1 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
01/08/28 20:19 ID:ElrxmKD. 精神分裂病の病因は、最新の精神医学ではどこまで 明らかにされているのでしょう。 やはり成果の乏しさは百年前と変わってないのでしょうか? 精神科医限定でお願いします。 分裂病といういい方は、実際には複数の病気の集合をよくわからない ので、まとめて言っているにすぎないというのは、本当ですか? 要するに「きちがい」と言うのと大差ないというのは。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/08/28 20:23 ID:zawEdmuQ
板違い。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい :01/08/28 20:46 ID:WdP/BL1A
>>1 心理学板でスレを立てながら、精神科医限定という質問の仕方じたい
がすでに...
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/08/29 21:50 ID:ARmi1U6k
通常スレッドだと、精神科医だけどってわざわざ 書くやついっぱいいるのに、いざとなると逃げ腰だね。 2ちゃんねるには、「その程度の精神科医」しかいないのね。 患者なんか診るんじゃねぇ!
5 :
これのことか :01/08/29 21:55 ID:RuAbg7JA
「人格を否定するような響きを持つ『精神分裂病』という名称を変えて欲しい」−−。 精神障害者の家族からの要望をきっかけに、精神科医らでつくる日本精神神経学会 (理事長=佐藤光源・東北福祉大大学院教授)が、取り組みを始めた。学会内の委員会が 「社会的にも医学的にもこの名称は不適切だ」として新たな病名案を三つに絞り、 会員に意見を求めている。秋には有識者や一般の人たちを対象に公聴会も開く。 来年8月には、「心の病に対する差別・偏見の解消」を活動の柱のひとつに している世界精神医学会の12回大会が横浜市で開かれる。日本精神神経学会は 病名変更を「脱・偏見」活動の一環と位置づけ、来年の大会までに新病名を正式に決定したい考えだ。 新たな呼び方の案は、(1)原語(ラテン語)の読みをカタカナ表記した「スキゾフレニア」 (2)疾病の概念と診断の確立に功績のあった人名にちなんだ「クレペリン・ブロイラー症候群」 (3)原語を翻訳し直した「統合失調症(統合失調反応)」の三つ。学会内に設けられた「呼称変更委員会」が提案している。
7 :
通りがかりの者 :01/08/30 14:47 ID:pdGBJtEM
「きちがい」がいいんじゃないですか。 木村敏も、それほど悪い言葉じゃない、って言ってたし。 とりわけ専門家でもない人が分裂病って医学用語しか 使うべきでないというのは、かなりの日常世界からの排除。
8 :
クロねこ :01/08/30 14:56 ID:GhiHUQtY
精神病の定義っていったいどこから?境界線とかないから判定が難しいと思う。精神病っぽくすれば、健常者でもそう見られるし・・・
木村敏は度胸がある!! 一般人の精神系の呼び名は全部「心の風邪」!!
10 :
精神科医 :01/08/30 17:28 ID:eSeKJjiU
気と血が違う。つまり気血がいとなるんだよ。 気と血は漢方医学では、気体性の要素と液体性の要素のこと。 現代医学は液体性のみを扱って、気体性を扱わない。 漢方医学は300年進んでいるよ。 インターネット医科大学に漢方科が出来た。 期待している。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/08/30 18:38 ID:rsu.nb/o
>8 正規分布の裾の方に存在する人達と精神科の講義で習いました。
12 :
SE7EN :01/08/31 20:53 ID:KQd5mkz.
精神分裂病はほんのちょっとだけ聞いたことがある。 「過去に矛盾した要求を突きつけられ、両方とも実現させようとして、にっちもさっちもいかなくなる」 「矛盾した要求」 例えば、「学校へ行け」「学校へ行くな」。 この二つをほぼ同時に聞かされ、どっちに従えばいいのか解らなくなる。 ここまでなら日常からあるのですが、問題なのは、この矛盾した行動を「両方ともやろう」としてしまうところにある。 こんな経験と関係あるらしい。 こういう感じのことを何かで言っていました。 自分でもよく分かっていない。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/08/31 21:03 ID:jt9j.yFw
わかります。 異性愛と同性愛の葛藤や職業決定の段階で分裂病になりそうです。 社会的軋轢がああああああぁぁぁぁああ あ ああ
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/08/31 21:59 ID:UACKihgI
弱虫の精神科医しかいないから、分裂病の人も書き込んでいいよ。
教えてあげ
その名もごんぞう見参!! 精神分裂病の原因は具体的で明確な形ではわかっていないんだよね。 ただ100人に一人程度の確率で発病(どんな母集団でも)するため、 このごんぞうの活躍が待たれているってことです。 うーん、根本的な原因究明や根本的治療って見つからないんじゃないかね。 生まれてきた人すべてが幸福になるわけじゃないし、幸福になれなかった人 すべてがその事実に耐えられるわけじゃないし、・・・。 多くの人が生きているって言う事実がすなわち分裂病と共にあるんだよね。
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/09 20:15
>>12 それはベイトソンの二重拘束理論ですわな、多分。ベイトソンの二重拘束理論
ていうのは、一時、分裂病の家族研究によく使われましたけど、今は、分裂病の
原因を説明するよりは、家族療法の方法論に使われてるみたいですわ。治療的
ダブル・バインドていうやつですな。
分裂病の原因、ていうのは、色んな人が色んなこと、言うてはりますな。全然的
外れやな、ていうのから、60%くらいまで当たっとるかも、というのまであります
けど、100%当たっとるいうのはまだないみたいですわ。
今のところ、精神科医は、分裂病が一つの原因から来てるとは思てしまへん
やろな。色んな要因がようけ重なった時に、分裂病が出てくるんと違うかと思い
ますわ。まともな精神科医は、なんで分裂病になったんやてしつこう突き詰め
ませんわ。どないしたら良うなるかが一番ですわ。
なんにせよおこったことはおこってしまったこととしてきちんと認識しなくては。 認識される以前に複数の主観に自動的に形成される共同主観に惑わされずに厳密に自身の判断能力に信頼をおけ。 フィルターをかけることは確かに必要。 だけどそれ以前の客観的(この言葉すきじゃないけど)な事実を正確に認識するのはもっと重要。 と言うか捉えようとする能力(生まれついての資質だ。)の問題だ。(努力じゃないよ。これをしちゃうのが一番の問題。) 自分の都合のいいようにうまく歪曲していくことは確かに重要かも知れない。 (意識して自覚的にやるかどうかは別としてね。) だけどこれとそれとは話は別。 純粋に科学的な問題なんだよ。 結局は合理性が勝利する。
環境の為せるわざさ。 環境がここまで追い込んだんだ。 この考えって合理的だろ? 快楽阻害因子を徹底的に排除しなくては... リビドーの過剰供給が主な原因。 おれも今ちょっと過剰ぎみなんだけど。 合理性うんぬんなんてことは関係ない。 だって人間存在そのものが不条理なんだから。 ようは精神的統合に向かおうとする意志があるかないかってことだね。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい :01/09/09 21:54
分裂病に遺伝が相当に関与していることは疑いがない。 19はおそらく分裂病を治療したことがないでしょう。 ベイトソンはもう古い。
脳の器質障害。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/09 22:45
分裂病の原因を突きとめるのは、なんか悪者捜しに似てますな。「あいつが一番 悪い。あいつさえおれへんだら、こんなことにならんかった!」というわけですわ。 せやけど、そいつ一人だけが悪いわけと違いますやろ。悪いやつはイッパイおり まっせ。ベネデッティ(重症分裂病患者の精神分析的治療で有名な人)もマンフレッド・ ブロイラーのおっちゃんも遺伝と環境の両方やて言うてはりましたからな。誰かて えらい悪者(強い環境因)がようけ来たら、発病せんとも限りまへんで。
23 :
その他の原因 :01/09/09 23:56
精神分裂病の原因の1つは、睡眠不足、不眠が続いたりすると、 精神分裂病と同じ症状がでる。ディスクジョッキーが寝ないマラソン っていうので実験したら、分裂病になったと言う事と、自分も 分裂病になったけど、正しい睡眠取ったら直ったから
原初的な防衛機制だよ。 誰だって駆使してる操作だ。 だけど何が分裂気質と分裂を区分けるか? それは脳の構造の固体差なんだよ。 そこに環境因が働くっていうのがコレクトなんじゃないかな。
>>24 脳みその固さには個人差があるってことですか?
