1 :
NO-FUTUREさん:
これはとある地方都市に住むヒカルの少年時代の物語である。
「ヒカルくん、お母さんから電話だよ」
祖母の声で目覚めたヒカルは母親からの電話と知り布団を深くかぶった。
ヒカルはこの夏休みを利用して義母から逃げるように祖母の家に遊びにきていたのだ。
さて水牛にエサやってくるか。
そう言い残すと祖母は外へ行ってしまった。
ヒカルは家に残してきた猫のミーコのことをしばらく考えていた。
「もうすぐミーコに会えるけどそこには義母の京子がいる、あいつさえいなければ・・・」
ヒカルは彼の人生を大きく変えた京子を心底憎んでいた。
京子は地元の高校を中退した後、駅前のスナックで働いていた。
そこでヒカルの父・泰彦と出会いヒカルと3人で湖の近くにある
市営団地で暮らしていたのだ。
京子は酒で酔っぱらって帰ってくるといつもヒカルに暴力を振るった。
それを見ていたモンゴウイカが
「やめなイカ!」といって止めに入った。
おっとせいも
「オット!仲よくしなセイ!」とたしなめた。
側にいた亀も
「殴らんでもカメへんのに・・。」と嘆いた。
京子は照れてヒカルにごめんねと謝った。
ヒカルもうんいいよと言ったので、それを見ていた猿が
「仲良しっていいモン(キー)だね!そうだみんなで歌を歌おう!」といった。
ミーコもヒカルをかばったがミーコにも暴力の矛先が向かった。
「こいつさえいなければ・・・今に見てろ・・・」
ヒカルは復讐を決意し、夏休みに入るや否や祖母の家へと向かったのだ。
「よし!俺様に任せな!」
ラッパーの格好をした虎が歌い始める
「俺は東京生まれHIPHOP育ち♪
悪そな奴はタイガーい友達♪」
犀が笑いながらいった
「みんなの笑顔ってサイ高!!」
今日もワイワイ、ニコニコ動物園はみんな仲良しです☆
お・し・ま・い!(笑)
夕方になると祖母が牛舎から帰ってきた。
「お婆ちゃん、梅干しあるかな?お母さんに食べさせたいんだ。」
「梅干しならいくらでもあるよヒカルくん」
祖母が納屋まで梅干しを取りに行くのをしり目にヒカルは不敵な笑みを浮かべた。
>>10 ミーコって猫だろ?
猫が人かばって暴力の矛先を?
「ありえニャーい!」
15 :
NO-FUTUREさん:2005/03/25(金) 00:44:43 ID:6wZ0kqgt
といい、祖母をひっかいた。
「しかし、ものすごいスレを発掘してきたな。」
信夫が言った
その時信夫の体に異変が!
信夫は祖母のうちの近くに住む貧乏な家庭に生まれ育った、ヒカルとは昔からの幼なじみだ。
信夫は祖母の梅干しをつまみ食いしてたのだ!
19 :
NO-FUTUREさん:2005/03/25(金) 07:34:53 ID:MD3S3jM1
ヒカル「信夫!おばあちゃんの梅干し勝手に食っただろ!」
信夫「ゲゲゲ!」
信夫「うるせえ!ケツ穴に精子を注入するぞ!」
つまんねぇ下ネタ
と、ヒカルに罵られた信夫はカッとなった。
信夫「つまんねぇ下ネタで悪かったな!
マジでケツの穴にカマしてやるぜ!!」
そう言うと信夫はイキリ立ったナニをヒカルのケツの穴にブチ込んだ。
ヒカル「あぐぅぅ!ス、スゴイィ〜」
見るとヒカルのナニもギンギンに脈打っていた。
信夫「ヒ、ヒカル!お、お前!!」
23 :
NO-FUTUREさん:2005/03/25(金) 16:21:52 ID:6wZ0kqgt
あ!ともゆきさん!
信夫「とっ、ともゆきって誰だよ!!」
ヒカル「あ、まちがった!」
信夫「この野郎!!ゆるせねぇ!!
