学級崩壊の心理

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平気で授業中に歩き回るガキの心理ってどうなってんだ?
2名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/06(火) 12:01
「ガキが平気で授業中歩き回るようになっちゃってる
学校ってどうなってんだ?」と問うべき.

ガキだけが変わったんじゃなくて,学校というもの,
社会の中での学校の意味,ガキと学校の関係,すべてが
変わった結果,こういうことになったんだから.
3名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/06(火) 17:37
そこまで分かってるのなら、
心理学なんて必要ないね。
社会学で説明しきれるし。
おわり。
4Mr.名無しさん:2001/02/06(火) 17:50
じゃあ,ガキに限定して
ADHDとかLDとかその辺の話にするか?
52:2001/02/06(火) 19:06
>3

そこまでわかってる,ってなにもわかってないだろう.
だいいちどうしてこれで社会学で説明しきれるんだよ.
要は心理学も社会学も知らないだけだろう.
6通りすがりの名無しさん:2001/02/06(火) 19:24
単に、エディプス期前後に、「超自我」が形成されていない。
それが、社会全体として起っているという考え方はどうですか?
7名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/06(火) 22:02
そんなにまちがっておらんだろうが、古典的で退屈な意見だ。超自我形成の未熟なもの同士の
集団力動みたいなもので一席ぶってくれ(ってこれも退屈か)。

我が子を幼稚園児にもつようになり、たまに幼稚園を見に行く機会があると、ああ学級崩壊なんて
ものは、この姿がそのまま大きくなっただけではなかろうか、などと思う。(ああ、これは凡庸だな)
8素人:2001/02/07(水) 02:33
学級崩壊についての心理学からの発言てあるの?
っちゅーか、心理学ってこの問題に対して何かできることはあるのか?
なければ、社会学の問題としてとらえるほうがより適切というのは
わからんでもないけど。でもそうなると、社会学と心理学って
接点がないようになってしまって、なんか違うぞって、感じなんだが。。。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/07(水) 05:37
フロイトは社会に正当な暴力(警察力、軍事力)が必要だとする考えだったと思うが。

つまり、よくそいつを理解できている大人による体罰というのもひとつの選択肢ではあるな。
10名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/07(水) 06:44
「学級崩壊」と呼ばれる一連の行動を強化し、
維持している教室の環境(強化随伴性)の分析と
治療的介入。これが心理学的なアプローチ。
たとえば教師や他のクラスメートのどのような反応、
行動が「学級崩壊行動」を形成、維持しているかを
明確にして、そうした強化子を減らして問題行動を消去。

「子どもの心理」とか「超自我」みたいな話をしてるのは
しろうとだけ。学級崩壊が「崩壊させてる子ども」の側に
主な原因があると考える限りは解決法はない。
11名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/07(水) 09:47
同意。
 しかし、実際の教育現場ではそんなアプローチができるはずもなく(?)、
現実的にはお手上げといったかんじか。
 心理の専門家が介入?したような事例はあるんだろうか?
12名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/07(水) 11:54
>11

確かに組織的にやるのは難しいけど,たとえば教師自身が
その視点を持つことはできる.たとえば

・「学級崩壊」行動への自分の注目,罰などがかえって行動を強化していないか
・学級崩壊への対処にばかり目が行って,普通に授業に参加している
 子どもに注目しなくなってないか(ちゃんとしてると損をする随伴性を
 つくっていないか)
・学級崩壊行動によって授業が中断されることが,問題行動児以外の
 一般児童にとっても強化になっていないか(簡単に言えば,授業は
 児童の興味を引き付けられるものか?ってこと)

この程度に配慮するだけでもずいぶん違う.
忘れちゃいけないのは,教室の環境,教室の随伴性を
作っているもっとも有力なエージェントは教師自身であるということ.
13名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/07(水) 14:02
忙しすぎて小学校の先生、特に崩壊しかけのクラス担当の
先生なんて見てないよな、残念ながら。
先生、いい書き込みがあるよ〜(藁
14Seisei Yamaguchi (f青星 l山口) :2001/02/08(木) 01:15
会社とかで人間関係のゴタゴタがある様に
ゴタゴタドロドロわ職員室ででも勿論あるでしょう .
そのストレスわ弱い教師に直接であれ間接であれ向かい
イジメが発生したり .

