくなっていた。
とりあえず、これからどうするか・・・やっぱり・・・そうなのか?ここは・・・。
「ねぇねぇ、ここは初めて??」「ここ・・・っていうより、風俗自体初めてなんだよね」
「あ、そうなんだ〜、じゃあ、最初に言っておこうかな・・・えっとね、ここピンサロなんだけど、体は使わないで、口と手でヌくところなのね」
知ってるよ・・・それより・・・
「あの・・・なんていうか・・・いいです」「え?何が・・・?」
「いや、だから・・・その・・・そういうのじゃなくて、話すだけで・・・そう聞いてきたんで」
「えぇ〜?そうなの?でも、アレだよ?お金は受け取ってるんだよ?」
とりあえず、汚れたくはなかった・・・あの時はそう考えていた・・・「風俗=汚れた証拠」という考えがあった。
(おいおい、汚れた証拠・・・って、まだ東京来て、2週間だろ?とか言うな、あの頃は純情だったんだよ・・・)
「あの・・・彼女がいるんだよね・・・」「あ、そうなの?」
「うん、で、実は東京の人間じゃなくて、地方から、受験で上京して来て・・・で、受験今日終わって、従兄弟3人で上野で・・・」
「あ〜、久々だから??」「うん・・・そしたら、なぜかこういう事になっちゃって・・・1番上の人が金だけ払って・・・」
「あぁ〜、お兄さんだねー、じゃあ、向こうにいる彼は2番目なの?」「うん」「ああ、そうなんだ・・・君はいくつ?」
「18歳・・・なったばかり」「あぁ!!どーりで!!若いもんねー?・・・ふんふん、彼女とは?」「え?」「どれくらい?」「あぁ・・・えっと8ヶ月かな」
「ふーん・・・そっかぁ」「エリ・・・さんは?エリさんは彼氏いるの?」「いないのよー」「あ、で、何歳?」「21」
そういって、左手で「2」、右手で「1」を作った。
(見ようによっちゃ、こりゃ、「12」じゃねーか。みなさん、「12」歳の風俗嬢ですよ!?)
「・・・未成年なのに、来てもいいのかなぁ・・・?」「あ、でもね、16歳とかいたよ!」「えぇ!?」「歳ごまかしてね」「へぇ・・・」
風俗は汚いと思っていたから、そんなに来たいか?とか思いつつ、本人の目の前ではやっぱり言えるわけがなかった。
「やっぱり、オヤジとか多いの?」「うん・・・そうだねぇ、後ね、結婚したばっかの男性とかも来るかな・・・」「え?なんで?」
「なんかね、奥さんとか妊娠してる時とか、やっぱたまっちゃうみたい」なるほど・・・でも、奥さんは嫌だろうなぁ・・・。
返す言葉を探した・・・何か間が持たなかった。
エリは両手を自分のももの横に置き、ソファーに手をついていた・・・何か見れば見るほどかわいいなぁ・・・。
しばらく二人の間に沈黙が流れた・・・(ホントは時々何か話したけど、あまり覚えていません)
しかし、とうとう、エリもシビレを切らせたのか、「チェンジもできるよ?」
「(やっぱつまんないのかなぁ・・・?)え?別にいいよ・・・っていうか、こういう客も珍しいでしょ?」「うん・・・初めてかな?」
「でも、楽じゃない?」「まぁ・・・そうだけど・・・でも、もったいないよ?」
「何でここで働いてるの?」「やっぱり・・・お金・・・だね」
やっぱり、かわいかった・・・こんな子が風俗嬢なのか・・・金・・・何のために必要なんだろう。
その時の彼女のセリフのニュアンスからは、ただ遊びたいだけなのか、手っ取り早く金が欲しいだけなのか、それとも・・・親が病気とか、それで多額な金が必要なのか。
暗いカーテンの中では表情がうまく読み取れず、言葉も聞き取るだけでやっとだった・・・。
つづく
572 :
やりみず:01/12/17 17:40 ID:wLqvXudj
ごめんなさい、またやたら長くなってしまいました・・・。
なんだか、時間の関係で長かったり、短かったり、すいません。
でも、読んでくれてる方、ありがとう。
しかも、こうやって見ると読み辛いね・・・。
しかも、今回あんま面白くないね。
でも、話が繋がってるから、面白いとことそうでないとこが出てくるのは許してください。
週刊誌の連載漫画も面白い号とつまらない号がありますよね・・・。
「なんだ、買って損したー!!」とか思いましたが、作者の気持ちが分かりました。
何か、改行を適度にやって欲しい、その他、何かあったら、言って下さい。
では、今日は時間が来たのでこの辺で・・・。
次回予告
彼の口から語られる、風俗の過去と未来(なんのこっちゃ)。
そして、その風俗嬢の過去には一体何が?
暗いカーテンの中で彼に明かされたとてつもないその真実に彼は絶句する。
次回、第7ワ ピンサロウルトラ7〜イレブン〜
573 :
名無しさんの初恋:01/12/18 00:24 ID:3zqlTjXt
期待age
574 :
名無しさんの初恋:01/12/18 00:59 ID:0qB5bOtU
>やりみず
本文ももちろん面白いのだけど、
次回予告の軽快さの方が(・∀・) イイ!!
575 :
富士奇跡:01/12/18 01:13 ID:NIdC1Piv
隆志さんにはじまり今のやりみずさん。
皆さん文才がおありのようでうらやましい。
こんなに多くの人を楽しませているのだから。
予告で人を引きつけるうまさがある。
できれば括弧つきの突っ込みはない方がいいかな。
個人的な感想。
578 :
///:01/12/18 07:16 ID:WofitEJd
>>577 そんな事言うなよ〜
と、思いつつ括弧抜きで読んでみると文章がしまって
(゚∀゚)イイ!
579 :
やりみず:01/12/18 12:21 ID:70x500wb
色々ご意見、ありがとうございます。
>>577>>578 括弧・・・確かに。
でも、括弧は気づいた人もいるかもしれませんが、今現在の僕の心境なんですよ。
そして、他には、訳の分からない例えに対する突っ込みっていうか・・・。
>>574 じゃあ、次回予告だけにしますか?
580 :
やりみず:01/12/18 17:19 ID:70x500wb
第7ワ ピンサロウルトラ7〜イレブン〜
しかし、今日、しかも、たったさっき会ったばかりの僕には聞けなかった。
それに、人にはあまり、詮索されるのが好きではない僕は、ここで口を閉ざしてしまった。
そして、しばらく、かすかに横目で彼女を見つめていた。
彼女はカーテンの方へ目を向け、体をゆっくり前と後ろに揺らしながら、黙っていた・・・。
「あ、あのさ・・・」「ん?なぁに?」「つまらない?」「・・・ん〜ん、そんな事はないけど」「そっか・・・」
またもや、二人のこの空間に沈黙が訪れた・・・。
しばらくして、「あ・・・ちょっといいかな?」「どうしたの?」「ちょっと待っててね」そう言い残して、彼女はカーテンの向こうに消えた。
やっぱり、何もしないなんて、変わってるよなぁ・・・っていうか、別に来たくて来たわけじゃないのに・・・。
そう考えながら、烏龍茶の入ったコップを手に取り、1口飲んだ・・・。
・・・いっそ、やってもらった方がいいかな・・・風俗なんて滅多に来れないんだし・・・でも・・・
そんな事を考えているうちに、また彼女が戻ってきた・・・またもや回想が遮断された。
「従兄弟さんね、なんかコース選んで楽しんでるみたいよ?」「え・・・?(何もしないって言ってたのに?)」
「うんとね、実はコースがあって、そっから選ぶ事もできるの」「へぇ・・・」
コースがあると聞いても、あまり興味がないので、どんなものがあるのかは聞かなかった。
「ねぇ・・・」「何?」「ホントに・・・いいの?しなくても?」
そう、彼女が戻って来る前、考えていた事・・・いっそ、してもらうのも悪くないな、気持ちいいんだし。
何か彼女と話しているうちに、汚いという感じは頭の中から消えていた・・・。
でも、体中が汗ばんでいて、もちろん、アソコも・・・そう考えると、やっぱり、それはできなかった。
僕が黙っていると、また彼女も黙り、再び沈黙が流れた・・・。
もう、幾つもの沈黙を数えただろう・・・きっとお互い、居づらいんじゃないか・・・。
僕は頭の中で、次の言葉を探した・・・何を話せばいい?さっきの事聞いてみるか?
でも、もう2度と会わない人だし・・・。
「あのさ・・・」その瞬間、頭よりも先に声が出た・・・「何?どうかした」
またとっさに、言葉を探した・・・ホントは聞きたい事なのに、それと別の言葉・・・何がいいだろう。
「・・・キス・・・してもいい?」「え・・・?」戸惑うエリ。っていうか、何考えてるんだ・・・。
あんなに拒んでおいて、キスして・・・ってなんだ?なんだか、急に恥ずかしくなった。でも・・・
「いいよー、記念にね・・・」いい子・・・なのかな?でも、記念か・・・情けない記念だな・・・。
「でもね、SEXよりも、キスの方が浮気だと思うよ?」
(これはこの後、従兄弟のじゅん君に聞いた・・・「オレもそう思うよ」そして、理由を聞いたが、その時はなるほどと思ったが、今は忘れてしまった)
「する方がいい?される方がいい?」「・・・えっと、じゃあ、される方で」「うん、いいよ」
そして、エリは僕の膝の上に乗って来た・・・
エリの唇が軽く僕の唇に触れた・・・それから、唇の端から甘噛み・・・というんだろうか・・・
彼女の上下の唇で僕の上唇を挟み、少しずつ横に、そして、下へ・・・
目を開けてみると、エリは目をつぶっていた・・・。
そして、エリの舌が入ってきた・・・「ん・・・」思わず声が漏れた・・・。
今までにした事のないほどのキスに意識が飛びそうになった・・・エリの舌が僕の舌に絡みついてくる・・・。
思わず、僕は理性を失い、エリの唇を・・・
そう、あれは貪ったというのだろうか・・・見苦しいまでに声が漏れ、お互いの中を二人の舌が何度も行き来した。
その時、もうすでに、僕の股間ははちきれそうになっていた・・・そして、それはエリの膝に当たっていた。
恥ずかしさはもう、どこかへ消え、むしろ逆に、思い切り、エリの膝にそのはちきれそうな股間を押し付けた。
「ん・・・っ、あ・・・っ!!」思わず、僕は声を漏らしてしまった・・・。
勃起した、僕の股間に気づいたのだろうか・・・エリの手が僕の股間へと伸びていた・・・。
つづく
581 :
ボーシュ:01/12/18 17:24 ID:TfEvI8UD
やりみず。理屈っぽいことばっか言うな!
582 :
やりみず:01/12/18 17:37 ID:70x500wb
次回予告
キスだけ・・・ホントはそのはずだったのに・・・。
外は冬真っ只中の2月・・・ネオンで星の見えない空を屋根に幾つもの人間の建てた建造物達。
その数ある中の1かく・・・その敷きられたカーテンの空間で少年は思った。
・・・こんなはずじゃなかったのに・・・。
そして、自分に触れたエリの手のなすがままに夜は更けていった・・・。
次回、第[話 ピンサロ8〜マン〜X指定
次回予告
「あ、もうお帰りですか?」「あ、はい」
「どうもありがとうございました〜またよろしかったら、どうぞ」
「・・・はい」
そして、少年は闇の中へ去って行った・・・。
次回予告、第[話 ピンサロ8〜すべて終わった後〜自主規制編
一応、二つ用意しました。
上の方を見て分かるように、X指定と、自主規制を分けました。
一見、二つの話があるようですが、結局は、下の自主規制編は上のやつが終わった後の出来事です。
要は、X指定を入れるかどうかなんですが、これはやはり、これを読んでくれた皆さんに決めてもらいたいと思います。
次にここに来るまでに、どちらか選んで下さい。
何もなかった場合は、自主規制編をお送りしたいと思ってます。
でも、第7ワはR指定っぽいなぁ・・・。
583 :
やりみず:01/12/18 17:49 ID:70x500wb
>>575 そんな事はないですよ・・・毎回小学校の頃、感想文は苦手でした。
>>576 そうかな?でも、誉めてくれてありがとう、今後の励みになります。
>>581 す、すいません・・・。
この僕のおぼつかない文ですが、読んでくれて何か感じてくれたら嬉しいです。
たかが文やんけ・・・でも、言葉には計り知れない可能性があると思います。
僕はいつでも、誰かの夢を叶えたいと思っています。
あなたのあんな夢や、こんな夢・・・僕に話してくれませんか?
584 :
名無しさんの初恋:01/12/18 19:18 ID:o8MfJuP2
>>580 思わず見入ったよ。
ぜひ、X指定やらなきゃ〜。
585 :
富士奇跡:01/12/18 22:11 ID:FUcqHXqS
X指定期待あげ
586 :
574:01/12/19 00:15 ID:X2GKJDzn
>579
気を悪くしたらスマソ...
本編はすご〜く楽しみにしてるんだよ。
誉めたつもりだったけど失敗したっぽい。
逝くわ、俺。
587 :
名無しさんの初恋:01/12/19 11:29 ID:kRrGvNuC
面白いので、age
588 :
名無しさんの初恋:01/12/19 13:36 ID:WInaHaSD
X指定キボンヌ
589 :
やりみず:01/12/19 15:00 ID:d+FRoHQm
>>574 そんな事ないです・・・。
ただ、僕的には、本編より予告に力を入れてるんで、何気に嬉しかったりしました。
それでは、第[話 ピンサロ8〜マン〜、読んでください・・・。
590 :
やりみず:01/12/19 15:57 ID:d+FRoHQm
第[話 ピンサロ8〜マン〜
「あ、もうお帰りですか?」「あ、はい」
「どうもありがとうございました〜またよろしかったら、どうぞ」「・・・はい」
キャッチのおっさんはまた、外でキャッチに励んでいた。
手には缶コーヒー、気づかなかったのか、それとも、僕が入った後にしたのか、マフラーを巻いていた。
入る前に目に付いた、ラーメン屋を横目に僕は、やす君が待つ、居酒屋へ向かった・・・。
時刻は、12時近かった・・・確か11時半を過ぎていたと思う。
ええと・・・○○・・・○○(待ち合わせの居酒屋の名前)・・・あった、看板を前に立ち、確かめた。
ウィーン・・・和風な居酒屋のくせに自動ドアか・・・。
「あの・・・もうすぐ閉店なんですが・・・」「(居酒屋のくせにか?もしかして、居酒屋じゃない?小料理屋みたいなやつ?)あの、待ち合わせをしてるんですが」
そう言って、フロアを見渡した・・・いない・・・不思議がってると、「2階じゃないかしら?」「あ、はい・・・」
階段を駆け上った・・・すると、座敷の席にやす君と見ず知らずの男がいた、どうやら友達らしい。
「どうだった?」「あ・・・うん、その、何もしなかった。キスだけ」「えぇ〜!?なんで〜?」「だって、何もしなくていいって・・・」
すると、その男は話に入ってきた。やす君は事の成り行きを全て話していたのだろう・・・他愛もない会話の中で、二人の言葉がすーっと記憶の奥へ遠ざかった。
キスは続いていた・・・しかし、僕の肩にあったはずのエリの手は僕の股間を撫で回していた。
「はぁっ・・・はっ・・・うぐ」容赦なく続くディープキス、口が塞がれながらも、僕の声は恥ずかしいほどに漏れていた。
止められない・・・本当なら、この股間をまさぐっている手を退けたいはずなのに・・・。
こんなはずじゃなかった・・・再び、この店に入る前の事を思い出してしまった。
しかし、思いとは裏腹に性器の膨張は止まなかった・・・その時、エリの唇が僕の唇を離れた。
「じゃあ、立ってくれる?」思考回路もおぼつかないまま、僕はソファーを立った・・・いやらしいまでに僕の股間はズボンを突き上げていただろう。
「違う、違う、私の前に」そう言って、エリは僕の手を引いた・・・もはや成すがままだった・・・僕はエリの前に立った。
エリは無言で僕のベルトに手をかけた・・・カチャカチャ・・・金属音を立て、ベルトが外された。
もう、何が何だか分からないくらい、どうでもいいくらい気持ちが高ぶっていた・・・見られたい・・・早く、この膨張した僕を解放して欲しい・・・。
ズボンのチャックが外され、スルスルとゆっくりズボンは下げられた・・・まだ着ていたコートの中、下半身はトランクス1枚・・・足首まで下げられたズボン。
エリはパンツの上から、僕の性器の先にそっと触れた・・・「・・・!!」「ふふっ、濡れちゃってる・・・」
早く・・・早く・・・何なんだ・・・ベルトとズボンはあんなにすぐだったのに・・・僕には、それが妙に長い時間に思われた。
でも、エリはそんな僕の気も知らずに、相変わらずパンツの上から性器を愛撫していた。
丁寧に、ちゃんと分けて、ゆっくり、ゆっくり・・・それが僕にはたまらなかった。
だから、風俗嬢・・・なんだな、きっと、顔も忘れるくらい、数も忘れるくらいの客にこうやってきてるんだ・・・。
「ぅ・・・」ビクッと僕の性器が脈打った・・・「あ・・・出ちゃった?」「・・・少し・・・だけ」「ごめんね、何かじらしすぎちゃったかな」「・・・」
「じゃあ、ズボン取ろうか」足首にあった、ズボンを僕は脱いだ、そして、靴も、靴下も脱いだ、でも、コートは脱がなかった、というより、着ている事すら忘れていたんだろう。
「それじゃあ、失礼しまーす」エリの手が僕のパンツのゴムにかかった・・・。
僕ははっとした、まるで夢から覚めた時のように。
でも・・・確実にあれは夢じゃない・・・数分前の出来事だ。
ぼーっとして、焼酎(多分・・・それかお湯)の入ったグラスに沈んだ梅干を見つめた。
「なんか飲む?」やす君の友達(さっきの一緒にいた男)は僕にそう聞きながら、梅干を潰し、かき混ぜた。
「いえ、いいです」梅干のかけらがグラスの中で渦巻いた・・・それは次第に下へ・・・下へ。
その様子を僕はただ、ただ見つめていた・・・。
つづく
やりみず(・∀・)イイ!!
592 :
やりみず:01/12/19 16:21 ID:d+FRoHQm
X指定の声が強かったので・・・というより、X指定しかなかったので、X指定で書いてみました。
会話以外の(こればっかりはどうしようもない、だって実際喋った事だし)、卑猥な表現は極力避けて書きました。
でも、風俗はむしろ、ここがメインだもんねぇ・・・ふう。
書いて気づいた事なんですが、書いた後に「あ、そういえば・・・」って思う事が多々ありました。
会話のやりとりもホントはもっとあったはずですが、やはり、印象に残ってることしか思い出せません。
なので、いまいちリアリティに欠けるかもしれもしれませんが、限りなく、忠実に再現してるつもりです。
次回予告
最初で最後の風俗体験・・・そして、18の夜は闇に落ちていった。
全てはここから始まり、全てはここに還った。
暴走する性器・・・もう止まらない、誰にも止められない。
次回、最終話 ピンサロフィナーレ〜君のためなら死ねる〜
593 :
やりみず:01/12/19 16:30 ID:d+FRoHQm
・・・すいません、次回最終回をうたっていましたが、時間の都合上、全部書ききれず完結しないかもしれません。
なんていっても、学校からなんで時間に限りがあるんですよ。
もしも、完結しなかった場合、すみません。
でも、2話以内には終わると思うので、よろしくお願いします。
>>591 ありがとう、あなたのような方がいるから僕もここまで書くことができました。
最終回(予定)も読んでください。
594 :
名無しさんの初恋:01/12/19 19:38 ID:BVgGVcbI
>>590を読んでたら勃ってきちゃったよ。俺もまだ若いなぁ…。
っていうかやりみずの文章がうまいんだろうね。最終回、期待してるぜ!
