1 :
ななしくん:
なかったので立ててみた。
なんだかんだ言って諦三の本がオレにとって一番「実用的」だったなぁ。
いろいろなこころの問題(主に対人恐怖)の原因がわかり、かなりラクになったし。
今でも人生に行き詰まったときに読み返してます。
2 :
名無し:2000/12/03(日) 22:40
読んだ読んだ俺も。25冊くらい読んだかなぁ。
本のカバーが真っ黒になるくらい繰り返して読んだ。
ホント、諦三の本には救われた。
うん、感謝してる。
僕も。
良い本だよね。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/03(日) 23:37
僕は親子関係の面でずいぶん変わりました。
それまでの父への異常な恐怖心がなくなり対等に付き合えるようになった。
今では父との関係もうまくいき仲良く生活できている。
僕も感謝しています。
5 :
ななしくん:2000/12/04(月) 01:57
1です。レスがつかないから放置プレイされてるのかと思った(藁
>>2私も諦三本は30冊ぐらい持ってます。
「愛されなかった時どう生きるか」がやっぱり名著ですね。
最近のハードカバーで出てるのも結構いいです。
「人生の重荷をプラスにする人 マイナスにする人」
これなんかカナリオススメです。
だれか読んだことのある人、いる?
6 :
大人の名無しさん:2000/12/04(月) 02:28
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/04(月) 11:25
前は心理板にあってメタクソに叩かれてたんだよ。
そのときさんざん叩いたから、もうみんな飽きちゃったのさ。
8 :
名無し:2000/12/04(月) 19:50
2です。>>5「愛されなかったとき、どう生きるか」
俺が初めて読んだ加藤諦三の本だった。当時、泣きながら読んだ覚えがある。
俺、この人の本読むと、どんなに気分が明るいときでも
たちまち死にたくなってくる……
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/04(月) 22:57
こんなつまらん本読む奴いるんだ?
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/05(火) 00:22
彼は狭い意味での心理学者ではないし、臨床家でもないが、
彼の著書によって救われたと言う人がこんなにいるのなら、
それはそれで立派なブック・セラピー(?)ではないかな。
俺は昔、蛍雪時代かなんかに載っていた
彼の受験生時代の話(2浪して東大だっけ?)を読んだぐらいだが。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/05(火) 00:25
みんな、マトモにこの本の内容をうのみにしたらダメだよ。
しんこのおねがい。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/05(火) 00:26
ちょっとマイナーだけど、
「くやしさの心理」。
自分の怒り・感情を抑えてしまう人の性質をあれほど
分かりやすく記述している本は恐らくないだろう。
非常に参考にさせてもらった。
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/05(火) 00:42
だれか加藤諦三の治療効果を学問的に研究してみないか。
15 :
ななしくん:2000/12/05(火) 00:46
>>11 そうそう。そういう意見が欲しかった。
別に心理学者や臨床家じゃなくてもいい。
救ってくれるかどうか、実用的かどうか、自分が変われたかどうか、が大切。
以前はヒッキー寸前だったオレが今はまともに働いてる。
この事実だけで十分!
16 :
↑:2000/12/05(火) 10:45
宗教板へ逝け。
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/05(火) 12:52
しかし出してる本の数、異常じゃないか?
俺も本何冊か持ってるし、講義も聴いたことあるけど。
本の内容も、人間の心理を的確に分かりやすく解説していると
思う部分もあれば、ちょっとこのおっさんキレてないかと感じる
部分もある。
教祖様みたいに崇めたり、傾倒し過ぎたりしなければ結構使えると
思うが。
18 :
名無し:2000/12/05(火) 20:27
諦三のことを否定する人間は私の周りにも大勢いる。
そうした人たちの多くは、諦三の本をほとんど読んでいなくて、
例えば(本当の意味での)心理学者でもないくせになどと、
本人と一緒に本の内容まで否定している。
あるいは、本は読んだことがあるが、
内容を自分にあてはめて考えることのできないタイプが、
否定しているような気がする。
19 :
名無し:2000/12/05(火) 20:32
18のつけたし
内容を自分にあてはめて考える勇気のないタイプが、
多くの場合否定しているような気がする。
20 :
9:2000/12/05(火) 21:13
高校生の頃から既にわかりきってて、頭の中で無限ループしてることを
わざわざ力説されてるみたいだ。
とにかくちょっとだけでも読むと自殺のことで頭いっぱいになる(;´_`)
>20さん
なんで、自殺が頭に浮かぶんだろう?