その向かう先わ勿論教師だけでなく生徒も対象 .
当然生徒達にもストレスがたまる .
まあ家庭での虐待等からのストレスとかもあるだろうが .

そこゑ持ってきて今わ体罰が問題視される
( それを行うと教師人生がヤバい ) 時代なので ( 以下略 ) .

まあそういったストレスの構造わ当然昔からずっとあった訳だが
昔わ弱い者が処分場として引き受けさせられていた所が
今でわ社会のその歪みを弱い者が受け取らずに突き返す様になった @`
その目に見える行動が学級崩壊なんでしょう .

という訳でこれわ明るい兆しですね .
ゴミの処分場がヤバくなって初めて
地球環境破壊の抑止が
我々一人一人によって真剣に考えられる様になったのと同じ文脈で .
15名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/09(金) 20:46
>>14
半分、同意しますが、その行き先が心配です。
それだけ、ストレスの捌け口を皆が求め始めたら、学校に何しにいくのかも
分からなくなってしまうでしょう。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/09(金) 21:54
いつまでも、小学校を卒業させないというのはどうだ。
親が一生かけて面倒みればいいじゃん。
そんな子供作っちまったんだから。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/11(日) 11:03
荒れる小学生を共感的に理解するというのはどうでしょうか(w
18名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/11(日) 15:06
荒れる教師のグチ、事件が沢山聞けそうです。(w
19名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/11(日) 21:31
そもそも、
昔は無かったのか?学級崩壊。
なんでも名前付けて話題にすりゃいいもんでもなかろうに。
20二十二:2001/02/11(日) 21:42
>17具体的にどう理解してその子達にどういう対処をすればいいか示してください。
21Seisei Yamaguchi (f青星 l山口) :2001/02/11(日) 23:24
>>15
大丈夫です . 心配わ要りません .
22名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/11(日) 23:47
>>21
見事なぐらいの、アッケラカンですね(笑
23名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/12(月) 01:18
語るべき内容も持っていないからでしょう。
印象主義(?)の方に多い現象です。
24Seisei Yamaguchi (f青星 l山口) :2001/02/13(火) 00:48
>>23 名無しさん@お腹いっぱい。さん

... 素直に根拠をたずねたらいいのに .
それにそんな風に能動的に対人軍国主義を採って
言わば日本刀をちらつかせるが如くな行動をしたりして
人道的にどうこうと言うよりも疲れないですか
( 2ch的に逝ってよし系な対応をするならばまだしも ) .
まあ私も昨日わ言わば報復的な牽制って奴を
この板の他の方に対して実行してみましたがね @`
疲れるわあれわ . ごめんね昨日の人 .


さて_>>21ゑの簡単な補足ですが .
小動物虐待というモノを皆さん知っていますね .
小学校で飼育されていた兎等の惨殺死体がある日の朝に発見される
のを初めとして ( 中略 )
( `` 人の前でわ死なない '' という事に昔からされてきた猫が
実際わどこでどの様にして `` 生命活動を停止 '' しているか怪しいモノです ) .

そういった事件を
ストレスが弱い者ゑ向けて流れて押し付けられる現象と
切り離して考える事わ
心理学的に咎められるべきである事
に異論がある方わ少ないのでわないかと
私わ考えます .


... 長くなったな . とりあえず趣旨を書くと
`` 社会 ( 地球 ) 全体のストレスの流れや発生状況と
japanの小学校の授業光景の `` ある人にとって許し難い惨状 '' と
小学生による教科書内容の暗記の達成度
の少なくとも_3つの
満足できる答えを簡単に出せるトレードオフ問題 ''
といった所です .
25名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/16(金) 17:10
ところで,学校教育と心理学の関係をまじめに考えたい人は
佐伯胖ほか「心理学と教育実践の間で」東京大学出版会
これは必読。
26名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/25(日) 05:32
このやり方はうまくいきますか?