>>24 correctとcolectがあります。
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/10 21:14
age
精神科医の間では、昔から「ウイルス説」が根強くあることも 挙げておきましょうか。ただし感染時期は出生前だろうね。 理由としては、(1)患者は冬季出生者に有意に多い (2)妊娠時に母親がインフルエンザに罹ったケースが 有意に多い、といったところか。 ただし、これは数多くある仮説の中の一つだからね。 定説だなんて思ったらダメよ。
えっ?知らないの?多因子遺伝疾患だろ。知らないの?ここにはモリキュラーバイオロジーできるやついないんだな。バカばっか。
アフォーダンススレの164です。
>>28 >ただし感染時期は出生前だろうね。
>理由としては、(1)患者は冬季出生者に有意に多い
>(2)妊娠時に母親がインフルエンザに罹ったケースが
>有意に多い
これをそのまま原因と結びつける気はないが、興味深い所見のひとつ
ですね。
>>29 私の本来の専門はこっちだったりする。が、最近は少し遠ざかっているので
いろいろ教えてください。
最近の抗うつ薬の進歩に刺激を受けてか、抗精神病薬の研究も華やかに
なったね。従来の黒質-線条体系のドーパミン作動性神経過剰活動仮説
から最近は前頭葉に投射するA10神経の重要性、ドーパミンD2、D4受容体
との関連性、その脳内分布に関する話は知ってますが、現在の動向はどう
なっていますか?
ただ、この流れもあくまで数ある仮説のうちのひとつと私は認識しています。
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/11 02:13
28>> 感染時期は出生後という説もありますな。確かトリーの説ではなかったかと (手元に本がありまへん。間違うてたらすんまへん)。破瓜型分裂病が西洋型文明 社会に多いという、マーフィの説を引いてはりました。それは、人口密集地で 出生後一定時期(例えば分裂妄想体勢の時期)にウイルス感染するていうわけですわ。 ポリオウイルスの例を引いて、一定の年齢に罹患した場合にだけ発症すると 考えるのか、それとも突発性発疹みたいに一定年齢にだけ罹患する特徴があると 考えるのか。どっちでしたかな。よう覚えてませんわ。 うろ覚えなんで、間違うてたら、教えてくだされ。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/11 17:59
ウイルス説ですか、もっともらしいというか インチキ臭いというか。 分裂病の発症率は100人に1人だそうですが、 精神科医の場合だけ10人に1人だそうですね。 これはもう有意なんてもんじゃない。 遺伝なんでしょうか?病院で患者から感染するんでしょうか?
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/11 18:10
そりゃあもともと分裂病質の奴が精神科医になるんだよ. 医学部で精神医学教室選ぶ奴の発症率から調べた方がいいな.
何番と何番かの染色体の転座だったか?
>>31 手元にある「ふたごが語る精神病のルーツ」というフラー先生の
著作では、27歳時にインフルエンザ様の症状を呈したのちに
分裂病を発病した例など出生後のウイルス感染による発病とも
解釈できるケースが数件記載されています。
ウイルス説が正しいなら、出生後の感染による分裂病の発症も
ありえるかもしれませんね。
なおフラー先生の立場は「分裂病に対する力動的解釈に反対し、
その生物学的根拠を示す」というものなので、ウイルス説に
対しては正面切って反対しているわけではありませんが、しかし
かといって強く肩入れしているというわけでもありません。
「ウイルス説を否定できないくらい生物学的根拠のある疾患である」
というのがフラー先生の主張と思われます。
>>30 こんにちわ、164さん。
アフォーダンスもりあがってましたね。
それはいいとして、私は臨床医なので研究には疎いのですが、
少なくとも臨床場面ではこのところ急速にMARTA
(Multi Active Receptor
Targeted Agent)というジャンルの
抗精神病薬が使われるようになっています。これは何かと
いいますと、従来型の抗精神病薬はD2受容体遮断を
主要目的として使われていたのに対して、こちらのほうは
例えば代表的なMARTAであるオランザピンをみますと、
D2のみならず5−HT2や5−HT6,H1,α1、
ムスカリン受容体など複数の受容体に対して遮断作用を
あらわすようになっています。
さまざまな治験によりMARTAのほうが
従来型の抗精神病薬よりも治療効果が高いことが示されて
いますので、ドーパミン仮説だけでは間に合わなくなって
きているのが現状だと思われます。
>>36 はい、MARTAもオランザピンも存じております。数年前でしたか、クロザピンが
有効という論文を読みましたが、例の副作用のため日本では認可が下りなかった。
オランザピンはクロザピンの改良型の薬剤と認識しております。
ただ、脳内の神経伝達物質やその受容体で分裂病を説明しようとする立場も私は
ひとつの仮説のうちにすぎないと見なしております。たしかに脳内神経伝達物質を
操作した動物モデルがあり、患者の血中にも過剰に産生された神経伝達物質の
代謝産物(HVAや5-HTPなどですね)が検出されており、精神科医の目から見て
抗精神病薬は有効らしい。しかし、それでもなお、私は脳内伝達物質系の異常と
分裂病症状のとの間の一対一の因果関係を密かに(つまり公式の場では表明しないが)
疑っております。
どうも分裂病には運動系の障害が混じっているような気がしてならない。それと
物質の異常と、妄想といった異常な思考との間にはまだ大変なギャップがある。
幻聴のような異常感覚に関しては、LSDが鮮明な幻視を急性に引き起こすことから
物質が関与するとする立場(LSDではセロトニン系やメラトニン系の関与が考えられて
いるらしい)はまだ受け入れやすいものの、幻視が生じる機序が解明されているわけ
ではない。
アフォーダンススレでも感じたのですが、分裂病に対する公式見解 ではなく、私は本音が聞きたい。
私は基礎研究者ですが。脳の時代はやや古くて、もういきづまりを感じています。今ゲノム科学や分子生物学からのアプローチに期待されております!
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/12 11:18
おもろいスレになってきましたなァ。勉強になるわ、ホンマ。 37>>ドーパミン遮断薬が幻覚や妄想に効果があるのは間違いありませんけど、 クスリを使って効果が出るまでに1〜2週間の遅れがあるし、いつも効果があるわけ ではないし、効果も一定しませんな。これは間に幾つかのステップを挟んどるか あるいは、中核のプロセスの単なるmodefierなんでしょうな。 アルコールなんかはほろ酔い気分になることもあるけど、悪酔いすることもあり ますな。抗精神病薬も、きちんと服薬状況をセッティングせんと、悪酔いして、 副作用ばっかしでることがありますな。 幻覚や妄想のホンマに中核のプロセスてどんなもんでしょうか。誰か知ってる ひとがいてはったら、教えてくだされ。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/12 16:50
ここには、ゲノムに注目しておる人はおれないのか?双生児法とかでもいいのですがね 岡崎祐士先生みたいな人募集!