こうしてやる!!オラ!オラ!どうだ!!」
ヒカル「ヒィィ〜!も、もうダメェェ〜!こわれるぅ〜!」
25 :
NO-FUTUREさん:2005/03/25(金) 16:33:23 ID:6wZ0kqgt
その時祖母がヒカルの部屋に頼まれた梅干しを持ってきた・・・が一番最悪な時の現場を見てしまい祖母は言葉を失った。
その時だった。
ガラガラ〜
ともゆき「ヒカルいるー?ゲッ!」
ヒカル「ハッ、ともゆきぃ〜!見ちゃダメェ〜!!」
信夫「ともゆき!?テメー何しにきた?ははーん。ヒカルを俺から奪いたいのか!そうはさせねーぜ!」
ともゆき「いや僕はただ明日の合宿の打ち合わせにきたんだよ。
そしたらこの有り様どうなってんだよ。」
その時だった、
ヒカルの祖母が全裸で割り込んできた。
祖母「ばあちゃんも混ぜてくれぇ!」
そう、祖母はヒカルと信夫の痴態をみてサカってしまったのである。
信夫「よせよ。男だけだぜ!ともゆきも入れよ」
ヒカル「さ、早くともゆきも脱いで!」
ともゆき「わ、わかった」
ヒカル「信夫、ともゆきのってスゴイんだから」
信夫「へぇオレのより?」
ヒカル「もうっ!信夫ったら!!」
ともゆきのそれは実際スゴイナニだった。
ヒカル「うーん。ネタがつきちゃったよ」
ご愛読ありがとうございました。
次回の貞治先生にこうご期待!
ともゆき「何ワケのわからないこと言ってんだよ!
オレのがスゴすぎて意識飛びそうなんじゃねぇの!」
ヒカル「ハッ!今オレなに言ってたんだ、
何かワケわからなく・・・うぐぅっっ!!」
ともゆきがスゴすぎてヒカルは言葉にならなかった。
ともゆき「うらぁっ!!どうよ!コレは!!うらぁっっ!!」
ヒカル「ともゆきぃぃー!スゴォオオオイ!!!」
ともゆき「あっ」
ともゆきは冷めた
その時だった、
35 :
NO-FUTUREさん:2005/03/25(金) 19:24:31 ID:oTZI9E5g
おしマイケル
36 :
NO-FUTUREさん:2005/03/25(金) 19:25:18 ID:oTZI9E5g
〜糸冬了〜
37 :
エース ◆fs.Ej/jjRU :2005/03/25(金) 23:37:23 ID:zK29878l
三ヵ月後…
すっかり信夫とともゆきの関係に疲れたヒカルは、気晴らしにTSUTAYAに出掛ける
そこでヒカルは試聴コーナーで人生をも変えるレコードに出会うことになる
ヒカルはアナーキーを聴いてブッ飛んだ
そこで生涯使い続けるあの名言を口にしてしまうのだ
38 :
NO-FUTUREさん:2005/03/25(金) 23:50:49 ID:6wZ0kqgt
ふぁっく ゆー
日本3-1イラン
貞治先生の作品が読めるのは2ちゃんだけ!!
ワロス
42 :
NO-FUTUREさん:2005/03/26(土) 17:17:25 ID:0osmkRE5
やったー
チョーヤベー
44 :
NO-FUTUREさん:2005/03/26(土) 19:52:56 ID:Tj3Gy5s4
そうだ、DJをやろう!
45 :
NO-FUTUREさん:2005/03/26(土) 19:57:52 ID:0osmkRE5
ヒカル「あっ」
ヒカルは冷めた。
ヒカルはニートになった。
ヒカル「あっ」
ヒカルは手ブラで上京した。
もちろん代えのブラはなしだ
47 :
エース ◆fs.Ej/jjRU :2005/03/27(日) 01:04:25 ID:4/X2CrT7
ブラなしぶらり旅のヒカルは、お婆ちゃんの梅干しを手土産に原宿のキャットストリートにむかった。
山さんがいる店だ
と思ったがやめた。
ヒカル「オナニーでもすっか!」
オナネタはもちろん・・・
49 :
NO-FUTUREさん:2005/03/27(日) 01:21:09 ID:Ll5ClxVI
ジャニーだ。
ヒカルはジャニーにファックされるのを想像した。
ジャニー「ユー、脱いじゃいなよ」
50 :
NO-FUTUREさん:2005/03/27(日) 01:28:59 ID:bdgVZyoI
ヒカルは冷めた。
ヒカル「無理だよ!」
ジャニー「うるせー!」
ヒカル「あぁ!」
ジャニー「なんだこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!」
52 :
NO-FUTUREさん:2005/03/27(日) 01:39:28 ID:bdgVZyoI
ヒカルは冷めた。
53 :
エース ◆fs.Ej/jjRU :2005/03/27(日) 01:40:04 ID:4/X2CrT7
ジャニーはヒカルのスカム君を見てしまう!!!!!!
