■■■■■臨床のための基礎心理■■■■■   

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968マリリン ◆TJ9qoWuqvA
>”引き裂かれ状態”にあるって言えば聞こえはいいけど、その実、なーんも考えて来なかった
>ことの証左でしょ

私たちの獣医教育って、やっぱり、最終的には人間あっての動物という教育なんだ。
だから、どんなにきれい事言っても、隠しきれない事柄って出てくるよ。

獣医業務は横断的資格なので、産業動物から実験動物、野生動物、魚類、検疫、ペット
まで、同じ獣医という資格で全部通ってしまう。そのぶん、例え、どんな進路を選ぼうが
すべて勉強するように組まれている。もっと言ってしまえば、ペットの臨床なんて、
獣医教育の中では付け足しなんだと思う。

だから、ペットの獣医であったとしても、産業動物等の教育を多大に受けているわけだ。

心理士さんなんかも、SCか医療心理士かでクライアントの扱い方って言うのは、
教育モデルか医学モデルかに別れ、全然、違って来るんでしょ?

私たちも、産業動物、検疫、実験動物、ペットで対象の扱い方や考え方が全然
違ってくる。それでも、どんな分野の獣医になろうが最終的には、人間優先に考えなきゃ
いけないわけで、受けた教育と今実際に置かれた立場で、マリリンの場合は混乱が
生じて来るんだ。

ペット関係以外なら、XYZが言うように冷徹に仕事をこなせれば、優秀で
何の問題もない獣医だものね。

倫理問題って難しいね。良く分からない。