>>39 ,41
神経伝達物質の代謝異常は当然、ゲノムの異常を想定している。神経生化学的
研究、分子遺伝学的研究、双生児研究はどちらが古いということではなく、互いに
相補的なんですよ。
>>40 たしかに基礎研究における薬物の効果というのは急性効果をみていることが多い。
しかし臨床の現場では慢性投与して初めて効果が現れる、この原因はたしかに不明。
薬物動態(この場合は薬物の蓄積)を考慮するにしても、ね。
それと分裂病においても私が注目している陰性症状のひとつは自発性(笑)の低下。
分裂病患者は未治療患者においても前頭葉が萎縮している。その症状は事故で
前頭葉に損傷を受けた患者に類似していると感じる。
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/12 19:41
なんで精神科医に分裂病発症が多いか教えてくれ。 彼らもやはりレセプターの異常なのか。ウイルスなのか。 遺伝なのか。こころの悩みなのか。全部なのか。 それから何の疑問もなく分裂病として一括に論じてるが、 それぞれの型は同一の病気と考えていいか。狭義として 破瓜型だけを言ってるのか。
>>43 もちろん分裂病は破瓜型、単純型、妄想型、緊張病型に分類されて
いるのは知っている。そして緊張病型が運動障害の症状を最も強く
示す病型であることも知っている。しかし、その前に、分裂病は
これらの病型に分類されてはいるが共通の基盤を有する単一の疾患と
とらえるより、症候群とみるべきではないかとする見方もある。
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/12 21:01
だから、 あなたが論じてる「分裂病」は、どれのこと? 全部に当てはまるの?
>>45 共通の基盤について言っているんじゃないの?普通
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/12 22:17
文章がへたなんだよ。44 たぶん思考が未整理なんだ。ひょっとして。。。あんたも。。
>>47 文章下手だって? あれでも一応、推敲したんだぜ。あれ以上うまい
表現が見当たらなかったんだが。
<分裂病はこれらの病型に分類された、共通の基盤を有する単一の疾患
ではなく、分裂病症候群とみなすべきではないか。>
これでどうだ?
>ゲノムに注目しておる人はおれないのか?双生児法とかでもいいのですがね 私のネタ本、E・フラー・トリー著「ふたごが語る精神病のルーツ」には 今までの一卵性双生児研究のまとめがのっています。それによると、 「かたほうが分裂病を発症した一卵性双生児の組の中で、もう一方が 同様に分裂病を発症する割合は、多く見積もって40%」とのことです。 なお、これがハンチントン舞踏病(遺伝に基づく疾患であることがはっきりと わかっています)の場合、発症年齢まで生存した場合は、一卵性双生児の かたほうが発症した場合、もう一方が発症する確率は100%です。 つまり分裂病には遺伝の関与はもちろんあるけれど、それが100% の原因とはならない、ということですね。 >神経伝達物質の代謝異常は当然、ゲノムの異常を想定している ゲノムの異常ももちろん想定されていますが、その他の原因も やはり仮説としてではありますが、いくつか想定されています。 なお分裂病の生物学な脆弱性がもしも遺伝的なものだけだとすると、 生物学的根拠も40%程度ということになりますが、臨床の 実感として、これは低すぎる数値に私には思えます。 遺伝以外によって生じる生物学的な影響をもたらす要因としては 先に述べたウイルス説の他に、胎内での栄養不良や出生時低酸素脳症などが あげられます。また分裂病患者には微細な身体的異常(minor physical anomaly)が有意に多いという報告があり、 これは妊娠初期におけるなんらかの異常があった可能性も示します。 ゲノムは確かに大きな要因だと思います。しかしジェノタイプが フェノタイプとしてあらわれる過程には不明な点がまだまだ多い。 人間のDNAが全て解析された暁には、人間に関する全てがわかる、 なんて考えている人は、やっぱりあんまり多くないんじゃないでしょうか。 ><分裂病はこれらの病型に分類された、共通の基盤を有する単一の疾患 ではなく、分裂病症候群とみなすべきではないか。> 同感です。
>>49 >「かたほうが分裂病を発症した一卵性双生児の組の中で、もう一方が
>同様に分裂病を発症する割合は、多く見積もって40%」とのことです。
これは二卵性双生児で片方が発病した場合との比較や、一般集団における
発病率との比較で言ってくれないとほとんど意味がありません。
それから出生時低酸素脳症のような非特異的な原因による損傷では
分裂病に限らず、さまざまな疾患を引き起こす可能性がある。その所見は
分裂病は身体(脳)に基盤のある器質性疾患である、ということしか
言ってませんね。
話変わって、常同運動の原因は今はどのように考えられていますか?
小脳の異常という説があるらしいのですが、それが否定された文献も
最近発表されましたね。
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/13 15:47
164 >共通の基盤について言っているんじゃないの?普通 >共通の基盤を有する単一の疾患ではなく、分裂病症候群と >みなすべきではないか。 共通の基盤を有するとあなたは思っているのか思ってないのか どっちだ。 病因論において包括的に論じたら、それは単一の疾病とみなして いるということではないか。「共通の基盤」という言葉をあいまいに 症状の共通性として使うなら、それは記述学でしかない。
>>51 うむ。一応、薬理学的な証拠から見ると、ドーパミン系を主とする神経系の
過剰活動が分裂病の共通の基盤なのだろう。ただし、ドーパミン系のみをとって
みてもA10から前頭葉に投射する経路(報償系か?)、黒質-線条体系(運動系としての
錐体外路)、脳下垂体(プロラクチン産生を制御)の主に三カ所に分布しており、
これらのうちどの経路が過剰に活動しているか、どの経路の投射を受ける受容体の
親和性または感受性が亢進しているか、または数が変動しているか、あるいは過剰
活動のバランスによってさまざまな症状が出現しうる。というわけで症候群とみる
ことができる。同じことがセロトニン系についても言える。さらに、これらアミン系の
神経伝達物質の経路では分類できない脳領域(小脳など)の異常も大なり小なり関与して
いる、という気がする。
ロックフェラー医科大学のテッド博士が昨夜、16番と5番のテロメアのミユーテーションが原因と発表いたしました。
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/13 19:51
>これは二卵性双生児で片方が発病した場合との比較や・・・
了解。
カプラン・サドックの教科書(Synopsis of Psychiatry:1994)では
population---prevalence
General population---1.0%
Nontwin sibling of a schizophrenic patient---8.0%
Dizygotic twin of a schizophrenic patient---12.0%
です。
>それから出生時低酸素脳症のような非特異的な原因による損傷では
神経伝達物質の異常は、必ずしも遺伝子異常によるものとは限らず、
非特異的な原因による器質的障害によっても生じうる可能性がある、
ということです。
>>53 ソースは確認していないけど、もし事実としても、
「16番と5番のテロメアのミユーテーションが原因と推測される
分裂病もある」程度のことだと思われ。
全ての分裂病の原因であるとは到底思えん。
>なんで精神科医に分裂病発症が多いか教えてくれ。
あなたは素人クンだね。
精神科医に多いのは分裂病じゃなくて人格障害だってば。
特に多いのが、
(1)回避性人格障害 (301.82)
難しそうな患者が回ってくると、あれこれと理由をつけて
主治医になることを断る。
(2)自己愛性人格障害 (301.81)
自分は特別と考え、尊大かつ傲慢、注目されたがり、常に
周囲の賞賛を求める。
(3)演技性人格障害(301.50)
普段はまともで親切な医者のふりをしているが、ネットに接続するやいなや
本性をあらわし、2ちゃんねるで素人を煽り罵倒し冷笑する。しかもその都度
コテハンを変える。
私には全部あてはまるから、すばらしいcomorbidityだね。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/14 00:27
57 :
酒鬼薔薇遊斗 :01/09/14 14:04
僕は幼女、動物、植物。人間、動くもの、を殺すのが愉快で愉快でたまらない、 鈍感な警察諸君、僕をつかまえてみたまえ。 ぼくは人の死がみたくてみたくてしょうがない、 もう2度と女性では逝けないだろう、死体の人間、死体の動物が逝きやすいよ おれは世界で1番つよい人間である おれはIQ200である ぼくは世界で1番金持ちである ぼくは世界で1番かっこいい顔である。
58 :
酒鬼薔薇遊斗 :01/09/14 14:07
名前:酒鬼薔薇遊斗 :01/09/14 14:04 僕は幼女、動物、植物。人間、動くもの、を殺すのが愉快で愉快でたまらない、 鈍感な警察諸君、僕をつかまえてみたまえ。 ぼくは人の死がみたくてみたくてしょうがない、 もう2度と女性では逝けないだろう、死体の人間、死体の動物が逝きやすいよ おれは世界で1番つよい人間である おれはIQ200である ぼくは世界で1番金持ちである ぼくは世界で1番かっこいい顔である。 学校には呪いをあたえようじゃないか、学校の生徒1人残らず、 爆弾で殺して見せようじゃないか、はははあははははあははあ ぼくは闇で1番強い 闇世界で億万長者だよ、 男子中学生= ちんぼナイフで切り落とし、それを校門に並べる。 女子中学生= 犯して最後に飼育する、なつかせる、人間は動物と一緒だよね
幼女を殺そう、そして、その幼女の体を食べよう。 ヒヒヒヒヒ 学校殺死の僕 みんなは死ぬ 俺に呪われ殺される
弁護士さえ自分の業績に傷がつかないように見放したタクマーを救えるのは<<57-<<59しかいない!!