595 :
名無しさんの初恋:01/12/19 19:59 ID:CME0swdR
何気に高度なテクニック使ってる…。
596 :
名無しさんの初恋:01/12/19 22:39 ID:LeR1EHSO
全部読んだけど、面白いのでage。
続きに期待。
597 :
名無しさんの初恋:01/12/20 00:42 ID:JXKrg55J
俺、風俗逝ったことないから中を知らないんだけど、
やりみずの文章を読んでると情景が目に浮かぶ。
(・∀・) イイ!!
最終話も期待してるぞー!
598 :
///:01/12/20 00:52 ID:0IioOJFL
>>594に同意
文章のつながりがスムーズでUMAI!
やりみず氏、頑張ってくれ!
599 :
名無しさんの初恋 :01/12/20 10:05 ID:0NDTwpea
age
600 :
名無しさんの初恋:01/12/20 10:32 ID:1DI6Ruqs
頑張ってくれ!のあげ
601 :
やりみず:01/12/20 13:51 ID:wTmZ3oxs
久々に会ったらしい、やす君と友達の話は止まなかった。
さっき起こった出来事の事で頭が一杯だった僕には、その弾んだ会話でさえ、断片が頭の中で入っては消え、そして、入っては消え・・・その繰り返しだった。
「でも・・・」無意識にも、口をついて出た言葉・・・。
「ん?」「でも・・・18で風俗って、どうなのかな?って思って」「ハハハ、オレなんか16で行ったよ」
「ホントですか?早いですよ・・・あ、でも、さっきの子、16歳も来てるって言ってましたよ・・・」「だろ?」
最終話 ピンサロフィナーレ〜君のためなら死ねる〜
パンツのゴムにかかったエリの手・・・火照った体には妙に冷たく感じた。
見られる・・・それも、今日、いや・・・数十分前に初めて会った子に・・・散々、あんなに拒んでたのに、今では求めてる。
勃起した性器は、僕の中の全てを支配してしまった。
スー・・・エリの手が後ろのゴムへ回った・・・勃起した僕の性器にひっかかるのを気遣ってくれたのか、最初から性器を見られるのは恥ずかしいと気遣ってくれたのか・・・。
それとも、ただ、またさっきのようにじらしただけなのか・・・ゴムがお尻の曲線に沿って、次第に下へ向かう・・・。
「はぁ・・・はぁ・・・」溜息混じりの興奮した声のリズム、パンツはそれに合わせて下ろされていくようだった。
半分くらい下ろされた時、エリの手が前のゴムへ回った・・・来た・・・早く、暴走した自分を解放してくれ・・・。
そして、エリはパンツを引っ張り、そこに空間を作った・・・体のラインとゴムで、そこには台形が描かれていた。
スー・・・それからは一瞬だった、考える隙も無く、僕は下半身を全てさらけ出した・・・。
見苦しいまでに膨張した性器、その下には火照った体とともに熱されたために見苦しく垂れ下がったモノが・・・。
何から、何まで恥ずかしかった・・・それなのに、その恥ずかしさの原因は感じて止まなかった。
「じゃあ、ちょっと・・・いい?冷たいかもしれないけど」と、僕の股間を手の平で示し、答える間もなく、おしぼりで拭き始めた。
「ごめんね、さっきパンツ汚しちゃったよね」本当なら、服の上からじゃなく、最初から脱いでするんだろう・・・
「いえ・・・いいです」「ふふふ・・・でも、こっちの方は大丈夫みたいね・・・やっぱり若いな、おじさん達とは全然違うもん」
エリはまんべんなく、性器を拭き続けつつ、僕の性器を観察してもいるようだった。
「でも・・・コート着てるのに、おちん○ん出してるのって、なんかいやらしいね?」「あ・・・っ!!」
この時、初めてコートをまだ脱いでいない事に気づき、慌てて脱いだ・・・エリはわざとそれを今まで指摘しなかったのか・・・?余計に気持ちは昂ぶるばかりだった。
「じゃあ、どうしよっか?」おしぼりで拭き終えたエリは言った。
僕が何の事だか、一瞬考えた時、「脱がしてくれる?それとも、自分で?」「あ、うん・・・」
それ以上の返答に詰まったが、僕の気持ちを察したのか、「じゃあ、お願いね」そして、ソファーに座り、僕に身体を寄せた。
肩が見えそうなほどまで開いた、モヘアの半袖のセーター・・・その下にはすぐブラジャーだった(普通か・・・)。
脱がそうとセーターを掴むと、腕を上にあげてくれた・・・僕はゆっくりセーターを脱がした。
そして、その下のブラジャー・・・僕がそれを見るかみないか、セーターを脱がして、間が少し、本当に少し開いた時、
「全部だよ?全部脱がしていいんだよ?」「う・・・ん」心臓の鼓動が強く胸を叩いた。
ピンク・・・?それとも、白なのか・・・これもやはり証明のせいでよく分からなかった。
正面を向いたまま、僕は後ろに手を回し・・・そして、ホックを外した。
スルスルスル・・・ぽよん・・・ブラジャーを外されて、身の置き場をなくしたおっぱいが揺れた。
そんなに、大きくもなかったが、乳輪も乳首も小さ目できれいなおっぱい・・・思わず見とれていると、エリはそっと僕の手を取り、自分の胸に当てた。
「触ってもいいよ」「(もう触ってる・・・)」例えるなら、それは壊れないプリンのような・・・そんな感触だった。
そんなおっぱいの感触に酔っていると、「下がまだだよ」と言い、エリは僕の目の前に立った。
さっきと立場が逆転した・・・僕はベルトを外し、そして、ミニのレザースカートのホックを外した・・・。
チャックを下ろすと、自分で下ろす間もなく、ストンとスカートは床に落ちた。
スカートが塚に落ちたのを確認した後、僕はエリのパンティに手をかけ、少し震えた手でゆっくりとそれを下へ下ろした・・・。
602 :
やりみず:01/12/20 13:59 ID:wTmZ3oxs
やはりと言ったばかりに完結しませんでした・・・すいません。
そして、明日が学校へ来る、最後の日なので、明日書けなければ、年内は書けないので、なんとかがんばってみます。
明日はなるべく時間を作ってみますので、最後までよろしくお願いします。
あげて応援してくれた方、ありがとうございました。
次回予告
もっと時間があれば・・・
何度もそう思いましたが、やはり限られた時間の中でしか物事は生まれなかったようです。
次回、第10話 夢の後に・・・
603 :
やりみず:01/12/20 15:33 ID:ajQSrDkK
第10話 夢の後に・・・
「ちょっと照れるな・・・」エリの声が僕の頭の上でした。
きっと、慣れているハズ、人に裸を見られる事なんて・・・現に、あんなに短時間で僕を興奮させ、それ以上に嫌がってた僕を、ここまでにしたんだから。
それなのに、照れる・・・あぁ、そうなのか、やっぱり、それは僕の気持ちをまた昂ぶらせるためのモノなのか・・・。
そして、エリは全裸になった・・・形のいいおっぱい、それに、冬にもかかわらず、整ったヘア・・・21と言っていたが、それも納得のいく、きれいな体をしていた。
この体を何人もの客が見てきたんだろう・・・僕は、何人目なのだろうか。
くだらないことばかり考えている僕だったが、これからこの子が・・・この子が僕に・・・。
「じゃあね・・・ソファーの上に乗ってくれる?」「あ・・・うん」「それで、4つん這いになって?」「え・・4つん這い?」
「犬みたいに・・・あ、SMとかじゃないからねー」僕は言われるがままに、手と膝をソファーに突いて、その上で4つん這いになった。
エリは僕の後ろへ回り、あのカゴの中から、何か筒を取り出した・・・なんだろう、アレは・・・。
4つん這いになった僕の視界には、ソファーと平行になるまでに勃起した性器、そして、まだ醜く垂れ下がった袋・・・その向こうでエリが何かやっている・・・。
つづく
604 :
名無しさんの初恋:01/12/20 21:31 ID:LuCFJdCS
>やりみず
おもしろかったよ。明日、がんばって完結させてね。
たのしみにしてるね。
名スレの予感。
607 :
名無しさんの初恋:01/12/20 22:21 ID:XUnEqU6A
最終話期待age
608 :
名無しさんの初恋:01/12/20 22:50 ID:oNrnQpdx
冬休みに入ったらしばらく見れなくなるなんて
寂しいYO!
609 :
期待age:01/12/21 01:46 ID:kddu8GWD
age
611 :
名無しさんの初恋:01/12/21 05:09 ID:dtcHRwpD
ぬぁ〜。イイところで続いちゃってるなぁ。
いきり勃った俺のモノはどうしてくれよう(w
612 :
やりみず:01/12/21 12:13 ID:FY/xsUe9
>>603ではごめんなさい。
急きょ行かなきゃならなくなったんで・・・。
では、その続きかきます。
第11話 夢の続き 読んでください。
今日もあまり、時間ないけど・・・。
613 :
名無しさんの初恋:01/12/21 12:56 ID:orUuIfqp
>やりみずくん
続き楽しみにしているね。がんばって!!
614 :
やりみず:01/12/21 12:58 ID:6fVWqR1U
第11話 夢の続き
・・・もう耐えられなかった。
興奮しすぎて、心臓が胸の奥で暴れている・・・そんな感じと、何より、屈辱的な感じがっしてならなかった。
いつまで、こうしてればいいんだ・・・こんな事になってるって知ったら、きっと軽蔑されるだろうな・・・。
明日の夜には、この東京を発つ・・・卒業まで2週間と迫った、2月12日の夜、この場所で、それは場違いな想像だったかもしれない・・・。
もうすぐ離れ離れになるクラスの友達の顔が浮かんできた・・・思い思いでそれぞれの地へ旅立った仲間たち・・・。
こんな事になっているのは僕だけかもしれない・・・。
「ごめんね〜」現実に引き戻された・・・「あ、いえ・・・」
何がごめんね?何に謝ってるのか、僕には分からなかった、しかし、次の瞬間・・・
「あ・・・」アナルに何かが触れた・・・それはエリの指だった。
その指は悪戯に、僕のアナルをなぞっては、遊んでいるようだった・・・。
次第に遊んでいた指は悪戯心に、中心へ迫り・・・「あ・・・あぁ・・・っ!」入ってきた。
気持ちいいのか・・・いや、きっと気持ちよかったと思う・・・ただ、その時は気持ちよさよりも恥ずかしさでいっぱいだった。
「彼女はお尻の穴は舐めてくれるの?」・・・答えられなかった、確かに耳に伝わったはずなのに・・・指は僕の中で動きつづけた。
恥ずかしさ・・・屈辱・・・様々な思いが絡み合って、興奮は増した。
性器は何回も脈打ち、その度に漏らしてしまっていた。
こんな事ってあるんだろうか・・・聞いていたハズのピンサロとはワケが違った。
フッ・・・と何かが抜ける感触と共に、、僕の中からエリの指は抜けた・・・。
「はい、じゃあ、今度はソファーに仰向けになって下さい」
ぼーっとしたままに、僕は言われるままに仰向けになった・・・まな板の上の鯉・・・そんな感じだった。
「それじゃあ、失礼しま〜す」エリは僕上に覆い被さるように、ソファーに身を乗らせた・・・「69」の体勢で。
・・・!!おぼつかないままだった、頭が急に戻り、うつろな目が見開かれるのが分かった、それも無意識に。
目の前にはエリのヘア・・・それが段々近づいてくる・・・そして、近づくほどにまた見えてくるものがあった。
黒いヘアの向こう・・・エリの女性器・・・それは数cmの世界まで近づいた。
つづく
まだ?
まさか、来年までお預け?
617 :
智哉:01/12/21 17:05 ID:8NEjrLDX
中学・高校とバスケを続けて部活三昧の生活だった智哉
見た目は中の上ぐらいなのだが、いじめられてた&男子校
だったので女の子と気の利いた会話なんてできる訳も無く
中学の時には恋愛は一度だけ初恋は見事玉砕。
高校の時には4人好きになって付合ったのは一度だけ
がエッチはしたことなく童貞街道まっしぐら。
が、大学に入学して状況が一転しかける。
関西に住んでた智哉が関東の大学に入り相変わらず
気の利いた会話はできないものの関東の女の子には
会話の内容がなくても『関西弁』なだけで興味をもってくれる。
智哉のまわりには女の子がいる状況にかわった。
状況は良くなったようにみえたのだが意外にも智也の童貞は
風俗(テレクラ)によって捨てられる事になる・・・
618 :
智哉:01/12/21 17:06 ID:8NEjrLDX
まわりには女の子がいるものの気の利いた会話のできない
智哉はまわりの友達に重宝される事になる。
智哉が気に入った女の子がいてもまわりの友達が知らない間に
付合ってたり、告白しても友達の事が好きになってたり・・・
そんな間に大学に入ってはじめての夏休みに突入
ある日友達の隆から『テレクラ』に行った事を聞かされた智哉
隆も別にテレクラの達人だったわけではないもののそこは大学生
少しでも自分を大きく見せたかったのだろう。
「俺が明日連れていってやるよ」となりモテない二人で夏休みに
テレクラに行く事になった。
次の日さすがに電車の中でテレクラについて話す勇気もなく
世間話しながら池袋に到着、心臓バクバクさせながら個室に
入るとなにやらAVやら風俗雑誌など智哉を刺激するものが
あったのだがそれ以上にテレクラにいる事で頭の中はいっぱいだった
ここで奇跡が起きる事になるとは智哉も隆も思いもよらなかった・・・
619 :
智哉:01/12/21 17:06 ID:8NEjrLDX
テレクラ初体験の智哉は緊張しながら電話をキャッチし
1人目から好調なスベリだしで会話をする事になる。
「何歳なん?」「23歳だよ、智哉君は?」「3つ下やねん」
など関西弁の威力が発揮したのか、昨日の隆の講座が
良かったのかいきなり会う事になった。
池袋ペペのエスカレーターの下で待ち合わせをしてると・・・
すっぽかされる事無くホントに女の子は来た!
たしかに23歳ぐらいの感じだった。
しかも超巨乳!バスト100cm以上は確実あった。
が!!
ウエスト・ヒップも巨大な面積を占めていた・・・
しかし野獣の乗り移った智也にはそんな事は関係なかった・・・
あぁ・・・懐かしきあの初体験・・・
620 :
東北:01/12/22 06:42 ID:xJdgGH9I
621 :
智哉:01/12/22 09:01 ID:FZ8g3z2R
あらためて読むと文才ないですね・・・
すんませんでした。
>>智哉
いや、なかなかよいよ。
「トーン」と「視点」をしっかりさせればなお良し。
623 :
名無しさんの初恋:01/12/22 15:57 ID:LsefsCMa
平次はどこに?
624 :
東北:01/12/23 06:16 ID:k0FmlAUY
625 :
名無しさんの初恋:01/12/23 06:33 ID:uChc/vln
次にやりみずをお目にかかれるのは、いつなんだろう…
626 :
正敏:01/12/23 06:39 ID:bFJjRk5y
あ
627 :
正敏:01/12/23 06:41 ID:bFJjRk5y
塾長のアドバイスどおり、本やネットで情報を集め、
会社から近い高田馬場のナース性感のお店へ行くことにしました。
期待と股間を膨らませながら、お店に入ると、
壁には美女の写真がズラリ。選ぶのに苦戦しましたが、
結局はややお姉さま風で、細身のS嬢にお願いし、
プレイルームへと移動しました。
入るや否や、周りのプレイルームからは、
野郎どもの野太い声あえぎ声が聞え、
嫌が応にも期待は膨らみます。
料金も安いし、スタッフの対応も丁寧、
こりゃアタリだなと思った矢先、始まったのは『問診』でした。
628 :
正敏:01/12/23 06:42 ID:bFJjRk5y
項目には、「この店へ来たのは初めてか?」
などの当り障りのないものから始まり、
「言葉攻め」の種類の選択。
(幼児も興味がありましたが痴女をチョイスしました。)
しかし、「アナル経験は?」の項目へ移った途端、
頭が真っ白になりました。性感マッサージという
ジャンルの店だとは知っていたのですが、いかん
せんビギナーである僕は、性感=アナル指入れなど、
思いもよらぬことでした。でも、まあせっかく来た
ことだし、高いお金も払っているわけなので、
モノは試しとやってもらうことにしました。
629 :
正敏:01/12/23 06:43 ID:bFJjRk5y
しかし、この店では女の子は脱がず、
純粋な性感プレイで完全受身プレイらしく、
こちらからのタッチは一切ご法度。しかも、
ノーマルではおっぱいすら拝めないという
ことなので2000円払い、オプションで
「トップレス」にしてもらいました。
あとで考えると、こっちから触ることが
出来ないので、あまり意味がありません
でしたが……。あと、通常コースで選択
可能な顔面騎乗位は迷わずアリをチョイスしました。
630 :
正敏:01/12/23 06:44 ID:bFJjRk5y
そんなこんなでプレイの始まりです。
最初はうつぶせからのパウダーマッサージ。
『タマタマさん』を執拗に攻められましたが、
緊張してか勃起には至らず。そのあと、あお
向けになり、サオ周辺をさわさわしてもらい
ましたが、やはり半立ち止まりでした。
次に四つんばいになり、とうとうこの店の
ウリであるアナル挿入の時間です。この店で
は(どこも同じ?)、アナルのことを『おま
んこさん』と呼ぶようで、それが恥ずかしい
やら、情けないやら、なぜか故郷を思い出し
てしまいました。
631 :
正敏:01/12/23 06:45 ID:bFJjRk5y
まずローションを塗ってもらい、ケツ毛をかきわけ、
麺棒を挿入されました。べつになんともなく、簡単に
入ってしまいました。その後、麺棒にローターを当て
られ、尻の穴から心地よい刺激が頭の先までひろがっ
ていきました。
麺棒のあとは指です。「さすがにそれは痛いだろう?」
と、踏んでいたのですが、ぬるっときたかと思うとビ
ックリするぐらいたやすく受け入れてしまいました。
632 :
正敏:01/12/23 06:46 ID:bFJjRk5y
「あーあ、あなたのおまんこさんの処女もらっちゃった」
と言われました。ちなみに彼女からは他にも「気持ちいい
なら声を出してもいいのよ」や、「いつもどうやってシコ
シコしてるの?」などのお言葉を頂いたのですが、いまい
ちノリきれず、おあいそうで「う、うーん」と息をもらす
のが精一杯でした。きっと彼女にとっては扱いにくい客だ
ったでしょう。反省してます。
前立腺マッサージはかなり気持ちいいと聞いていたので
すが、相手をしてくれた娘のテク不足か、単に僕が向いて
いないだけか『うんこが出るときの感じ』が、するだけでした。
633 :
正敏:01/12/23 06:46 ID:bFJjRk5y
プレイ時間も少なくなり、彼女は僕をヌキにかかりま
した。ですが、いつまでたってもローションによる手コ
キから先に進まず、「ペチョペチョ」というローション
の空しい音が響くばかり。手コキ中には顔面騎乗位も入
り、柔らかい感触が良かったものの、ほんのりとイカ臭
く、さらに僕を射精から遠ざけました。
僕は「イク」タイミングが分からず、どうしていいの
かわかりませんでしたが、結局、この店では手コキフィ
ニッシュが原則なようで、「いくらなんでも中学生では
あるまいし」とは思いましたが、勿体ないので集中力を
高め、なんとかイクことはできました。
634 :
正敏:01/12/23 06:47 ID:bFJjRk5y
うーん性感って、こんなもんなんすかねえ。
アナルは人によって向き、不向きがあるから仕方ないとは
いえ、いくらなんでもラストまで手コキというのはつまら
なかったです。(摩擦でチンポは痛くなるし)翌日行った
歌舞伎町のおっぱいパブのほうがなんぼかマシでした。
と、こんなルポ。どう?