僕なんて読んでると生きる勇気とか希望が沸いてくるんだけど。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/05(火) 23:58
心なんか人各々なんだから、自分がいいと思った物に乗っかればいいんだよ。
ある本を読んでみて駄目だったら、他の探せばいいんだから。
行き着いた先が悪どい新興宗教だったりするかもしれんがね。
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/06(水) 01:53
書いてあること、現代?精神分析とも似てない?
だけど典拠は何も示してないんだよね。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/06(水) 02:17
諦三の本って、赤川次郎の本につうじるものがあるね。
ここから始まる、みたいなさ。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/06(水) 02:42
赤川次郎の本って読んだことないんだ・・・。
ここから始まる、みたいな感じなんだ・・・。
どんなんだろう。読んでみないと分かんないんだろうけど。
26 :
じじじ:2000/12/06(水) 12:47
言ってることがどの本でも同じだな。
確かにわかりやすいし、すらすら読めるよね。
読み出したら、最後まで読んでしまうところが、
赤川次郎に通じると言えば、通じる。
そういえば、おかんが赤川次郎好きでよく買っていたが、
自分もバカにしつつもおかんよりも先に読んでいたなー。
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/06(水) 18:01
愛されなかった時どう生きるか、って究極のテーマだよなぁ。
でもどう生きるかってこと書いてあったかな?
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/06(水) 20:45
ほとんど同じような内容の本ばかり書いている人だね。
心理学は学問にはならんけど、商売にはなる証拠だ。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/06(水) 22:03
>29
まだこんなこと言ってる阿呆がいる。
加藤諦三の書いてることや教えてることは、
役に立とうが売れようが心理学ではない。
加藤に救われたから心理学も役に立つことがあるとか、
加藤の本を基準に心理学は学問ではないとか言うのは、
どちらもナンセンスなの。
彼の学問的立脚点は社会学でしょ。
社会学者が彼を仲間と認めるかどうかは知らないが。
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/06(水) 22:56
>30
必死になって「心理学とは」なんて叫んでみても、負け犬の遠吠えだな。
学問のゴミ溜、その他大勢、心理学とはその程度のもの。
定義をいくら必死こいて説明してもダメなものはダメ。
あきらめが肝心だな(藁。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/06(水) 23:25
でも、加藤先生の本では、心理学用語や心理学者の言葉がでてくるよ。
僕は、それを読んで自分の事を理解できたし、また心理学って凄いなと思った。
彼は心理学者じゃないけど、心理学の流布に貢献していることになるんじゃないかな。
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/06(水) 23:31
加藤先生の学術書や論文というのはあるのでしょうか。
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/07(木) 21:57
>32
心理学に対する誤解にも大いに貢献している。
要するにあれは「加藤学」か「加藤教」と捉えるほうがいいんじゃないの。
心理学が加藤教ほど実用的ではないというなら、それは確かにそうだと思うけど、
加藤教と心理学を同一視して心理学を評価したり批判したりするのは間違い。
35 :
32:2000/12/07(木) 22:33
加藤先生の本を読んだ人がなぜ心理学を誤解するのかが良くわかりませんが…。
加藤先生は、対人恐怖を乗り越えられた先行く人だと思って尊敬してます。
でも、教祖のようなカリスマは全然感じられません。
言ってる事も、自分の人生を振り返り、心理学を使って分析しているだけ。
僕は、それを読み心理学は凄いと感嘆するだけです。
…う〜ん、もしかしたら心理学関係者の方々は、加藤先生の本を読んだ人が
「心理学は(語弊があるけど)処世術だ」と思ってしまうのがイヤなのかしら?
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/07(木) 23:21
>35=32
そのとおり。
加藤は社会心理学を看板にしてるけど、
この分野には心理学系の人と社会学系の人がいて、加藤は社会学系。
まあ、社会学の人だって自分たちの学問を処世術だと思われたらイヤだろうと思うけど。
37 :
1:2000/12/08(金) 02:15
>>19 > 内容を自分にあてはめて考える勇気のないタイプが、
> 多くの場合否定しているような気がする。
もし、そうだとしたらムキになって否定する気持ちがわかる。。。
オレは最初読んだとき、あまりの衝撃でガーンとなってページがめくれなくなった
もん。たかが読書で、だよ。それぐらい「見て見ぬ振りをしたいこころの問題」を
鋭くえぐってるのが諦三の本だと思う。
>37
加藤諦三に救われる必要のない人が
世の中にはたくさんいるというだけのことじゃないの?
