発達障害児の認知障害

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1名無しさん@お腹いっぱい。
自閉症児の相貌性や対人認知障害、情動性コミュニケーション障害
の基礎となる認知障害について教えて。
また、これらの障害は行動療法で改善される可能性の確率、または
行動療法に代わる療法があればおせーて。
2名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/30 18:23
どーして心理学板では
このような真面目な質問にレスがつかないかね。
専門の人がいないならいないで,
専門家の意見が聞けそうな場所を教えてあげるとか,
もう少し反応があっても良いと思うが。
3名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/30 19:04
だって教科書調べれば書いてあることだし,もし1が
教科書持ってない,教科書調べられないような人間なら,
こんなことを知る必要も知る意義もないもん。

そもそも試験の問題かレポートの課題の文末だけ
2ちゃん風に書き換えてごまかそうというのが安易だよ。
4学部生なんで、、、:02/03/30 19:06
>>1
「心の理論」の話なら少し出来ますが、、、
5名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/30 19:08
TEACCHプログラムが有効とされていますね。
梅永さんの説明によると、
 TEACCHプログラムとは、Treatment and Education of Autistic and related

Communication handicapped CHildrenの略語で、アメリカノースカロライナ州で実施されている

早期から成人期に至るまでの自閉症の包括的治療教育プログラムのことです。

  TEACCHでは、自閉症児者の適応力を向上させるのと同様に環境を操作することによって、

自閉症者の社会参加を図っています。

 また、方法論として行動理論を中心としていますが、それ以外にも認知理論や心理言語学を取り入れたり、

一つの指導法にこだわらない姿勢と「親を共同治療者とする」「専門家はスペシャリストではなく、

ジェネラリストでなければならない」など従来の専門家による治療教育から、

親を含めた関係する専門家同士の連携によって社会自立を図ろうとしているところに特色があります。

  そして、青年期に達した自閉症者には、援助付き雇用(Supported Employment)によって、就労支援を図っています。

 このTEACCHプログラムでの実践のように、わが国の自閉症者の就労支援にも、

その個人の要求や能力に応じた柔軟な姿勢で取り組まざるを得ないのではないでしょうか。



6名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/30 19:09
それに、酒木さんの、遊戯療法的、芸術療法的アプローチもまた違ったアプローチですね。
71:02/03/31 18:19
>5
TAECCHは視覚に訴える方法であり、発達障害児は視覚が聴覚に比べて優位
であるが、発語の際に視覚優位の教育では言語機能の発達が発展しにくい
と聞きます。ただ、親を共同治療者とするという点は賛成です。
もう1つの接近としてABAがありますが、この双方の療法に関してはどのよ
うな見解を持たれていらっしゃいますか。

遊戯療法は、個人的には治療効果性のないものとみなしていますが、
発達障害児にとっての遊戯療法の意義をもしよろしければ教えてく
ださい。あと、遊戯療法に関しては健常児も発達障害児も同じアプ
ローチなのでしょうか?>6

発達障害児の内的な部分であれば、是非お聞かせてください>4

私が知りたいのは、幼少期にはそれなりの応用分析的接近によって行動的
および社会的には改善がみられても、思春期以降に情動コミュケーション
の障害により母子癒着が見られるケースが多いと聞くことです。
これを認知障害の観点から母子癒着を防止し、思春期の発達課題をこなせ
るようになるにはどのような接近法を試みればいいのか。
あと、同じく思春期にみられる分裂を匂わせる相貌性に関して、認知障害
という観点からご意見を伺いたいのです。

>3
教科書などには基本的なことしか書いてありません。
また、著者の個人的見解が多く含まれている可能性も、この発達障害に
関しては未だ解明されない部分が多いためにあるわけです。
そういう観点から、専門的に研究ないし考察されている方々の幅広い意
見が聞きたいわけであって、教科書から得られる知見だけに終止するの
は専門的にやっていきたいと考える人間にとっては非常に短絡的だと考
えています。認知神経科学として明らかになっていることはあっても、
それは最低限のことです。医学的にも自閉症などに対する接近法はさま
ざまな研究によって変容されつつあります。

療法的にはTEACCHやABAなどの賛否両論、有効性の是非も含めてですが。
>>7

だったら最初からそういう風に書けよ。
>>1を読んでそういう議論が求められてると
思う奴がいるか?

ところで>>7はほんとに>>1なのか?
91:02/03/31 19:32
>>8

ああ、ごめんなさいね。
文章足らなかったですね。

ところで私は7であると同時に1です。
ウソついても何もメリットないと思うが??

追伸>6さんへ

遊戯療法の酒木さんとは、発達障害児との情動共有をベースに
療法を実施しておられるんでしょうか?
もし、お勧めの本などがあれば教えてください。
10名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 22:19
横レス失礼します。

>>7
>発語の際に視覚優位の教育では言語機能の発達が発展しにくい
>と聞きます。

>思春期以降に情動コミュケーションの障害により母子癒着が見られるケースが
>多いと聞くことです。

このことをもう少し詳しくご説明頂けないでしょうか。あるいは、これらの
ソースをご存知でしたら教えて頂けませんでしょうか。

気になるのは、これらのことがちゃんとしたデータに基づき、かつ発達障害児
全般に当てはまるものなのか、それともそうでないのかということです。

何を言いたいかというと、安易に「認知障害」というラベルを貼ってしまうのは
避けなければならないと言うことです。

>療法的にはTEACCHやABAなどの賛否両論、有効性の是非も含めてですが。
一般的にTEAACHをやっている人はABAは嫌いなようですが、私は、両者の良いとこ
取りをするのが良いのではないかと思います。