635 :
名無しさんの初恋:01/12/23 15:08 ID:ZlvHmr9W
やりみず応援age
>>正敏
うめぇ。なんかうめぇ。
637 :
名無しさんの初恋:01/12/25 04:25 ID:lfS9tDdm
age
638 :
智哉:01/12/25 22:41 ID:BIVGOw3t
あのテレクラから2年後・・・
智哉にも彼女が出来た。しかも世の中どうなってる事か
1回彼女が出来て、別れてしまったのだがまた彼女が出来た。
モテるはずない智哉が有頂天になるのも必然だったと思う。
そんな智哉がテレビを見てた時ふと『ヘルス』について
なにかの番組でやってた・・・智也の中に彼女とのエッチでも
気持ちいいのに『その道のプロ』だと、どんな世界なんだろう?
との疑問が生まれてきたのであった・・・
そして彼女がいるにも関わらずヘルスへの思いが膨らんで
行った。そして・・・
ある日智哉は池袋に出掛けたついでにパチンコをして
勝った。そして足は暗い夜の中にキラキラ光るネオンへ
向かって行ったのであった。
639 :
智哉:01/12/25 22:42 ID:BIVGOw3t
風俗店・・・
どんな店があるかないかもわからないままウロウロしてた智哉
今思えばまさにカモがネギを背負って歩いてたのだろう。
一人の親父が寄って来た。
「いい子いるよ〜5,000円ポッキリだしどう?」
スケベ心丸出しの智哉はほいほいついて行くことになる。
店の入り口に20代前半の若い子が数人いた。
智哉の頭の中は「こんな子があんな事やらこんな事まで・・・」
など妄想だらけになっていた。
入った店は薄暗くカーテンでしきられているようだった。
最初に5,000円を払うとカーテンでしきられた中に入るように
言われた。ここでドキドキは最高潮になる。。。
640 :
智哉:01/12/25 22:52 ID:BIVGOw3t
少し時間が経った時になにやらおばさんが飲み物を持って
入ってきた。なんだろう?誰なんだろう?などと思ってると・・・
なんと!!おばさんが智哉の相手をするらしい・・・
しかも・・・おばさんがついたから「1万円ね」などと言って
全然ぽっきり値段ではない。しかも納得行かないのが
隣では若い子が「あんあん」言ってるではないか・・・
おばさんに若い子がいいと言うと「じゃ、あと1万円ね」と言われ
交代してもらう事になった。するとものすごくかわいい子が入って
来た。いきなり耳元に顔を寄せて「あと1万円くれたら気持ち
いい事してあげるよ」などと言いだした。智哉の思考回路は
「キモチイイコト・・・キモチイイコト・・・ニヤッ」ってな状態で
断れるはずもなく言われるがままである。これがタケノコ剥ぎ
と言うものだとも知らずに・・・
「2万円くれるならお口でしてあげるよ」なんて一言が女の子
からでた「5万円なら○○もOK」などとも言ってるが・・・
そんなにお金を持ってるわけもなく手にて終了。
気がつけばに35千円を取られた智哉・・・
東京は恐い・・・と、実感したのであった。
ウッワー。
こ、コエエ・・・
642 :
名無しさんの初恋:01/12/26 00:54 ID:+ezVzTyM
このスレすばらしい!
ここまで心理描写があるともう「純情恋愛」にふさわしいよね。
単なる性欲処理じゃなくむしろ葛藤とか、不安とかあるの良く分かるなー。
643 :
富士奇跡:01/12/27 01:13 ID:2h7BCR+/
・・・。
自分では書けないのであげ。
644 :
みくす:01/12/28 05:19 ID:k4VWRdY+
あげとこ
645 :
名無しさんの初恋:01/12/29 15:49 ID:+7PbMP0g
保全あげ!
646 :
名無しさんの初恋:01/12/30 16:12 ID:tqXUTj1S
hozen
647 :
名無しさんの初恋:01/12/30 16:19 ID:JvFiFKOG
初めて風俗いった時の事はまだ覚えてる。
相手、ズゴックだったよ。ズゴック。量産型。
648 :
名無しさんの初恋:01/12/30 17:36 ID:+efIfa3I
で、やりみずくんとやらはいないの?
>>648 彼は大学のPCで書いてたから新学期まで来ないよ。
650 :
名無しさんの初恋:02/01/03 14:42 ID:gOvYyVLZ
hozen
651 :
名無しさんの初恋:02/01/03 14:45 ID:Rkf64TNW
652 :
名無しさんの初恋 :02/01/03 15:00 ID:9rM0+jfq
>>647 俺のときはドムだったな。(ToT)
以来、風俗には逝ってない・・・
653 :
名無しさんの初恋:02/01/05 01:11 ID:Akn9Tyee
やりみず待ちage
654 :
名無しさんの初恋:02/01/05 01:22 ID:6PuwLrjL
マットヘルスマンセー
655 :
名無しさんの初恋:02/01/06 22:43 ID:wllpwVvU
保全age
656 :
富士奇跡:02/01/07 00:37 ID:dCa5b+1S
風俗行ってみたいあげ
657 :
やりみず:02/01/07 10:11 ID:lw0QF/sn
第12話 ピンサロ rebirth〜3年前、都会の片隅で〜
1999年、春・・・都会に憧れ、僕は上京した。
期待と不安に胸を弾ませ、電車を降りた・・・。
あの時の気持ちは・・・どこへいったのだろう、何もかもが初めてで、新鮮だった。
いくつもの、出会い、いくつもの別れ・・・キャンパス内での出来事も、東京での初めての一人暮らしも・・・3年が経ったんだ。
1日1日がめまぐるしく駆け抜ける中で、ふと過去の記憶が走馬灯のように駆け巡る事があります・・・。
そして、僕は今・・・キーを叩いている。
意識がまたもうろうとしてきた・・・目がうつろになり、視点がエリの女性器からずれていく・・・。
「はぁっ、はぁっ、はぁ・・・」荒い息遣いの向こうで、僕の目は視点が定まらないままに近づくエリの女性器に向けられていた・・・。
今、薄暗いピンクの部屋で、数十分前に初めて会った子と69の体勢になっている・・・風俗だから当たり前の事なのに、その時の僕は不思議な感じがしていた。
そして、何かに対する罪悪感さえも感じていた。
「見て・・・いいよ、触っても」エリの太ももの向こう、その間からエリはこっちを見ていた。
「・・・いいの?」「うん・・・少しなら、いいよ」少し・・・?少しってどのくらいなんだろう・・・今思えば、過剰な行動を取ると罰金を取られる・・・そう思うのに、心が昂ぶっていたせいか、それは考えられなかったのだろう。
震える手で・・・指でエリの陰毛に触れた・・・その向こうに女性器があるんだ・・・興奮は頂点に達した。
もう一つの手をエリの股の間から引っ張り出した・・・ぎこちないのは自分でも分かっていたが、そのままにエリの女性器に薄くかかった陰毛を掻き分けた。
例えるなら、そう・・・それはクモの巣のような・・・僕の時間は1秒1秒がスローモーションで流れ、長く感じられた。
きっと、エリの陰毛に触れてほんの数秒ひかたってなかったはずだ・・・ふとした瞬間に僕の膨張した性器に冷たい感触が伝わった。
「あ・・・」エリの手なのは、見なくても分かった、そしてエリの陰毛を掻き分けていた僕の手が止まった。
人差し指と親指で熱く膨張した僕の性器に指のリングを作り、それが上下に揺れる・・・。
「あっ・・・あっ・・・」小さく洩れたため息交じりの僕の声はカーテンで敷きられた部屋に流れるこの音楽で掻き消され、エリには届いてなったと思う。
気持ちの昂ぶりのせいもあったのかもしれない、そして、目の前にはエリの・・・指だけなのに、信じられないくらい気持ちが良かった。
エリの人差し指と親指が上下に動く度に僕の性器は何度も脈打ち、そして、少しずつ液を漏らしていた・・・。
「こっちの方がいい?」耳障りな音楽もその時には気にならなくなっていた・・・エリの微かな声に無言でいると、エリは右手全体で僕の性器を触れ、左手で袋をそっと包んだ。
右手の小指は性器の付け根にぴったりとくっつき、先のように上下に揺れ始めた、同時に左手で袋の方を愛撫し始めた。
相変わらず僕の目はうつろなままにエリの性器に向けられたままだった・・・(っていうか、それしか見えないっつーの!3分の1天井、3分の2下半身って感じだったから
つづく
658 :
やりみず:02/01/07 10:21 ID:lw0QF/sn
あけおめ!!
応援してくれたみんな、ありがとう!!君たちの事は忘れない!!
また授業なんで、今日も短いですが、許して下さい!!
1つお詫びしたいのは、去年完結させると言って終わらなくてすみませんでした。
また、時間が現在と過去、過去の中の過去など無駄なものをつけたために、当初の予定より、大幅に長くなってしまい、すみません。
もう少しで完結するので、最後までよろしくお願いします。
次回予告
上京して、もうすぐ3年が経とうとしています・・・。
何気なく過ごしている日々の中で、何気なく過ごしてきた時間をとあるキーワードを聞いたとき、ふと思い出す事があります。
寄せては返し、また寄せては返す・・・波のように記憶は僕の中で繰り返されます。
次回、第13羽 その先にあるもの〜上野の繁華街って都会の片隅じゃなかったかも〜
659 :
名無しさんの初恋:02/01/07 12:10 ID:cnj44HXz
うお!戻ってきてくれたのね。
今年もよろしくね〜。
660 :
富士奇跡:02/01/07 12:37 ID:8onAIx/X
やった〜!!やりみず復活!!待ってたで!!
今年もヨロシク。
661 :
やりみず:02/01/07 17:38 ID:lw0QF/sn
第13羽 その先にあるもの〜上野の繁華街って都会の片隅じゃなかったかも〜
それは続いていた。
エリは・・・彼女は僕の性器を愛撫しながらどこを見ていたのだろう・・・。
目の前数cmにある、好きでも何でもない男の性器・・・それを愛撫してるって・・・どんな気持ちなのか・・・。
エリの垂れ下がった(っていうと、アレだけど、形は良かった、ただ今の彼女の体勢が四つん這いだから・・・)おっぱいが微かに僕の腹部に当たっていた。
しばらくして、エリの手の動きが止んだ・・・ああ、そうか、ピンサロは口でしてくれるんだっけ。
ぼーっとした頭の中で、当たり前の事に気づき、そのエリの行動に納得したが・・・それは違った。
エリはソファーを降り、さっきとは逆にソファーに身を乗せ、向かい合って、重なる格好になった。
「もう1回、キスしようか」薄暗い店内の照明に背中を照らされ、ぼやけて見えた彼女の顔・・・でも目は確かに見つめ合っていたはずだ。
「うん・・・」なぜ今になってまた・・・?少しドキドキしながら、喉の奥から声を発した。
・・・エリの下に垂れた髪が僕の頬をかすめる・・・近づくエリの顔・・・そして、唇、胸、熱く膨張したままの性器と、彼女の陰毛。
全てが重なり合う、それは一瞬の出来事だった、そして・・・「ん・・・」さっきより、もっと、もっと・・・激しいキス。
エリの手は僕の手首をそっと掴み、自分の股間の方へ導いた・・・もう片方の手は僕の髪の毛をかき乱している。
僕もこめかみの当たりから、手を差し入れ、そして、エリが導いてくれたその右手はお尻とも性器ともつかない、微妙な部分をまさぐった。
足と足は互いにその置き場を探っているかのように絡み合っている・・・。
胸と胸は二つの間で吸い付けられているかのようにエリのおっぱいは僕の胸板に乗っている・・・。
二人の股間は・・・エリの陰毛が足の動きにつられ、ズレては僕の股間に重なり、またズレては重なった。
微かなリズムで揺れる二つの体は、二人の体温を上げ、汗がにじんできたのに、それは止まなかった。
「ん・・・ん・・・」何度も何度もお互いの舌はお互いの口の中を行き来した、たまにエリは顔を離しては目を合わせ、何度かそれを繰り返した。
「もっと・・・いいよ、私も感じてきたみたい」エリの股間に当てられた手がわずかに湿りを感じた・・・汗かとも思ったけど・・・本当に感じているんだろうか。
そんなどうでもいい事を深く考えるほどの余裕はなかった、その時は完全に狂っていた・・・自分が自分じゃなくなるような・・・本能だけで動いている感じだった。
途中で頭をよぎるものは、全て思考回路の途中で切断され、今の状況にのめり込むばかり・・・息もする間も惜しんで僕はエリの唇を求めた。
「はぁはぁはぁ・・・」興奮と苦しさが混じった息がエリが顔をあげると同時に洩れて止まらなかった。
やがてエリは体を起こし、ソファーの上で膝をついた状態になった。
頭の中は真っ白なままに、僕の目にはそのエリの体が映っている・・・乱れた髪に汗でわずかに濡れた体は薄暗いこの照明でもはっきり分かった。
ふと、エリは僕を見下ろし、僕がエリを見上げる格好で目が合った。
しかし、エリは何も言わずに、ただ、狭いソファーのせいか、ぎこちない動きで背を向け、自分の股間を僕の顔へ向け、そのまま体を曲げて、自分の顔を僕の股間の方へ向けた。
「・・・!」不意をつかれた・・・今までの彼女からすると、何かする前は一言言うと思ってた・・・なのに、それは突然やってきた。
エリは僕の性器を口に当てた・・・亀頭・・・そして、その境目へと、少しずつ口の中へ入れつつも、舌で撫でながら、僕の性器は包み込まれていった。
つづく
662 :
やりみず:02/01/07 17:47 ID:lw0QF/sn
他にここに書いてる人と違って、1わ1わが長い事に気づきました。
読みづらかったかもしれませんが、読んでくれた方、ありがとうございます。
次回予告
そこにあるものは・・・「無」でした。
何も無いのに、何かある・・・そんな不思議な感覚。
次回、これがホントの最終話 「 」
663 :
名無しさんの初恋:02/01/08 12:48 ID:y0M9Gd5E
祝! やりみず帰還!!
664 :
名無しさんの初恋:02/01/08 17:35 ID:o8pqPiF6
最終話に期待age
665 :
名無しさんの初恋:02/01/09 01:38 ID:ogeVIKXn
うおっ!?名スレがこんなに下がってる。
というわけでage
666 :
やっし:02/01/09 02:16 ID:THXgKaIU
明日からゆっくりと、僕の体験記を書きます。
まず第一部は、「新宿エンジェ○キッス・怒涛のおっぱい窒息編」です。
楽しみにしていてください。
667 :
名無しさんの初恋:02/01/09 11:47 ID:q9xnEjcJ
668 :
名無しさんの初恋:02/01/09 21:27 ID:vh/WnM0j
上げ
669 :
名無しさんの初恋:02/01/10 08:41 ID:cTTUsv/g
もいっちょage
670 :
名無しさんの初恋:02/01/10 11:37 ID:7J9pmAfy
やりみずさん.
完結してくださいよ.
おねがいします.
671 :
名無しさんの初恋:02/01/10 21:56 ID:7xJFni7b
672 :
駄目女(´Д`) =3 ハゥー:02/01/10 21:58 ID:AJLEYclh
673 :
名無しさんの初恋:02/01/11 02:32 ID:9geNLG+t
期待あげ
674 :
名無しさんの初恋:02/01/11 13:23 ID:iQ5ps6HN
禿げしく期待揚げ
675 :
名無しさんの初恋:02/01/11 14:28 ID:iQ5ps6HN
やりみず氏の完結編に期待!
このスレ全部読みましたが、皆様どうして
なかなか素晴らしい文才をお持ちですな。
そこらの三文文士よりはよほど面白い。
特にカイワレ氏の文章には慄然たるものを覚えましたぞ。
それから、涼氏はいづれへ参られたのですかな?
是非またお話を書いて頂きたい。
平次どの、時代物は貴重であったゆえ是非続編を
読みたいが帰ってきてはもらえませぬかな。
いや、実に素晴らしいスレで御座る。記念揚げ
676 :
だぼ ◆xWvoDxDE :02/01/11 16:34 ID:CRiD8VjG
期待あげ
677 :
名無しさんの初恋:02/01/11 16:43 ID:DGovEpYm
わくわく、わくわく、わくわくさん
678 :
名無しさんの初恋:02/01/11 20:41 ID:B2GPkgO6
印刷して、自分用に製本します。
679 :
名無しさんの初恋:02/01/11 22:35 ID:b8squM+z
ある意味、隆志の自主規制の中身=やりみず作品でいいか?
680 :
名無しさんの初恋:02/01/11 22:37 ID:b8squM+z
この「タメ」もエンターテイメントの一部なのかっ!
いまごろですが、あけよろっ!
681 :
名無しさんの初恋:02/01/11 23:02 ID:b8squM+z
>>智哉
がちょっとうまくなってる。他エピソード期待。
682 :
名無しさんの初恋:02/01/11 23:33 ID:c9yf3C+n
上がってたから見に来たらまだかよ!あげ
683 :
名無しさんの初恋:02/01/12 15:42 ID:vGOVmkWq
何気に隆志が帰ってくるのを期待してしまう・・
まだやりみず帰ってこないのか。
学校が休みだからしょうがないのか・・・
とりあえずあげとく。
まだ読んだことない人、1から読め。
685 :
名無しさんの初恋:02/01/13 10:32 ID:UmOech+l
あさってには帰ってくることを信じます。
686 :
名無しさんの初恋:02/01/14 00:02 ID:TuZYCksH
早く帰ってきてーー
687 :
みくす:02/01/14 09:55 ID:Sw7klIHp
今日って祝日だったんだーあげ
常連のみくすさん発見あげ
689 :
名無しさんの初恋:02/01/15 09:55 ID:KsriRu1o
>>679 隆志は「ヘルス」、やりみずは「ピンサロ」だよ。
がから、違うと思う。
690 :
やりみず:02/01/15 18:17 ID:SSUbBkoj
最終話「」
もう、今となっては、さっき感じてた事など疑問に思わなくなっていた。
ただ、今、目の前にある快楽をむさぼる・・・それだけでよかった。
エリの口に含まれた、性器・・・そして、彼女の舌はそれを撫で続けている・・・。
「あ・・・っ」また、思わずため息が漏れた・・・エリの舌が尿道口の割れ目を刺激してくる・・・そして、亀頭との境目・・・膨張した性器は舌で余すところなく愛撫され、唾液で塗れた。
あまりの気持ち良さに、相変わらず、意識はもうろうとしたままだった。
・・・もう、どれくらいのため息が漏れた頃だろう・・・でも、時間的にはそんなに経ってはいないはずだった。
次第に、性器に絡み付いていたエリの舌はその動きを止めた・・・そして、エリは頭を上下に動かしてくる・・・
「はぁ・・・はぁ・・・」その時は何も考えられなかった・・・ただ・・・
「・・・・・!?」・・・エリの顔が上下に動き出すと彼女の股間が顔に近づいてきた・・・どういう事なのだろう・・・疲れたのか、それとも・・・?