54 :
NO-FUTUREさん:2005/03/27(日) 01:41:31 ID:bdgVZyoI
ヒカルはニートになった。
「エースつまんね。」
みんなは急に冷めた
(´・ε・`)ショボーン
57 :
NO-FUTUREさん:2005/03/28(月) 08:57:44 ID:p5h2ESv1
あーあ
58 :
NO-FUTUREさん:2005/03/28(月) 09:48:18 ID:vVj9EJSF
とつぶやき北島はゾヌを終了させた。
つまらねぇ。
北島はそうつぶやくとコンソメポテチの袋をくしゃくしゃにもみしだき
封をあけると中身を口にながしこんだ。
そろそろヒカルも飽きたな…
とポテチの味を確かめながらパンツを脱ぎつつ北島はつぶやいた
「有森優子のダンナってどうなったんだろう」
気がついたらgoogle.comに来ていた。
グーグルでイメージ検索だ。
「ブルマ」と
あぁブルマ。
少女の尻をパンティーもろともつつむ為だけに生まれた聖なる布。
北島はパンツを脱いだ下半身にじかにブルマを装着した。
昨日まで見知らぬ少女の尻を覆っていたそれで
汚らしい中年男性である自分の尻を覆う背徳感に北島は勃起した。
もう一枚のブルマを覆面状に被りブルマ越しに呼吸をしながら北島は
絶叫に近い声でアイアイをうたいだした。
「アーイアイ!アーイアイ!!おっさーるさぁんだよー!!!」歌いながら北島は放尿した。
ブルマの股間からしぶきと湯気が立ち上る様を少し離れた所で、ミーコがじっと見ていた。
ミーコ「お兄ちゃん私・・・」
「はっ」
北島はふと我に帰った。北島に妹などいない。そんな属性もない。
必死に自分の妄想を否定した。
でもミーコは迫ってくる!!
「ねえ、お兄ちゃあん・・・」
それは北島のシャブが切れ目に入った時に必ず現われる幻影と幻聴だった…
「またミーコか…」
北島はミーコを必死に頭から締め出そうとした。
しかしやっぱりミーコは迫ってくる。
北島「くっ・・・糞・・・・。もうどうにでもなりやがれ!」
またしても北島は血管に冷たい液体を流し込んでしまった
「うう…さ・さ・い・こ・う」この愚かな行為から逃げ出せず半年が無駄に過ぎようとしていた
この半年の間ずっと言い訳を考えてきた。
でもまともな言い訳なんてみつからなかった。
北島は決心した。
「もう、足を洗おう。」
そう思った瞬間ミーコは消えた。
北島はお風呂に直行し薬用石鹸ミューズで丹念に足を洗った。
シャブが決まりすぎていて痛覚のにぶった北島は
皮膚から血がにじむまで足をこすり続けた
「おっかしいなぁ・・おっかしいなぁ・・」とつぶやきながら。
ドンドンドン
玄関の扉を叩く音が鳴り響き何やら外の騒がしさに気付いた
「な、なにごとだ?」
やけにリアルだけど
シャブやったことある人いるの?
急いで服を着る北島。
その間もドアをノックする音はやまない。
「チョーキモチイイ!」
北島は気がついたら病院の診察室にいた。
服を着終わりドアに近付く北島。
ため息をつきドアを開けると。
「お前は!!!」
「どうもー!朝日新聞です!」
ここ最近しつこく来る朝日新聞の勧誘だった
その男は、大量の洗剤を持っていた。
80 :
陳:2005/03/29(火) 14:59:28 ID:???
「貴様、しつけえんだよ!!今度来たら殺すって言っただろうが!!!」
「すいません!!」
そう言って勧誘のお兄さんはそそくさと北島の家を去った。
しかし北島はあることに気付いた。
「あの男!!まさか!!」
俺のことが好きなのか?
そうヤツは変態でストーカーで有名な男だった
よく見ると新聞の第一面は相撲の記事で飾られていた
こいつは、どうやら本物の本物さんだ・・・
83 :
陳:2005/03/29(火) 15:56:35 ID:???