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/14 18:59
>精神科医に多いのは分裂病じゃなくて人格障害だってば。 現実否認じゃないのか。 人格障害はもちろん多いだろうが、 (「かしこい人の方法」みたいな本ばかり書いてる和田とか。 あいつ最近めがね止めたな。いよいよ勘違いしてるぞ。 厚かましい芸名つけてる地味な女、香山リカとか) ただしそれは別問題だ。 精神科医に分裂病発症は多いと聞いている。 うそだというのか。それこそ得意の統計見せろ。 なんとなく、医者はそういう統計作らない気がするけど。 >(1)回避性人格障害 (301.82) > 難しそうな患者が回ってくると、あれこれと理由をつけて >主治医になることを断る。 手に負えそうもないやつを引き受ける方が問題じゃないのか。 >(2)自己愛性人格障害 (301.81) > 自分は特別と考え、尊大かつ傲慢、注目されたがり、常に >周囲の賞賛を求める。 和田のこと言ってんのか。 尊大というのは、町沢のことか。 >(3)演技性人格障害(301.50) > 普段はまともで親切な医者のふりをしているが、ネットに接続するやいなや >本性をあらわし、2ちゃんねるで素人を煽り罵倒し冷笑する。しかもその都度 >コテハンを変える。 筑波のちびおやじ、小田晋のことか。 素人に背広が趣味悪いと言われて、逆上してたな。 けど、普段は冷酷な精神科医だが、テレビに出ると物わかりのいい医者を 演じるやつの方が多そうだな。 > 私には全部あてはまるから、すばらしいcomorbidityだね。 英語使うな。 精神科医に分裂病が多いのは、やはり事実と思われ。 遺伝なのだろうか。ウイルスなのだろうか。心がけが悪いのか。 分裂病詐病説 なぜ精神病患者は重篤な身体的疾病が起こると 一時的にまともになるのか。そう聞く。おかしいじゃないか。
常動反復や常語反復になぜか興味を引かれるな。 あと昔のフィルムに出てくるみたいな 固まってぴくりとも動かなくなっちゃう緊張性の症例って最近はどうなの? やはり減ってきてるのかしらん?
>>62 うむ。仰向けに寝て首だけを持ち上げるのは正常人では1分ももたない
くらい筋肉の緊張を強いられる姿勢なのだが、これを分裂病患者は
医師がやめろと言うまで平気で続けられるらしい。それから言葉の
反復は分からないが、常同行動などを考えると、随意筋を動かす
能力の異常も分裂病のひとつの症状のように思えるよね。
>>62 ソースを明示できないのが残念ですが、分裂病患者の症状に
みられる常同行為や常語反復は、強迫神経症と類似の脳の
機能異常と関係あるのではないかとも言われています。
(なお強迫神経症は多分に生物学的な原因を有する疾患である
という見方が最近は大勢ですね。フロイトは遠くなりにけり。
OCDかと思ってみていたら典型的な分裂病となって発症した、
というケースを精神科医なら誰しも経験あるはずです)
>固まってぴくりとも・・・
緊張病性昏迷のことですね。
おっしゃるとおり減少しています。
全体的に見ると分裂病の症状自体が軽症化してきています。
>>61 精神科医の間では「人格障害!」というのはごく普通に使われる
罵倒用語です。一方、いやな相手のことを「分裂病!」と非難する
ことはまずありません。
大多数の精神科医にとって、人格障害とはあまたいるただ単に
迷惑な人々をまとめて呼ぶ時の名称にすぎません。
一方で分裂病の患者さんというのは、「想像を絶するような
苦しみに耐えつつも気丈に頑張り続けるヒロイックな存在」
なのですよ。多くのまともな精神科医にとっては。
私は分裂病の患者さんの前に出ると己の卑小さを恥じざるを
えないほどの畏怖を感じることがあります。
また人格障害の持ち主は分裂病の患者さんと交流することによって
稀ながら回復することもあるのですよ。
多くの精神科医はそれゆえに精神科医になるのだったりして。
分裂病に耐えている人は偉大ですが、人格障害は卑小です。
あなたは「精神科医には分裂病の発症が多い」とおっしゃるが、
それは精神科医というものを必要以上にヨイショしていることに
なるわけなんですねこれが。
そうそう。アポモルフィンという薬物があって、これはモルヒネの 誘導体なのだが、ヒトでは鎮痛作用よりむしろ強い催吐作用を示す。 その作用機序はドーパミン受容体の刺激とされており、これをラットに 投与するとケージをなめたりかじったりという常同行動を示すんだよ。 この行動を抑制できるかどうかが抗精神病薬の有効性のひとつの指標と されている。
>>64 > 一方で分裂病の患者さんというのは、「想像を絶するような
>苦しみに耐えつつも気丈に頑張り続けるヒロイックな存在」
>なのですよ。多くのまともな精神科医にとっては。
> 私は分裂病の患者さんの前に出ると己の卑小さを恥じざるを
>えないほどの畏怖を感じることがあります。
なるほどねー。名前を忘れたが、黒田清輝にも認められたと
言われる日本人洋画家がおり、晩年には単純な円や図形のみで描く
作風に到達し、仙人のような生活を送ったといわれているけれど、
この人が若い頃に画家として評価されていなければ分裂病患者と
見なされていたかも知れない、と思うことがある。
>>63 その症状はカタレプシーですね。
運動系の関連については、「分裂病を発症した患者さんたちには、
幼少時よりどこか行動がぎこちない人が多い」という、まあかなり漠然とした
ものではあるんですが、こうした報告は昔からありました。
でも標準化された統計学的手法による研究はなかったと思います。
カタレプシーや緊張病性昏迷のただ中における運動機能異常が脳の
どの部位における異常であるかという問いに対しては、もしもその際に
PETやSPECTを使った検査がなされているならば、参考にはなるはず。
各種文献を検索すれば見つかるやもしれません。
残念ながら私は知らないのですが・・・。
>>65 画家というのは、「もしも才能があると仮定した場合の
話であるが、分裂病患者にとってはもっとも社会復帰しやすい
職業である」という話を、私は私の師匠から聞いたことがあります。
>>67 ああ、カタレプシー。これ、ややこしいんですけど、ラットに分裂病
治療薬の抗精神病薬を投与するとこの症状が現れるんですが(笑
同じものを見ているんでしょうかね。
手持ちの辞書(マグローヒル科学用語辞典)によると、
>他から与えられたままの姿勢を続ける不動状態.人間ではヒステリーや
>精神分裂病的反応,動物では器官の神経系統の疾病を伴ったときに
>みられる.
