最近「すべからく」を

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1なを
「すべて」の意味で使う、
いや、使いたがる馬鹿が増えている。

これは大きな間違いである。

「すべからく」は漢字で書けば「須く」で、
文末にしばしば「〜べき」を伴って使われる
動詞「する」の副詞的な用法。
「当然すべきこととして」とか「ぜひとも〜するべき」などの
義務的な意味である。
英語でいえば「must」や「be sure to」に近い。
「必須科目」といえば「必ず(履修)するべき科目」のこと。
決して「すべて(all)」の意味ではない。

(正)学生はすべからく勉強するべきである
(誤)最近の学生はすべからく遊んでいる

文筆家でもこんな誤用が多い。
私が最近見つけただけでも、
西尾幹二、五味太郎、佐伯啓思などが誤用している。

「すべからく」はすべからく本来の意味で使うべし

2名無しさん:2000/01/28(金) 15:24
ク語法っていうんでしたっけ。

大野晋氏の説だと、「すべかる・あく→すべからく」
だったような。
3名無しさん:2000/01/28(金) 17:10
立花隆も著書の中でやってたぞ。
4童貞野郎:2000/01/28(金) 18:14
呉智英氏も嘆いていました。
5いいんでない:2000/01/28(金) 18:30
「学生は、すべからく勉強すべし。」
なんて、文章を見てたいていの人は育ったわけだ。
「すべて」の文語の言い回しと思うのは当然。
意味的にもそんなに問題は生じない。
当然すべき→皆やるべき→すべてやるべき→すべて


みんなそう思ってんだから、新語が生まれたということで祝福しましょう。

すべからく(須く、全からく)[副詞]・すべて、みな、全部
※昭和後期より文語より転用され、「全て」を偉そうにいうために発達。口語で使うときには、口が絡まるのが欠点。
6衝動派:2000/01/28(金) 20:12
「太郎君、君はすべからく運動すべきだよ。」

って言えますか?>1さん。

「すべからく」=「是非とも、・・・すべき」なら、可能ですよね。
僕の直感では、使えません。5さんの、「すべて」の意味になってるに賛成です。
どうなんでしょ?
7やべ(汗):2000/01/28(金) 20:31
6です。単に「すべからく」=「すべて」だと、1のなをさんの
(誤)の例がよくなってしまう(これを誤とするのは同意)。やはり
「義務」をあらわす助動詞を必要とする性質がある表現ですね。
「すべて」の意味でかかっていくところは、主語と目的語で違いが
あるんでしょうか?

・ここにいる者は、すべからくこの本を読むべし。(ここにいる者全員)
・太郎君は、ここにある本をすべからく読むべし。(ここにある本全部)
8名無しさん:2000/01/28(金) 23:51
ていうか漢文訓読から生まれた表現でしょ?
もともと日本語的じゃないと思うけど。
9なを:2000/01/29(土) 01:38
>5さん
「思うのは当然」ってあんた・・・
国語の授業はそのためにあるのではないのか。
あと、意味は違わないとおっしゃるが、
私は似て非なるものだと思う。
「なおざり」と「おざなり」や
「expect」と「except」、どっちも似てるからOK!
なんていう馬鹿はいないでしょう。

あと「全からく」ってどこからひっぱってきたんですか?
出典を教えて下さい。

>衝動派さん
私も口語でこんな表現する人には会ったことはないが、
文語や文章表記には使うことが多い。
あと、7の例でも「すべからく」が「すべて」の意味で
主語や目的語にかかることはないと思う。
かかっているのはともに「読むべし」でしょう。

>8
「漢文訓読」だって日本の立派な文学表現だと思う。
口語的ではないかもしれないが、
千年以上も文語で使われてきた立派な日本語ですよ。


私も口語が短期間で変化するのは仕方がないと思う。
「超〜」とか「ら抜き言葉」「全然+肯定形」とかね。
「とても」だって明治初期までは
「とても+否定形」でしか使わなかったらしいし。
文語から口語への転用も好きなだけすればいい。

