◆心理板・スレ立てるまでもない質問箱part15◆

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そうそう、
有史以前、神様の一族が実在していたことを示唆すると思われる痕跡が、
遺伝子記憶上に、複数認められるようですよ。
ここでいう遺伝子記憶とは、本能よりも高度な、人間にとって普遍的な生得記憶のことです。

たとえば、夜見る夢や、マンガや、神話などの創作物の中に、
人類共通の普遍的なイメージの運動となって現れることもあるものです。
人間の思考・空想のパターンを詳細に分類することによって、
生得的な記憶が存在し、人間の社会や精神文化が形成されていることも、
ある程度明らかになってきています。

有史以前の神様の一族は、
クロマニヨン人に対するネアンデルタール人が実在していたようなものです。
つまり、現生人類よりも、少しだけ知能が進化していた、
亜人類が、そもそもの神様に関する遺伝子記憶の起源とする説です。
現在に残る宗教と神様のイメージは、当時の遺伝子記憶が再生された結果と説明すれば、
神様を巡る現状が、比較的奇麗に矛盾なく科学的な視点から説明可能なようです。

ただし、神族の化石が、エチオピアの水辺などでまだ発見されていないので、
いまのところは、遺伝子記憶上のデータから推理されているだけの存在です。
物的な裏付けとなる証拠を欠いていては、仮説の域を出ることができないでしょう。

対して、現生人類が持っている鬼に関する遺伝子記憶は、
ネアンデルタール人との共通性が多数指摘されて、
ほぼ間違いなく鬼のイメージはネアンデルタール人起源だったと考えられています。
現生人類の祖先の女性達が、ネアンデルタール人を、ガーディアンとして使役していたことも、
遺伝子記憶の解析から示唆されています。
やがて考古学が、この種の研究の正しさを、証明してくれることになるでしょう。

神様について、より詳細なことは、そちらの板でゆっくり語りましょう。