だが北島も変態ということにかけちゃ一流だった。
最近使ってるオナホールも自作だ。
しかし北島はホモでもバイでもない。
「どうしたものか・・・」
まあそれでもやれるならと考える北島
「明日も来てくれるかなぁ〜」
北島は彼に思いを寄せ始めた
「明日のためにドレスアップしとくかな」
北島は真新しいブリーフに片足を通しながら新聞屋のことを考えるのであった
85 :
陳:2005/03/29(火) 18:24:33 ID:???
次の朝いつも通り正午に目がさめた。
仕事はもうかれこれ一週間行ってない。
起きようと思ったがなぜか顔がカピカピになっている。
「なぜだ?」と不思議に思い顔をさわると
精子だった!!
試しに舐めてみた…「うまい」…
それは若さあふれる精子だった
87 :
陳:2005/03/29(火) 18:41:44 ID:???
北島は視線を感じた。
「貴様は・・・!!」
陳ってやつつまんねぇ
このスレも削除依頼だな
……………ヒカルです
・・・ミーコって
>>3ででてきたヒカルの飼い猫だろ?
このスレ最悪だな
削除ね
そう北島は自分が最悪であるこてに気付き始めた…
人生の削除をも考えるのであった
北島は自分自身を2chに削除依頼を出すという行動に出た
スレをとられた>1が怒って
スレを潰そうとしてるー♪
今となっては北島もただのネット依存症
2ちゃんで仕入れたネタを毎日ググるのが日課となっていた
そんなある日友人の
>>1がやってきた
「久しぶりだな北島!最近俺ネットで小説書いてんだ!」
北島に衝撃が走った!!
「しょ・しょ・小説!ネットで!?」
それにしてもこの友人はいつも唐突にものすごいことを言う。
友人「うん、小説っていってもさ…掲示板で皆で回して書くってやつなんだけど
北島は>1の妹のブルマも盗んでいた。
>1の妹は薄気味の悪いヤク中の北島を嫌っていた。
いつあっても挨拶もしない、まるで存在しないかの様に無視するのだ
そのくせ振り返ると少し離れた所で憎悪と侮蔑の入り混じった目付きで北島を睨んでいる。
北島は>1の妹をレイプしそこねた事があった。五年前だ。
まだ少6の彼女相手に北島は行為を果たせ無かった。
なぜか勃起しなかったのだ。
かわりに目茶苦茶になぶった。
かなりのトラウマを背負ったはずの彼女は数日引き篭っただけで学校に復帰した。
その彼女の強さが余計に北島の心に陰を作った。
北島は再度>1の妹をレイプする計画を練っていた。
この計画を遂行する事で自分は心の闇からはいでれる、
なぜかそうしんじこんでいた。
社会復帰のためのこれは通過儀礼なのだ。
目茶苦茶に犯して、奴隷にして飼ってやる。
俺の子供を妊娠させ、堕胎させるのだ。
妊婦になった彼女のボテ腹を蹴り上げ、バットでなぐりつける妄想に北島は勃起した。
>1は北島がまるで話をきいていない事に気付かずに
ネット小説の話をしている。
二人の後ろでウィリアムベネットの怒号が爆音で流れていた。
連投禁止
「おい!北島!人の話聴いてるのか?」
薄ら笑みをしていた北島は我に返り
「えっ?ああ、それでなんて小説だっけ?」
呆れた顔の
>>1は
「【連続】お婆ちゃんの梅干し【小説】だよ、人の話聴いてなかっただろ?」
「主人公はヒカルっていってパンクな話なんだぜ!」
北島「…」すでに聴いてなかった
時計を出してみれば、まだ8時半にしかならない。まだなかなか北島の目の醒める時刻にならないので
、好い加減な横丁を、三角山の方へ曲がった。狭い路地裏の両側は穢ない長屋で、ホルモンを焼いている店や
小さい油屋がある。物置にしてある小屋の開き戸が半分開いている為、身を横にしながらでないと通れない処さえある
北島は路地を抜け飲み屋街にでた
早朝のこの街はいまが真夜中といったところか
飲み屋街の中心にあたる通りの中程に行ったところに小さなゲームセンターがある
ゲームセンターといってもポーカーや麻雀とかばかりで怪しい連中の溜り場といったところだ
北島は店に入り店主に挨拶をした
「マスター、お早ようございます。北島です」
「頼んでいたアレ入りました?」
店主は薄ら笑みを浮かべ「おはよう、北島君、アレか、入ったよ」
「ちゃんと金もってきたか?」
北島は満面の笑みでポケットから数枚の万札を取り出した…
「・・・あれ?言ってなかったかな?