しかし「須」を「全(総、凡)」と取り違えても平気!、
などと云っている人は、
「右」と「左」、「社」と「杜」、
似ているからどっちでも大丈夫!
と云っている人とかわらんと思う。
10餌彦:2000/01/29(土) 23:15
なんで口語は変わってもいいのに、文語はダメなんすか?
115です:2000/01/31(月) 17:04
なをさん
>あと「全からく」ってどこからひっぱってきたんですか?
>出典を教えて下さい。
しゃれです。

実は「すべからく」の本来の意味は始めてしりました。
たぶん、昔の法律文や宣言文、などを見て勝手に
「すべて」の意味で理解していたのでしょう。
国語の授業で教わるべきとのことですが、
この「すべからく」という言葉は、
きっと戦時中に関わる文章が多かったので
教える事はほとんどなかったのではないかと思います。
また、古文には出てくるかもしれませんが、
それはあくまで昔の言葉として理解するでしょう。
この誤用のルーツを考えてみますと、
60.70年代の学生運動のような気がします。
アジ演説とか、たて看板に、
「反対する者は、すべからく撃破する」なんて
言い回しがよく使われていたような気がします。
実際、誤用している文筆家も、その世代みたいだし。
12名無しさん:2000/01/31(月) 18:26
気になったので、GOOで「すべからく」をキーワードに検索した。
1300以上がヒット、そのうち最初の50ページを開いてみた。
(はい、閑人なんっす)

1 Not Found 4
2 「当然するべきこととして」的解釈 16
3 「すべて、余すところなく」的解釈 27
4 意味不明の戯言(笑) 3

うを〜、蔓延している。
13蟹江敬三出演:2000/02/01(火) 01:27
育毛剤「薬用不老林」のTVCMでもやっちゃってましたねぇ。
一年程前のバージョンでしたっけ?
「命の源はすべからく根っこにあり。髪もまた然り!」
この表現ってインテリっぽく気取って使われることが多いから、
余計に恥ずかしいというか鼻につくんですよね。
14なを:2000/02/01(火) 03:36
レス頂いた方々、お返事が遅くなって申し訳ない。

>10さん
「文語は変化してはいけない」というつもりは毛頭ない。
ことばとはほっておいても変化していくもの。
特に口語の世界は厳しい。
まるで芸能界のようにぽっと出の新語が席巻するかと思えば、
翌年には「死語ネタ」に使われてしまう。
文語だって元は音を表記するためのものであるから
長期間の間に音と表記との乖離が生じたならば、
「言文一致運動」などで文語が変化することもある。
(以上が私の見解。以下はこの論拠の説明。読飛可)

15なを(↑の論拠):2000/02/01(火) 03:39
文語は長期的に残存する手段・文字で情報を伝達する。
口語と違い「場の勢いでなんとなく通じるさ」とはいかない。
そこには口語以上の論理性が求められる。

日本語には表音文字「仮名文字」と表意文字「漢字・漢語」がある。
即ち「漢語」を「和語」のテニヲハが支える構造となっており、
日本語は「書字中心言語」といえる。(参照)
日本人は日本語を話すとき状況に応じて
相手の発した音を頭の中で「文字」に置き換える。
「シンコウ」の音を「進攻・信仰・進行・振興・親交・・・」など。
日本語は文字が音を縛っている言語、といえなくもない。
(参照『二重言語国家・日本』石川九楊著、NHKブックス、1999)

しかも日本語には音素が少ないため
意味は異なるが同じ音が当ててある漢字が無数にある。
だから日本語の語彙には同音異義語がやたらと多い。

ここで問題となっている「すべからく」は正にこの漢語から出た
「須」が語源であり、この文字はこれ固有の意味を持っている。
その言葉を「音が似ているから」という理由で
意味の全く異なる「全、総」などと置き換えてしまうのは
漢字という文字文化を「殺す」ことになる。