具体的には、構造化でトラブルを未然に防ぎ、ディスクリートトライアルでスキル
を向上させていくとか。安易過ぎですかね。
111:02/03/31 23:30
>>10 レスを有難う。
>発語の際に視覚優位の教育では言語機能の発達が発展しにくい
>と聞きます。
この件に関しては、応用分析学の観点からTEACCHとABAとの比較
により得られたことです。
ただ、私自身もあちらが良くてこちらが悪いというのではなく、
>一般的にTEAACHをやっている人はABAは嫌いなようですが、私は、両者の良いとこ
>取りをするのが良いのではないかと思います。
に賛同です。また、TEACCHは自閉症は改善または治療対象とはならない、
ABAは自閉症は改善または治療可能であるという異なる観点から実施され
るようですが、共通しているのはいずれも「治療」ではなく「教育」と
いうことになりましょう(現行では医師は自閉症は改善ないし治療可能と
している方もおられます。治療という言葉に関して是非はあるとは思い
ますが)。

しかし、単に外的アプローチのみでシェマを改善するのではなく、内的アプ
ローチも併用して実施する必要があると思うのです。で、
>思春期以降に情動コミュケーションの障害により母子癒着が見られるケースが
>多いと聞くことです。

これですが、幼少期において例えばグラスを子供が眺めていたとして、
子供はもしかしたらグラスに反射する光を見ているのかもしれない。
しかし、ここで親が子供の観点と異なる観点から(グラスという言葉に
執着する) ばかり見ていると、母子間での情動共有がされににくなる。
その結果、健常者にもみられることですが、母子間の情動共有が安定し
ていないために、思春期になってから本人が不安定になると同時に、親
からの分離(思春期の発達課題としての)が困難になる。

自閉症児の場合、特にこの他者との情動共有が困難であることから、健
常者以上に母も子供が何を考えているのかが分からない、子供も母との
情動共有がなされていないために思春期になってもそれを求めようとする。
そのことから、母子分離が非常に厄介なものになるということです。

>何を言いたいかというと、安易に「認知障害」というラベルを貼ってしまうのは
>避けなければならないと言うことです。

おっしゃることはよく分かります。
私見では、脳機能障害という言葉が一人歩きしているようで、 短絡的に脳障害と
してしまってることにこそ、疑問を感じているのです。
ここで言う認知障害とは心理学的見地から申し上げたことで、知覚障害から相貌性
や対人コミュニケーション不全が惹起されるという観点が、どうも差し置かれてい
るような感じがしたのです。この知覚というのは、一般的に乳幼児にみられる相貌
性が自閉症児の場合は加齢を経ても、そのまま残存している可能性があるとい
うことです。

乳幼児の場合、言語機能も母親からの意味付けによって五感を介して体験し、発達すると
いう知見があります(是非はあると思いますが)。
母親との情動共有は、脳機能障害如何に関わらず、言葉や世界の意味付けという
点からも必要であり、認知障害(知覚障害)と位置付けることで、単なる脳機能不全
というだけではなく、困難ではあるけれども心理的接近法で何らかの言語機能
や社会性その他を獲得できるのではないか、というあくまでも可能性を示唆し
た考え方です。認知障害というよりも、対人認知障害と言ったほうがいいかも
しれません。言わば、コミュケーション不全ということですが。

代替は他にはないのかな?と考えたのも、この情動共有の観点からです。
もし、私の見解以外にも吸収していきたいと思っているので、以上の点に関してもご
意見をお願いします。私の意見も間違っているかもしれませんので。
その節は、ご指摘ください。
12名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/01 06:44
>>8

バカバカしい。
たんに1は>>1を書いた後に本を読んで勉強して,
その結果を最初から知ってるように書いてるだけじゃねえか。
131:02/04/01 19:07
単に酒入ってただけですわ。
14名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/01 23:20
いつも真面目なスレだとやっかみが多いんだね・・・。
1510:02/04/02 22:07
レスが遅くなりましてすいません。

>>11
>この件に関しては、応用分析学の観点からTEACCHとABAとの比較
>により得られたことです。
TEACCHとABAを比較した場合、ABAの方が言語機能の発達が早いと、行動分析系の
人が結論付けているということですよね?そもそも両者をどうすれば比較できる
のかというのは疑問なのですが、その基となった論文などをご存知でしたら教えて
もらえませんでしょうか。


全般に関して確認なのですが、1さんのポイントは、自閉症を認知障害の観点から
捉えるということですよね。自閉症の解釈ではなく、具体的な治療・教育の方法
としてはどのようなものをお考えですか?

私の私見は、自閉症は先天的な脳障害によって引き起こされる行動の障害としての
部分が多い、として、行動的アプローチをとるのがいいのではないかというものです。
だたし、どちらがいいかという話は、最終的には嗜好の問題になってしまうかと思わ
れますので、ここでは深入りはしません。


>情動共有
この言葉の操作的な定義は何でしょうか。あるいは、1さんはどのような意味で使っ
ていますか。

質問ばかりですいません。
161:02/04/03 01:14
>>10さん

TEACCHとABAで実際に臨床されたことはありますか?
TEACCHで使用する教材などを見てもらえれば分かりますし、
んーと論文はあるのかな〜??
応用行動分析や発達障害の教育研究されている教官などが
おられたら、聞いてみてはどうかな?

しかし、ABAの方が言語機能の獲得が早いということを示唆
してるわけではないのですよ。視覚優位であるという発達
障害児の傾向を有効に利用して、視覚を重視した教材を使用
したりするのがTEACHHというわけで、言語が発現しつつある
ときにも視覚優位の教材使用を行なうのが難点であるという
ことです。
これで説明はいいかな??(←不明な点があればおっしゃって
ください)

>全般に関して確認なのですが、1さんのポイントは、自閉症を認知障害の観点から
>捉えるということですよね。自閉症の解釈ではなく、具体的な治療・教育の方法
>としてはどのようなものをお考えですか?

