アフォーダンス

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373名無しさん@お腹いっぱい。
>>372
囚人のジレンマは数学的にはたしかに「誤謬」であるかもしれないが、
そういう思考パターン(またはバイアス)が生態学的には機能していて、
それで残存してきてる可能性もあるね。たぶん血縁淘汰とかと
関係のある現象だな。

で、もっと基本的なこととして、それが「脳の誤った解釈」で
あるなら、脳がもっと進化すれば誤りが正される場合もあり得るよね。
そうなったら、環境のリアリティと脳のリアリティを区別する
必要はなくなるし、そもそも環境と連動しない脳のほうが
(君が考えているタイプのような脳の方が)劣っている、
ということにはならんか?

脳が環境とは独立に行動をドライブしていると言いたいなら、
そんな「誤謬」の例ではなく、環境に依存しない、環境に一致しない
脳の働きの方が「正しい」、あるいは適応的であるような
事例を挙げた方がいいな。

あと、スキナーに続いた研究者の功績で、スキナー理論に
大脳生理学がおさまるとしたら、それは元の理論の時代を越えた
正しさを証明している、と考えるのが普通だよ。
ダーウイン進化論も分子遺伝学の発達で補完されたけど、
それをもってダーウインは狂っていたが分子遺伝学者が
努力したのだ、というか?
(わからない。生物学者の中にはそれに近いこと言う人が
いるよね、笑)

これから出張なのでレスが減るけど、がんばってね。