>>454 P.S.
もう少し分かりやすくなるように記号で表してみる。頭の大きさ(A),
間隙の大きさ(E)とすると,間隙を通り抜けられるかどうかの知覚判断
と経験からの学習で次のような違いがある。
447の考え
判断:脳内に表象されたAと知覚されたEを比較する
学習:脳内にAの表象を形成する
ギブソニアンの考え
判断:E/Aが直接知覚される
学習:E/Aをpick-upするように知覚系がtuneされる
ギブソニアンは,E/Aの表象が形成されるのではなく,E/Aの情報を正確
にpick-upできるように知覚システムが調整されることが学習であると考
える。
ギブソニアンはEとAの関係性を主張しているので,ギブソニアンを論駁
するには,Eとは独立にAが表象されていることを示さなければならない
のではないだろうか?