行動療法による外的シェマの改善と、主に母子間での内的アプローチも必要かと。

>私の私見は、自閉症は先天的な脳障害によって引き起こされる行動の障害としての
>部分が多い、として、行動的アプローチをとるのがいいのではないかというものです。
>だたし、どちらがいいかという話は、最終的には嗜好の問題になってしまうかと思わ
>れますので、ここでは深入りはしません。

確かに脳障害です。それには違いありません。しかし、特に高機能の場合だと知的発達
には何ら異常はないが、情緒発達に問題がみられる。
このような例に外的なアプローチである行動療法のみを実施しても将来的には意味が
ないように思うのです。
重度であっても内的世界は健常者と変わらない情動をもつといわれていますし、私がこれ
までに接触してきた子供に関しても、他者と内的関わりをもとうとするけれど、機能障害
的にもてない状態。これを行動療法で他者と情動を共有できるようになるとは思えないの
ですよ。それには、やはり健常者と同じく母親が「子供の気持ちを理解する」という
観点が必要ではないかと思うのです(かなり困難だとは思いますが)。
単純な例では、例えば痛いときにものを言えない子供が親から「たいしたことないわ
よ」と言われるのと、「痛かったね」といわれるのとでは、将来的に他者理解という
点では違ってくると思うのです。
これを情動共有と言っているのですが。。。
私はこれまで健常者の母子関係についてゴソゴソと検討してきたのですが、あることか
ら発達障害児に関して検討するようになり、見ていて健常者と同じく内的世界は正常
に機能してはいるけれども、どのようにそれを発現させればいいのか分からないので
は?と思うようになったのです。それを身近な存在である親が子供に働きかけるとい
う手本を示すことで、何らかのヒントにはなり得ないか?ということなんです。
これは、ちょっと甘い見解かもしれないのですけどね・・・。
知的発達障害の認知障害について教えてちょ。
MRの専門家にないたい!
18名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/04 13:13
>>17
養護教員じゃなく、心理職として知的発達障害やるの?
1910:02/04/04 22:22
遅レスすいません。

>>16
>視覚を重視した教材を使用したりするのがTEACHHというわけで、言語が発現しつつ
>あるときにも視覚優位の教材使用を行なうのが難点であるということです。
視覚優位の教材を使っても言語の発達を促すことは可能なようにも思えますが、
大体1さんがおっしゃりたいことは分かりました。ありがとうございます。
単にTEACCHとABAの特徴の違いを述べていた、というだけということですね。

>母親が「子供の気持ちを理解する」という観点が必要ではないかと思うのです
情動共有の例の1つが「子供の気持ちを理解する」ということかと思いますが、
また定義の話で申し訳ないのですが、「子供の気持ちを理解する」の操作的定義は
何ですか?

1さんのお話で私が気になるのは一点だけです。内的アプローチとる、あるいは
自閉症を認知障害として考える、とした場合に、それをどう科学的検証にかけるの
かということです。様々な概念を操作的に定義していった場合、あるいは観察可能な
行動にフォーカスを当てていった場合、「治療法としては」結局ABAの扱う範囲内、
つまりは外的アプローチに収まるのではないかということです。

もちろん、私は科学性が絶対に必要だなどというつもりはありません。教育・治療
においては、まあ結果が全てだといってもいいのではないかと思います。ただし、
こと心理学で扱われる場合には、科学性を放棄してはならないのではないかと私個人
は思います。

ちなみに、私は「科学」というのを、反証可能性、再現性というような意味で使って
います。
2010:02/04/04 22:23
それとちょっと気になるのは、「母子間での内的アプローチも必要」ということが、
自閉症が良くなるには母親からの働きかけが必要、裏を返せば自閉症が良くならない
のは母親からの働きかけが足りないから、というように解釈されかねないかという
ことです。何を言いたいかというと、「自閉症になった原因は母親の愛情が足りない
からだ」といった昔の誤った認識と誤解されないかということです。もちろん、1さん
がそういう意味で言っていないだろう事はわかります。ですが、科学的な証拠のない
うちから、「母子間での内的アプローチも必要」ということは、あらぬ誤解を招きかね
ないのではないかと思います。

>内的世界は正常に機能してはいるけれども、どのようにそれを発現させればいいのか
>分からないのでは?と思うようになったのです。
自閉症児に関しても、いわゆる「内的世界」が正常に機能しているという考えには
同意ですが、1さんのいう情動発達の問題の原因を、「それをどのように発現させて
いいのかがわからない」ことに帰するよりも、生理学的なものや、学習によるものに
帰することを私は好みます。
21名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/07 17:53
TEACCHとABAの長短比較が問題になっているようですが、それは無意味です。
というのは、TEACCHの方は、ショプラーが提唱している具体的なプログラムですが、
ABAの方は、APPLIED BEHAVIOR ANALYSISのことであり、
スキナーの提唱する行動研究の方法論あるいは姿勢としての行動分析の成果を応用するもの
全般を総称するものです。したがって、具体的には各種各様のものがあり、
TEACCHも強化理論の応用という意味ではABAの1つということも出来るはずです。
自閉症の治療教育関連では自閉症行動療法の先駆者たるロバースのプログラムを
ABAと言っていることが多いようですが、行動療法専門の人たちは、
ロバースの弟子たちも含めて、今、ロバースのオリジナルをそのまま実践している人は
ごく少数になっています。自閉症を対象にするABAの人たちの中には、
内的世界の機能を直接取り上げている人はいないと思いますが、
内的世界の問題に直結する具体的な行動に関しては積極的に扱っている人が多くなっています。
たとえば、愛着行動というふうに。もっとABAを勉強してもらいたいです。
22名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/10 22:49
長文カキコの多いスレ。
23名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/11 12:10
 今現在AS(アスペルガー症候群)のCL.さんを扱っています。
非常に興味深い事例でしたので、これまでの修士論文のテーマ
が吹っ飛んでしまい、ASに関する研究をしたいと切に願っています。
 具体的には、まだまだ煮詰めてはいない状態ですが、ASの
発達過程、とりわけ言語機能の発達過程におけるASの補償機能に
関してのものにするつもりです。私は、その補償機能に言語を
産み出す機能の本質に迫り得るヒントが在ると思っています。
ASを始めとする自閉的連続体の各種の自閉性の症候群には
確か、大脳の系統発生的に極めて古い個所に欠損があると
されていますよね。論文執筆にあたり、大脳生理学的な知見は
欠かせない、というより回避出来ないと私は考えています。
その点に関して、優れた関連文献並びに論文を学際的なレベル
で、どうしても情報が欲しいのです。どうか、御推奨のものが
ございましたら、この厨房めに御教授願えないでしょうか。
お願いいたします。
 