そんなことが出来るのは
よほどの切れ者か、ただの物知らずのどちらかでしかない。

16なを(↑の論拠):2000/02/01(火) 03:39
>5(11)さん
あ、しゃれですか。びっくりた。
まさか「すべて」の意味で載せている
間抜け国語辞書があるのかと思ってしまった。

誤用の起源の件だが、
呉智英によれば「須」が常用漢字に入っていないため、
新聞などの公共メディアに仮名表示しなくてはならなくなり、
「須く」を「すべからく」とした結果、
物知らずどもが「すべて」と世間が勘違いしたのでは、
と云っている。

>12さん
わざわざどうも。
ほんと、この誤用すごく蔓延している。
しかも質が悪いのは、文筆家が多く使うので
「読書家ほど誤用する」という悪循環がある。
おそらくここの多くの掲示板の何処かにも・・・

>13さん
そんなCMもありましたね。
全く同感。誤用している人を見ると、
めいっぱい背伸びしたその結果学のなさを
自分で曝露してしまっている哀れさに同情してしまう。
17餌彦:2000/02/01(火) 04:46
「もの知らず」で「学がない」人々を毛嫌いされてるみたいすけど、
言語文化を支えているのは一部の物知りさん達なんかじゃなくて、そ
ういう無知な人々なんです。
言語の歴史を見れば、誤用による意味の変化なんていくらでも挙げる
ことができるんだから、今更めくじらたてることないと思いますけど。
まあ、誤用が良いことだってワケじゃないすけど。

13さんのデータによると半数以上が誤った使い方みたいすね。
ってことは多数決で「須らく:全ての意味」を加えても良いって
ことじゃないすか?
僕は言葉ってそういうものだと思います。
18なを:2000/02/01(火) 05:49
私は別に「もの知らず」で「学がない」人々を
毛嫌いしているわけではない。
言語文化が、一部の特権階級や物知りさんにではなく、
無知な人々によって支えられていることは重々承知している。
ダンテが、特権知識階級の専有物であったラテン語ではなく、
名も無き農民たちのはなしことばで「新曲」を書いたことの意味は、
私なりに認識しているつもりだ。
本多勝一の『日本語の作文技術』の冒頭にも類似の引用があった。

しかしこれらは「はなしことば」のレベルの話である。
「かきことば」は「無知な人々」では後世には伝えられない。
それはやはり「物知りさん達」の仕事だ。

私が問題としたいのは「すべからく」の誤用を始めたのが
「学のない」「無知な人々」なのではなく
「物知り」であるところの知識人や文筆家であり、
その誤用を「無知な人々」にまき散らしていること、
それをありがたがって「半数以上」の者が
平気で誤用を繰り返している世上の風潮である。

19名無しさん:2000/02/01(火) 09:09
呉智英が相当以前にこれについて論じてたなあ
20餌彦:2000/02/01(火) 17:00
いや、別に最初に間違えたのが世間一般でいう物知りかそうでない
かは、あんまり問題じゃないと思いますけど。ただその人もその事
に関しては無知だったってだけなのでは?そしてそれを支持したの
も無知な大衆。重要なのはそれが支持されるかどうかにあるのでは?

