「腐女子」の生成要因とその心理を読み解く

このエントリーをはてなブックマークに追加
1311
自己否定(あるいは自分の中の女性性の否定)から自分を消す為に、
801に逃避する者が腐女子の中には少なくないと思われますが、
その反面、彼女達が激しく自己肯定を求めている事も否定できません。
それは、物語内における受けと称される側の愛され方
(ありのままの自分が愛されるという、いわゆる少女漫画の王道パターン)
にも顕著に現れているように思えます。
妄想の中ですら、自己を消し去る強い自己否定と、「ありのままの私を愛して」
という強い自己肯定欲求。
こうした欲求のあり方は、人が社会性を身につけて行くに従って、
何らかの形で折り合いを付け、解消されて行くべきものだと思いますが、
彼女達は妄想に逃げ込む事により、それを回避しているように思われます。

その未発達性が、攻撃性とあいまって、
「他者に迷惑をかけても平気でいられる」という態度につながるのではないか?
と考えています。