心理学者が文句を言ってるのは、
加藤諦三を基準にして心理学に期待したり批判したりすることであって、
加藤諦三に救われる人はそれでいいじゃないですか。
そうですね。
加藤先生は、自分で
「青春時代、私の心が不健全だったからこそ、本を書けた」
なんて書いてました。
健康に心が育ってる人にとっては
「なに当たり前の事を、発見したかのように言うんだろう?」
なんて思うのかも。
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/09(土) 00:06
加藤のネタは、フロムやホルネイら新フロイト派の見解と
アメリカの通俗心理学本と、あと自分の青年時代の経験の混合物なんだよね。
おっと、インディアンの教えもあったっけ(笑)。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/09(土) 14:57
>>30,
>>34,
>>36 では心理学者や心理学を学んでいる方からすれば、加藤さんが本のタイトルに「〜
の心理」とか「〜の心理学」というタイトルをつけたり、本の中で「私は心理学者
だから」ということを書いたりしなければ別に本が売れようが、それに感動する人
がいようがお好きにどうぞ、ということなのでしょうか。
42 :
↑:2000/12/09(土) 15:45
はい。
43 :
41:2000/12/10(日) 18:23
>>21 僕なんて読んでると生きる勇気とか希望が沸いてくるんだけど。
僕もそう。
憂鬱になってなにもしたくないような時に加藤さんの「自信とおびえの○○」や、
「行動してみることで人生は開ける」を読むと自然とやる気が湧いてきます。
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/23(土) 19:14
俺は、奴の本を読んで始めて、ボーダーな奴の心理が分かった…気がする。
“あっち”側の連中の実践哲学なんだろ。
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/23(土) 20:06
>46
それもうちょっと展開してみて。
どういうふうにわかったの?
加藤氏の本に限らず、「心理啓蒙」関係の本って、薬にたとえれば
ドリンク剤のようなものかな、って気がする。
読んだ直後はとても励みになるのだけれど、数ヶ月もすると何事も無かったかのような気分になる。
ただ、深層心理には確実に何か残してくれてるとは思うけどね。
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/23(土) 23:13
まあ心理学は、哲学と比べて間口が狭いからね。
51 :
たいぞー:2000/12/24(日) 22:47
>33 結構ありますよ。朝倉書店。早稲田理工学部人文社会科学紀要・・。
初めて、レスしますよ。こんな板あったんですね。 たいぞうせんせいの書物とであったのが、十九のとき。一年間、゜アルバイト」先に泊り込み、仕送りなしで、予備校の授業料を払いながら、受験料や入学金を貯めようとしていた苦学生の頃、渋谷区の図書館で偶然手に取ったのが「俺には俺の生き方がある」。引き込まれるようにネ一気に読みつづけたね。それからは、地方の大学に入学後(やつぱりアルバイトで食いつなぐ生活)、先生の本を一冊ずつ、どんどんと読破。。゜体当たり人生論」なんかも特に心にのこった本。国家・階級なんかという本もサイン付きであるよ。最近の著作はあまり買っていません。今日は懐かしいです。
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/09(火) 19:07
加藤諦三の良さがわかる人の多くは少年時代に良い家庭、親に
恵まれなかった人。このスレを読んで同じ境遇の仲間がいるんだなと
思うと泣けて来る。今からbook offにいって加藤さんの本
を買ってきます。
53 :
1:2001/01/09(火) 19:30
>>52 そうですね。
だから絶賛と罵倒の両極端になってしまう。
こころが健康な人に「この抗鬱剤はすごい」って言っても(゚Д゚)ハァ?って
言われるのと同じだと思う。
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/09(火) 20:53
加藤先生の本から心理学の道に入った。
最初は「大学で何を学ぶか」を読んだ。
今でもたまに読むがすごくいい本だと思う。
ただ、加藤先生の本づけになって
しまうと、結局こころの問題を解決すれば
ハッピーになれるっていう幻想を抱いてしまう
と思うんだよね。自分のこころだけをみつめて
しまって、社会の矛盾とかに目が向かなく
なってしまうように思うの。
それに、なんでも幼児期の問題に還元して
しまうっていうのがちょっと問題だと思う。
もちろん、そういう視点も大切だから否定
するわけじゃない。だけど、幼児期の問題
を何度もひねくり回して、余計に問題が
こじれるってことにもなりかねないと思う。
加藤先生を否定するわけじゃないからね
55 :
2:2001/01/09(火) 21:37
>52