「私はいじめや自殺、不登校、学級崩壊などの記事などを新聞で読み、
大変悲しく思っていました。 」の対策として、
「学校では、・・・・そして赤点を取ってしまった生徒には補修を受けてもらい、
学力を赤点以上にするという努力がなされています。」
「それと同じように、生徒の心理状態についてもテストをするべきだと考えます。」

「EPPS検査等の本物の心理テストをすることにより、
世界中で1%しかいないという「異性愛」 「攻撃」の二つの欲求の
パーセンタイルが99以上のような生徒を事件を起こす前に発見をし、
精神科医の方の元に、保護者と一緒に行って診てもらい、
心の状態を回復していただきたい、そのように考えています。」

「するとどうなるかと言いますと、まず、学校でいじめがなくなります。
いじめを苦にした自殺がなくなります。
そしてみんな授業に集中できるようになり、生徒の学力が向上するでしょう。
そして良好な心理状態で学校を卒業した彼らは、
大人になっても良好な心理状態でいつづけることが容易になり、
犯罪を犯さなくなるでしょう。」
27名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/26(月) 01:42
28名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/26(月) 08:45
>26

そういうのが典型的な「心理主義」.
心理主義や,それに基づいた臨床心理学が,
「生徒の心の管理」といういまの学校の目標に
どれだけ親和的で,そのために臨床心理学が
教育現場に容易に受け入れられていることを
よく示している.

もちろん,26はネタとして引用したのだと思いたいけどね.
29名隠しさん:2001/02/27(火) 01:41
簡単なことなんだよな・子供をしつけられない親が多いってことだろう
ボサーッとしやがってその付けを払うのは俺ら次世代だよ。まあ親たちも
知らなかったんだろうけどな。鈍感すぎるのかな、三田佳子とか
30名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/27(火) 09:31
>29
親ばかりのせいじゃないとおもうけど。
今の小学校の親は「叱らないしつけ」の洗礼うけてます。
それ垂れ流したのは精神科医や小児科医
てんかんのこどもが自分の接し方で症状でなくなったと
いってる馬鹿医者もいた。
幼児教育や学校教育に関わる人間に
「叱らない」「誉めて伸ばす」教が蔓延しているんだから
親ばかりのせいにはできない。
31名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/27(火) 19:40
何故かいつ見ても不良ぽっい兄ちゃんは
ガソリンスタンドではまじめだけど、
何故だ?
32名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/27(火) 20:05
>30
むやみに叱ったって同じ.しつけができないことと
「叱らない」ことは全く別.必要なのは
誉めるべき時に適切な方法で誉め,
叱るべき時に適切な方法で誉めること.
しつけのできない親は,叱れないだけでなく
誉めるのも下手.

このしつけの原理は動物も人間も同じ.参考書をあげとく.
カレン・プライア/河嶋・杉山訳「うまくやるための強化の原理
〜飼い猫から配偶者まで」二瓶社,1400円

>31
ガソリンスタンドではまじめに働くことが
もっとも強化を受け,罰を避ける結果になるから.
学校や家庭ではそうではないということ.
33名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/27(火) 20:07
すまん,間違い.わかるとおもうけど

「叱るべき時に適切な方法で誉めること」は
「叱るべき時に適切な方法で叱ること」だす.
3426<:2001/02/27(火) 20:19
血縁集団や血縁を信じる集団のやり方は、
未開社会の頃から続いてきた集団の秩序を保つ知恵であるが、
教師や学校は民族主義の共同体を否定し、
それでも利益社会を作らないで
利益社会の手続きで共同体を作ろうとしているわけで、
これが学校の集団破綻の原因かもね。
35名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/27(火) 20:24
>34
ふつうは教師や学校はその共同体のエージェントとして
子どもに共同体の規範や秩序を叩き込むことが主な役割と
考えるのがふつう。とうぜん教師や学校が子どもに向かう態度は
その共同体の価値観を体現したものになる。
いまの学校の問題も「共同体を否定していること」ではなく
「共同体のシステムが持つ問題が先鋭化しているもの」と
考える方が妥当だろうな。
36名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/27(火) 20:26
>32
参考になりました。
いわれてみれば誉めることも叱ることもできないかも。
37名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/27(火) 20:27
34の「26<」は間違え
38名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/01(木) 12:29
最近厨房指数が上昇中の心理学板ですが,
大人の人に読んでもらいたいスレなので,あげときます。
39名無しさん@お腹いっぱい。
私たちの将来は、暗くありませんか?
親父達で、実験済み。