ただ、僕はそれに目を向けるだけで何もできないままでいた・・・さっき、エリの陰毛を掻き分けた手も、左手はダランとソファーから垂れ、右手は横でじっとしている。
迫るエリの性器・・・膝を曲げ、腰を落とした状態で止まった・・・そして、
「・・・あ・・・」あごのあたりだろうか・・・エリの性器・・・クリトリスと尿道の間くらい・・・があたってくる。
かすかに触れては離れ、そしてあごでこすれるエリの性器・・・胸の少し上あたりには彼女の恥丘(でいいのだろうか)と陰毛が乗っている・・・
そして、目の前には薄い陰毛で覆われた彼女の性器・・・それがわずかにヒクヒクいっているのが見えた。
目で見る刺激はそのまま僕の股間を刺激し、さらに興奮が増した。
もう、恥ずかしいくらい、そしてはちきれそうなまでに勃起しているんだ・・・。
完全に今の僕の意識は股間に集中してる・・・そして、その股間をエリが支配している・・・。
何度も何度もエリの頭は上下に動いた・・・その度に性器の表面を彼女の唇が滑り、快感を増幅させていった・・・。
「あぁ、あぁ、あぁ・・・っ!!」来た・・・快楽が頂点に達しようとしてる!!目の前には陰毛で覆われた女性器・・・僕は思わず腰を浮かせた。
足は指先まで硬直し、手は・・・指が行き場を失ったままにソファーを掻き毟ろうと無意識に力が入る・・・
「はぁっ・・・はぁっ・・・!!」さらに荒くなる息遣い、顔は何かにとりつかれたれたようにあごが上がり、エリの股間を押し付けている・・・
その一瞬の状態にエリはつられるかのように、頭の動きが激しく・・・
「はっ・・・あぁ、あ、あ、あ、あ、あ、ああぁーーーー・・・・・・!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
店内のBGMに紛れた、その動物のような叫び声と共に、僕の性器はビクッと脈打ち、白い液体がエリの口の中に思い切りぶちまけ、僕は果てた・・・
「・・・ゴクッ」口の中で含まれたままの性器がエリが精液を飲んだ事を感じとった。
その後しばらくは何度も何度も彼女の口の中で脈打っては、その度に精液が漏れ、エリは尿道から漏れた精液を舌で拭ってくれた・・・。
その時の僕は、呆然として、視点が合わせられないまま、エリの性器をじっと見つめていた・・・。
ただ、一つ思っていた・・・東京・・・上野・・・今起きたばかりのこの状態は紛れもない現実だと。
おわり
691 :
やりみず:02/01/15 18:30 ID:rDKCVVrq
ここまで読んでくれた方々、ありがとうございました。
本当はもっと早くに最終話を書きたかったのですが、いかんせん、テストが始まる寸前で、色々時間がありませんでした。
でも、その合間を縫って、今ようやくここに完結することができました。
去年完結するといっておきながら、すいませんでした。
あまり、期待に添わない感じになってしまったと思いますが、やはり風俗はこんなもので、事実は変えられないので、許してください。
え?ただ、リアルに書けてないだけ?そう思った方、散々ひっぱった(故意にじゃないよ)あげく、ここにごめんなさい。
ただ、この話には、もう少しだけ「続き」があるんです。
一応、こういう形で完結としたのは、「風俗体験」はここまでだからです。
僕は「家に帰るまでが修学旅行」派ではなかったので・・・。
だから、もう一度、みなさんが読んでくれるなら、続きを書きたいと思ってます。
ただ、明日からテストなので・・・。
一応、いつもの感じで終わりたいと思います。
次回予告
終わった・・・体から力が抜けるように、脱力感に覆われる・・・。
でも・・・この煮え切らない感じは何なんだろう・・・?
少しずつ、流れる時間・・・タイムリミットは近づいている。
次回、エピローグ 終わらない、夢
692 :
名無しさんの初恋:02/01/15 19:42 ID:CD7H9u8r
やりみずお帰り(感涙 age
693 :
揚げショコラ:02/01/15 21:54 ID:D6Vz0kr/
ヤター!やりみず氏が帰ってきた!
最終話も良かったですよ。エピローグも期待してますage!
694 :
名無しさんの初恋:02/01/16 01:08 ID:kgxLdPbX
やりみずさんありがとう!
695 :
名無しさんの初恋:02/01/16 01:31 ID:rUuZ2lG9
完結おめ!
696 :
名無しさんの初恋:02/01/16 02:25 ID:aM3qKh1o
お疲れ様。面白かったよ!
続きも楽しみに待っているので、
まずはテスト頑張ってください。
697 :
名無しさんの初恋:02/01/16 20:43 ID:kgxLdPbX
さがりませんように
彼女イナイ歴21年です。これからも彼女ができる様子がありません。
ちなみに童貞は風俗で捨てました。う居居居b
699 :
名無しさんの初恋:02/01/16 22:58 ID:BKXcgHu6
いや、マジで立ったよ!
700 :
名無しさんの初恋:02/01/16 23:56 ID:rVhAzVjl
700だゴラァ!
701 :
名無しさんの初恋:02/01/17 15:58 ID:xDoqN/EW
昼間っからあげとく。
エピローグ待ってます。
702 :
名無しさんの初恋:02/01/18 04:34 ID:vM+LRovU
エピローグを見るまで上げ続けます。
風俗逝くんじゃねぇ!!!!!!!!!
704 :
名無しさんの初恋:02/01/18 16:32 ID:Q58FaYfp
上げ続けます。
705 :
フシアナさん ◆H7I74DtQ :02/01/18 16:33 ID:nrQOhU21
やっぱり大阪の売春小屋、飛田新地で決め!!
706 :
みくす:02/01/20 03:44 ID:pbah42Wp
やりみずくんさいこーーーーでっす!!あげ
707 :
名無しさんの初恋:02/01/21 02:22 ID:dfPASHuN
さがったらあかーん!
708 :
名無しさんの初恋:02/01/21 17:37 ID:0Qs6IQWU
あーげ
709 :
理系人間:02/01/21 17:53 ID:MbIehVio
風俗楽しいよ !
風俗に行けば、生きる勇気がわくよ !
あー、生きていれば、いいことがあるんだと思えるよ !
風俗って、なんてすばらしいんだ !
あげげげげ
711 :
名無しさんの初恋:02/01/22 08:37 ID:rzRwPaVw
712 :
理系人間:02/01/22 17:21 ID:CMpWTvd0
風俗へ行こう !
ソープランドへ行こう !
713 :
名無しさんの初恋:02/01/22 23:44 ID:qDm0Sx/8
読み手を引き込むすばらしい文章だねえ。
早く続きが読みたい、エピローグ期待age
714 :
名無しさんの初恋:02/01/23 20:10 ID:Hc0nKWYD
感動しましたage
715 :
名無しさんの初恋:02/01/23 20:15 ID:6jANtgSI
風俗でバイトしようかと思うんだけど
716 :
文理両刀:02/01/23 20:23 ID:XPlsoHR5
そ、ソープ逝こう!
717 :
名無しさんの初恋:02/01/23 22:21 ID:4vrtBQKf
感動した!age
ここまで読んだ
風俗逝ってよし。スレ違いも甚だしい。
切り取り線
8<----------------------------------------------------------------------------------------------
720 :
理系人間:02/01/24 11:14 ID:8tlLuuU/
さーて、今週末は毎月恒例、お楽しみのソープランドでも行くか !
あー、楽しみ !!
721 :
名無しさんの初恋:02/01/25 10:21 ID:mrvHTV9q
age
722 :
名無し:02/01/25 22:30 ID:UwhPxd/s
age
723 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/27 00:37 ID:lamkIUsx
やりみずが帰ってくるまでageなければなりません。
724 :
拳王:02/01/27 15:52 ID:ZeyWRDV1
俺も風俗いこうかな
725 :
みくす:02/01/28 17:41 ID:e/FVk2aL
さがりすぎあげ!!やりみずはやくこいやぁ
726 :
桜:02/01/28 17:50 ID:+w7ZfKwJ
風俗行く男の人って可愛そう。。
病気移されないように気を付けてください。
727 :
ぶさいくお:02/01/28 18:30 ID:gVFJQaF3
ありがとよ
728 :
名無しさんの初恋:02/01/28 18:39 ID:abZFW6XE
はなびらかいてん
729 :
みにぺに:02/01/29 02:54 ID:E8RMr56j
ここの小説はおもしろすぎるぞー。もっと書いてくれー
730 :
理系人間 29歳:02/01/29 09:44 ID:VOHKPIcy
>>726 えー、風俗行く人ってかわいそうかな ?
自分じゃ、毎月行く風俗がとても楽しみだよ !
風俗に行くことが生きがいなんだ !
>>730 別に風俗を一括して否定する訳ではないですが…
それが生きがいなのはちょっと(汗
732 :
名無しさんの初恋:02/01/29 19:17 ID:6LPWnW4l
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) <ネーネー早くしてよー
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| .佐賀みかん. |/
733 :
名無しさんの初恋:02/01/29 19:20 ID:7ERY1Al9
そういえば、こんなスレあったなぁ!
ぜひ続きが知りたいのぉ・・
まさか、隆志。
妄想から変な方向に走って、今は「囚人」なんて
ことはないよな?
734 :
やりみず:02/01/30 13:57 ID:2QR9s+VR
エピローグ 終わらない、夢(前編)
「お疲れさま〜」僕を最後の最後まで吸い尽くしたエリは自分の唾液に塗れた僕の性器をおしぼりで拭きながら言った。
全て出し尽くした僕の性器は半分うな垂れたようだったが、半分起っているようにも思えた。
ここに入ってどれくらいの時間が経ったのだろう・・・?
エリがしてくれた事はきっと30分となかったと思う、ただ、僕には長い時間に思えた、このカーテンで敷きられた、この空間だけは時間の流れがゆっくりであるかのように・・・。
あと・・・どれくらいでここを出なければいけないのだろうか・・・?
「はい、できあがり」そういって、エリは体を起こし、ソファーに座った。
仰向けだった僕も少し気だるい体をゆっくり起こし、彼女の隣に座る格好になった。
「あ・・・」「ん〜?」「あ、いや、うん、後時間どれくらいなのかな?と思って」「う〜んとね・・・」エリは自分の左手首に目をやった。
「後15分くらいだね〜、どうしよっか?」15分・・・そんなに残ってるのか。
「結構、急ぎでやっちゃった。ホントはもっとゆっくりなんだけどね、色々あるんだよ、サービス」・・・それはきっと最初に僕が拒んだせいなんだろう・・・。
「なんかさ・・・最初あんなに嫌がってたのに、結局してもらって・・・」「そうよ〜、本番(って言ってもそっちの意味じゃないよ?)なんか、20分くらいだったもんね〜?」
・・・って事は25分近くも喋ってたのか!?ああ、でも少し納得かな・・・沈黙多かったもんなぁ・・・はぁ。
「でも、気持ち良かったでしょ?」「え?・・・うん、溜まってたせいもあるんだろうけど・・・エリさん、上手いから」
「えーっ、そんなことないよぉ〜?」「そんな事あるって・・・キスしてる時、あの後、性欲が爆発したよ」「そう?そういってもらえると嬉しいな」
・・・嬉しいのか?(嬉しい事あるか!!風俗よ?人には堂々と言えない職業よ?そんなトコで認められるって・・・ねぇ?)
ふとまた沈黙が流れた・・・その時、またあの疑問が頭をよぎった・・・なんでお金が必要なんだろう・・・。
聞くなら、今だろう・・・でも、他人に聞かれてどう思うだろう・・・?
頭の中で考えを巡らせていると、彼女から口を開いた。
「たまにはね、自分が壊れてもいいと思うの」「・・・?何の事??」「・・・たまにはお○んちんのままに動いてもいいんだよ・・・って私は思う」
その事か・・・なぜか急に恥ずかしくなった、きっとエリは最初僕が拒んでいたのに、結局こうなってしまった事をあれこれ考えているとでも思ったのか・・・。
「おち○ちんが起つっていうのはHな事求めてる証拠でしょ?それを我慢してたらストレスになっちゃうよ?女の子だってHを求める証拠におまん○んが濡れるんだし・・・人間はそういうものじゃないかな?」
東京ではおまんま○っていうのか・・・(その時はそう思ったが、東京に出てきて3年、いまだそう言ってる人に会った事がないです)
そんな事より・・・また僕の股間が反応し始めた・・・きっとエリの話が淫らなせいだ。
ムクムクと起き上がってくる性器を恥ずかしいと思いつつも、何もできなかった・・・恥ずかしいと思えば思うほど、股間の膨張は止まらなかった。
僕は気づかないフリをしてエリの方に顔を向け、話を聞いていたが、エリは気づいたようだった。
「ふふ、君は元気だね〜」と言い、手で握ったかと思うと、軽く上下に動かし始めた・・・。
はぁっ・・・としたと思うと、軽く息が漏れた。
上下に何度も動く手の中から亀頭だけが見えた・・・少しまた目がまどろんできて、僕の視点はそのただ亀頭だけに集まっている・・・。
きっと本当なら、初めから受け入れることができたなら、2回目はこんな形じゃなかったはず・・・もしかしたら、1回目がものすごく手の込んだ風になっていたかもしれない・・・ふと、脳裏に浮かんで隣に視線を動かした。
エリは、僕の方を見ていた・・・ずっと見ていたのかもしれない・・・。
その瞳は真面目とも、ふざけているともとれない不思議な感じで、不思議と僕の気持ちを昂ぶらせた・・・。
735 :
やりみず:02/01/30 13:57 ID:2QR9s+VR
「ねぇ?触ってもいいよ」エリはそう言い、少し呆然と行き場を見つけられないままでいた、僕の左手にそっと自分の手を重ねた・・・僕はエリの方に向き直り、エリのふくよかな胸を掴んだ。
「優しくしてね・・・」エリは呟いた・・・きっと、これも風俗嬢のムードの作り方みたいなものなんだろう・・・。
そして・・・「あっ・・・」・・・白い液体が飛び散った。
(まさかここで多額な清掃料を請求されるんじゃ?と思ったあ・な・た。んなこたぁない、でも気をつけた方がいいかもよ)
瞬時にエリの視線が下の方へ動いた・・・そして、そっと性器の先に唇をあて、その白い液体を舐めてくれた・・・。
「ごめん・・・」僕がそう言うと、「ん〜?何が?」エリはくるっと首を回し、僕の方を見上げるとテーブルの上に置いたおしぼりに手を伸ばした。
「だから、急に出ちゃって、それでこんな・・・」「何気にしてるの?君はやっぱり変わってるね〜」クスッと笑って、今度は手に取ったおしぼりで飛び散ったものを拭き始めていた。
「ん〜とっ、そろそろいい時間かな?」エリは左手首に目をやった。
きっと、時間ももう迫っているのかもしれない(っていうか、「かも」じゃなくて、そうなんだって!!)、エリは時間を告げずに言った。
「じゃあ、服着よっか」少し時間が気になったが、エリが僕のパンツを手に取った・・・また真っ正面に来いって事なのか・・・(これ結構恥ずかしいんだよね、店側としてはサービスのつもりなんだろうけ
ど)。
僕はエリの前に立ち、足を通した・・・スススッとエリがパンツをあげてくる・・・そして・・・
「また来てね♪今度はもっとイイコトしたげる♪」返答しようとして、下を見ると、エリの視線は明らかに僕の股間に向かっている。
そして、「チュッ・・・」軽くキスをした・・・僕の股間に・・・また気持ちが昂ぶってきた・・・でもエリは気づいたのかは知らないが、そのままパンツをあげた。
「あ・・・」エリがそう言ったのは、僕が自分でズボンを手に取ったからだ(多分)。
「自分で履く?」子供じゃないんだからと、少し思いつつも「うん」と頷いき、僕はズボンを履いた。
「じゃあ、私は・・・服着せてくれる??」そう言って、エリは自分の下着を僕の方へ差し出した・・・僕は何も言わずにそれを受け取った。
「あ〜、今少し面倒とか思ったでしょ?」エリのパンツの前と後ろを確かめているとエリが絡んで来た。
「そんなことないよ・・・」「ホント?じゃあ、お願いね」エリの前にパンツを出して、エリの足を通し、僕はパンツのゴムを上へあげていった。
その時はなぜか見慣れたはずのエリの裸も少し違って見えた気がした。
ブラ、スカート・・・そして、初めに会った時の姿に僕たちは戻った・・・。
そして、僕がソファーに手をついて、立ち上がると、エリがカーテンを開いてくれた。
もう少し、話したかったな・・・ちょっと気になる事も、聞けないままだったし・・・そう思いながらも、口は閉じたまま、僕は入り口の方へ歩いた。
エリも何も言わずに、僕の後ろをそっとついてきた。
入り口の前に来ると、後ろにいたエリは僕の前へ出て、その扉の取っ手に手をかけた・・・スーっと開いたドアから差し込んで来る光は明るく、店内の暗い照明とのギャップを感じて、僕は目を細めた。
完全に開ききったドア、エリがそれを手で押さえている・・・僕は店の外へ一歩出た・・・。
「それじゃ、また来てね?」すっ・・・と僕は首をひねりながら振り返った・・・店内の照明とは明らかに違う、明るい照明に照らされたエリ・・・。
今度は明らかに僕の目を見て言っていた・・・それが社交辞令とは分かっている、そう、当時の世間知らずな僕でさえも・・・だけど・・・その時の僕はきっとどうかしてたんだろう。
「ん?どうしたの?」エリの目を見つめたままに、僕は立ち止まっている・・・そして、思考回路を切断されたかのように、その回路の切り口から思いもしないはずの言葉がついて出た・・・
「あ、あのさ・・・」
つづく
736 :
やりみず:02/01/30 14:31 ID:2QR9s+VR
1回書いたら、長いってゆわれました。
だけど、僕はどうしても、後2話で終わらせたかったので、
>>734はあえて、「つづく」を書かずに、
>>734>>735で1話という事にして下さい。
改めて書いてから見てみると、このエピローグってやつは長くなったなぁ・・・。
でも、僕が1番印象に残っている場面でした。
読みにくいと思った方(実際自分でそう思ったくらいなんで・・・)すいません。
テスト期間なんで、思いっきり急いで書いて、しかも、誤字脱字があったら(いや、きっとある)、すいません。
そして、今だから言いますが、
>>537>>538は僕です。
今は、こうやって書いてはいますが、やはり読み手の立場であった当時から、授業に束縛されてました(当たり前か、単位欲しいし)。
実際、風俗って、あれから行ってないなぁ・・・。
決して否定してるわけじゃないんだけど、まあ、ぼったくりも怖いし。
何かきっかけ(それがなんなのか知らないし、あんのかって感じだけど)があれば行ってもいいって思うかな?
ただ、3年前のこの出来事があったから、そう思うようになったし、何より、何かを否定する前に、やってみる事の大切さに気づきました。
自分っていう人間は世界の中では砂浜の1粒の砂ほどちっぽけな存在です。
あれこれ悩んでいても、その悩みは大した事ではありません。
少しでも何か感じたなら、やってみる前からああだこうだ考えて結局何もせずにいるよりも、今何かやってみる事がその中身よりも大切な気がします。
やってもいないのに、人に対して、偉そうな事は言えないじゃんか、そうだよね?
なんでこんな事いきなり言うのかって、別に、このスレを読んでいくつか風俗否定はの意見を見たから、自分が前に風俗行った事を正当化するつもりではありません。
風俗肯定派もいれば、否定派もいる、もちろん客としての立場と働く側の立場としても。
両者にどんな理由があるにせよ、一方を批判する権利はどちらにもないと思います、経験がないならばなおさらです。
なんていえば、いいのかなぁ・・・?別に「風俗反対!」って言うなって事じゃなくて、人それぞれって事が言いたいのかな(自分で言うなとか言うな)。
僕はこの風俗の出来事から3年、ずっとそれを感じていました。
周りの人には「行った事がある」というだけで、何がどうしたとか、そこまで話すのは多分ここが最初で最後だと思います。
そして、僕は・・・
次回予告
そして、僕はホストになった・・・。
あの時、エリに出会ってなければ、今の僕は確かになかった。
同じ風俗の世界に携わって、あの時感じなかった事も今なら分かる。
そして、今・・・君の隣には僕がいる・・・。
次回、エピローグ完結編〜君の隣で〜
おぉ!リアルタイムで見られるとは思わなかった。
学生さんでホスト?続きがすげー気になる。
738 :
やりみず:02/01/30 14:49 ID:2QR9s+VR
>>692 ただいまー!こんな僕でも迎えてくれる人がいるんだ・・・
>>693 最終話はあんまよく書けなかったような気がするけど・・・ありがとう。
エピローグ書いたよ!つづくけど・・・
>>694 どういたしまして・・・って何が!?
>>695 話はまだ続くので、読んでくれたら嬉しいです。
>>696 いくつかテスト終わったよ、別の意味でも終わったよ!
>>701 やっと書きました・・・
>>702 ずっと上げ続けて下さい。
>>706 なんか照れるな・・・でもありがとう。
>>709 僕も理系なんだよね・・・
>>723 あなたのような方がいるからここまで書けました・・・前にも言った気がする。
>>725 す、すいません・・・でもテストなんで時間がなかったんです・・・
>>730 君、面白い。
次に何か書いてみては?