加藤諦三の良さが分からず、諦三を罵倒する人達の中にも、
家庭環境に恵まれなかった人は大勢いると思う。
しかし、同じように愛情に恵まれない家庭環境で育っていても、
このような加藤諦三に対する評価が正反対に別れてしまう。
それはたぶん僕が
>>19 で書いたことも原因の一つだろうし、
無意識や抑圧の強い人、
つまり、自分では心が健康なつもりでいる人が、
その中にたくさんいるんじゃないかと思う。
56 :
たいぞー:2001/01/09(火) 22:32
加藤先生の話を聞いて「ああ、こういう視点もありそうだな。」と気付くことがポイントのひとつだと思う。私は二十歳前後の頃、加藤先生の本に励まされなかったら、どんなになっていただろう?ということはいえる。あの頃は自分の弱さに負けまいと必死だった・・。ただ当時本の出版が多くなにかと誤解されやすいことはあったと思う。先生がナチスの好戦的心理の研究でミュンヘン大に留学したことや、犯罪者の意識調査にアメリカでの研究員期間を延長していたこと、そしてこれらの論文(英文を含めて)を知っている人は少ないと思うけど。
57 :
諦三はたいぞうって読むのかあ:2001/01/10(水) 05:49
本は読んだことないけど、テレフォン人生相談は聴いたことあります。
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/10(水) 13:07
56が書いてることホントか?
だれかPsycLitで加藤諦三の論文検索してみてよ。
59 :
たいぞー:2001/01/11(木) 22:20
ほんとだよ。51の紀要にあります。自分はもらつてきました。
60 :
58>59:2001/01/11(木) 22:43
紀要論文は「論文」ではないのを知らないんだね。
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 06:10
父親との関係ばかり述べているが、母親の存在を書いて欲しい。
さらに加藤氏の環境が分るのにな。
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 15:24
紀要論文というのは2ちゃんねるの書き込みと一緒で、審査がない。
その大学や研究室の正規メンバーなら誰でも書けるし、内容も自由。
無論、2ちゃんねると違って誹謗中傷や社会的に許されないことは(ふつうは)書けないが。
「審査あり」をうたう起用もあるが実質はお手盛り。
だから、文部省の基準では紀要論文は「論文」ではない。「参考となる業績」程度の扱い。
もちろん優れた研究者で紀要論文や一般書を書く人はたくさんいる。しかし、紀要論文や一般書
しかない研究者に優れた人は極めて少ない。
町内会の運動会にだけ出ている人をスポーツ選手と呼ばないようなもの。
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 15:55
でも、心研より紀要の方が面白い論文が多いよね。
もちろん、クズみたいのも多いけどさ。
玉石混交が紀要のおもしろさ。
また、紀要が論文ではないからといって、心理学科のある大学の
紀要をぜんぜんチェックしてないような奴も、研究者としては
ちょっとどうかと思う。俺の知ってる、主任教授はアメリカ帰りで
院生のほとんどがアメリカ留学する研究室でも、院生には
紀要もきちんとチェックさせていた。初対面の院生が
俺の古い紀要論文を知ってたので驚いたよ。
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 17:26
紀要なんて読んでる時間はないよ。
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 17:56
今日、『「つらい愛」「楽しい愛」』って本を読んだが、ムナクソ腹立った。
なんなんだ、この加藤諦三ってやつは?この本なんて、単なるこのヤロウの
鬱病録じゃねぇか!そんなもん本なんぞにすんな!読んでて「こいつかなり
逝ってる。ストーカーか?」って思った。大体、こいつ本出しすぎ。
内容がどれも売れ線狙いって感じだし。名前見ただけで「またこのヤロウか」
って思う。とにかくこいつはダメ人間だ。
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 18:55
>64
読むの遅いんだな
67 :
たいぞー:2001/01/13(土) 16:49
結構な方がカキコしているんですねぇ。「日米の犯罪者の社会的背景・・」という研究紀要は全部英文で相当量のもの。早稲田の理工学部・文学部にも何度か足を運んだけど、とどのつまり加藤先生には加藤先生なりの一般の研究者とは違った仕事のスタイルがある、というのが僕の結論ですけど。
68 :
↑:2001/01/13(土) 20:43
うんうん、多分それはね、英語で書いて専門誌に出したけど掲載拒否された
論文なんだろうね。紀要論文の読者数は1.5人といわれている。
著書自身と印刷屋。印刷屋は内容を追いながら読むわけじゃないので0.5人と
勘定される。
そういうところに、一生懸命書いた英文論文を初めから掲載するかい?