24名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/12 23:34
age
25名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/13 00:17
自閉症に関してですが
酒木保という先生の本を参考にしてはいかがですか?
(「自閉症の子どもたち」とかいう題名だったかな?)
芸術療法などからのアプローチが興味深いです
2621です:02/04/13 00:26
ASにしろ、自閉症にしろ、診断基準をもう一度見直してください。
行動上の特徴項目のチェックだけです。常識的に、その背景としての
病理メカニズムが単一とは考えにくい。若い頃、盲乳幼児を多数
あつかった経験があり、その時に、きっちり、視線回避以外(盲児なので)
自閉症の診断基準を満たす事例に少なからず出会いました。行動上の問題を
示している事例に脳障害説を言うのが時流になっていますが、23さん、言語
機能の発達過程を取り上げるのでしたら、あえて、大脳生理学に立ち入らない
方が賢明だと思います。脳の生化学的、脳波的、形態的な異常の存在が
確認されていますが、症状との関連性が一向に明らかでなく、脳機能そのものが
研究対象ならば別ですが、でなければ大脳生理学的知見はあえて避ける方が賢明
だと思いますよ。まあ、あなたのスーパーバイザーはどう考えているかが一番の
問題ですけど。
2723:02/04/13 01:11
>>25さん>>26さん
どうも御助言ありがとうございました。
まだ、論文集めすらままならない状態の厨房に
丁寧なレス本当に感謝しています。
28名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/27 01:55
あげときます。
XYZ氏,ロボ氏も読んでみてね。
29XYZ:02/04/27 02:08
>>28
うぷ.読むよ……読む.だが,今日は勘弁すれ,飲みすぎによりsage
30名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/14 06:10
agetokimasu
こういうことは、心理学というよりも「障害児教育学」分野。
知的発達障害研究は、東京学芸大学や上越教育大学の障害児教育学科でできます。
32名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/03 02:20
特殊教育学研究も読んどかなきゃね
33没個性化されたレス↓:02/07/05 03:11
バロン・コーエンの「心の理論」もね
34没個性化されたレス↓:02/07/20 14:24
掲示板のずっと下のほうに行っているが、読み返したら、まじスレで
このままうずもらせるには惜しい気がする。活発なレス、キボン。
35あさかゆいかゆい:02/07/20 19:21
知的発達障害の研究は王道ですね。
36没個性化されたレス↓:02/07/21 00:20
一通り読んだ。で、
>>20さん、「母子間での内的アプローチも必要」というのは、「母親の愛情
不足が原因」ということにつながるので避けるべきだ。
このご意見に対して、
母親の愛情不足が原因というのも確かに根拠薄弱だが、愛情不足説を積極的に
否定する根拠の方も薄弱でしょう。脳障害説,脳機能不全説にしても、今日の
趨勢ですが、状況証拠のみで、脳レベルの異常値と症状との関係は依然として
不明です。自閉症児にたずさわる現場の人間としては、今の段階で、原因論に
とらわれない姿勢こそが大切と考える。「母子間での内的アプローチが必要」
と言っているだけで、母親を直接非難しているわけでない。これに対して、母
親非難になりかねないと言うのは、自閉症児にどう対処すべきかの模索中の人
間には、ある種の偏った見方と言わざるを得ないような気がします。
37没個性化されたレス↓:02/07/21 08:24
興味あげ
38没個性化されたレス↓:02/07/21 23:39
興味あげ
39没個性化されたレス↓:02/07/23 01:47
興味あげ
40没個性化されたレス↓:02/09/20 02:59
なんとなく保全あげ。
>>31
何をトチ狂ったのか最近は施設職員募集も"臨床心理士"有資格者でかけているところもあるんだよ.
42没個性化されたレス↓:02/09/20 15:51
ageいいスレ
良スレワショーイ\(・∀・\)
44ミーム:02/09/20 23:53
>>36さま
>「母子間での内的アプローチが必要」
>と言っているだけで、母親を直接非難しているわけでない。これに対して、母
>親非難になりかねないと言うのは、自閉症児にどう対処すべきかの模索中の人
>間には、ある種の偏った見方と言わざるを得ないような気がします。

個人的には「母子間の内的アプローチ」という概念は理解できますし、症状増悪
を防ぐという点でも、「発達という右上がりの路線に固執せず、その子供の今を
どう家族と共に過ごすか」に重点を置くという意味での母親の受容的態度は有効
性があると考えています。
ただ、世の中でまだ「自閉症が母親の否定的態度によって発症するもの」という
誤解を受けてる部分もあることから、母親によっては非常に過敏に「母子関係」と
いう言葉自体を受け止める方もおられるのは事実でしょうね。現に、某テレビ番組
でも実際には「父親の否定的態度により来した引きこもり」であるのが「父親のせい
で自閉症になった」と堂々と放映されていた、という事実もあります。
これをどうやって的確に伝えていくのかは、発達障害を専門とする臨床家の課題
の1つでもあるかもしれませんね。確かに難しいことではあります・・・。
45没個性化されたレス↓:02/09/24 11:17
age
46没個性化されたレス↓:02/10/28 09:48
臨床系でもこんなマトモなスレがあるんだが。
47没個性化されたレス↓:02/11/05 02:02
NHK教育,19:30からの「にんげんゆうゆう」。
今週は発達障害がテーマだ。
チェックしとこう!
48没個性化されたレス↓:02/11/05 08:33
発達障害の中でも一番研究してほしいのは、知的発達障害です。
49没個性化されたレス↓:02/11/05 09:08
■こいつは痛いぜ!!■
http://members.tripod.co.jp/hidakagray/kakisute/top.html

でもいいヤシなんだよ。幸薄いというか・・・
50没個性化されたレス↓:02/11/05 20:04
>>47
きのう(4日)の「にんけんゆうゆう」には笑ったな。
ADHD児の家を取材したVTRを流してたんだが、
最初から最後までテレビつけっ放しなんだよ。
おいおい、乳幼児期にテレビづけにしたらADHDになるのは今や常識だよ。
51没個性化されたレス↓:02/11/05 20:53
山上雅子 「自閉症児の初期発達」
52教諭不採用:02/11/06 00:08
だから、知的発達障害にスポットあててみましょうよ!一番重要!
53没個性化されたレス↓:02/11/06 00:35
>>52
おまえが当てれ.
それで,心理学徒に知的発達障害の重要性をアピールして知らしめてくれ.
まずχより始めよってこった
>まずχより始めよってこった

