[ロンドン 25日 ロイター] 1人に話しかけているふりをする、とか聴衆の一点を
見つめる、なんて方法は忘れなさい。スピーチやプレゼンの前、神経を静めるのに
効くのはセックスだ。
スコットランド・ペーズリー大学の心理学者、スチュワート・ブロディ氏によると、
最良の結果を得るには、性器を結合した完全な性交をするのが望ましいという。
同氏は、男女約50人の性行動を2週間モニターし、スピーチを行うなど激しい
ストレスにさらされる状況で、セックスが血圧レベルに与える影響を分析した。
その結果、完全な性交を行った人のほうが、オーラルセックスなど別の方法を
とった人より、ストレスの度合いが低く、血圧もより短時間で通常レベルに戻った。
セックスを行わなかった人が最もストレスに対して血圧が高くなった。
その他の要因を考慮しても、ストレスに対する反応の差は、セックスの方法の
違いによって説明されるという。
ブロディ氏は科学誌「ニューサイエンティスト」に「影響は単にオーガズムによって
得られる短期間の慰安に帰せられるものではありません。影響は少なくとも
1週間は続きます」とコメント。
ブロディ氏は、セックスの鎮静効果は、「絆を強めるホルモン」オキシトシンが
放出されるためだと確信している。
ソース
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081138306382.html