しかし、なんか、状況が「代ゼミ」スレの「チョーク芸者騒動」と似てるな。
予備校講師を尊敬している予備校生に、大学院生が「予備校教師はチョーク芸
者である」といって反発されてるのと、加藤氏を尊敬している人に「彼は学者
として評価されてないよと」いうのはね。
もちろん加藤氏の一般書はあれだけ売れているんだし、ここにもこれだけ信
奉者がいて、救われている人は多いのだろう。ただ、あれを心理学と思われる
と困るし、彼が専門家にも認められた学者だという誤解は解いておきたい。
69 :
たいぞー:2001/01/14(日) 07:35
あのひとはあのひとでいいんだろうね。二十代はじめの頃は僕も誤解していたけど・・。
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 08:59
>68
「専門家に認められた学者」と「世間一般に認められた学者」
前者の方が偉いと思うのは専門家だけ.世界が違うんだ,
議論なんかするな.
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 09:01
心理学というある意味誰もが語れて
しまう分野において、専門家だけに認められ
た学者ってのは信用できん。
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 09:02
ついでにいえば,今は大学教員への就職や,大学内での昇格も
「専門家に認められているか」より「世間一般に認められているか」
が重視され始めている時代.文部省もそれを奨励している.
「一般書学者」をバカにしてるだけだと,そのうちイタイ目にあうよ.
73 :
たいぞー:2001/01/14(日) 14:24
70,71,72言いたいことを言ってくれました。感謝。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 16:06
こういう考え方が一般的だから、心理学者のいうことより血液型性格関連説
論者のいうことを信じるやからが多いんだな。まっとうな神経科学者のいう
ことより『脳内革命』がはやったりするのと同じ。
71,72のいう通りなら、まじめに研究するより足裏診断したり空中浮揚の
訓練したりする方が大学教授には近道だな。
75 :
>74さん:2001/01/14(日) 16:50
加藤先生は、別に心理学界で馬鹿にされてるわけではないのでしょう?
ただ、おもいっきり俗物的だから評価の対象にしたくないって感じじゃないのですか?
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 17:40
救われる人だけならいいけど、悪影響が出る人はいないのだろうか・・・
心が不調な人は些細なことにも影響されやすいからね.
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 20:35
加藤氏は心理学会で馬鹿にされているんじゃなく、無視されている。
より正確に言えば、知られていない。彼の名前すら知らない心理学者
が結構いる。無論、日本国内でだ。国際的にはいうまでもなく全く無名。
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 20:38
そもそも心理学関連の学会の会員ですらないからね。少なくとも大手の学会
「日本心理学会」とか「日本教育心理学会」とか「日本心理臨床学会」とか
の会員ではない。
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 21:04
学会に入ってないんじゃしょうがないですね。
でも、なんで入ってないんだろう?
どさくさにまぎれてお聞きしますが
斎藤 学先生や信田 さよ子先生の評価はどうですか?
80 :
たいぞー:2001/01/14(日) 21:35
いま正確には書けないけど、社会心理学かんけいの学会員ではあったとおもう?出身は教養学科人文地理と国際関係論から社会学研究科国際関係論専攻のひと。
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 22:05
>74
だいたいそのマジメに研究ってのが心理学の場合は
問題である。とりあえず、統計的検討にきちんと
たえることばっかり気にするっていう内向きの
視線ばかりになってしまって、いったいこれが
社会の現状の問題とどう絡んでいるのかって観点がない
研究が心理学研究あたりには溢れているんじゃないの?