となってますけど。
>>70 これねぇ、写真だけではなかなか分からないですけど、意外と判定難しいん
ですよ。よく馴れたマウスやラットなら指に捕まったままじっとしているし、
鉄棒懸垂でも頭をなでなでしてからそっと置いてやると30秒くらい軽くクリア
しますって。
薬理学講座の実習で使うマウスってのはいろんな学生にいじくられ ますから、かえって馴れてないんですよね。だから変なさわり方を するとかぶられるかも知れません。しかし、実際に研究する段になる と、同じ実験者が同じマウスを何度もいじることになるわけです。 そしたら動物の方も実験者に馴れてきて、ケージに手を入れるだけで マウスが自分からこちらの手に乗ってきて、指をなめたりするように なります。 一通り実験が終わるとそんなマウスの首を切断して殺すのです。
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/15 15:37
僕は、想像力と記号によって組織された世界を解体するために 時々意識的に「あらゆる感覚の長い限りない合理的な乱用」を行う。 統御できなくなれば、分裂症と紙一重の行為かもしれない。
>>73 >統御できなくなれば
その基準と境界線が曖昧だね。
なんか最近のOCDの解説等見てると 昔でいう強迫(Obsession)症状と恐怖症(Phobia)が ごっちゃにされちゃってるような気がするんだけど。 それもあげられてる症例は昔でいうとほとんど恐怖症と言ってたものに近いと思う。 強迫症状って言うのは今でもフロイトの言うところのシェルショック等 外因性の心傷によっても起こりうると見てるんだけど そこらへんもっと厳密にデータ分析すべきなんじゃないかな。
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/15 17:44
生死にかかわるような病気になると、 分裂病患者が一時的に正常になることがある、 というのは本当なのか?
>>75 >昔でいう強迫(Obsession)症状と恐怖症(Phobia)が
>ごっちゃにされちゃってる
最近の解説はたいていDSM IVに基づいているんじゃないかな。で、DSM IVの下では
obsessionとphobiaを区別する意味がないんじゃないの?
>>76 ざっと見た感じ、抗うつ薬のセロトニン再取り込み阻害薬SSRIが効くみたいですね。
大脳前頭部または眼窩回と大脳基底核群のコミュニケーションの障害ですか。
アフォーダンススレでも述べた、オペラントの自発または刺激のない 環境で自ら随意筋を動かすこととして定義される私の「自発性」の 概念は、実はこの辺りの知見に基づいているんです。 脳は中心溝を境にして前方が運動皮質、後方が感覚皮質に大きく 分かれており、運動皮質のさらに前方向に実行機能を司る領域がある。 そして、実行機能を司る領域に端を発するなにかが運動皮質を駆動して 運動を起こさせ、その運動の結果を感覚皮質でモニターしている、という のが行動の基本構造で、それが慣れた行動になるに従って下位構造の 基底核群などの錐体外路系に処理を任せるようになる、といった感じです。
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/15 22:48
躁鬱板ってどこ?
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/16 13:47
>>69 同じだと思います。以下は西丸四方先生の古典的教科書「精神医学入門」
からの抜粋です。
「患者はじっと座っている。腕を持ち上げてやって放すと、いつまでも
上げたままであり、首を片方に曲げてやると曲がったままになっていて、
まるで蝋細工のようである」(p113より)
それゆえカタレプシーのことを「蝋屈」ともいいます。
ただ分裂病の患者さんの場合、カタレプシーは症状の一つであり、
抗精神病薬の副作用ではありません。
しかし、抗うつ薬を分裂病の患者さんが内服した場合、
緊張病性昏迷の他にこのカタレプシーが生じることがあります。
私のかつての同僚は強迫神経症と診断した患者さんに
三環系抗うつ薬であるクロミプラミンを処方したところ、ほどなく
昏迷状態になってしまたことがありました。
その際にはカタレプシーも出現していました。
あわててクロミプラミンを中止し、抗精神病薬を開始したところ、
徐々に改善し、強迫症状もとれてめでたく寛解となりましたが、
つまりはこの強迫症状は分裂病の一症状だったわけです。
なおクロミプラミンはセロトニン系への作用が大きいといわれている
薬で、SSRIの登場以前にはよくOCDの治療に使われていました。
クロミプラミンに限らず抗うつ薬は一般的に分裂病の症状を悪化させる
可能性を持つもの、と精神科医の間では認識されております。
ちなみに81は私です。名前忘れました。
>>75 >>78 DSM−WではOCDとphobiaは分かれています。ただ
どちらも不安障害の中に分類されていますので、混同されることも
多いのでしょう。
OCDというのは軽症例と重症例との差異が極端に大きい疾患で、
「家の戸締まりが気になる」「ガスの元栓が気になる」
「処方箋の薬品名や薬量が気になる」といった誰にでも多少は
あるものから、例えばハワード・ヒューズのように普通の生活が
全くできなくなるケースまであり、こちらも分裂病と同様
一つの病因論では説明しきれない「症候群」なのかも
しれません。
なお、かつてのロボトミーの適応には分裂病の他に
このOCDにもあり、英国では分裂病へのロボトミーが
行われなくなった後も、重症のOCDへは施行が認められて
いた時期もありました。
>生死にかかわるような病気になると、 分裂病患者が一時的に正常になることがある、 というのは本当なのか? 完全に正常になるというわけではありませんが、重篤な 身体病に罹患したさいに精神症状が一時的に軽減する 患者さんもいるという事実は昔から経験的に知られて いました。またそれを敷衍して、身体的な危篤状態に意図的に 陥れることを手段とした治療法も研究され、実施されていました (マラリア療法やインスリン・ショック療法など)。 具体例もよく経験します。 精神科病棟にいるときは幻覚妄想に悩まされて大声を 出したりしていたような患者さんが、例えば癌に罹患するなどして 一般病棟に移ることになったとします。精神科のスタッフは、 「一般病棟で大声を出して迷惑がられないだろうか」と心配 したりするのですが、案外すんなりと一般病棟に適応し、 大声を出すこともなくなったりします。 しかし、念のため言い添えておきますが、こうした 場合でも完全に精神症状がとれるということはありませんし、 身体病に罹患してかえって精神症状が悪化する患者さんもいます。 ただ、分裂病の患者さんは、健常人ならすぐには到底 受け入れられないような病名であっても、淡々と受け入れ、 「静かに従容として」死を迎えるような、そんな印象があります。 分裂病の恐るべき体験に比べれば、どのような身体疾患も さほど恐ろしいものとは感じなくなるのかもしれません。 また、死の直前には意識が不思議と清明となり、今まで 意志疎通もままならなかった家族と静かに語り合ったりできる ようになることもあるそうです。 ただこれは結核でもそうだったらしい。 慢性疾患の特徴なのかもしれません。