今日暇なんです、前編のテンションのまま続き書きたいんですけど、今友達待ってるんですよ。
あと1時間待ってっていうメールから50分くらい経ったんで、時間あまりないんです。
あと、説得力に欠けるんですが、何でも悩む前にやってみる事が大切とか言ったけど、犯罪はダメですよ。
ホントに説得力に欠ける・・・でも、ツッコミが入りそうだったんで・・・。
739 :
名無し@お腹いっぱい:02/01/30 14:55 ID:J8lOapjI
祝!! やりみず生還!!!
740 :
名無しさんの初恋:02/01/30 15:32 ID:69D5uxh1
>>やりみず
誰かもう質問してたかもだけど、
エピローグ 終わらない、夢(前編)
実体験に基づいてるの?
風俗なんて行ったことないので、
ちょっとドキドキしながら読んじゃった私・・・。
741 :
740:02/01/30 15:34 ID:69D5uxh1
↑
ごめん、最後にちゃんと行ったって
書いてありましたね、逝ってきます。
742 :
やりみず:02/01/30 15:42 ID:Y1OvPrjc
友達まだ来なーい。
>>737 もう辞めちゃったけどね。
実は先輩ホストで同じ大学出身の人がいたんだ、1コ上の。
でも、その人も学生でホストしてたんだけど、授業とかについてけなくなって(仕事が深夜だから)、退学したって聞いてさ。
いい人だったよ、ずっと汚いやつらばかりだと思ってたけど、その人はすごくいい人だった。
だから、すぐに辞めずに続いたんだと思う、好きでやってたわけじゃなかったから。
>>739 大袈裟だよ、でもありがとう。
>>740 やっぱリアリティに欠けたかなぁ・・・?
「実体験−α」ってところかな?
なんせ、3年前の事だし、どうやって書いたらリアルさが伝わるかイマイチつかめてないんで。
風俗行った事ないなんて・・・女性用の風俗なんてあるの?それとも働く側で?
743 :
リアルな攻防:02/01/30 16:38 ID:6TWbkuA2
自分も今の恋愛を小説風に書いてみるっす。
「雪の肌」
今日も冴えない一日の始まりだった。夏休みに「今度こそ彼女を!」と頑張った結果、
好きなコに彼氏がいてボコられるという最悪な結果に終わってしまった。
「何が悪かったんだろう?」と未だに屁理屈をこねては自己正当化をしていた。
そんな一夏の思い出をもう一度思い出しながら俺は学校へ行くためバス停へ向かった。
俺の名前は大本シンジ(仮)昔っから惚れっぽくて女の子好き。める友にも手を出している、
節操のない野郎だ。とにかく彼女が欲しくて欲しくて、見境が無くなっていたのかも知れない。
今日もウトウトとバスの中で居眠りをしながら学校に向かう、178cm体重107kgの巨体を、
狭そうにしながら。
気が付くと学校に着いていた。「今日も始まるんだな…」そんな倦怠感を抱きながら、
俺はいつものクラスに入っていった。俺の乗っているバスは早いので大体一番乗りだ、
よく俺を冷やかす悪友もどんどんと入ってきた。しばらくすると隣の席のダチ公坂口隆が
俺より15分遅れで入ってきた。「よお!大本!早速だけどトイレに行こうぜ」
あいつはいつも決まって学校にくるとつれションしに行く。俺も付き合いで行ってるが、
朝っぱらからつれションだ何てなんだか冴えない。
そんなこんなしながら、今日も授業が始まった。一時間目は英語だ。
俺は英語がいまいち苦手で好きになれなかった点数も他の教科は平均より上なのに対し、
英語だけが平均を下回ってた。ボーっとした状態で授業を受けてると坂口が話し掛けてきた。
「話があるけぇ、ちょっと着てや。」何も今言わなくても、と思ったが「まぁいっか」と
思い授業が終わった後なにやらこそこそと教室の隅の方へ行き始めた。
「俺な、彼女が出来たんや。」と坂口が切り出してきた。ふむふむと思っていたが…
「おめぇ!裏切りやがったな!!」と軽い思考の後裏切りの気分を感じた。
坂口は俺ほど太っても無いし顔も悪くないが、女の子に関してあんまり積極的じゃなかった。
なのに何時の間にか彼女が出来てやがる。「きっかけは何?」と二言目に出すと、
「水泳部の後輩から告られた」と答えた。ダチ公とはいえ先を越されてむかついたので、
「ぬぁぁにぃぃぃ!?告られただと?!!!」とけっこう大きな声で喋ってみた。
「バカ!影に来た意味がねぇーだろうが!!」瞬時に坂口の突っ込みが入った。
そんなこんなしながら休憩時間は後五分と迫っていた。坂口が「次何だっけ?」
ふと思い出し俺は「音楽じゃない?早くいこうや」と言って俺たちは廊下に出て、
音楽室へと向かった。あの暑かった日が嘘のように外の景色は紅葉を迎え、
爽やかな風を俺たちへと運んでいた。
(続く)
複線考えてたら本題まで行かなかった…スマソ。
板汚しならもう書きませんから…(鬱)
744 :
740:02/01/30 16:49 ID:VvMvkmqK
>>742 女の子用の風俗もあるみたいなこと
どっかで聞いたことあるんですよね・・・。
なんか女の子に何か?をしてもらうみたいです。
って、私はもちろん行きません!
745 :
名無しさんの初恋:02/01/30 16:58 ID:v6DUXxx5
>>743おお、新シリーズだ。
続きが楽しみage
746 :
名無しさんの初恋:02/01/30 23:20 ID:ZTZt9oeo
続きが読みたいage
747 :
リハク:02/01/30 23:26 ID:mUsT/XJ1
ちょっと読みにくいよー
せりふを書くときは改行してー
748 :
名無しさんの初恋:02/01/31 03:07 ID:4kk6c2PY
>>やりみず
もどってきた、うれしいぞage!
面白いぞage!
>>大本シンジ(仮)
文体はいいよ。面白い。
あとは、
>>747のいうことをよく聞いてな。
期待age!
749 :
名無しさんの初恋:02/01/31 07:13 ID:SU/Hpj1E
なかなか面白いよ、リアルな攻防。期待age!!
750 :
みくす:02/01/31 16:57 ID:fpUVpg7F
やりみずくんすげぇ!!あと一回で完結??
はやくよみたいような、よみたくないような。期待してまっっす!
しんじ(仮)くんもがんばって!
751 :
リアルな攻防:02/01/31 21:36 ID:jpMSc9b0
「雪の肌」第二話
チャイムが鳴る直前に俺たちは音楽室へ滑り込むように入っていった。俺は歌は好きだったので、
音楽の点数はまぁまぁだった、だからダチ公とべしゃってても問題なかった。
そしていつもの通り授業が始まり少しざわついた状態で後約十五分と言うところで、
竹義が絡んできた。竹義コウジ、野球部で女友達とよくじゃれあっている羨ましいやつ。
めんどーなコトを良くするので俺は好きじゃない。ちなみに野球部は甲子園に出るほどの、
野球部というだけでモテるのを男子は俺を含めちょっと嫉妬していた。
時はもう11月。俺たちは三年生なのですでに野球はやってはいなかったが、
まだ根強く人気があった。竹義はもっぱらレギュラーではなかったのだが―
竹義は例の通り女の子をからかって授業を受けていた。何気に笑いのポイントを押さえているので、
女子の人気度はいらんコトをしてる割に高かった。そして…
「おまえ大本に似てるやろ〜」
俺は自分の名前が呼ばれはっとして竹義のほうを振り向くと、
竹義はふざけてちょっと顔の悪い女子、中西をからかっていた。
苦笑いを浮かべながら竹義に
「似てないよ〜」
とビシビシ叩く中西の姿があった。そこで俺が見ていることに気付いた竹義は…
「お前も大本に似とるな〜」
竹義は中西の隣にいた元橋もからかった。
「何で私も?!」という目で元橋は竹義突然言われてびっくりしているようだった。
すると…
「大本ちょっとこっち来いよ〜」
竹義は俺を呼んでいるようだった。断る理由もあまり無かったので俺はそっちへ行った。
「並べるとよく似てんな〜」
似ても似つかぬ元橋と俺を並べて竹義の悪ノリは続く。
どんな感じなんだろうな〜と思い元橋の横顔を見た瞬間…!!
『かわいい〜!!』
と心の中で呟いた。普段はあまり気にしてはいなかったが、
間近で見るとその白さ顔の可愛らしさが目に焼きついた。
そんな0.2秒も無い思考の間に竹義の悪ノリは続く。すると…
「やっぱり?似てるもんねー?」
竹義の悪ノリに対して切れよく反応する元橋。俺は0.2秒も無い前のことを思い出すと、
かぁっと顔が赤くなっているのを感じかんじた。
ほんの短い間竹義と元橋の談笑になっていたが俺の様子に竹義が気付いたらしく…
「お前?こいつのこと好きなんか?」
くそう!何てタイミングの悪い奴なんだ!!やっぱり俺の顔にでてんのかなぁ〜
「違うよ!」
俺はたどたどしく顔を赤らめながら答えた。ますます怪しい。
元橋はきょとんとした表情の後笑みを浮かべていたが、
一体何を意味していたのか俺にはわからなかった。
竹義の悪ノリは更に続こうとしたがそこで先生の中断が入った。
元の席に戻った俺は元橋のことを考えてみた。
『かわいいな〜俺好きになっちゃたよ〜見るたび可愛い〜!』
俺は横目でちらちらと元橋を見ながらあの可愛さをひとりで噛締めていた。
そんなことをしていたらいつのまにか授業が終わり俺はいつも通り、坂口と教室へと帰った。
(続く)
752 :
リアルな攻防:02/01/31 21:39 ID:jpMSc9b0
>>745ー746
声援ありがとうございます第2話を書きました〜
>>747 やってみましたがどうでしょうか?
>>748 注意された点を気をつけて書いてみましたいかがでしょうか?
>>749ー750
ご期待にそえるよう頑張ります。
753 :
名無しさんの初恋:02/02/01 16:13 ID:sns/I4z2
754 :
名無しさんの初恋:02/02/01 20:21 ID:s+Zmz3Ef
>>リアルな攻防さん
第2話にしてすでに引きつけられるものを感じます。やりみずさんとは全く雰囲気の異なる「雪の肌」、これからも楽しみにしています。
755 :
リアルな攻防:02/02/02 16:05 ID:N4Adcx/z
すいません。ついさっき今書いてる恋が終わったんでしばらく更新が遅れます(涙)
756 :
名無しさんの初恋:02/02/02 16:21 ID:VdEFEPTt
それってふられたって事?
757 :
かづき:02/02/03 05:48 ID:nhS2zJnx
四川の風1
俺、かづき。いよいよ20台に別れをつげたサラリーマン。
彼女に出会ったのは夏の蒸し暑さだけをひきずった9月始めのことだった。
特に選んだわけではなく、適当に入った駅前に林立する抜き系マッサージの店
に入り、いかにもな中国系の兄ちゃんに金を払う。すぐに案内しようする彼に
「せっかく入るんだから好みの娘がいい、写真を見せてよ」と言ったんだ。
今までは最初に指名をすることなんてなかったけど、怪しげな店だったので
せめて好みの娘にあたるようにと思って・・・それが全ての始まりだった。
兄ちゃんはしぶしぶちっぽけなアルバムを渡してくれた。
ポラロイドの写真を貼りつけたページをめくっていくと、黒髪・色白・小柄で
おとなしそうな笑顔がかわいい娘を発見。なんとなく10数年前の初恋の相手を
思い出す感じが胸にこみ上げてくる。
「お兄さん、この娘でお願いね」
しばらくの間、薄汚れたソファーで置いてある雑誌を読んで暇を潰していると、
兄ちゃんに「アイちゃん指名のお客様〜」と呼ばれた。俺のことだ・・・
果たして写真の彼女が本当にいるのか?とんでもないガセ写真なのか・・・
もう、後には引き返せないタイミング。俺は靴を脱ぎ奥の小部屋に入っていった。
758 :
かづき:02/02/03 05:50 ID:nhS2zJnx
四川の風2
何室かあるベット2台分程度の小部屋の一つに入ると、そこに彼女がいた。
「はじめまして、マイです・・」ぎこちないイントネーションの挨拶。
薄暗い部屋の入り口で気弱げに微笑む彼女は写真の娘に間違いなかった。
「よろしく。ふぅ、疲れた〜」と言って背広を脱ぐ俺。風俗マッサージ店に入る
理由は疲れたからだけじゃない、でもなんとなく言い訳めいたセリフが口をつく。
実際、運動不足で太り過ぎ、慢性的に疲れているから最近は風俗と言っても
マッサージ系専門になりつつある。もちろん最後のサービスも魅力の方が強いけど。
「今日はお仕事ですか?」
「うん、一日座りっぱなしだったから疲れちゃったよ」
お決まりの会話をしながら服を脱ぎタオルを腰に巻く、さりげなく彼女を見る。
特別美人と言うわけじゃないけど、初恋の彼女のイメージに重なる。
こんな娘にマッサージしてもらったりあんなことして貰えるんだ。ついてる!
とりあえず、互いの緊張を取るためにいろいろと話をする・・・つもりが、
どうしても質問になってしまう。彼女は中国の四川省から来て、日本語学校に通い
ながらここで働いているようだ。まだ店に出てから1ヶ月たっていないとのこと。
テレながらもシャワーで体を流してもらい、まずはマッサージをしてもらう。
抜き系の店にありがちな手抜きのマッサージでもなく、丁寧な仕事ぶりが嬉しい。
俺はついてるな〜と単純に喜んでいた。その後の展開など思いもせずに・・・
759 :
かづき:02/02/03 05:51 ID:nhS2zJnx
四川の風3
薄暗い部屋の電気がさらに光量を落とす
「・・・あお向けになって下さい」
マッサージの終わりを告げる彼女の言葉に従ってゴロンと反転。
ハズカシながら息子はカチカチ。早く楽にしてくれー
ゆっくりと、軽く、胸元から首筋にかけて彼女の口がなぞっていく
予想外の上手さに驚きながらも恍惚としている俺の口元に、小さな
彼女の口が重なる!あんまキスさせてくれる娘はいないから
期待していなかっただけにちょっとビックリ。彼女の口は甘く柔らか、
夢見心地の時間が流れる。息子よスマン!もう抜きはどうでもいい、
もっとこの娘とキスしていたい!思いきって舌を絡ませてみても
嫌がらずに応じてくれる。その上、彼女は俺の息子に手を重ねて
優しくさすってくる。オイオイ、どうしたんだ俺。いつも遅漏で苦労
してるのにこのままでもいけちゃいそうな気持ち良さ。
彼女は微笑んで、口を離し。息子を撫でる手元に口を寄せていく、
柔らかな感触に包まれる息子、快感に思わず反り返る俺。
でも、違う。俺は彼女の肩に手を廻し、もう一度彼女を抱き寄せる。
キスをしながら彼女を抱きしめる。これで十分、いや、この時間を
少しでも長く味わいたい。
でも、息子は俺の気持ちとは別に彼女の手の中でビンビン。猛烈な
勢いで射精を開始した。
ティッシュでぬぐってもらった後も、互いに無言でキスを続ける。
頭の中で響く声、『まずいぞ、かづき。風俗嬢に惚れたらダメだ』
一年ほど前の苦い記憶がよぎる・・・でも、俺は懲りない性質らしい・・・
760 :
かづき:02/02/03 05:53 ID:nhS2zJnx
四川の風4
会社のデスクに向かいながらも、心は別の所にある。
「かならず、またくるよ」
昨日、またもありきたりな挨拶をして店を出た。
ここで割り切れば楽しい風俗遊びで終わるはずだった・・・
しかし、夜、残った仕事を片付けた俺は気がつけばあの店の前に
立っていた。
でも、優しい心遣い、好みの顔、時間一杯まで一緒にいた記憶、
唇の感触が俺の心を離さない。
「昨日の今日でまた来ちまった、笑わば笑え!俺はもう一度マイちゃん
に会いたいんだ」自分に言ったのか店員の兄ちゃんに言ったのか、
それともマイちゃんに言ったのか・・・心で呟きながら店へはいった。
そんな男はめずらしくもないのか、マイちゃんを指名する俺に、特に変った
顔をする事もなく金を受け取る店員の兄ちゃん。心の準備をする間もなく
「マイちゃん指名のお客様〜」の声。
俺はまた彼女のいる小部屋に入っていった。
入り口で出迎えた彼女はちょっと驚いた感じだった。でもすぐに浮かべた
笑顔を見たとき、俺は確信していた。
「間違ってなかったんだ、これでいいんだ」
761 :
かづき:02/02/03 05:54 ID:nhS2zJnx
四川の風5
「ありがとう・・・嬉しい」彼女の声を聞ききながら俺はもう彼女を
抱きしめていた、我慢できない、悪い癖だと思いながら・・・
「はは、ほんと我慢できなかったんだ、また会いたくて・・・」
二人でベットに腰掛けながら彼女を見つめる。ふと思い出した、
昨日俺は自分の名前を言ってなかった。
「あの、俺、かづき。・・・今更だけど」
「かづき・・・」繰り返す彼女の声が堪らなく可愛い。
思いきって言ってみる、
「マイちゃん、マイたくて我慢できなくてまた来ちゃった」
「今日はさ、マッサージなしでいい。マイちゃんとキスして抱いていたいんだ」
彼女は返事をしなかった。
かわりに、俺に抱き着いて口を重ねてきた。もう言葉は要らない。
彼女を抱きしめて何分が過ぎただろう、彼女が俺の首筋に手を廻し囁いた。
「シャワー、まだだったよね」
シャワーを浴びて部屋に戻ると俺はまた馬鹿の一つ覚え。彼女の頭に手を
廻し、引き寄せて口を重ねる。手は彼女の小振りな胸を撫でて感触を楽しむ。
すると彼女は俺の手に手を重ね、より強く胸に押しつける。
「嫌がられてない」嬉しさがこみ上げてもう片方の手でより強く彼女を
抱き寄せる。時折、呼吸をする時意外は互いの口もつよく重ね粘膜を舐め会う。
「ちょっと待ってね」彼女は一度立ちあがり部屋の電気を暗くした。
ベットに戻った彼女は力を抜き、二人は自然と寝転ぶ態勢に移っていった・・
762 :
かづき:02/02/03 05:55 ID:nhS2zJnx
四川の風6
全く予想外の展開に俺はパニックになっていた。
今、彼女は柔らかく俺を包み込んでいる・・・
普通なら俺が頼み込んででもやらせてもらうはずが、自然に・・・
あげくに、上になっているのは彼女の方で、俺は彼女を見上げながら
彼女のお尻を抱え込んでいる。
二人の息遣いが部屋にこだまするなか、快感の波におぼれる俺。
高まる射精感に夢中になりつつも、ハッと気がつく。○○付けてない!