 とりあえず座布団一枚です。
55没個性化されたレス↓:02/11/06 01:58
発達障害児臨床となれば養護学校。養護学校講師か教官になりたいよ。
56没個性化されたレス↓:02/11/06 03:26
TEACCHにしろ、ABAにしろ、それなりに効果を上げているのは、背後の理論が
オペラント条件付けに依拠しているからであろう。だとすれば、自閉症、発達
障害の問題に対して、背後の基礎理論的検討がもっと必要じゃないの?
アメリカ人がでっち上げたプログラムにたよらずに、もうこの辺で、日本製
プログラムが出てきてもいいんじゃないかと思うんだけどね〜。 
57没個性化されたレス↓:02/11/06 22:39
TEACCHとは、発達障害者を対象とした支援サービスの名称である。
対象者が生活する地域や学校というコミュニティ全体に、生涯にわたって
取り入れることで、その理念を達成できる。そこで使用される援助技法の
名称でもないし、使用されている技法の理論的背景などたいして気にして
いない。
一方、ABAはヒトの社会的問題を行動原理を応用することで解決することを
目的とした心理学の一分野である。援助技法を開発するための学問(技術
というゴジンもいる)である。
TEACCHの多くの技法の理論的背景はABAである。この2つを並列にして考え
るのはあまり意味がない。
58没個性化されたレス↓:02/11/06 22:44
↑「使用されている技法の理論的背景などたいして気にして
いない」は誤りでした。「効果の確かめられた技法を取り入れ
ているから、理論的背景を云々しない」です。
5956:02/11/06 23:20
他人が作り出した技法の取り入れに終始している段階はもうそろそろ
終わりにして、他人の技法をもっちょとええもんにするとか、自分ら
の社会にもっとあった新しいもんを作るとか、せんといかんのとちゃ
うか、と言いたいのですヨ。そしたら、とうぜん、理論的背景を考え
なあかん。
60没個性化されたレス↓:02/11/08 19:47
忙しくなって途中でほってしまったのですが、最近たまに上がっているので
またレスをします。

>>21、57
>TEACCHとABAの比較について
おっしゃっていることは十分承知しています。ABAは特定のプログラムを指す
ものではありませんし、TEACCHはサービスの総称です。

ただ俺が思うのは、TEACCHとABAを比較することに意味がないのではなく、
両者を相反するものとして、どちらかを排他的に選択することが意味がない
のではないかと思います。それから、理論レベルでの共通点はあるにしても、
具体的なプログラムレベル、あるいはその理念のようなもののレベルでは
比較は十分に可能かと思います。実際に、TEACCH、Lovaasのプログラム、
PCDIあたりのものを比較した論文なんかもありますし。

そもそも、自閉症の子のプログラムの選択を迫られている親御さんを前にして、
「両者の比較は意味がありません」とは、研究者としての立場なら言うことは
できますが、臨床家としての立場では俺は言えないですね。両者がどういうもの
かを説明し、厳密な意味での比較は出来ないと前置きしてから、それぞれの
アプローチが、どういった所に主眼を置いていて、その長所・短所がどのような
ものなのかを緩やかに説明することを俺は好みます。

それから、子供に合わせた最適なプログラムのパッケージを組むことを考えた
場合、そのコンポーネントの選択の際には、様々なプログラムの比較は避けられ
ないんじゃないですかね。
>>36、44
>母子間での内的アプローチについて
俺の説明が足りなかったようですね。すいません。俺の言いたいことはただ
一点、「専門家の言葉は計り知れないほど親御さんにとっては重い」という
ことだけです。

たとえ「仮説レベルのものですが」と前置きを十分にしたって、それがあたかも
科学的根拠に則った説であるかのように取られかねない(特にそれがアメリカの
○○博士のものとかいう場合ですね)ということには賛同してもらえるのでは
ないかと思います。

そういった意味で、「母子間での内的アプローチが必要」のようなことを言う
場合には、十分に気をつけなければならない、と言ったまでです。

もちろん、>>36さんの「原因論にとらわれない姿勢こそが大切」という考えには
賛同です。

>>44さんの
>これをどうやって的確に伝えていくのかは、発達障害を専門とする臨床家の課題
>の1つでもあるかもしれませんね。
おっしゃる通りだと思います。課題の1つであり、かつ非常に難しい問題だと思い
ます。俺の印象では、どうも親御さんは専門家の意見をすんなりと受け入れがち
な気がします。だから余計に気をつけなくてはいけないと思う次第です。
>>56、59
>背後の基礎理論的検討がもっと必要じゃないの?
具体的にどういったものを指しているのですか?

>アメリカ人がでっち上げたプログラムにたよらずに、もうこの辺で、日本製
>プログラムが出てきてもいいんじゃないかと思うんだけどね〜
日本で使うのに必要なカスタマイズは十分になされていると思いますし、そも
そも日本製だからいいとかいう問題ではないかと思います。
6356:02/11/08 23:57
>>62
文化という背景も違うし、専門家、専門機関とクライエントの関係もアメリカの
契約社会と日本では大きく異なる。社会場面での人間関係も異なる。そうした
要因に適合したものが必要でしょうという意味です。
日本製だからいいという問題ではないのはもちろんです。自分たちでアメリカ製
よりもすぐれたものを作るぐらいの気概が必要では、という意味ですよ。
背後の基礎理論的検討というのは、文字通りです。
たとえば、すぐに指摘できる問題としては、オペラント条件付けに依拠すると
しながら、言語に関して実際にやられている指導は、ティーチもABAと呼ばれ
ているものも、言語の行動分析の成果をほとんど取り入れていないなどです。
学習理論関連では、たとえば、バンデュラのモデリングなんかも当然、組み
入れる値打ちのあるものも、ほとんど無視の状態のように思います。
64没個性化されたレス↓:02/11/10 21:35
遅レスすいません。

>>63
>背後の基礎理論的検討というのは、文字通りです。
背後にある基礎理論を検討しろというのは、自閉症の臨床において、背景にある
行動分析学(もしくは学習心理学)の知見をもっと活用しろということですか?