それに心理学の特に認知・実験以外の論文って
どうも横並びって感じで、研究の連続性
が感じられないんだよなぁー。日本の心理学通史って
本にもそういうことが書いてあった。
それとは別に加藤氏の心理自助マニュアル
の社会に対する影響も批判せねばならないだろう。
だけど、それを批判できるのは、伝統にすがった
アカデミック心理学じゃ無理だね。社会学の方が
有用な視点があるだろう
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 22:10
それに、以外とアカデミック心理の先生に
セクハラが多いのは、狭い科学性に囚われて
しまっている腹いせの行為なんじゃない
かって邪推もしてしまうよ。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 22:12
まぁ、82の意見はあくまで冗談だけど
84 :
1:2001/01/15(月) 01:14
>>76 諦三本を読む=手術する ことだと思います。
こころに問題がある。今までそれを見て見ぬ振りをして過ごしてきた。
当然こころの問題は大きくなる。
その問題(=腫瘍)を取り除かなくてはならない。
そのときに手術をするわけだけど、患者に手術に耐えるだけの体力があるか
どうかってことが問題になる。こころの問題を突き付けられてそれを直視
できるかどうか。
そういう意味では諦三の本は激鬱の人には確かに危険だとは思う。
だけどこころもからだも傷付かずに修復できないんじゃないかと。
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/01(木) 02:53
もっとレスを。
加藤諦三をディープに語り合いたいなら、
メンタルヘルス板のほうがいいんじゃないの。
87 :
サルトリ:2001/02/01(木) 03:03
加藤諦三は翻訳者かとおもってたよ。それにしても翻訳の内容勝手に
勘違いしてたり早とちり野郎だよ。でも自分の本はなかなか読み応え
あるよね。フロイトみたいなすぐ判断くだすにんげんが無意識って
言葉を生んだんだから加藤諦三の本もある意味では価値があると思うね。
88 :
しろうと:2001/02/01(木) 17:13
何だかわからないけど興味を持ちました!!
お勧めのほんとか聞いてもよいですか?
90 :
1:2001/02/03(土) 00:00
>>88 オススメはこちら
>>5 最近の著作だと'「五歳児の大人」とそのまわりの人のための心理学'が
よかったです。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/03(土) 00:11
うん、メンタルヘルス板でディープに語り合うのも面白いかも。
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/05(月) 02:42
自分も何冊か読んだことあるけど、
初めは、うんうんうなづく事が多いのに、
だんだんハラがたってくる。
結局、このヒトは自分を見て欲しいんじゃないかってね。
93 :
いってよし:2001/02/09(金) 01:01
アレハシンリガクジャナイ
sage
94 :
名無しさん@:2001/02/09(金) 08:30
12 名前: 優しい名無しさん 投稿日: 2001/02/09(金) 08:27
加藤諦三の本かぁ・・・
ウチのかあちゃんが数冊読んでて、
俺にも読めって勧めてくれて読んだことがあったけど、
まぁ、内容的には「(ちょっと硬い)中谷彰宏の本」って感じじゃないかな?
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/10(土) 02:43
そろそろ心理学者も、哲学者と哲学研究者が違うように、
心理学者と心理学研究者の違いに気づいたほうがいい。
自分の心に向き合えない、実践のない者は、
心理学研究者であっても、ほんとうの心理学者ではない。
すいません、差が分かりません。
心理学者=それで、飯を食ってるというだけ(研究してるかは関係ない)
心理学研究者=飯を食ってるかは関係なく、研究している人
という意味ですか?
個人的には、
心理学研究者=研究はしても実践はしてない。
って感じ。
僕の本買ってくれてありがとう。
君らは僕のいい収入源だ。
これからも買ってね。
いやああ、アホが多くて助かる。
99 :
黒糸:2001/02/20(火) 01:36
え?学者なの?
私は、読んで感激した説を、自身の体験も交えつつ
紹介と感想をつらつらと書き連ねているのだと思った。
紹介者としては、いい仕事してるんじゃないですか?
文章だるいけど。
きっと、いい人だろうとは思います。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/26(月) 12:37
どの本読んでも書いてあることが皆一緒。
どの章読んでも皆一緒。
紙がもったいない。
>>100 何言ってるんだ、無駄な紙無くして何で尻を拭くのかね?