このまま、彼女に包まれながら出したい欲は強かったけど、万一迷惑を
かけたら裏切りになる。ギリギリの段階で手に力を入れて体をずらし、
なんとか中○しは避けた。でも俺、完全に放心状態に・・・
後片づけをして彼女はまた俺に寄り添ってくれる。ひたすら唇をむさぼる俺、
最高の時間は過ぎて、無常にもお別れのタイマーが音を鳴らす。
名残おしげを隠しきれずも服を着る俺を手伝いながら、彼女は笑顔を浮かべて
言った
「かづき、キス好きでしょう」
「うん、大好き」反射的に答える俺の返事は子供かという程、芸がない。
「私もキス好き・・・かづきの事も」
先に言われちゃったよ!でも、焦りよりも嬉しさが先に立つ。当然キス。
愛のある○○○、10年振りに近い(情けないがホントの話し)
10年前を思い出すと悲しい冬、雪の光景が目に映るが、今は大丈夫。
俺は馬鹿丸だし、幸福感一杯で、彼女と別れ店を後にした。
763 :
かづき:02/02/03 05:56 ID:nhS2zJnx
四川の風7
耐えた、ひたすら耐えた。マイちゃんに会いたい気持ちを。
3日連続でいったらさすがにアホだ、自分に言い聞かせるのも限界。
1日おいた次の日にはまた彼女に会いに行ってしまった。
部屋に入ると彼女は真面目な顔で俺に言った
「かづき・・・嬉しいけど、ダメ。お金なくなっちゃうよ」
「もう来ちゃった^^;」
正直、金はない。貯金すら0の俺、ダメ人間・・・携帯を持たない
理由もそこにある。今までは月の風俗は1回、2回が限界だった。
でも、抑えきれない気持ちが強い。無駄な出費を減らせば、食費を
切り詰めれば、また彼女に会えるんだ。今はそれが一番だ、完全に
舞い上がってます。
夢のような時間を過ごした後、抱き合っているときに彼女は言った。
表情が堅い。
「・・・わたし、別のお店にいくことになったよ」
「!、何処?」
「あの・・・言わない。かづき、また来てしまうの良くない」
「嫌だよ、まだ知り合ったばっかりじゃないか、もっと会いたいんだ」
「お店で会うとお金がかかるから、ダメ。外で会いましょ」
彼女はテーブルのメモ用紙に書き込んでいる、携帯の電話番号だ。
「デートなら、お店関係ないよ。だからお店はいわないの」
彼女は笑顔を浮かべてメモをくれた、俺は宝物を財布に押し込んで
彼女に言った
「ありがとう、色んなところに遊びに行こう。俺詳しくないけど、調べるよ」
既に○○○○に刃物、会いたくても会えない彼女のTELを知った俺は
・・・壊れていく。
764 :
かづき:02/02/03 05:59 ID:nhS2zJnx
四川の風8
結局、彼女と会えたのは6回、それ以降は電話のみが彼女との繋がりを維持する手段
毎晩、マイちゃんの携帯に電話をかける俺。
仕事中はでれないとの事で、却って妄想をかき立てられて
堪らなくなる。彼女が他の男と・・・胸が苦しい。
時折繋がると、話ができるが、話せば話すほど会いたくなる。
面と向かっているときは言えなかった「愛してる」が必ず口を出る。
『やばいぞ、彼女に却って迷惑だぞ』頭の中で繰り返し警告が響く。
しかし、止まらない。我慢して、我慢して1日の電話を1回にしようと
心に誓う。
彼女の声が聞こえる、でも彼女の場所は聞かない約束。
疑心暗鬼に捕われる俺、もう嫌われちまったかな・・・
他に好きな男ができたかな・・・あんないい娘は誰もほっとかないよな。
余裕がない、追い詰められた俺の言葉は「好きだ」「会いたい」ばかり、
終わってるな、俺は・・・
やっと彼女に時間ができるとの事。金曜の夜8時に錦糸町で待ち合わせて
デートだ。でも、俺は・・・せめてもの意地だ。体が目的じゃないんだ、
それだけでも伝えたい。食事をしてボーリング、喫茶店で話をして、帰ろう。
彼女の顔がみれるんだ近くに居ることができるんだ、それで満足しなくちゃ。
金曜日、朝早めに出て昼休みもろくにやすまず、仕事をキッチリと片付けて
7時には錦糸町に着いた俺。予約の確認を済ませて。雑誌を読みながら
彼女を待つ。待つ。待つ。8時・・・彼女は現れない。8時半、心配になって
携帯に電話をする、急用だったら仕方がないじゃないか、笑って次の日を
待とう、そんな事を考えたものの、電波が繋がらない。
焦る俺、事故か?、何か事件に巻き込まれたか?、それとも・・・
765 :
かづき:02/02/03 06:00 ID:nhS2zJnx
四川の風9
9時を過ぎても彼女は現れない、何度電話をかけた事だろう。
今や俺はグレーの公衆電話の前が定位置になっている。
携帯を持たない俺が悪い。後悔することしきり、時計と道行く人を
交互に眺め、彼女の姿を探す。10時を過ぎたとき、何十回目だろうか
「プルプルプル・・・」
電話の呼び出し音が聞こえた、やっと電波が届いた!思わずしゃがみ込む俺。
着信を押す音が聞こえ、通話が開始される
「マイちゃん!?、俺、かづきだよ!」
言葉を続けようとすると
「プツ、ツー・ツー・ツー」
切れた!いや、切られた???どうなってるんだ!?
再度かけなおすも、呼び出し音がなるばかり、電話を取ってもらうことはなかった。
11時を過ぎ、打ちひしがれた心で終電を待ち、家に帰る。
また電話。自分でもわかっている、追えば追うほど相手は冷める、
トコトン嫌われる前に諦めるほうがいい、でも・・・
翌日の夜、電話の前で頭を抱える俺に呼び出し音が聞こえた・・・
766 :
かづき:02/02/03 06:01 ID:nhS2zJnx
四川の風10
マイちゃんからの電話であってくれ!祈るような気持ちで受話器を取る俺。
「・・・もしもし、マイです・・・」
「・・・あぁ、よかった」吐き出す息を抑えられずに受話器を握り締める。
「昨日はごめんね。私、いかなかった」
「・・・うん、事故とかじゃなければ・・・無事なら良かった」
心配してたのは本当だけど、言いたかったのは別のこと・・・
『聞け!かづき、はっきりと結論を聞くんだ、このままじゃ先に進まない』
でも、彼女を失うことが怖くて、いや、失ったことを知るのが・・・
互いに無言の時間が過ぎる。
「・・・私、悪いひとね。かづき来てたんでしょ。何度も携帯に、残ってる」
「・・・昨日、どうしてたの?」
「お店忙しくて出れなかったの。電話も仕事中は店長に預けないとだめになったの」
「・・・俺が電話ばかりかけてたから・・・」
「違うよ、私だけじゃなくてお店の娘全部、かづきのせいじゃないよ」
「・・・そう、良かった・・・俺さ・・・」
「うん・・・また、今度、ホントに会おうね」
「ああ、そうだね。楽しみにしてる、もう半月もマイちゃんに会ってないから」
「そう、お店変ってからずっとね・・・ごめんね」
結局、次に合う日は来週の金曜。本当に聞きたかったことは聞き出せなかった。
俺は自分に嘘をついている、来週会って話せばいいじゃないかと。
しかも、彼女に凄い迷惑をかけている可能性もある、店長の電話預かりが本当
なら、毎日電話をかけまくっている男がいることが知られているのは明白だ。
767 :
かづき:02/02/03 06:02 ID:nhS2zJnx
四川の風11
自分の馬鹿さ加減に呆れてしまう。彼女の言っていることが本当でも嘘でも
俺の電話は彼女に迷惑をかけている。それを知っていても、電話をしてしまう。
1日1度だけと言い聞かせて、でも声を聞きたい衝動を抑えることができずに
留守電に連絡が欲しい旨を告げ、逃げるように電話を切る。
・・・彼女からの電話はかかってこなかった。
『終わったんだ、諦めろ、かづき。もう電話はするな、金曜に駅に行き、
そこで彼女がこないのを確認して、8時キッチリに帰るんだ。』
『そうしないと、おまえは楽しかった思いでまで失うぞ、いや・・既に・・』
答えは出ている、騙しきれない自分はそのことを知っている。
深刻に悩んでいるはずなのに、飯は食う、夜は眠る。あげくに彼女をオカズ
にする・・自分のずうずうしさに泣きたくなる。このままじゃダメなんだ・・・
布団をねじるように抱きしめて、歯を食いしばり、明け方を待って電話をかける。
もう、世界一覚えている11桁の数字を指がなぞる。深呼吸。
電話は繋がった、機械の声がメッセージの吹き込みを促す。
「・・・かづきです。今までごめん、俺、自分でも解ってた。甘えて迷惑を
かけてるって、これじゃ異常だよね・・・俺。だからもう電話はしません・・」
『【金曜日も行かない、今までありがとう】で終わりだ、きちんと告げろ』
「・・・今までありがとう・・・あ・・あの」
『根性なしっ、金曜日はどうした?!まだなにか言うのか!』
「・・・最後に、お別れの挨拶だけしたい。電話くれると嬉しい・・」
・・・ダメじゃん、俺。
768 :
かづき:02/02/03 06:03 ID:nhS2zJnx
四川の風12
奇跡が起こった。・・・明け方、電話がなったのだ!
「・・・マイです。ごめんね・・・」
「マイちゃんが謝らないで、舞い上がって迷惑かけたの、俺だから」
「・・・ううん・・・本当のこと話す・・・聞いてね」
『いよいよだ!覚悟を決めろ、ズバッと振られて忘れるんだ!』
「うん、話して」
「私、中国に帰ることになった・・・明後日の飛行機にのるよ」
「!」
「・・・だから、忘れたほうがいいと思った、電話もしなかったの」
「俺の事、嫌いになったのじゃなくて?」
『ゴルァ、ひつこいぞ』
「今でも好き・・・また日本に来るよ、でもいつかわからない」
「もう会えない?」
「うん、会わないほうがいいと思う、かづき、彼女つくりなさい」
「・・・見送りに行くよ」
「ダーメ、私も忘れる、かづきも忘れて」
「わかった。最後にも一個お願い、マイちゃんの本当の名前、知りたいんだ」
「・・・李ミホ、李は李っていう字、ミホは難しいから・・・」
「・・・さよなら、ミホ。愛してる」
「私もかづき、愛してる。でも・・・さよなら」
電話が切れない、1分くらい経っただろうか・・・
「プツッ」俺と彼女を繋ぐ・・・いや俺が彼女にすがった電話が切れた。
目の前が滲んだ、悲しみに、いや『彼女の優しさ』に・・
769 :
かづき:02/02/03 06:05 ID:nhS2zJnx
四川の風13
回想偏1です
これまで拙い文にお付き合いしてくれた方はおわかりと思いますが、
ウジウジと諦めきれなかった俺に、彼女が優しく諦めさせてくれたのでしょう。
この時ははまりました。まじで、彼女の居場所を知ってたらストーカーになっち
まってた気がするwその後TVのバラエティーか何かで
「別れた男から何度も着信があるとゾッとする」っていっているのをみて
グサッ(笑)、彼女の優しさを思ってじわっときたり、それとも、危険を
感じて上手く別れてくれたのかな、と思ったりしました。
まあ、俺はそんな非常識な男じゃない!って思ったりもするけど、こうして
思い返してみると危険度抜群だしw嫌になったよ自分が(笑)
愛してるって思いこみが相手に迷惑かけるんですねぇ、一人じゃ愛は成立しない
のに気がつかなくなるんだもんな・・
今、俺のデスクトップに「i」というフォルダが一つあります。中身は、
マッサージ店のHPに短期間だけ載っていた彼女の写真画像
ノートパッドの文書が一つ。あの番号と、李ミホって文字が
まだ捨てられません(笑)
あの番号にも11月にまたかけましたw「現在使われておりません・・」て
奴でしたが(笑)
あと、内容はノンフィクションです。さすがに名前は全て変えました。
770 :
かづき:02/02/03 06:07 ID:nhS2zJnx
四川の風14
回想偏2です
あと、このお店にもその後も通っています・・・
彼女との絆というより、惰性ですが。
しかも、その後に分かった事ですが、○○○の件は
他の娘でもあるようです・・・ていうかありました。
俺と彼女の時だけが特別ってわけじゃないみたい。
でも、ゴムは着けるし、○○○ダメな子も勿論いるし
キスもOKな娘やダメな娘がいますしね・・混沌とした業界だ^^;
今では彼女の時の様に舞い上がったりしないで単に風俗と割り切って
いってますがどうしても、前についた子を指名しがち、
危ないからしないほうがイイのに(笑)
これで、終わり。じゃないのです、急にこんなものを書く気に
なった衝撃の出来事があったから、それを書きたいと思います。
よろしければもうしばらくお付き合いください
771 :
かづき:02/02/03 06:08 ID:nhS2zJnx
四川の風16
1月23日
マイもかわらず風俗マッサージ店にいこうとする俺。
しかし、お店のに着いてみると「本日は臨時休業」
の札がかかっている。
嫌な予感がしたので家に帰ってからBBSPINKを
覗いてみると、「風俗系マッサージ店、一斉摘発」の文字が。
ヤバイ!
マイちゃんは大丈夫だろうか?
(この時、既に俺は彼女はまだ日本にいるんだろうな〜
と思っています。可愛かったし、イイ思い出だと^^;
実際、その後も店に通って純愛とは離れた生活を送ってる俺w)
でも、電話は契約切れてるし、居場所は当然わからないしで何もできない。
今もミミちゃんというオキニ系の娘がこの店にいるし、その子のことも心配。
店が復活してないか帰りにそこを通っているのだが開店の様子なし。
そして、運命の1月31日。店が営業を再開していた!
店員の兄ちゃんは変わっていた、とりあえずミミちゃんいる?
と聞いてみると
「女の子は全部代わりました、みんなイイ子ですよ」との事。
「写真見てみて選ばせてください」
「いや、写真指名はなくなったんですよ。とりあえずフリーでお願いします」
「地雷か?地雷を踏むのか?」と疑いつつもいい思いをした店でもあるので
見なれた小部屋に進む俺。
772 :
かづき:02/02/03 06:10 ID:nhS2zJnx
四川の風17
どんな娘が出てくるのかおっかなびっくり部屋に入る俺。
入り口で迎えてくれたのは金髪・小柄で少しふっくらした
うつむきかげんの女の子。例によって
「ふぅ、疲れたぁ」といいながら上着を脱ぎつつ話しかけるも
反応が鈍い。
「?」と思いつつ服を脱ぎ始め、彼女はそれを架けてくれる
「愛想はよくないけど、結構可愛い。いいかも^^」
などとのん気に思う、いまやマッサージすれっからしの俺。
タオルを俺の腰に巻きながら彼女が顔を上げて、俺を見る。そして
「久しぶりです」
「???????????????????????」
パニクる俺。さすがに、何人もこの店であってないから皆顔は
覚えているつもりだったけど、記憶にない。
「まさか!と思うけど、あの娘の名前だけは出せない」
「???????????????????????」としている俺に彼女は
「わたしの勘違いでした、気にしないで」
シャワーを浴びて戻ると「うつぶせになってください」でマッサージ開始。
彼女が話しかけてくる
「お客さんは良くこの店にくるの?」
「うん、ここしか来たことないよ」
「そうなんですか・・・」
「うん、好きな子ができると違う店いきたくなくなるじゃん」
「ふーん、どんな子しってるんですか?」
「???????????????????????」どういう突込みだぁ??
「マイちゃんとかミミちゃんとか・・・君はなんていうの?」
「・・・・・」
773 :
かづき:02/02/03 06:10 ID:nhS2zJnx
あ、番号一個つけ間違えてた^^;まあこのままで
774 :
かづき:02/02/03 06:11 ID:nhS2zJnx
四川の風18
「・・・・・」返事をしない彼女
「???????????・・・まさか!!!!」
おもわずガバッと起きて彼女の顔をマジマジと見つめる
「!!!マイちゃん!!!」
返事の変わりに笑いを押し殺す彼女
『なんてこったぁぁぁ、俺はマイちゃんの顔を忘れてたのか??』
石化する俺、笑いながら怒った目をする彼女。
言い訳しますが、9月に会った彼女は黒髪で小柄、やせすぎでも
なかったがふっくらもしていなかった。おとなしくて幸薄そうな感じ。
それが今目の前にいるのは、金髪で少しふっくら、身長は同じ位か。
イメージ違いすぎるよぉ(涙)、俺はその間ずっとあの頃の写真見てたんだからw
でも、目の前の彼女を見て、改めて声を聞くと確かにマイちゃん。
マイタタタタ^^;もう俺が何いっても信じてもらえないぞーw現に
「かづき、私のこと忘れてたでしょう」って君、日本語も上手くなってるし^^;
「ゴメン、あんまりにも雰囲気が変わってたから。金髪だし。それに
少し太ったぁ?」
「太ってないもん」まマイいんだよ、ふっくらした君も可愛い^^;
改めてマジマジと彼女を見つめ。キスをした、彼女も避けない。
永遠に途切れたと思った時間が、確かに繋がっていた。
775 :
かづき:02/02/03 06:15 ID:nhS2zJnx
四川の風19
彼女の柔らかくて小さな唇が、おれの口に重なる。
思わず目を閉じる、目頭が熱くなる、慌てて目をあける・・・
あの幸せの絶頂だった日々に戻る感覚・・・また目を閉じる。
彼女の温もりは伝わってくるが、恐怖もまた。また会えなくなるかも!
慌ててまた目をあける、彼女と目が合い、気恥ずかしくなって目を逸らす。
腕は彼女をキツク抱きしめている。もう、離したくない。
あの後、彼女を忘れようとした自分、他の娘を抱いた自分、
全てが一瞬で壊れ去った。
俺、まだマイちゃんが好きだ。一番この娘が好きだ。他の事はどうでもいい!
わかった事・・・俺は彼女に初恋の相手の面影を重ねていた、また、そういう
感じのはかなげな女の子が好みのタイプだった。はっきり言って金髪・茶パツ
に惹かれたことはない。だいたい、痛い思いをしたじゃないか。しかも、ヘタ
したらマイちゃんにもっと嫌われるまで付きまとったかもしれない。
それに、忘れることはできなかったものも、李ミホという名とあの電話番号。
俺がなにも見ないでその二つを伝えたらちょっとは信じてくれた感じ^^;
でも、そんなのはどうでも良くなった(オイオイ)
俺は 今、俺の目の前で笑っているこの娘が世界で一番好きだ!
帰り際、彼女が新しい携帯番号を教えてくれた。俺はまた家のTELを
登録してもらう。同じミスはくりかえさないぞ、しつこくしたらダメだ!
さらにメルアドの交換なんかもしてしまった^^;
俺は誓う!一日にかける電話は一度きり。2日連続で電話はしない!
また、日本に来たばかりという彼女の話も突込みどころ満載だが、
会えたんだからいいじゃないか。偶然、女の子が入れ替わって、
偶然フリーで入って、偶然俺の順番の時に彼女に会えたんだ。こんなの凄いよ!
ノンフィクションって言っても信じてもらえそうにないw
でも、マジです。思いつめないように、こころのバランスを取るために
あえて最初からここに書き込んでみました・・・今後の展開も報告します^^;
776 :
かづき:02/02/03 06:21 ID:nhS2zJnx
あぷ完了です。とりあえず現在の状況に追いつきました。
わかれるまでの話は思い出しながらだから多少の矛盾点はあるかも^^;
正直、今後は自分でもどうなるか解りません。
今言えることは、生涯忘れられない経験を俺はしているんだということ。
彼女の事、本当のところ俺達の関係はどうなんだろう、今は?以前は?
いろいろあるっす。
psさすがに書くのに丸一日かかっちゃいました。
777 :
かづき:02/02/03 06:39 ID:nhS2zJnx
う、今読み返して気づいたけど、名前変えの為にかけた置換であちこちが変になっているw
どうみてもばればれだし、置換なんてしなきゃよかったw
長々と一気にアップしてしまいましたが、読んでくれた方、コメントを頂ければ幸いです。
完全に自分の出来事だから客観的に見ると凄いおかしなことをしる気がしてしょうがないっす
>かづき
イイ!イイ!イイ!長くて読むの大変だったけどイイ!
今はマイちゃんとはどんな感じなんですか?
779 :
名無しさんの初恋:02/02/03 09:13 ID:tJy9/QKd
>>かづき
優の字をあげよう(w
ある意味ミステリー。
(置換ミスはノロケかと思ったw)
>>大本シンジ(仮)
今は傷を癒せ。
書きようによっては1級エンターテイメントにもなるから。
780 :
名無しさんの初恋:02/02/03 14:07 ID:kJZNZnpG
>>かづき
楽しく読ませてもらいました。
今後のマイちゃんとの話しもきぼん!!
781 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/04 12:10 ID:a3uLjT4+
かづきイイ!age
782 :
:02/02/04 15:18 ID:29N4jvZv
みんなすばらしいです!!