今回はちょっと厄介だったから五割増だって前回、言ったよね?
足 り な い だ よ そ れ じ ゃ 」
「・・・!?」
真っ青になる北島を見て店主は吐き気のする薄ら笑みをより濃くした。
「仕方ないなぁ北島君。その様子じゃ、
この額でさえやっとかき集めてきたってとこかな?今日はおあずけだね」
足元・・・見やがって・・・コロシテ・・・ヤ里たイ・・・
「何とかならないんですか?駄目なんすよそれないと 駄目なんスよ それないと」
「まぁ方法が無いわけじゃないよ。今、足りない分を前借して、
次に返せばいいんだよ・・・幸い、うちは良心で軽い金融業もやってるし・・・
それにそんな若くちゃ普通のとこじゃお金、借りれないだろう?どう?
御得意さんだから今決めるなら金利を少し下げてあげてもいいんだけどねぇ」
こいつを殺して人生を捨てるかこいつの奴隷になって人生を捨てるか
しきりに頭を前後に揺らす北島にはすでに選択肢は二つしかなかった
「わかりました…じゃあ今回はそれでお願いします…」
北島は苦虫を噛み潰したような顔で店主の提案を受け入れることにした
113 :
NO-FUTUREさん:2005/03/31(木) 11:25:53 ID:lSkpQfB3
おしマイケル
114 :
NO-FUTUREさん:2005/03/31(木) 14:44:50 ID:OKrsZBXh
はじマイケル
借金までして手に入れたブツは今の北島にとってなくてはならないものだ
北島は急いで自宅へ持ち帰った
北島「あ、あ、たまんねぇよ〜」
小走りになりながら思わず歓喜の声を上げてしまった
おしマイケル
はじマイケル
部屋に駆け込むや否や北島は店主から受け取った紙袋をバリバリと引き裂いた。
中から出て来たのは数枚のCD-R。
ディスクには汚い手書き文字で「ギズム東大赤門ギグ」などと書いてある。
北島は違法なブートCD-Rを複製しネットオークションで売りさばこうと目論んでいた。
そのアガリで上質のシャブを買うのだ。
勿論自分が打つ為ではない
>1の妹をシャブ漬けにする為のブツだ。
ではここで北島が入手したGISMギグについて簡単に解説しよう
80年代東京パンク・シーンを彩るギズムは、81年、東大赤門前ギグという騒然とした話題とともに登場した……
ようはここからGISMの歴史が始まった・・そんなところだ
欲しいやつはかなり欲しいって訳で中々の一品であることは確かだ
世の中にはこのようなモノに高額の金を出す奴がゴロゴロいる
例えば
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k17269485 私的には\1500ぐらいなら我慢して買ってやってもいいぐらいだが
以上・・・
もちろん地上最強の生物・横山サケヴィが黙っているわけがなかった・・・
----------------終了------------------
北島は順調にコピーディスクをオークションで売り捌いた
とりあえず原価は償却しこれから利息分を返済すれば後は純利益となる
「これからが勝負だ、そろそろ横山の邪魔も計算に入れていかないとひどい目にあうかもな」
自分に言い聞かせる北島、これまで順調に来た分慎重にならなければならない
そんなある日
「ピンポーン♪ピンポーン♪」
「どうもー!朝日新聞です!」
ここ最近しつこく来る朝日新聞の勧誘だった
部屋の扉を開けた
>>1は驚愕・戦慄した。
北島はCD-Rとブルマノの山の間で胎児のように身体をすくめ
休むことなく「ピンポーン♪ピンポーン♪」 と絶叫していたのだ。
シャブ切れの幻覚が頂点に達したのだろう。
しかし
>>1は小学生からの友人である北島がシャブ中の下着泥棒(ブルマ泥棒か?)
だとは夢にも思っていなかったので現状が把握できず戸惑っていた。
「なんだこれ!?おい北島!!どうなって・・・」
>>1の目がCD-Rにとまった。
「おいおいなんだよこれ!?スター階段@西部講堂?寿町フリーコンサート?