>「かきことば」は「無知な人々」では後世には伝えられない。
この意見はまったく賛成できないです。
21名無しさん:2000/02/03(木) 17:46
11さんが言われたのは重要なことで、この誤用をする人はもともと
団塊、全共闘世代と言われた人たちです。権威に反発し、大学なんていらない
と叫び、学校行かずに本を読んでも教養は身につかず、教養主義を馬鹿にして、
挙句に身についた日本語が「すべからく=すべて」なんだからお笑いです。教
養に反発しても本心では高級表現を使いたい、でもそれが間違った教養だから
恥の上塗りです。全共闘崩れのハンパ文化人を罵るための道具として「スベカ
ラク」問題をたびたび持ち出す呉智英の感情は、ただの近親憎悪。
彼らはさんざん上の世代を馬鹿にして若者の権利を主張しながら、今は下の世
代を思い切り抑圧して有望な人材を潰しつづけています。
私達はあの世代の文化人の欺瞞に満ちたくだらん反権威主義につきあわさ
れるだけで、人生の貴重な時間を浪費する危険に常にさらされています。
言語は確かに変化する。でもそれは意図されて起こるのではないのです。
正しい形はこれだ、という知識を得たのなら、それを素直に活かせばいい。
言語の変化に関する知識は、誰かの無教養や怠け心を正当化する為にある
のではないのです。
22餌彦:2000/02/03(木) 23:15
>21
言ってることが、一貫してないよ。
誰もワザと間違えたわけじゃないって。
23じゃく:2000/02/04(金) 00:21
たしかに呉智英が嘆いているのは、近親憎悪のようにもみえましたね。
でも彼のいうように「すべて」とすれば済むものを高級ぶろうとして「すべからく」とする精神が恥ずかしいというのは納得できます。
誤用よりもその精神を批判しているのですよ。彼の場合。
2421:2000/02/04(金) 02:33
私が言いたかったのは呉智英に関しては23さんのおっしゃっていることと同じです。
餌彦さんの目に一貫していないように見えるのは、最後数行が次の話題に移ってる
からです。区切りを入れるべきでした。読みにくかったらおわびします。

「言葉の間違い」の話をすると必ず「言語は時代によって変化するものだ」式の、
だから真の間違いは存在しないと言わんばかりの安易な擁護論が登場するので、
そのことへの異議を唱えたかったのです。誤りを指摘されたら覚えればいいもの
を、開き直って正しい形を覚えることを拒否する姿勢、それを意図的だと言った
のです。
反権威主義者の権威への憧れ、それゆえの誤り、と言う悲しくも滑稽な現実は、
その前段階に起こることです。その次の段階で、安易な反権威主義者とその追随
者は、誤りを指摘されても開き直るのです。教養という財産を個人のプライドの
ために抹殺し、それが後の世代に伝わる機会をおおいに狭めるのです。
これが次の世代への罪でなくて何でしょうか。

餌彦さん、お分かりいただけましたか。もう一度言います。
言葉の用法を間違うことを意図的だと言っているのではありません。
間違いを指摘されても素直に受け入れず、言語の変化の法則まで持ち
出して自己の過ちを正当化する行為を、知識の生かし方のあるべき姿
に対する意図的な歪曲だと言っているのです。
25名無しさん:2000/02/04(金) 12:42
「ら」抜き言葉は良くて「すべからく」は駄目って人は、良く分からん。
26名無しさん:2000/02/04(金) 14:38
 全共闘世代とか反権威主義とか難しい言葉がならんでるけどさ、
それは言葉の本質とは関係ないって。

1、誰かが間違えて「すべからく」を「すべて」の意味で使った。
2、それが広まった。

どこにも「言語の変化の法則まで持ち出して自己の過ちを正当化
する行為」なんて関係してないじゃん。
2711:2000/02/04(金) 16:45
>21さん
何か、言語社会学なんてのができそう。もうあるか?
皮肉ではありませんよ。
28衝動派:2000/02/04(金) 20:17
21さんのような意見を聞くと、次のような疑問を抱いてしまいます。

この誤用、全共闘世代の知識人が広めたというのは確かなのか?
それを示した証拠が欲しい。
それが、安易に権威を否定する人に特徴的であったという証拠も。

なぜ、この誤用なのか? なぜ「すべからく」が「すべて」と同義と
誤用されたのか?ほかの誤用の仕方にならなかったのは何故か?
本当に「すべからく」は「すべて」と同義(+上級語)なのか?
調べる必要があると思う。完全に同義で誤用なのか?
21さんのおっしゃるように結論する前に。