正直TEACCHは詳しくないので、ABAに絞って話を進めます。一応確認しておきます
が、ABAとは応用行動分析学全般という意味ではなく、自閉症への行動分析学の
応用という意味でここでは使っています。

>オペラント条件付けに依拠するとしながら、言語に関して実際にやられている
>指導は、ティーチもABAと呼ばれているものも、言語の行動分析の成果をほとんど
>取り入れていない
「言語の行動分析の成果」とは具体的に何を指していますか?極めて具体的に、
例えば「○○というのがあって、それを自閉症のセラピーに活用すれば、△△と
いう効果が期待できるのに、それをABAの専門家は全く無視している」とかそう
いう感じで説明してもらえませんでしょうか。というのは、どうもお互いにいろ
いろと認識がずれているような感じが俺にはしていて、そのずれを縮めるのには
もうちょっと突っ込んだ話をするのがいいと思うからです。
65没個性化されたレス↓:02/11/10 21:36
>バンデュラのモデリングなんかも当然、組み入れる値打ちのあるものも、ほと
>んど無視の状態のように思います。
正直Banduraに関しては俺は教科書レベルの知識しかないのですが、彼の理論で
取り扱われているのは、主に模倣の成立要因や模倣のメカニズムであって、そこ
では模倣をするスキルを既に獲得しているということが前提となってますよね。
でも、ABAで模倣が問題となるのは、全く模倣をしない(できない)子供に模倣を
するスキルを教えることであっって、そこで必要とされることは、具体的に何を
どうすれば模倣をすることを教えられるかであって、Banduraの理論ではこの点に
ついてはほとんどカバーされていないのではありませんか?

まあでももちろん、ABAでもBanduraの言っていることと近いことは行われています。
例えば、ABAで一番初めにやられることは、子供とセラピストの間に所謂「ラポ
ール」を強化子をがんがんあげることによって形成することであって、このことは、
「モデルの報酬度」が重要であるという点につながります。また、「inclusion」と
いう名のもとで行われている普通の子供と自閉症の子供を一緒のクラスで勉強させる
ことも、「モデルと学習者の類似性」が重要であるという点につながります。

もちろん、行動分析学の言語に関する成果やBanduraの理論に関してABAが取り入れ
ていなくて、かつ重要なものはあると思います。ただ、「ほとんど取り入れてい
ない」とか「ほとんど無視」という認識は、俺のものとは違います。

ただ、ABAに限らず応用行動分析学一般については、実際の臨床における技術と
その背景にある理論との間にギャップがある場合がある、という点については
同意です。
スキナーの言語分析なんてスキナリアンしか知らんという罠。
6756:02/11/13 01:27
「言語行動」では、「ハンバーグをください」という実生活中の発語の
手がかり刺激は、空腹とハンバーグのお店、であって、ハンバーグその
ものやハンバーグの絵カードではないと指摘されている。デスクで絵カ
ードを並べての言語反応は、手がかり刺激の重要性が無視されている。
また、言語発達に般性強化子が強調されているにもかかわらず、食べ
ものの強化子を使ったり、せいぜい、社会性強化子と称して、ほめこ
とばが使われている。生活事態でのことばに対する強化随伴性と質的
な差が大きすぎると思います。他にもいろいろありますが、そうゆう
ことです。
モデリングに関しては、複雑な行動の学習に、たとえば、社会的スキ
ルなどの学習が効率的になされるのは、模倣学習によるとされている。
障害児に模倣がスムーズに出てこないのであれば、模倣行動の強化随伴
操作をもっと直接的にすればいいのであって、難しいことではないはず
です。ギャップがあるという点では同意見のようですが、どのような
ギャップをお考えでしょうか?
細かいことだけど。
空腹は手がかり刺激(=弁別刺激)じゃなくて
発語の前提(=確立操作)ですね。
69没個性化されたレス↓:02/11/13 14:32
70没個性化されたレス↓:02/11/13 19:13
>>67、68
>デスクで絵カードを並べての言語反応は、手がかり刺激の重要性が無視されている。
デスクで絵カードを並べての言語反応(=タクト)において、手がかり刺激(ここ
では確立操作の意味ですよね)が無視されている、というご意見だと拝見致しま
したが、それでよろしいでしょうか?これがあっているものとして話を進めます。

まず議論とは直接は関係ありませんが、>>68でおっしゃっている弁別刺激か確立
操作かという話は、決して細かいことではありません。「言語行動」(と鍵括弧
付きのところを見るとスキナーの「Verbal Behavior」を念頭に置いてらっしゃい
ますよね。なので、以下マンド・タクトという用語を普通に使います)において
この区別は極めて重要です。スキナーが「Verbal Behavior」で示したポイントの
1つは、トポグラフィーが同じ(同じ「ハンバーグ」と言う言語行動)であっても、
その機能は違う場合があり、その違いこそが極めて重要である、ということです。
つまり、マンドとタクトではその機能が異なり、マンドにおいては確立操作は重要
な位置を占める、ということです。ですので「空腹は弁別刺激ではなくて確立操作」
とご指摘さされたことは、極めて重要なポイントをついていると思います。

で、脱線ついでにもう1つ述べますと、スキナーが「マンドとタクトの機能異なる」
と言った点は、実験によって検証されています。Lamarre & Holland(1985). JEAB,
43, 5-19.では、マンドの獲得とタクトの獲得は独立したものである、ということが
示されています。もちろん、それらが独立したものでない場合も多々あると思います。
例えば我々2ちゃんに書込みをするくらいの言語スキルのある成人であれば、タクト
として獲得された言語行動をマンドとして発することぐらいは容易に出来ます。ただし
これは般化が生じているだけであって、そもそもはマンド・タクトの獲得は独立した
ものであるというのが彼らのポイントです。
さて、前置きが長くなりましたが、タクトにおいて確立操作が無視されているという
ご指摘ですが、以上述べてきました通り、それは無視されているのではなくて、マンド
とタクトの機能的な違いにより、タクトにおいては確立操作は(それ程)重要ではない
ということになるのではないかと思います。「それ程」と書いたのは、マンドとタクト
の相互作用については、まだグレーな所も多いため、「重要ではない」と言い切って
しまうことは現時点では憚られるからです。