分裂病の幻覚・妄想、とく聴覚性幻覚(いわゆる幻聴のこと)の発生は 人間が言語を持つ動物であるという生物的特徴と不可分と思われます。 脳機能のどこかの失調によりあまりにも過剰な感覚情報が 大脳皮質に継続して入力された場合、人間は混乱し、恐慌状態に陥ります。 それは「かつて経験したことのないような状態」であり、 はじめはただ呆然とするほかありません。 しかし、この入力過剰状態が長く続くと、人間はこの 「前代未聞の状態」を言語化する方向に動くものと思われます。 前代未聞の状態であるがゆえに、日常生活の範囲内の表現では 言語化には役不足であり、その結果、彼ないしは彼女は様々な 非日常的モチーフを使うことになります。 それが語られた場合、他者からは「幻覚だ妄想だ」との 評価を受けるのではないでしょうか。 しかしいくら他者には幻覚・妄想といわれても、 当事者にとっては、それは最大限可能な限り 言語化を試みた結果の説明なのではないでしょうか。 と、私は幻覚妄想を以上のように理解しております。
>>81 抗精神病薬は後シナプス側の受容体を遮断する。したがって、その連絡を遮断する
作用がある。一方、SSRI等の抗うつ薬は基本的に前シナプス側の受容体を遮断して
伝達物質の取り込みを阻害するので、その連絡を促進する作用がある。で、それぞれの
薬剤は受容体特異的に作用するので、脳内に移行したときに作用する脳部位が異なる、
と理解しています。で、このように抗精神病薬と抗うつ薬は逆の作用を有しているので、
問題の強迫症状が分裂病性なのか、OCD(うつ病に近い?)なのかの鑑別診断がきわめて
重要だということですね。
ちょっとお伺いしたいのは、緊張病性混迷は伸筋と屈筋の両方が収縮した状態なの
でしょうか? てんかんにおける痙攣発作も伸筋と屈筋の両方が収縮した状態で、
伸筋と屈筋の収縮の振動が振戦を起こす、と理解しているのですが。
>>84 一言で幻覚といっても、LSDが引き起こす幻視と分裂病における幻聴は性質が違うという気が
しますよね。前者は視覚系が過敏になったことで説明できそうですが、後者の場合は
有意味な言葉が聞こえるという意味で少なくとも聴覚系の過敏だけでは説明できないと思います。
たしかに幻聴はヒトの言語機能に依存しているというのは理解できます。
ところで、過剰な感覚情報が入力されるということは、分裂病では幻聴以外の幻覚も
現れるのでしょうか?
いとつ誤謬があるのは、 同じ反復でも分裂と強迫では似て非なるもだということだ。 これは臨床のデータを精緻に検証してみればわかる所見だ。 端的に述べるなら、 分裂におけるは反復が脳の器質障害が原因なのにたいし、 強迫によるものは同じ器質の問題でも正常なメカニズムに端をを発しているということだ。 これは網容系の反応から見ても明らかだ。 強迫における反復とは、 なんらかの心的外傷を負った場合、 防衛機制が働くようになるまで繰り返し反復する、そのトランスファレンスの結果である。 現在の臨床における問題点は、 軽度の器質障害におけるものとトラウマに基づく正常なメカニズムに端を発したものを混同してしまっていることである。 これはわかる人にとっては自明のことである。(特に臨床の現場にいる人にとっては。) 多分にパラダイムの問題がかかわっている。
>>86 なるほど。
>これは網容系の反応から見ても明らかだ。
網様体(賦活系)のことですね。えっと、ちょっと資料を見ないと自信が
ありませんが、ドーパミン作動性神経系の起始核のひとつである黒質や、
セロトニン作動性神経系の起始核の縫線核も網様体に含まれるんですよね。
臨床的には分裂病患者の網様体はどのような特徴のある反応を示すのですか?
このスレではまだ明言していませんが、実は私は前から精神科廃止論を 唱えておりまして、現時点においては少なくとも「精神病」という 概念を廃止し、現代の二大精神病である「精神分裂病」と「うつ病」は 適切な生理学的な疾患名に改めて神経科または神経内科で扱うように すべきだと主張しております(実際、病名を改める議論は日本神経精神 医学会で現在行われていますよね)。 この意味から、分裂病とうつ病は生理学的な基盤をもつ疾患であることを 明らかにするのが急務と考えております。
たしかに、病因や病態からみても神経内科がふさわしいかも。精神科は偏見をう乱すから廃止!
網様系は末梢および脳皮質との結びつきを持つ網様体からなる。 これは覚醒すなわちビジランス(覚性)を調節する(覚醒ー睡眠変換としての意識)。 上位部の刺激は脳皮質の非特異な腑活を起こす(覚醒反応)。 下位部の刺激は腑活を妨げ、これに伴って意識の低下すなわちビジランスの減少がおこる。 過度の覚醒、正常なビジランス、睡気から昏睡まで、種々の覚醒度の区別がある。 極度の覚醒活動である過覚性は、選択的な注意や秩序ある行動にはむしろ不向きである。 覚醒の度合いは自己・他人の観察や脳波によって認定される。
ちょっと前究極の選択って言葉が流行ったがまさにそういった状況。 じつはこういった状況に陥ってなお俺には選択権がないんだけど.... だからって究極の選択に変わりはない。 どういうことかって? 意味ないんだよ。 ははは... そういうこと。 そんなことわかってるだろ? すべてお察しの通り。 まさに信じられない。 もともと何も信じちゃいないけどさ。 だからって信じられないことにやはり変わりはない。 そういうこと。 どうってことないようにも思えるし、まさににっちもさっちもいかない八方塞がりのようにも思える。 そんで結局俺のためには何もおこらない。 そういうこと。
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/17 18:55
164 薬剤師の議論はうざったいよ。どっか行け。
はっはっは,薬剤師にされちゃったね,164くん。
扁桃体が破壊されたサルでは各種の本能的な恐怖をしめさないことが示され,いわゆる本能的に判別されていた, 危険信号に対しては無防備な状態となる. 特に,遠隔受容体(視覚,聴覚)より入力される危険信号に対して生体は逃避あるいは挑戦行動を示し,心血管系の反応は亢進する. しかし,極度の恐怖状態では高度の迷走神経緊張状態となり,心拍および血圧は低下する. 中枢神経系では,記憶および経験を追想することにより,大脳内に表象空間が構築され, 構築された内容は、視床下部および扁桃体のネットワークより自律神経ネットワークに信号を送り、 その生命に対する重要性に対応して自律神経系が興奮する. 中枢神経系では,これらの中枢神経内部および末梢受容体より入力される情報を選択し,環境条件に生体を適応させるため、 試行錯誤あるいは経験を蓄積し、学習により、個個人に特有な自律神経反応を示す. 適切な反応様式、生体に危険であった状況は大脳の記憶野に刻みこまれる.また、環境条件をモデル化(ネットワークの再構築)し,モデルに対応した予測制御が行われる. このモデル化に欠陥が生じると、生体は危険な状況となる. 心拍を調節する洞結節の細胞は自律神経,内分泌ホルモン,体温などの影響をうける. 自律神経の信号には,上述した短時間制御系とともに, さまざまな長時間心拍制御系が含まれていることになり,一心拍のなかにはすべての制御系より発信された制御因子が混在していることになる. すなわち,短時間の心拍を観察では,多くの制御系を推測することができない.すくなくとも24時間の観察によって,制御系を明らかにすることができる.健常人の24時間の心拍の日内リズムを観察すると,1/fのゆらぎ現象が認められる. しかし,私たちが経験した重篤な脳障害の例では,心拍のゆらぎは1/f2となり,パワースペクトルも階段状となっていた.