そして、なぜ、これほどまでに誤用が広まったのか?
その理由が欲しい。
誤用であったものが、その後定着した例はたくさんあると思う。
それは正用法になっている。そしてもちろん定着しなかったものもある。
今の段階で、(誰かのきわめて大雑把な)調査によると半数以上が
「誤用」してると言う。「正しい用法」例は、それ自体、使用者が
「誤用しない」ということを意味しないので、誤用頻度は、それより
多いこそすれ少ないことはない。
とすると、かなりの数で「誤用」が定着してるのではなかろうか?
なぜ、この誤用が定着するのか?その理由が知りたい。

29パラダイムの転換の過渡期ですか:2000/02/04(金) 21:28
パラダイムの転換の過渡期ですか
30名無しさん:2000/02/05(土) 02:14
興味深く読みました。呉智英以外に、同様の指摘をしている
本があって、高島なんとか言う人の週刊文春の一連のエッセイ
が、言葉の乱れについてよく論じます。その中の『本が好き、
悪口言うのはもっと好き』あたりに、「すべからく」の事が載
っていて、やはり戦後生まれの文化人に多い誤用であること、
「須」の字が漢字制限で使われない環境で育ったために本来の
意味を知らずにいること、など、呉智英(私は両方読んだので
すが)を読まずに全く同じ結論が出ています。誤用例の出典を
挙げていたはずです。高島という人は退職した大学教授で、中
国古典(水滸伝など)がご専門、呉智英のような語気のキツイ
調子ではなく、穏やかに、同じ事を言っています。28さんも参
照されたらいかがでしょう。私は今手元にないのでこれくらい
しか言えなくてすいません。
31臨時:2000/02/21(月) 05:21
「太郎君、君はすべからく運動すべきだよ。」
って言えますか?
完全に言える。僕も使いそうだし
僕の友人も使いそうだ。
32三省堂「新明解国語辞典」より:2000/02/21(月) 08:11
すべからく【須らく】
(為すべかり」の未然形+接辞「く」)

意味:ぜひとも(次の事をすべきだ)
33大辞林 第二版:2000/02/21(月) 09:54
すべからく 【須く】

(副)〔漢文訓読に由来する語。「すべくあらく(すべきであることの
意)」の約。下に「べし」が来ることが多い〕当然。「学生は―勉強す
べし」〔古くは「すべからくは」の形でも用いられた〕
http://dictionary.goo.ne.jp/cgi-bin/dict_search.cgi?MT=%82%B7%82%D7%82%A9%82%E7%82%AD&sw=2
34>32、33:2000/02/22(火) 05:31
はぁ?
何を今更・・・
35臨時:2000/02/23(水) 02:12
「すでにして」の正しい意味は
「やがて」「そのあと」です。
今の文化人たちは、「すでに」を重々しく言いたいときに
「すでにして」なんて言ってる。ばっかじゃないの。
36工房:2000/02/26(土) 14:31
高校の漢文の授業で習った。すべからく、
37工房:2000/02/26(土) 14:33
訂正
すべからく。
38名無しさん:2000/02/27(日) 23:34
>34
39thirdeye:2000/02/28(月) 18:42
小渕ソーリも須くを全ての意味で使っていました.
この国は大丈夫なのでしょうか?
40名無しさん:2000/02/28(月) 19:32
>39

大丈夫ではないです。
41>39:2000/02/29(火) 18:41
既に終わっています。
42名無しさん:2000/03/02(木) 18:02
すべからく

「す」+「べし」+「あり」+「らし」?
す+べき+ある(連体形)+らし

辞書は次のように言っている。
サ変動詞「す」+助動詞「べし」のク語法「べからく」

「すべからく」は「するべきであろこととして〜がある」
「学生はすべからく遊ぶ」(誤用)は「学生は当然すべきこと
のようにして遊ぶ」と解釈することは理論的には可能だが、
慣用的な使い方ではないと思います。
43名無しさん
<す+べき+ある(連体形)+らし
す+べく+ある(連体形)+らく
   または
す+べかる(連体形)+らく

訂正です。