変態クラブライブ?・・・」
>>1はピンときた。
そして絶叫を止めぬ怪奇ピンポーン男北島を部屋に置き去りにして出て行った。
CD-Rの箱を抱えて。
部屋を飛び出した
>>1は考えた。
このCD−Rをさばくには例の所しかないだろう、と。
そして
>>1は古いマンションの一室の前にたどり着いた。
ドアの表札には「畳田」と書かれている。
>>1は勢いよくドアを開けた。
「畳田さんいますか!」
部屋の奥から野太い声がする。
「誰だ!」
「お久しぶりです、
>>1です」
>>1のCD-Rを持つ手にグッと力が入った。
「おう!
>>1じゃねーか!元気してんのか?」
そう挨拶する店主に
>>1は言った
「おひさしぶりっす佐藤さん!実はお願いがあって来たんですけど・・。」
「なんだYO俺とオメーの仲じゃねーか! まさか俺のレーベルから出してぇとか?w」
「いえ実は・・これ見てください」
「おまえこれって!」店主の声が震える。
「そうなんすよ」
>>1も声が震える。
「横山かっ!こいつは高値でいけるぞぉ」
そう言った店主の目には光るものが・・・。
第2章 店主 佐藤のHARD LIFE
佐藤にとってこれまでの半生は苦難の道のりであった。
「横山モノ」を探して世界中を駆け回った苦しみに満ちた人生。
この苦難の道は佐藤が幼少の頃、そう3歳にまでさかのぼる。
そうそれはサケビではなく横山健のブート
そう佐藤は健ヲタでもあったのだ。
佐藤は20年前に事故で父を亡くしている。
名前を佐藤サケビィといった。
佐藤にとって父サケビィは偉大な男であった。
父サケビィは死ぬ間際に謎の言葉を残した。
その言葉は「G.I.S.M」。
佐藤には言葉の意味がその時はわからなかった。
ジーアイエスエム
佐藤はその言葉の意味を探るべく
GIジョーを握りしめ夜な夜なSM倶楽部へ通った。
時を同じくしてもう一人の男が息をひきとらんとしていた。
その男、横山弁護士は息子茂久に謎の言葉を残し他界した。
「G・I・S・M」と。
数奇な運命の糸で縛られた二人。
GISMとは?
そして北島と>1は?
まて!次号!!
人気がなく連載は打ち切られていた
137 :
NO-FUTUREさん:2005/04/05(火) 12:23:49 ID:BCcD5yDU
なんでこんなに必死にこのスレをつぶそうとするんだ!?
と畳田は思った。
彼はオールマンマンというレコード屋の店員だ。
店主の佐藤に部屋をのっとられ
今は店で寝起きしている。
閉店後の仕事場の端末で2ちゃんを見るのが唯一の息抜きだ。
いやもうひとつある。
店の紅一点、マリンちゃんである。
畳田は彼女に厚意を寄せていたし行為をのぞんでいた。
佐藤の言い付け通り、例のCD-Rを黙々と焼きながら
畳田は2ちゃんをROMっていた。
と、その時である。
畳田がみていたブラウザが歪むと一瞬ブルーバックになった。
なんだ?ウィルスか?ハッキングか?
知り合いのスーパーハカーか!?
畳田は焦った。店の端末でネットしててクラッシュなんてシュガー、
いや佐藤に知れたら頃される!
しかし畳田はディスプレイに現れた佐藤以上に恐ろしい存在に悲鳴をあげた。
ディスプレイには
"DEATH TO PIGS、BOOTLEGER!
S∵K∵V"
と映し出されていた。
139 :
NO-FUTUREさん:2005/04/05(火) 17:34:25 ID:/Y7mt+nM
あだ正名はかさ茅かなさは簗や仮名やたかなやかささやなはらまあかさはやかさはなは山かなたはやかさ羽山かさ優はな那覇や傘はやかさはやなかさ谷中かや間中は坂内しやまた国屋はさかなはさ仲佐や滝に湯さ日ぬ地位かにやはさ針
サケビは一人でふらりとオールマンマンの店先に現れた。
生憎というか幸運にもというかその日佐藤は休みであった。
休みあけに出勤してきた佐藤は店に入るなりのけぞった。
畳田がいるはずのレジに畳田はいなかった。
かわりに座っていたのは…
サケビだった!!
絶句する佐藤にサケビは笑顔で「おはようございマーイケル!!」
とギャグを放った。
SAKEVIはギャグにもキレがあるね