783 :
リアルな攻防:02/02/04 16:17 ID:YYexGn7s
「雪の肌」第三話
教室に戻ってみると、竹義が相変わらず調子こいて女子と喋っていた。憎たらしい印象を持ちながら、
俺は坂口と共に席について色々情報が知りたかったので元橋について話してみようと試みた。
「なぁ、このクラスの中で可愛いのって誰だと思う?」
「さぁな、よくわからんよ。お前はどうなんだ?」
「よくわからんとかないで!俺はな・・・・」
坂口は口も堅く思いやりもあるやつなので思い切って言ってみることにした。
「元橋さんかな…俺ああいうのが好みなんだ」
人がまばらな教室で俺は坂口に向かってこっそりと打ち明けた。
「マジで!?でもなぁ〜元橋さんって彼氏がいるんだよなぁ、サッカー部の…」
俺は坂口の言葉に瞬間凍りついた。そして体勢を立て直し…
「お前見たことあるんか?っていうかお前と元橋さんの接点ってあるんか?!」
慌てるような口調で坂口を問いただすと…
「いやぁ、こないだ駅前でそいつが元橋さんと腕組んで歩くのを見たんだ。
そしたらこっちに気付いて目で「言わないでね」合図したんだ。」
俺はその時の光景を思い浮かべるように聞いていた。坂口から発せられた回想の言葉に、
妙な信憑性を感じていた。俺は吐き出すように…
「そいつ誰や?!っていうかポジションで教えてくれ!!」
名前が言えないんだったら少しでもいいから情報をと考えた末の質問だった。
「名前は言えないけど、右サイドバックでレギュラーなんだ。」
俺はサッカー部のやつ等の顔を思い浮かべた、しかし該当するような人物はいない。
「右サイドバックね…今度からそう呼ぶことにしよう・・・」
周りに悟られないようにこう呼ぶことにした。すると坂口が
「お前元橋さんの前じゃ言うんじゃ無いぞ!!俺がばらされたと思ったらまずいけんな」
ダチ公の俺に対してこんなことを言う奴だがこいつの口の堅さを再認識するには、
十分だった。話が一段楽したところで俺はも一度チラッと元橋に目をやった。
そこには俺の萎えた気持ちを回復させる何かがあった。俺は決意した、
『今日からダイエットして、めんどくさがってた教習所にも行くことにしよう』
っと、とにかく自分を高めていかなければと思い、俺は俄然やる気を再燃させた。
(続く)
784 :
名無しさんの初恋:02/02/04 23:22 ID:UZxINdKn
>>783 OK!続きを期待してるぜ!
俺もモテナイ君だからな。
785 :
かづき:02/02/05 00:02 ID:gYvr14Ta
暖かいお言葉、ありがとうございます。
昨日また、彼女に会いに行きました^^;
会えたことにとりあえずホッとしてます。夢じゃなかったのねと・・・
例によってすぐ来た俺に彼女はバカ、バカと^^;10回くら言われました。
あと、「ミミちゃんてだあれ?」という突っ込みも!
まさか時間差攻撃をされるとは思わなかったので、ペースを握られっぱなしです。
俺はNifty、jフォンを持っているので、アドレスの交換をしたのですが、
どうも上手く行きません。お互いにあて先なしになってしまいます。
しかし、悲しむべきことに20日に彼女は店を止めてしまうとの事、
また店との約束で20日迄は休みがとれないとのことで、その上、
「かづきは20日までに来たら、もう会わない!」と迄いわれてしまいました。
24日にデートの約束をしましたが、悪夢の再来です(涙)
>>769 に戻る、とか言う展開になりそうでマジびびってます。
とりあえず、今日も電話をかけてきてくれて、俺も携帯を買おう!と決心しました。
何でもjフォンは写メールというので画像が送れるので
「かづきが私の顔を忘れないように!」と画像を送ってくれるそうです^^;
さあ、携帯買いに行くぞ!(懲りないね、ホントに)
786 :
かづき:02/02/05 00:05 ID:gYvr14Ta
う、またミス
>俺はNifty、jフォンを持っているので、アドレスの交換をしたのですが
彼女はjフォンを持っている、ですね。
なぜ、お互いにアドレスが合わないのか謎です^^;
なんか特殊な手続きがあるのかな・・・
787 :
名無しさんの初恋:02/02/05 22:17 ID:CSxVJjKH
さあ、続きを!age!
788 :
名無しさんの初恋:02/02/06 05:03 ID:uZ904eLz
がんばれー。顔は忘れんなよー
789 :
雪 ◆EgS0eDxQ :02/02/07 02:20 ID:YLdmQfVr
1日1回は上げよう
790 :
名無しさんの初恋:02/02/07 02:27 ID:bYMHu5yZ
791 :
かづき:02/02/08 00:11 ID:+jXVPuh1
Jフォン買いました^^;
彼女とも一回電話で話し、彼女から念願の写メールももらいました。
「これでわすれないでしょ?」とのメッセージ付きでしたw
しかし、今日TELしたら知らない女の子が出て、「マイは中国に帰った」
とのこと。おーい(涙)
まじで
>>769に戻る。の展開になってしまった。
一応、その子がいうには中国は正月が2月だから家族のところにもどった
だけで、2週間くらいたったら帰ってくるとのことですが・・・
おそらく24日までなにも起こらないでしょう。24日になったら(涙)の
書きこみをさせていただきます、ウワ-ン
かずき頑張れレス
ごめん名前間違えた。
かづき頑張れ。
健闘を祈る!
794 :
みくす:02/02/09 18:43 ID:iRpi1azX
あげなきゃ
795 :
ミラクルジャンキー ◆JunKy33Q :02/02/11 15:55 ID:syOccf0V
あげておきます。
796 :
名無しさんの初恋:02/02/12 21:01 ID:rztQ1vp6
揚げ
797 :
名無しさんの初恋:02/02/13 21:45 ID:lov/hjtX
保全
798 :
名無しさんの初恋:02/02/14 01:29 ID:ZCxhaDpz
そのチャイナッ子はいい子だと思うのはオレが甘ちゃんだからか?age
799 :
やりみず:02/02/15 10:19 ID:hy7WstVt
エピローグ完結編 終わらない、夢後編〜君の隣で〜
「ん?どうしたの?」「え?あ、いや、なんでも・・・」「変なの」
眠気に襲われたわけではなかったが、ぼーっとした感覚で、視線の先に焦点の合わないままで一点を見つめている。
そして僕の隣に座っている、その子の手が僕の目の前で揺れ、同時に声がしてはっと我に返った。
2001年、2月、都内某所・・・ここはレディースクラブ・・・世間で言う、ホストクラブというやつだ。
生まれて初めてのバイトが水商売というのも変な話だが、僕がここで働いているのには、ちょっとしたワケがあった。
「ん〜、今日は疲れたわ」けだるそうに新しい煙草を口に咥えようとしている、目の前の子は、キャバクラで働いていて、その帰りらしい。
僕は、テーブルの上のライターを手に取り、手で囲い、火をつけ、その子の目の前に差し出した。
僕はここで働く度にいつも、疑問に感じる事があった。
自分は何をしてるんだろう・・・水商売してるんだよな・・・。
ふっと、頭の中をよぎっていく・・・そんな時いつも、思い出すことがある・・・。
「ん?どうしたの?」「あ、あのさ・・・なんでもない」「???」
切り出した言葉の続きは想いとは裏腹な言葉で、それは、エリを少しだけ困惑させたようだった。
「それじゃあ、また来てね」「うん・・・」そういって、彼女はドアにかけていた手を離した・・・。
ドアが重く閉まっていく・・・やりきれない思いと、思わずに口をつぐんでしまった自分を閉ざしていくように。
すっと、足を返し、短い階段を上った・・・階段の終わりを出ると、入る前に見た、ラーメン屋・・・今の僕の心の中の葛藤とは対照的で、穏やかに見えた。
それを横目に外へ出ると、キャッチのおっさんがまたキャッチしていた(当たり前か・・・)。
あんなに拒んでいたのに・・・と思うと、少し何かいけない事をしてしまったようにも思えたが・・・よくある軽い挨拶の後、僕は足早にその場を去った。
従兄弟との待ち合わせ場所・・・頭の中はさっきまでの事でいっぱいだったが、確実に足はその方向へ、目はそれを探していた。
あった・・・店の前に立つと、自動ドアが開いた・・・店の店員が閉店間際と言うのに対して、待ち合わせだと言う事を告げ、僕は2階へ向かった。
待っていたのは従兄弟のやす君の他に、その友達がいる。
「どうだった?」「あ・・・うん、その、何もしなかった。キスだけ」「えぇ〜!?なんで〜?」「だって、何もしなくていいって・・・」
やす君の苦笑い・・・それを見てたった今言った事に反するように僕の頭の中では数十分前の事が駆け巡っていた。
やす君とその友達の話は続いていたが、僕の耳には届いていなかった・・・時々話し掛けられても、カラ返事だけしかできないでいた。
そんな心ここにあらずの状態のままに、店にの閉店時間・・・僕達は店を後にした・・・。
「あれ?じゅん君は?」同時に店に入ったはずのじゅん君がいない・・・不思議に思ったのか、やす君は僕に聞いてきた。
「なんか、コース選んで楽しんでるって言ってたけど・・・」「やっぱり、そうでないとね〜」「・・・」
相変わらずこの上野のとある繁華街は眩いほどに明るい・・・じゅん君が来ないまま、僕達はどうする事もなく、その場に立ち尽くしていた。
僕の視線はさっき来た方向に向いていた・・・その時、「あっ・・・来たよ」その方向からじゅん君が走ってきた。
この後、やす君と別れ、その時の話によると、じゅん君も何もしていなかったらしい・・・でも多分ウソ、ぼったくられとも言ってたけど、これもウソ。
結構遅くなったのは、延長していたかららしい、これはその相手の子が勝手に延長して、でも、その分の金は払ってないとかなんとか。
その後、携帯の番号を聞いたが、携帯を店に忘れたとかで小騒ぎになったけど、結局、ポケットにある事が発覚。
そして、じゅん君の彼女と合流し、僕達3人は深夜のカラオケへとシャレ込むのであった・・・。
800 :
やりみず:02/02/15 10:20 ID:4F6BR2bm
そして次の日・・・もう駅の時計の針は午後11:00を指そうとしている。
〜まもなく、電車が参ります・・・この電車は・・・・・・・・・・〜
僕は反射的に電車がくる方向を見た・・・そして、まだ見えない事が分かるとじゅん君達の方へ目をやった。
「ゆう、結婚しような」「うん、じゅん〜」・・・一生結婚しないってゆってたのに。
僕には昨日の後ろめたさから、そう言ってるように思えた・・・やっぱり、昨日はなんだかんだ言って、したんだな・・・でも僕も人の事は言えないけど。
(この1年後、ゆうさんとじゅん君は本当に結婚しました、はっきり言って驚きでした。じゅん君はなかなかの遊び人で、結婚はやっぱりしないと思ってたんで)
そうだ・・・ほんの24時間前・・・いやまだ正確には24時間経ってないな(細かいって?ごめんなさい)・・・僕はまた思い出していた・・・昨日の夜の出来事を。
そして、ぼーっとしたままにただ駅のホームに立っている・・・目はどこを見てるんだろう・・・自分がよく分からない感じだった。
ただ、ひとつ。
ひとつだけ、確かな事があった・・・それは24時間前のあの時、確実に僕は恋に落ちていた・・・そして、駅のホームでただ立ち尽くしてる今も・・・恋している。
相手は風俗嬢・・・きっと昨日話した事も、それはつまらない話だったけれど、彼女は嫌な顔1つしなかった(つまらなそうだったけど)。
それは、風俗嬢としての、相手への配慮・・・いわば仕事の1つなのは分かってる。
そして、昨日会ったばかりなのに、唇がふやけるほど貪った事も、そうそう人には見せるものではない裸・・・汗がにじむほど抱き合った昨日の夜の事も。
それも、風俗嬢としての、仕事・・・僕は客として、お金も払っている(自腹じゃないケド)・・・そんなことも分かっている。
きっと人に話せば、馬鹿だと言われるだろう(これ見てる君、そう思ってるでしょう?まあ、そんな事言わずにこの先見てよ)。
全部、分かってる・・・昨日の彼女、今の僕の気持ち・・・痛いくらいに分かってる・・・。
でも・・・こんなに気持ちが高鳴ってる・・・昨日の事を思い出すだけで、股間が熱くなって、恥ずかしいくらいに膨張してくる・・・。
今、僕は心も、そして身体もエリを求めている・・・苦しいくらいに。
今は、周りのざわめきも遠くなり、何も見えない・・・聞こえない・・・こんなに人で溢れている駅の中、僕は1人取り残されている・・・。
「あ、来たみたいだよ、電車」隣から聞こえたその声で僕は我に返った。
同時に、耳に入らなかった、ざわめきも、この大都会の真ん中の駅のアナウンスも、じゅん君とその彼女のゆうさんの声も戻ってきた。
目の前を通った電車はスローモーションをかけたようにゆっくり止まり、目の前のドアがスーッと開いた。
〜この電車は折り返し・・・〜アナウンスが流れる・・・。
僕はゆっくりその電車に乗った・・・そして振り返り、じゅん君とゆうさんの方へ向き直った。
「あ・・・長いことお世話になりました」「そんなお世話なんて、してないよ〜」「そんな・・・色々ありがとうございました」
「ねえ、また来るんだよね?」「あ、はい・・・」「いい知らせ、待ってっから」「はい・・・」
その時、じゅん君が電車に乗り込み、僕の耳元で言った。
「メール来た!昨日のオレの相手した子」僕は目を見開いた、見せられたケータイには「コンドアソボウネ!イツヒマ?ユキ」の文字があった。
そうか、まだ・・・まだ繋がっている・・・じゅん君とその相手の子が連絡を取っている・・・。
僕は嬉しくてならなかった・・・思わず顔に笑みが浮かんだ。
「今度会うからな、ゆうには内緒だけど」やった!それに便乗して・・・と言っちゃ悪いかも知れないが、またエリに会える!
そうだ、今度は客としてじゃなく、ダブルデートなんかしちゃったり・・・想像は膨らむばかりだった。
〜まもなく電車が出発します・・・なおこの電車は指定券のお持ちで無い方はご乗車できません〜
じゅん君が電車から降りた・・・そして笑って僕を見た・・・ゆうさんは不思議そうに僕たちを交互に見た。
ドアが閉まり、電車が動き出した・・・僕は笑って手を振った・・・不思議そうな顔をしてたゆうさんも向き直り、笑って手を振ってくれた。
その時、じゅん君が親指を立て、僕に見せた・・・そうだ、まだ繋がっている・・・僕は頷いた。
僕の気持ちは余計に高鳴った・・・今度エリに会ったら、色々話そう・・・昨日、言えなかった事も、聞けなかったあの事も。
僕の心はもう、止まらない、引き返せない・・・走り出したこの電車のように。
おわり
801 :
やりみず:02/02/15 10:28 ID:hy7WstVt
やった!!800ゲット!!
今学校です、大変なんですよ・・・色々と他の連中は休みを満喫してるってのに。
でも、なんとか、やっと終わらせる事ができました。
これもみなさんのおかげです。
きっとまた誤字脱字はある(きっとある)と思いますが、許して下さい。
でも、去年に1度完結ってゆっておきながら・・・これは・・・。
すいませんでした・・・でも、これが紛れも無い完結です。
なんか、ダラダラしてるうちにいろんな人が新連載してますね・・・。
なんか、短くまとまってて・・・読みやすっ!!
僕のはダラダラ書きすぎましたね・・・また今回も長いってゆわれました。
そんで、2つに分けたら、800ゲットしました、良かったです。
それでは・・・、勉強に行って参ります。
802 :
名無しさんの初恋:02/02/15 12:01 ID:nIRWaG4z
おお!とりあえず祝辞age!
おめでとうage!
さんきゅー
>801
今日初めて読んだけど面白かったよ。確かに長かったが。
ありがとう。
804 :
名無しさんの初恋:02/02/15 13:03 ID:m5I0fDXm
やりみず、完結おめでとう!!
今まで楽しく読ませてもらったよ。
805 :
みくす:02/02/15 14:06 ID:tRVX6zM7
わーーーーい完結!!おめでと!
おもしろかったよーやりみずくん!
完結したばっかであれだけど、またよみたいなぁーー
ネタあったら続きでもかいてね。まってるよ!!
806 :
名無しさんの初恋:02/02/17 18:03 ID:c21gBt2k
いま読んだ。
いい感じ。
もいちど、、さんきゅー
807 :
やりみず:02/02/19 09:55 ID:n9vDrEiq
>>802 とりあえず・・・?
でも、ありがとうございました。
>>803 やっぱり・・・長かったですか。
掲示板に書き込むのって慣れてないんですよ。
どれくらいがちょうどいいのかとか知らないんですよ、すいません。
>>804 ありがとうございました、素直によろこんでもらえて幸いです。
>>805 今まで読んでくれてありがとうございました。
また・・・かぁ・・・でも、風俗ってこれが今のところ最初で最後なんですよ。
あれからずっと行ってないなぁ・・・
次行くとしたら・・・この板なくなってるかも。
結構好評だったみたいで、何か安心しました。
実際あんな中途半端な感じで終わってたんで、その後どうなったとか、叩かれると思ってたんですよ。
で、終わって早速なんですが・・・
次回予告
あれから、ちょうど3年・・・(細かく言うと、3年と6日)。
大都会での生活にも慣れ、目まぐるしく、流れる日々をそれとなく送っていた。
そんなある日、ふとした事から1人の女性に出会った・・・。
次回、
ピンサロ第2部〜東京砂漠編〜、第1話(にして最終話) 眠らない街の中で・・・
808 :
名無しさんの初恋:02/02/19 10:20 ID:7XeHlmSH
やりみずクンの第2部あげ〜
>807
なんとも青臭い感じがいいです。
810 :
806:02/02/19 14:21 ID:WpMtwqTz
>>807 わりぃ、すぐ読めなかったんだよ。
続きは歓迎!age
811 :
名無しさんの初恋:02/02/20 07:08 ID:f00uNU8t
812 :
名無しさんの初恋:02/02/21 01:01 ID:8Iir4x3/
あげなきゃ
813 :
名無しさんの初恋:02/02/21 16:40 ID:hLp0OcGR
ここおもろいage
814 :
名無しさんの初恋:02/02/22 09:44 ID:K53zgYwg
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/ つ. 終 了 │
〜′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
゛゛'゛'゛
↓
/\
バキャ / \
\ 終 \
ノ∩ \ \
ノ ヽ〜 /\ 了 \
⊂(。Д。 ) っ / /\ /
∨ ∨ U (´⌒( / \/
:: :' :. :. ∧∧ (´⌒(´
:: :' :. ⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
:: ⊆⊂´ ̄ ⊂ソ (´⌒(´⌒;;
___________∧_____
再開だゴルァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!
815 :
雪 ◆EgS0eDxQ :02/02/23 03:22 ID:Dk9Oe/Np
続きはまだかなあ
816 :
かづき:02/02/23 12:29 ID:ed7XO5IB
あう・・・展開どおりにはまってしまった(涙)
いよいよ明日はデートのお約束日ですが、未だ連絡とれず。
泣くぞw
817 :
名無しさんの初恋:02/02/23 14:33 ID:KLQ7hDGS
プロ・商売の人?
818 :
かづき:02/02/23 18:51 ID:ed7XO5IB
819 :
名無しさんの初恋:02/02/25 13:44 ID:2g/w0f5y
かづきage
820 :
名無しさんの初恋:02/02/25 15:16 ID:xY/mhaSJ
821 :
かづき:02/02/26 10:23 ID:obRKKe/o
ごめん>気にしてくれてたひと
土日はさすがにキツい状態だったので駅茶ににげてたよw
夜くわしく報告するです(涙)
822 :
かづき:02/02/27 00:57 ID:97ZVgwAb
四川の風 終
↑
となりました、^^;
「・・・あの出会いは、奇跡だったのか?唯の偶然だったのか?」
今も時々ふとした事で考えてしまいます。が、結論を出さねばいけない日を
過ぎてしまいましたので。
20日を過ぎても連絡がとれず、24日の夜12時に彼女のことは諦める事に
しました。
まだ、来日が遅れているだけかもしれないけど、俺の連絡先は教えたわけだから
気にしてくれていたら何らかのアクションが起こったと思います。
俺に残ったものは、
・デスクトップに(とりあえず保存してしまった^^;)彼女の写真画像
・彼女専用にしようと思って契約した携帯
・24日に渡そうと思ったプレゼント
・2日間の思い出
わすれるぞ、きっとわすれてやるー!