ちなみにABAにおけるマンドトレーニングにおいては、まともなプログラムであれば
確立操作を考慮しないものはない、とこちらは断言できるのではないかと思います。
「ハンバーグをください」と言うトレーニングを行う際に、子供が満腹な時にやる
ようなことはまともなトレーニングを受けたセラピストであればしないと思います。

>生活事態でのことばに対する強化随伴性と質的な差が大きすぎると思います。
食べ物などの「不自然な」強化子をトレーニングの際に使うことには賛否両論あり
ますが、俺がここで強調したいことは、「不自然な」強化子は、それから行動内在的
な強化子にコントロールをシフトさせるさせることによって初めてその使用が真に
正当化されるということです(もちろんシフトが起こらなくてもいい場合もあるで
しょうけど)。要は、般化が生じるならばこの「不自然な」強化子の使用もOKという
のが俺の考えです。

昔から多くの行動分析家が般化を生じさせることに躍起になっていて、いかに般化
を生じさせるようなプログラムを組むか、ということが争点になってきました。
もちろんこれは「行動分析学ベースのセラピーは、セッションの中でしか問題が解決
しない」という良く寄せられる批判に対抗するためのものでもあります。でもそれ
だけでは決してなくて、そもそも行動分析学の目指す所が、介入効果の維持にある
からだと俺は考えています。
ABAにおいては、Lovaasのdiscrete trialに対して、Natural Language Paradigmとか
Incidental Teachingと呼ばれる般化を生じさせやすい自然な環境でのトレーニング
の重要性が指摘されて、ずっと両陣営でいがみ合いが繰り広げられてきたそうですが、
最近は、両者の良いとこ取りをするというのが一般的なのではないかと思います。

さて、ここで結論なのですが、「ABAにおいては、(言語の)行動分析の成果をほと
んど取り入れていない」というご指摘に関して、マンド・タクトの機能的な違いを
考慮しているという意味では、言語の行動分析の成果を取り入れていると言う事が
できるのではないかと思いますし、般化に関しましては、言語の行動分析の成果では
ありませんが、行動分析学一般の成果を十分に取り入れていると言えるのではないかと
いうのが俺の考えです。

簡単に、他の点にも触れますと
>障害児に模倣がスムーズに出てこないのであれば、模倣行動の強化随伴
>操作をもっと直接的にすればいいのであって、難しいことではないはずです。
とのご指摘に関しては、「強化随伴操作をもっと直接的に」というのを正確に把握
出来ているか分からないのですが、俺が>>65で述べている「ABAでは模倣を一から
教えている」ということとそれ程ズレはないのではないかと思います。

ギャップに関しては、ABAと応用研究の間のズレではなくて、主に応用研究と基礎研究
の間にギャップがある(場合がある)と俺は認識しています。ABAの諸テクニックは、
大体が応用研究のバックアップがあるのではないかと思います。ただし、基礎→応用、
つまり基礎研究の成果の応用場面での適応という流れはそれ程あるようには感じられ
ませんし、応用→基礎、つまり応用研究の基礎研究によるバックアップもそれ程沢山
はないのではないかと思います。もちろん、例外は沢山あると思いますが。

以上です。荒し並みの長文すいません。
7356:02/11/15 00:54
>>70,71,72
勉強になります。長文の書き込みに感謝。自分の勉強不足がよくわかりました。
「不自然な強化子」について、結果がよければOKというのは、理屈ではその
通りですが、不自然な強化子で本当に結果がOKなのでしょうか? いまいろ
勉強中なのですが、実験行動分析ではあまりテーマにとりあげないようですが、
どんな強化子によって形成されたかで反応の特性(般化とか消去抵抗とかもろ
もろ・・・)がいろいろ違ってくるように思いますが・・・、言語の場合なら、
般化が広範囲に機能する正常成人は問題ないでしょうが、言語遅滞児などでは、
マンドで強化されたものと、タクトで強化されたものとで、以後の言語行動に
違いがあるんじゃないかと考えています。
74没個性化されたレス↓:02/11/16 16:07
良スレにつきあげておく
75没個性化されたレス↓:02/11/18 21:05
56さん、長いこと放置してしまってすいません。

>>73
>「不自然な強化子」について、結果がよければOKというのは、理屈ではその
>通りですが、不自然な強化子で本当に結果がOKなのでしょうか? 
すいません、今ひとつおっしゃっていることが分からないので、もう少し具体例
を上げるか、説明を追加してもらえませんでしょうか。

ただ分からないなりにも書きますと、「不自然な強化子」で維持されている行動と
「自然な強化子」で維持されている行動は、トポグラフィーが同じであってもその
機能が違うため、何かしらの違いがあることは大いにありえると思います。

そして56さんは、それが臨床上問題となることがある、とおっしゃっているのでは
ないかと思うのですが、今ひとつそれがピンと来ません。

例えば、初めはお菓子によって形成され、のちに自然な強化子で(お菓子無しでも)
維持されるようになった自閉症児の行動と、自然な強化子のみで維持されている
通常の子供の行動とでは、どちらも自然な強化子で維持されているが、何かが違う
ということですか?

>言語遅滞児などでは、マンドで強化されたものと、タクトで強化されたものとで、
>以後の言語行動に違いがあるんじゃないかと考えています。
これも同じなのですが、マンドとして獲得されたものと、タクトとして獲得された
ものは、トポグラフィーが同じでも機能が違うため、何かしらの違いはあるはずです。
「以後の言語行動」というのが何を指すのか分からないのですが、何かしらの臨床上
の問題があるとお考えなのでしょうか?