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/17 21:15
なんで精神科医は分裂病になりやすいの?
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/17 21:52
>>88 覚醒剤中毒性精神病は、分裂病や躁鬱病よりずっと生化学的原因がわかっている。
神経内科で分裂病を診るべきだというなら、もっとわかっている覚醒剤中毒全部
おまかせします。お願い、全部引き受けて!! おまかせします。
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/17 21:58
93 自分で書くな。みっともない。
>>92 私が薬剤師だってか。私は脳の機能をいろんな側面から見る姿勢を
採っているにすぎない。しかし、だからこそ、アフォーダンスの議論にも
参加できるのだ。ここでの分裂病に関する議論ではどうしてもさまざまな
神経伝達物質を産生、放出する神経系の基本的知識や神経精神薬理の
知識が欠かせない。私を薬剤師としか見ることができないというのは
君の見識の狭さを反映しているだけ。
>>90 あなたの文章はどうも権威主義的な精神科医の姿勢を示しているような
気がしてならない。網様体は実にあいまいな概念。あなたが述べる網様体の
機能は脳内に広く分布し、体内では交感神経系として広く分布する
ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)作動性神経系の働きを記述しているように思える。
いうまでもなく、ノルアドレナリン作動性神経系の起始核である青斑核も
網様体といわれている部位に位置する。私には今も青斑核と網様体の区別が
つかないくらいだ。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/17 22:14
精神が分裂して複数になったのではなく 霊が取り付くことによって精神が複数に なった
>>94 >中枢神経系では,記憶および経験を追想することにより,大脳内に表象空間が構築され,
こんなことをよくも断定的にものが言えるね。あなたは概説的な解説書に
書かれている文章をそのままコピーしているだけじゃないの?
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/17 22:28
>164さん このスレではまともな精神科医、脳科学者は書き込まないと思います。 マジレスはアフォーダンスでどうぞ。 また、脳の各神経核はちゃんとした脳機能解剖図をもっていれば はっきりするはずです。 何手許に持ってます?
>>102 いいんだけど、私が思うに網様体は古典的な生理学の概念だと思うのよ。
それが今では神経化学(neurochemistry)の技術の進歩のおかげで
網様体といわれていた部位にさまざまな神経核が存在することが明らかに
されたというのが流れじゃないのかな。もちろん神経解剖学の教科書や
ラットの脳図譜など(笑)ももっているが、そこには網様体などは
記載されていないんだよね。
>>102 ああ、それからこのスレの最初の方ではまともな精神科の臨床医の方が
書き込んでいましたよ。私はそれなりに参考になったし、それに分裂病が
器質的で生理学的な基盤をもつ疾患であるなら、まともに(科学的に)
神経化学や精神薬理学、電気生理学の証拠に基づいて論じることは
できるはず。
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/18 19:29
>このスレではまともな精神科医、脳科学者は書き込まないと思います。 おまえのことだよ、164 薬剤師の資格くらい持ってるのかと思ったら、 それも持ってないのか。うっとしいから、向こう行け。
おまえら、最新の研究が知りたかったら、山梨医大の神庭先生か三重大の岡崎先生の研究を見ろよ最新だぜ。
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/19 01:05
>>106 それ、両方とも分裂病ではなく、うつ病の方が専門の先生だね。
三重大・精神神経科というと、鳩谷 龍先生のストレス負荷ラットの
疲労困憊うつ病モデルが有名だね。伝統なんかな。
>>105 その一言でこのスレは終わっちゃいましたね。べつにいいんだけど。
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/19 18:56
108 おまえまさか自分がノーベル賞級の薬剤師だと 思ってないか?
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/19 19:04
薬剤師がノーベル賞なんかもらえないよ。 薬剤師は学者じゃなくて技術者でしょ。
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/20 00:01
>>106 なんか山梨医大ってNimdaウイルスに感染したんだって? それを知ってて
はめる気だったのか?
>>109 どこに薬剤師がいるんだよ。
なんか、ここ見てると、精神科医って、神様にでもなったみたいだね。
まあ、君に比べたらたしかに神様くらいのものだろうね。
もうこのスレは終わってるからどうでもいいけどさ、傲慢だね。
結局、分裂病については百年前同様何も確実なことは わかってない。 精神科医とはいわば刑務所の看守であり、きちがいの お守りにすぎないというわけですね。 随分高給な看守ですね。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/20 22:08
分裂病の基本障害は、E.ブロイラーは連合弛緩だと言った。ミンコフスキーは 生きた現実との接触の障害だと言った。ビンスワンガーは経験の一貫性の障害だと 言った。基本障害=原因じゃないけど、分裂病を説明するのに何が一番便利?
>緊張病性混迷は伸筋と屈筋の両方が収縮した状態なの でしょうか? 緊張病性混迷はてんかんのけいれん発作とは根本的に異なり、 純粋に神経学的な症状ではありません。てんかんの場合は、 脳神経の局所的な過剰放電が、特にGTCの場合は末梢での 筋肉の異常収縮としてあらわれるのに対し(末梢における 反応がないてんかんもあります)、緊張病性混迷は何らかの 心的現実が投影されている可能性があります(たとえば 「自分が少しでも動いたら世界が崩壊する」といった 妄想の存在、など)。少なくとも緊張病性混迷のさいに 何らかの脳波異常が観察されるといった報告は 記憶にありません。 筋肉の収縮についても、特に特徴的な所見はないものと 思われます。 >分裂病では幻聴以外の幻覚も現れるのでしょうか? 幻視は比較的稀であると言われています。幻臭はさらに稀です。 セネストパシーと呼びならわされている体感幻覚はよく見受けられます。 これは「自分の腸がどろどろになっている」といったような、自己の 身体に関する幻覚です。 なお幻聴というのは、ノイズの妄想的解釈ではないかと思います。 患者さんから直接話を聞くと、何らかの雑音が人の声に聞こえるという 例が多いからです。たとえば、ドライヤーの「ゴー」という雑音の中に 人の声が混じっているとか、突然天から人の声がして、一瞬神の声かと 思ったけどよく周りをみてみたら自動車がエンジンをかけた音にすぎなかった とか、そういう話を多く聞きます。 幻視より幻聴のほうがはるかに多いのは、聴覚の方が警戒感覚と より密接に結びついているからではないかと思います。
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/21 22:49
Que sais-je?
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/21 23:23
>>86 分裂病の強迫症状と強迫神経症のそれとを強迫症状に関する
臨床的徴候だけから鑑別するのは、
ほかの症状を勘案しない限り非常に困難。
私が先に挙げたケースは、症状としてはポピュラーな洗浄強迫を
症状としていた。しかしすでに発症していた分裂病だったわけ。
なおかつ幻覚も妄想も表面化はしておらず、クロミプラミン服用の
時点で分裂病の診断を下すのはムリだったと思う。
>分裂における反復が脳の器質障害なのにたいし・・・
それは仮定された病因論により逆行的に臨床症状を解釈しようという
モデル。しかしその臨床症状自体をあらかじめ区別できていないので、
これだけではレトリックのゲームにすぎない。
なんかないの?モリキュラーバイオロジーみたいなの?
