ヒッポファミリークラブ

「６か国語で話そう」とかいう訳の分からんポスターをあちこちで見かけます。
とてもうさんくさいんですが、あれ何かの宗教ですか？
この板に入会してる人とかいます？
情報求む。

黄色いポスターですね。私もここに情報を求めようかと思っていました。
とりあえずヒッポファミリークラブについて知っていることは、
『人麻呂の暗号』という著書を藤村由香というペンネームで出したこと。
この名前はこの組織の女性４人が共同で用いていると言うこと。
「人麻呂の暗号」は一連の「万葉集は韓国語で解ける！」ブームの
などで爆発的に売れたこと。その本の中でグル的存在の男が「祭主」
と呼ばれていること。比較方法に言語学の経験のカケラも生かされて
いないこと。などです。

2＞祭主、、、あやしそうですね。

やたらに集会とかやってるらしい。

集会に一遍行ってみた。
そしたら、なんと
「赤ちゃんは耳で言葉を覚える」
という理屈で、外国語の童謡のような音楽を流して
老若男女、みんなでお遊戯をするという、まさにトンデモの世界。

しかも終了後、軟禁状態で「テープを買え」と迫られた。
ヒッポ側の希望小売価格、驚愕の金20万円也。
悪質にも程がある。なんか、ピースボートあたりに通じる、胡散臭さ。

そうだったのか…

初期の頃のヒッポに入っていましたが、馬鹿馬鹿しくてやめました。
天声人語で紹介されたので、うっかり信用してしまいました。

カバの子供が主人公のテープが、７ケ国語で作ってあります。
確かにそのセリフを真似ることはできるでしょうが、
しょせんカバの子供の会話。
内容が貧弱で、それで７ケ国語がしゃべれる事にはなりません。
高いテープと高い会費を徴収するのが目的だと思います。

ただ、音楽テープはよくできていて、子供が踊り出したり
喜ぶことは確かです。
商売と広告がうまいのも事実です。
赤瀬川源平さんと その娘さんを仲間に引き入れていました。

当時、ヒッポの大学を作ると息巻いていましたが、今でも
大学は あるのでしょうか？

創始者は榊原という人で、宗教がかっているというより
商売人だな・・と思います。
本人も こんな事で７ケ国語は しゃべれないと 今ではわかっていると
思いますが、もう引き返せないんじゃないでしょうか。