102 :
心理マン:2001/02/27(火) 01:38
加藤諦3は知ったかぶり学者でドン・リチャード・リソは嘘つきだよ★
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/11(日) 03:02
具体的にどうすればいいのか
書いてない気がする・・・。
105 :
名無しの人:2001/03/17(土) 04:43
「自分に気つ”く心理学」「人を動かす心理学」などが特に
良かった。後の本は職場、家庭、友人とのつきあい等、
どのような集団においても応用できるリーダーとしての
成功の秘訣が書いてある。
106 :
名無しの人:2001/03/17(土) 04:45
要するに彼の本は一貫して、「自我の確立」の
重要性を説いているのだ。
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/19(月) 00:25
おれには「とうちゃん憎い」としか読めなかったが
108 :
名無しさん:2001/03/19(月) 00:44
107
そういう自分の本音に気ずくことが初めの一歩って彼は言いたいんじゃない?だからって、即、親に土一揆的復讐しろというんじゃないが。
親や親族に対して自然な暖かい気持ちを持ってる人は他人とのつきあいもうまくいきやすいという主張は、普段自分の周りの人を見ていてもワカルような気がする。
社会が嫌いな人は親が嫌いってこと多いのでは。でも親子の組み合わせは宿命。親の代わりに心から信頼できる人を見つけよう。
109 :
名無しさん@お腹いっばい。:2001/03/19(月) 01:53
私は神経症だったと神経質に何度も書いてあったような・・・。
110 :
名無しさん:2001/03/19(月) 03:40
なんか頭の髪の毛真っ白になってたよ
111 :
Mr.名無しさん:2001/03/21(水) 21:12
どっかでこの人に相談できたりしないのかな?
俺、この人に是非相談に乗ってもらいたいことがあるんだけど。
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/21(水) 23:39
>>111 早稲田の理工学部にいるんじゃない?
でも、とつぜん押しかけると、「神経症者は相手の都合を考えずに突然おしかけてくる」
なんて、本に書かれるかもね(笑)
あと、月曜にラジオ相談やってるらしいよ。僕は聞いたことはないんだけど。
113 :
111:2001/03/21(水) 23:54
>112
ラジオ相談は知ってるけどHPあるじゃん?
ああいうトコで話聞いてくれたりはしないかなあ?
ところでこの人って恋愛関係にも詳しいんだろ?
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/22(木) 00:52
>113
ナルシシズムを捨てろ。
情緒を成熟させろ。
そしたら君の悩みは解決するとおもうよ。
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/03/22(木) 01:11
ということで,加藤諦三論は人生相談板でどうぞ。
aaaaa
118 :
秘:2001/03/27(火) 04:45
119 :
名無しさん@ゲレンデいっぱい。:2001/03/27(火) 22:15
sage
>>119 どうもありがとう。
テレフォン人生相談聞いてみたいんだけど大阪では聞けない(涙)
122 :
禁断の名無しさん:2001/04/25(水) 21:13
最近マイブームが再来して読んでる。
なんだかんだで手に取っちゃうんだよね。
123 :
Mr.名無しさん:2001/05/01(火) 01:48
E.フロムの論理をパクりすぎと思うのは
僕だけでしょうか?
124 :
Mr.名無しさん:2001/05/01(火) 02:17
でもさー皆、加藤諦三や中谷彰宏みたいに
適当に苦労しないで書ける本を大量に書いて儲けたいと思うだろ?
俺も青木雄二みたいな本なら大量に書けるのになー。
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/06(日) 02:04
印税は入りまくりあげ。
こんな時代にますます読まれているのでしょうね。
126 :
名無しさん@中途覚醒:2001/05/06(日) 06:19
加藤諦三嫌い。彼の著作は自分を癒すマスターベーションだよ。それに
対してお金を払う気にはなれない。ちゃんとしかるべき処でカウンセリングを
受けて欲しい。
127 :
ななしのたましい:2001/05/06(日) 08:52
>>126 7割以上同感。
私は加藤が好きでも嫌いでもない。
専門家なら自分でカウンセリングしてよ。
後は禿げしく同意。
128 :
Mr.名無しさん:
>>124 加藤は、中谷の中身薄で厨房向け本なんかじゃないぞ!