>>117 他スレで忙しく、レスを見落としておりました。
>緊張病性混迷は何らかの心的現実が投影されている可能性があります
なるほど。やっぱり患者さん自らがそうしようとしている、と見た方が
いいわけですね。
> なお幻聴というのは、ノイズの妄想的解釈ではないかと思います。
なるほどぉ。このことは臨床家には常識だったのかも知れませんね。いや、
一時、分裂病における脳内の異常に聴覚系がinvolveしているのではないかと
考えたことがあったのですが、ちょっと違うようですね。聴覚系も言語野も妄想と
しての幻聴を聞くための入出力装置にすぎず、異常の本質はもう少し上のレベルに
あると感じます。
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/25 16:32
こういった症状にかかる人って真面目に真面目に仕立て上げられた人にホント多いと思います。 ヤンキーとか、若い頃にやりたい放題だった人には見受けられな症状ですからね。 だから、親とかの機嫌を伺って、無理にいい子になる必要なんてない。 やりたい放題たとえ問題おこしても、親のいいなりな人間よりはよっぽど正常。
164 >他スレで忙しく、レスを見落としておりました。 だから来るなよ、素人は。
>>123 同意。
>>124 不同意。
レスはつけられる時でいいのです。
123さんもおっしゃるとおり、真面目すぎると精神衛生上
よろしくありませんから。
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/26 00:02
私はとにかく昔から何か特別な存在になりたいという思いにかられて生きている。 だから小・中・高と唯一自分が得意・・というか、人より勝ることのできる「長距離走」 というものを一生懸命やった。おかげで県大会などには出れたがそれ止まりで、モノになりそうになかった ので、結局高校の夏でスッパリ辞めて、芸術系の学校に入るための勉強というか鍛錬を始めた。 そうしてなんとか芸術短大に合格した。この道できっとなにか一発当てて立派になって稼いでやりたいという 希望というか妄想というか、そんな思いでいつも一杯だった。 しかし、能力というかもしかして努力が足りなかったのか、思うように作品が作れず、そのうち雑誌に載ってた 作品をパクリだし、精神的にボロボロになっていった。こんなはずじゃなかったと。 これではデザイン事務所に就職できるはずもなく、あまりデザインとかは関係の無い職に就いた。 普通の神経の持ち主なら、ここで諦めてこのままの職を続けていくはずです。 しかし私ときたら自分の人生こんなはずじゃなく、ぜったいなにか大きなことが出来るはずだと この後におよんで信じており、今度は俳優になりたいなんて考え出し、なれるかもしれない方法を調べだし、 もうすぐ実行しようとしている。 平凡でいたくない、自分はかならず何かを残せるはずだと、自分の意識下では完全にそう思っている。 表の理性はまだマトモだけれど、深層心理においては完全に崩壊しているのかもしれない。 私みたいなのはただの暴走野郎かもしれないので、専門のどなたか、良きアドバイスを そうかよろしくお願いします。
そういう人が地道にやってる人の邪魔になるんだよねえ
とにかく、人の顔色うかがって生きないこと。(仕事上では別)プライベートでは絶対に。 友人少なくなってもそれでいい。去っていったやつはもともと友人とはなり得ないやつらだったから。 一人で生き抜く知恵を養おう。自立しよう。少々破天候になろう。もっと遊ぼう。 邪魔するヤツはぶっ殺そう。 以上。
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/26 19:39
126 分裂病の原因とどう関係するんだ? 自分が分裂病だといいたいのか? スレ間違いか。 164君が君と近そうだから、164君にも特別に 発言を許す。
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/26 19:43
分裂病になる人は真面目で人望があつく出世しやすいタイプなのかなあ。 気の毒だねえ。
みなさんは精神疾患にならないための処世術を持っておられるようですね。 どうか教えてください。
人ぞ知る知念式治療法って知ってる?
無理に自分を追わないことなんじゃないの? 例えばさ、目標を高く見すぎたり、発想力をこき使うことはよくないね。 俺だってもう作曲するのは止めたし。
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/09/27 10:44
分裂君は、その処世術で分裂しているんだね。
一部で流通している「精神科研修医心得」という小冊子があります。 その中には、「明日できることは今日するな」「医者が匙を投げたら 患者が治った」など、精神医療スタッフの精神衛生に役立つ ためになる御言葉が沢山載っていました・・・。
136 :
情報探しの旅人A :01/09/29 05:24
専門的?に見ると、フロイト流の解釈では強迫と分裂は相反するものらしいんだが、臨床の現場にいる医師に言わせると両者の症状の臨床的な所見?は見分けがつかないって人がいる。 どこまでを脳の正常なメカニズムとしてどこからを異常にするなんて区分けは実質的には不可能だ。 正常とか異常とかって区分け自体意味のないことだって人もいるけどこれは間違ってると思う。 ただ環境によって大きく左右されることだってのも忘れちゃいけないことだ。 最近じゃ分裂病を多因子遺伝疾病なんていってるらしいが、脳の物理的な欠陥?が原因だって臨床および研究データ(こういうのってなんていうんだ?)が でてきている。 昔に比べて脳内物質だのうんぬんだのってのはかなり精緻にデータがとれるようになってきたからね。 脳って言うのは多かれ少なかれ器質的な障害をもってるもんだって言うのが正直なところだろう。
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/10/09 09:31
日本語のでいいから国会図書館で精神分裂病についての論文をあされよ
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/10/09 09:47
遺伝→脳内物質の異常 というシナリオが確立されることがあっても, ストレス→発症 のシナリオは確立できない。
>>128 たしかに、他人(特に親や教師)から強制させられたことは、結果的に何一つ続いていないが、
自分から興味を持ってやり始めたことは、いまでも続いている。
しかし、人間関係に関することだけは、強制されなくても失敗する。
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/10/11 18:33
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/10/21 07:02
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/11 23:52
霊が取り付いた?
144 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/12 07:30
>>139 >ストレス→発症 のシナリオは確立できない。
昨日テレビでやっていたのがだ,睾丸を摘出したマウスを
水につけてストレスを与えると,海馬あたりの神経細胞が
死滅し始めるという実験だった.
ストレスによって,神経系が変化するのであれば,発症する
ことも十分考えられるのでないか?
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/18 18:36
ついでにこれも。
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/23 23:22
分裂病そのものは遺伝病じゃなくて、ストレスに対する弱さが遺伝するっていうけど、 ストレスの種類を変えた場合に、「発病しやすい体質」を持った群と 「健常と予想される」群の発病率が逆転することはありえないの? 例えば、「放置プレイするストレス」を与えると、「健常と予想される」ヒトには 被害妄想があらわれるが、「発病しやすい体質」のヒトには症状があらわれないとか。。 分裂病が遺伝病だったら、一番の予防法はストレスへの対処法なんだろうし。
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/01 19:03
なんとか統合症っていう今度の命名どう思う?
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/01 19:09
>>147 それを言うなら,統合失調症。
おどろおどろしい語感がない分,
病の深刻さを隠蔽してしまう危険性もあると思う。
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/03/07 23:40
>>「ふたごが語る精神病のルーツ」には 足の人差し指が短いヤシが分裂質って書いてあったが 漏れがまさにそれだ。 若い頃、通院してたが今は普通に仕事してる。 ちなみに耳の根元に小さい穴もある。 漏れの知る限り、耳に穴のあるヤシって 漏れと共通する資質をもってるな
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
02/03/15 16:50 深刻さは程度によるのでは?