823 :
名無しさんの初恋:02/02/27 19:57 ID:k8/kxtSa
定期age
>>822 あー、そうかい、、、。ま、その内にいい事あるさ。
825 :
やりみず:02/03/01 06:04 ID:xILiPVPF
なんか、いろんな人がいるんだなぁ。
827 :
みくす:02/03/02 12:13 ID:OV4tcxHc
あげとこー
828 :
名無しさんの初恋:02/03/04 21:24 ID:VeFf9oXl
agemasu
829 :
名無しさんの初恋:02/03/06 03:31 ID:X3DWxx9Y
どきどき
830 :
サル:02/03/06 21:10 ID:ZXym/fly
はせage
831 :
名無しさんの初恋:02/03/06 21:33 ID:ltril8WH
ここは風俗嬢に恋した話を書くところか?
結局は実らずだがネタはあるぞ。
あとで書いてみようかな。
832 :
やりみず:02/03/07 12:37 ID:AtmH03W+
>>807 この次回予告ってやつ、適当に書いたんですよ。
でも、適当に書いたはずなのに、まるで未来日記みたいに、ふとしたことから1人の女性と出会いました。
でも、あれですよ、風俗とは関係ないですよ。
834 :
獅子座A型女:02/03/08 14:01 ID:K+DfoHKZ
ふーぞくネタがなんでここに?
835 :
名無しさんの初恋:02/03/08 20:58 ID:ATnLiIbY
836 :
831:02/03/09 00:31 ID:DlaFoTsv
まともに書くと結構時間かかるぞ。簡潔に出来なくもないが。
あと、純粋キャラだからつまらんかもしれない。
837 :
風 ◆831Jr2Xc :02/03/09 01:22 ID:zJchTSlK
831です。とりあえず名前付けてトリップも作りました。
あんまり長くならないよう書いてみます。
まああんまり面白くはかけないと思うので。また明日にでも。
838 :
ヤマナカ メグミ:02/03/09 01:30 ID:rdroYvos
大好きでした
839 :
名無しさんの初恋:02/03/11 09:49 ID:WC+yKcW/
あ
840 :
名無しさんの初恋:02/03/11 18:26 ID:4ZVdXf21
>>832 もうスレタイと関係なくてもいいよ。あんたは。
近況のようなもんでいいので、1話仕上げて下ちい。
ネタがないようなので書くか。
風俗に通いだしたのは一年以上前の話になる。(今はいってないが)
通いだしたきっかけは彼女と別れたなどによる心の傷からだった。
後腐れのあるのが嫌だった。ここは金さえあればいける場所だった。
単なる性のはけ口となる場所に過ぎないはずだった。そう思っていた。
行く度に相手は当然のように違っていた。
そんなある日、衝撃が走った。 (続
こんな子がいるんだ!?それが最初の印象だった。
個室内で交わされる会話にも何かを感じた。
「楽しい」これが適切な言葉であっただろう。
また会いにきたい。そう思える初めての子だった。
またこの子に会いにいったのは言うまでもない。
会う度に何かを感じていく。自分はこの子が好きなのか?
ただ疑問は募る。相談をすべく2ちゃんにスレを立てる。
余談だがちなみにこのスレは今なお続いている。
思いは募っていくばかりである。(続
メールのやり取りはしていた。日増しにこの子が気になるばかりである。
そんなある日突然の別れがやってくる。
店を変えるとは聞いていたが、いつもの様に予約を入れようと電話をする。
が、「○○さんはやめました」 唐突のことにわけが分からなかった。
やめた後、一度電話をかけてきてくれた。だが、この電話には出れず、
「また電話するね」とメッセージが残されていた。
だが、次の電話はなかなかやってこなかった。
辞めて一週間後、信じられないことがあった。(続
とりあえずここまで。
でも、これじゃあ体験記じゃなくて、
風俗嬢への恋愛体験記だなW。続きはいいか...
845 :
(´ー`) ◆57coZbDs :02/03/11 23:11 ID:V1CVKJL2
大衆店のソープはまず若い女はいないと思え(;´Д`)
>845 ちなみに惚れた女は格安ソープでございます。
847 :
名無しさんの初恋:02/03/12 20:22 ID:xwwp2dZQ
>>844 気になる終わり方じゃぁ無いですか。
つづけてー。期待age
(うーむ、つくづく良スレと思うなりage)
今きたく。なので続きはまた書きます。
こっちからの連絡手段はきれたし、もういいや。そう思っていた。
そこで、いろんな店のHPを見ていた時に気にプロフィールの子がいた。
顔はみれないが、そこに書かれていたものは、全て耳にしたことの
あるようなものだった。もしや!?論より証拠。数日後その店に行くことを決めた。
店のフロントで写真を見る。見覚えがある。間違いない!
途中用事があったので、予約を入れ店を一旦あとにした。(続
緊張の中待合室にじっと待つ。待つこと数分し、呼ばれた。
この対面前の緊張は今でも忘れない。下を向きながら歩いていく。
そして、その時がきた。顔をあげる。いた!!
本当に嬉しかった。営業用かどうかはもはやどうでもよかったのだが、
相手は非常に驚き喜んでくれた。まさに劇的再会であった。
この時みせてくれた笑顔に後はまることは決まったようなものだった。(続
また風俗、いやこの子だけに通うことが始まった。
通うたび、日増しにこの子の事を考える。
元来風俗は身体的欲求を満たす場である。
だが段々求めるものが変わっていく。この子に会いたい。
それから数ヶ月、とある決心をする。告白してみよう。(続
微妙にスレ違いな気もするが勝手に書かせてもらいます。
風俗嬢であるには何らかの理由があるはず。
付き合いたいと思ってもその壁はでかいはず。
とあるスレでの相談も続く。単なる営業用行為に惹かれているのかも。
でも、どうせ無理でも自分の気持ちを曖昧にしておくよりも、
伝えたほうがずっといい!そう思った。告白方法を考える。(続
まず抜き行為はしないでおこう!そう考えた。
風俗行くのによくもこんなことを思いついたもんだった。
それからどう伝えるか。どうせ好きだーとかいう奴は他にもいるだろし。
自分もそれらのOne of themに過ぎないだろうし。
ならば、残るもの。それは手紙しかないだろう。
これならいい加減だとは思われないだろう。そう考えた。
そして、告白しようと決めた日がやってくる。(続
とりあえずここまで。なんか長いなー。まともに書こうとすると、
まだ半分も終わりません。ですんで、ちょいとまとめるよう考えてみます。
855 :
名無しさんの初恋:02/03/13 16:12 ID:K1x7t7yZ
かなり期待age
風さんがんばれ
>855さん どうもです。
その日がやってきた。
初めは言葉だけにするつもりだったが、どうにも冗談としか受け取られなかった。
そこで、前回の時に手紙書いてくるって言ったの覚えてる?って聞いてから、
帰る時に渡すと伝えた。この時点でもまだ冗談と思ってたらしい。
だから、封のした手紙を取りあえず見せておき、話をしていた。
それから、30分を過ぎ風呂に入る運びとなった。する気はないからどうでも良かった。
風呂から出て、残り15分。(続
ベットにいってマターリとしてると、
「また時間ないよー」って言われた(いつものこと)。
だから、「今日はそういうのがしたくて来たんじゃなくて、会いに来た
かったから」って言ったら、そんな人いないよーって驚かれた。
多分そういう人は初めてだったんだと思う。抜き目的できたんじゃない
ってことが、自分の気持ちを伝えるのに良かったと思う。
とはいっても、下はしっかりと反応していたんだけど(笑
するとフロントからコールが。手紙を渡す時がきた。(続
着替え終わって、いよいよだと緊張した。渡す前に、
もし迷惑ならこれを渡すこと自体しないから。読んでくれる?
と聞いたら、即返事でもらうと言ってくれたので、
自分の気持ちを言葉と一緒に手紙を渡した。手紙は意外だったみたいで、
どういう気持ちがあんのかは分からないけど、読みたいと興味津々でいてくれた。
来週時間合えば来るからと伝え、部屋を後にした。
ここでいつもと違うことが起きて、これが自分には嬉しかった。
いつも見送りの時、廊下でて階段のところで必ず自分からキスをしていた。
自分の中で今日はしないでおこうと思っていたら、何と相手から、前を
歩く自分を振り向かせ、してきてくれた。些細なことだけど嬉しかった。
気があるかないかは別にして、好きって言われたことが嬉しかったんだろうと
思った。自分でも人から好きって言われれば悪い気はしないし。それで、
その日はお別れとなった。 (続
営業であるか?そんな疑いは自分にはもはやない。
次回がやってくる。返事が聞けるのであろうか。相手の話を聞く。
好感は持っているみたいだ。相手の言葉をそのまま信じると、
ふとした時に彼氏だったらどうかなと、考えていたりもしたそうだ。
手紙読んで嬉しかったとも言ってた。だが、こういう場でのありがちな断り文句。
「出会った場所が...」自分も気にしてた点だ。
だから、思っていることを話した。出会った場所が単にここなのでは?
振られたのか?良く分からない相手の発言だった。
そのままこの日は終わりとなった。 (続
好きだからなんなのか、その話はしていなかった。元々この話は、
好きと言って、その相手の様子を見てからするつもりだった。
してもいいだろうそう思った。 続きはまた後ほど。
860 :
名無しさんの初恋:02/03/14 11:35 ID:eoJ9E5DO
風さん早く続きが聞きたいぞあげ
861 :
名無しさんの初恋:02/03/14 11:41 ID:OZBHjdUq
>>1よ、お前みたいなヤツを見るとあの日のことを思い出すよ。あれは忘れもしない12月10日。
不況と寒さで世の中から本格的に話題と笑いがなくなりかけた日だよ。
テレビも雑誌もおもしろくない。世間はつまらん話ばかり。そこにあの人が現れたんだ。
そう、あの日の田代さん。かっこよかったんだぜ。
笑いの神が宿るってのは、まさにあの日の田代さんを指す言葉だよ。
面白い話題がないって聞いたもんだからさ、
田代さんは自分の体を張って、再び性犯罪をやってくれたんだよ。
しかも、男の風呂をのぞくという、自分もダメージを負いかねない自爆行為をさ。
そしたら、日本が揺れる程の笑いが起きたんだよ。
爆笑どころじゃない、大爆笑。
老若男女、日本国人全員が涙流しながら笑い転げたんだ。
でも、田代さんは笑いが足りないと言わんばかりに
家にわざわざ覚せい剤まで隠していたんだよ。
また、日本中が笑いの渦。皇太子が腹抱えて笑ったってくらいだ。
しかも、それをK察に見つけさせるために覗き容疑認めたってんだから。
まさしくプロだね。つーか笑いの神。ここまでいくと。
それに比べて
>>1よ、お前自分を恥ずかしいとは思わんのかい?
真の笑いってのは、ちょこちょこっと文章書いて「書き込む」ボタン押したくらいじゃ
得られんのよ。真の笑いってのは、まさしくあの日の田代さんだよ。
もはや死んでもかまわない。でも、オチだけはきっちり残す。
あの幾重にも仕掛けられた多重オチの数々。
絶対、またやってくれるよ。田代さんは、そういう男だよ。
>>1も、ちっとは田代さんを見習っていいスレ立てろや。約束だぞ。
またも金を握り締め向かう。さあいよいよ言ってみよう。
「付き合ってくれ」暫しの沈黙が。相手も考えてくれているようだ。
そして、相手が口を開く。
「この仕事している間は誰とも付き合いたくない」と。
彼女の本音だと自分は信じる。やっぱりショックだった。
と、同時に本気で恋をしていたことが分かった。(続
所詮、客は客以外の何ものでもないんだな。ようやく気付けた。
だが、自分の気持ちはショックと同時にすっきりした。
彼女の嬢としての姿に惚れただけかもしれない。それでもいいんだ。
惚れた自分の責任だから。
風俗嬢でも一人の人間でなんら変わらないと俺は思っている。
でも、金があっての関係であるとも分かっているつもりではある。
思いつめたところ俺は告白に踏み切った。
「ここで出会わなければ」、これが殺し文句という人もいる。
でも俺はそうは思わない。よき出会いであったと思う。 (続
今後を考えてみる。もはや風俗から足を背けるか、彼女の一客としているのか。
三週間が過ぎ去った。彼女の誕生日が近かった。
プレゼント持っていくよ。と、一言残したままだった。行くのを決めたのは言うまでもない。
ただ、高い物はいやだ。そう言っていた。悩んだ。
誕生日絵本をオリジナルで作ることにした。彼女はそれに喜んでくれた。
プレイがいつもより気持ち良かった気がする。
着飾らない自分がそこにいたからだろう。(続
ちなみにこの子との出会いは昨年四月。告白はその約半年後だった。
振られた後は月に一、二回行くようになった。客としての楽しみだ。
そして、今年初めの客として行くことを誓い、実際に行った。
まだ、どこかで好きな自分は「仕事している間は〜」という言葉を思い出した。
そこに自分は触れた「辞めるまで待つよ」
彼女の答えにYESもNOもない。
その言葉を残したまま、彼女にはもう会いにいっていない。(完
866 :
名無しさんの初恋:02/03/14 13:39 ID:eoJ9E5DO
/ ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./ / | それで...
/ / \ / ̄ ̄ ̄
/ /  ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄| 終わりですか...
./ /_Λ , -つ \
/ / ´Д`) ./__ノ  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
/ \ / / ⊂_ヽ、
.| へ/ / .\\ Λ_Λ
| レ' /、二つ \ ( ´Д`)
| /. . > ⌒ヽ
/ レ / へ \
/ / / / \\
/ / ⊂レ ノ ヽ_つ
/ ノ / /
_/ / / /|
ノ / ( ( 、
⊂ -' | |、 \
. | / \ ⌒l
| | ) /
ノ ) し'
(_/
第二章 新たな出会い
まだ通い続けている時にひょんな事があった。
相談スレを立てたと最初に書いたが、そのスレは今なおあり続ける。
そのスレには様々な風俗客、風俗嬢が訪れる。
お世話になったそのスレが好きだ。
出会いはどこから始まるか分からないものだ。(続
一人の元・風俗嬢とメールのやり取りをするようになった。
相談に乗って欲しいとの事からだった。
彼女とはメールだけのやりとりが続いていた。
そんなある日に会おうという話が出た。実際に会った。
メールだけのやりとりだったが色んな話をしていた。
彼女に会うこと数回。そんな彼女に引かれていく。
そして現在、その子が今の自分の付き合っている彼女である。(続
彼女は元・風俗嬢だ。だが、その彼女の仕事をしている姿は知らない。
通い続けた子のところに行かなくなった一番の理由は、
自分に彼女がいるからだ。
結局、自分に都合がいいだけの話なのだろうか。
自分はそうではないと思っている。 (終
>866 これで終わりだよ!少々長くなったが。
いつもの子がどうしているかは気になる。
とある目標のために金を貯めていると言っていた。
早くたまって、その目標に向かって欲しいと思ってる。
たまに会いに行きたいと思う。でも、我慢するべきだと思う。では、また。
871 :
名無しさんの初恋:02/03/14 14:04 ID:eoJ9E5DO
ヨカッタヨ!
∧\ ∧\
/ λ \ / λ \
/ λ \ / λ \
/ /λ \ / /λ \
/ / //λ \/ / //λ \
/  ̄ ̄ ̄ \
/ λ
/ / \ /λ
/ __/ ∧ ∧ \__ /λ
| ι λ ` ー― ´/ ∪ / /|
| O λV V V V/ O / //|
| 〇 λ| |/ 〇 / / //|
| O λAA/ O / /////
| λ/ / / ////
\ / / /////
\ / / ////////
―/ / / / / / // // ////////////―
>866=871
どうせなら、もっと小さくて可愛らしいAA使ってくれ!
テレホタイムになったらまた覗きに来るよ!
お、第二章まで終わってる。ヨカータヨ
スレ違ってくると、板違いじゃなくなる罠sage
874 :
みくす:02/03/17 14:51 ID:558b6N+B
さがってるよーー
875 :
風:02/03/18 01:23 ID:u24LijGQ
ちょいとトリップどっかいった。
とりあえずあげ
876 :
名無しさんの初恋:02/03/19 04:08 ID:19R8UXFI
877 :
名無しさんの初恋:02/03/20 10:00 ID:ISgSUOat
ここももう終わりなのかな...
878 :
みくす:02/03/20 18:30 ID:6NZxbWV/
>>877 かなしいことゆわないでーー
だれか書いて!!あげ
879 :
名無しさんの初恋:02/03/20 21:34 ID:OqMfqRD1
ここで話をもりあげたいがために風俗行ってみようかな…
とか思った俺はドキュソか
880 :
風 ◆831Jr2Xc :02/03/24 23:28 ID:oDFd91OC
そして、彼女との付き合いは長くは続かなかった。
別れた今、いつもの子の所へと足を運ぼうかと考え出した。
881 :
名無しさんの初恋:02/03/25 20:51 ID:BrRI+KFR
もう終わりなのかな
882 :
名無しさんの初恋:02/04/01 18:47 ID:R6pUahvg
終わったか
883 :
880:02/04/01 23:19 ID:GuEukpuI
終わってないけどね。
884 :
名無しさんの初恋:02/04/02 13:56 ID:BKbTzabV
885 :
名無しさんの初恋:02/04/03 01:32 ID:Ryni6DYs
この停滞ぶり、、、。
886 :
名無しさんの初恋:02/04/03 04:42 ID:bQI1zSQ6
ココまで呼んだ!!
普通に感動した。
次は無いかもしれないが
叉ネタがあったら是非書いて欲しい物です。
応援してます。
887 :
◆831Jr2Xc :02/04/03 22:06 ID:osMRHPOQ
880だけど。
>884 偽者なんてひどいね。トリップつけるの面倒だっただけ。
これで信じてもらえる?
で、今現在 また通いだしてます。
だからネタはなくはないが、時間に今追われてるので...
888 :
名無しさんの初恋:02/04/05 00:22 ID:k72AGaP4
age
889 :
風 ◆831Jr2Xc :02/04/05 23:40 ID:Ivhc1kQr
とりあえずあげ
890 :
みくす:02/04/08 14:42 ID:a3OCMhGu
あげとこ。。
891 :
名無しさんの初恋:02/04/09 09:51 ID:tBNFDM5G
age
892 :
名無しさんの初恋:02/04/10 09:28 ID:+VY+iqSc
隆志よageイン・・・。
良sageなスレ発見
894 :
名無しさんの初恋:02/04/11 22:55 ID:gsv5SABy
保守
895 :
名無しさんの初恋:02/04/14 00:43 ID:jIScXU4o
隆志帰ってきてくれ〜
896 :
名無しさんの初恋:02/04/15 10:05 ID:qd1s66xs
かえってこーい
897 :
名無しさんの初恋:02/04/17 20:59 ID:erYh8jDl
takasi age
898 :
名無しさんの初恋:02/04/19 16:03 ID:jOaPg7/M
ほしゅだー
899 :
名無しさんの初恋:02/04/20 22:57 ID:tVhmlRUM
まだこのスレあったんだ。
age
900geto
901 :
名無しさんの初恋:02/04/22 14:53 ID:3RjbgTig
隆志カモーん!!
記念カキコ♪
903 :
名無しさんの初恋:02/04/23 12:58 ID:wOIQDAai
(・∀・)イイ!
904 :
名無しさんの初恋:
だれか新作書かないかな?