質問ばかりですいません。
ところで、全然関係ありませんが、Lovaasの「Teaching developmentally disabled
children」の続編がようやく出ましたね。

俺も早速オーダーしました。どう代わっているのか楽しみです。
7756:02/11/19 03:38
臨床のことですので、いずれも、症児の以後の言語発達が順調に進むかどうか
ということです。不自然な強化子から自然な強化子への移行がカナメの問題の
ように思いますが、何か特別な手続きがあるのでしょうか?
>>76さん
さっそく、購入して読むことにします。
Lovaasは、まだ存命中だったのですね。
すっかり、過去の人だと思っていました。
78没個性化されたレス↓:02/11/20 17:47
>>77
実際にそういうケースがあって、という訳ではなくて、そもそもABAで「不自然な」
強化子を使用してトレーニングをした場合に、「不自然」→「自然」の強化子の
シフトが起こったとしても(般化が生じたとしても)、その行動と、「自然な」
強化子のみで形成、維持されている行動と何か違いがあるのだろうか、という
一般的な疑問をお持ちということですね。

正直な所、どうなんでしょうかね。はっきり言ってただの印象ですが、特に臨床上
問題となる程のものは無いように思えますが。この手のこと、つまり「不自然」→
「自然」の強化子のシフトって、特に自閉症の子供に限らず、あるいは子供に限らず
誰にでも普通に起こっている事ですよね。例えば俺の場合では、うちの親は小さい
時に俺が本を読むと誉めてくれて、それがうれしくて本を読んだ記憶があります。
現在、俺の本を読むという行動は親の誉め言葉によって維持されている訳ではあり
ませんが、今の俺の本を読むという行動は、もし親の誉め言葉がなかったら何か
違っているのだろうか、と考えてみると、俺には特に何も無いように思えます。

俺の言葉が足りなかったようなのですが、何故ABAで「不自然」つまり付加的な
随伴性を付与してまで行動を形成するかというのは、そのことによって「自然な」
つまり行動内在的な随伴性にコンタクトを取らせることが非常に重要だからだと
思います。行動内在的な随伴性のトラップに好ましい行動を引っ掛けるためには、
まずはその行動を生じさせないことには始まらない、ということです。そのため
にはお菓子でもなんでも有効なものは使いましょう、というのが俺の考えです。
そして繰返しになりますが、行動内在的な随伴性のトラップに好ましい行動を
引っ掛ける(般化を生じさせる)のに成功して始めて、お菓子等の「不自然な」、
つまりは付加的な強化子を使用することが正当化される、ということです。
今ふっと思い出したのですが、佐藤先生のお言葉で「随伴性は縁である」という
のがあるのはご存知ですか?ある行動がトラップに引っかかるも縁、引っかから
ないもまた縁、ということなんですかね。もっとも、ABAの専門家の仕事は、引っ掛
からぬものを引っ掛けることでしょうけど。

>不自然な強化子から自然な強化子への移行がカナメの問題
おっしゃる通りだと思います。そこに皆頭を悩ましている訳です。

>何か特別な手続きがあるのでしょうか
場合によって様々すぎるので、「特別」というものはないかと思うのですが、
まあ般化に関する古典といったら、ご存知かもしれませんがこれですかね。
 ttp://www.envmed.rochester.edu/www_rap/behavior/jaba_htm/10/_10-349.htm

ちなみに、般化に関する論文は、JABAだけでも245件ありました。ケースにあった
ものをお選び下さい。

それと、前に話をしたマンド・タクトの関係に関する論文を見つけました。
 ttp://www.envmed.rochester.edu/www_rap/behavior/jaba_htm/27/_27-733.htm

マンドを獲得したけどタクトが出なかった子に対して、「あれ何?」という音声
言語によるタクトを促すインストラクションから、非音声言語によるインストラク
ションに変えたら、タクトがさくっと出るようになった、ということのようです。
アブストラクトしか読んでいませんが。

ところで、タイトルが「Overcoming an autistic child's failure to acquire a
tact repertoire」とありますが、「子供の失敗じゃなくて、おまえの失敗だろ」
なんていう突っ込みは無しですかね。
それと、ようやくLovaasの本が届きました。パラパラとしかみていないのですが、
やはりpunishmentに関する記載はありませんでした。あと「Strategies for
Visual Learners」なんていうセクションもありますね。

正直な所、実際にどれだけ読むかは分からないんですけどね。

いつもレスが遅いのと長文すいません。
81没個性化されたレス↓:02/11/23 11:39
良スレにつきアゲ
82没個性化されたレス↓:02/12/06 20:11
もひとつあげ。
83没個性化されたレス↓:02/12/14 13:01
糞スレ駆逐あげ。
84山崎渉:03/01/07 00:08
(^^)
85没個性化されたレス↓:03/01/09 16:42
>>78
校長や教頭に睨まれようが、不自然な正の強化子付与に賛成age
86没個性化されたレス↓:03/01/29 00:56
保全あげ
87考える名無しさん:03/01/29 05:04
うーん、このスレものすげー勉強になる。ところで皆さんに質問なのですが
これから論文を書こうと思っているなどと書いていらっしゃる方もおられた
ようですが、ご専門はどのようなことをなさっているのでしょうか?私自身
は全く関係のない法学博士なんですが、ちょっと色々事情があって自閉症に
興味を持って色々読んだりしています。医学部?心理学?とかそういうこと
ですね、私の質問の意図は。
心理学、とくに行動療法、行動分析学といったところかな。
89山崎渉:03/03/13 13:31
(^^)
90没個性化されたレス↓:03/04/08 17:31
そろそろいいかな。
ほしゅ。
91山崎渉:03/04/17 09:22
(^^)
92山崎渉:03/04/20 04:46
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
93没個性化されたレス↓:03/05/01 20:40
教育的指導あげ。
94100人1人(変化を極端に嫌うのが特徴):03/05/17 08:05
<アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)←脳の機能的疾患(遺伝が要因)>
http://www.ypdc.net/asuperugar.htm
http://www.autism.jp/l-02-03-aspe3.htm
http://www.geocities.co.jp/Beautycare/5917/as/
●接し方のルールがわからず無邪気に周囲の人に対して迷惑なことをしてしまうこと
がある。人を傷つけるということには鈍感です。年配の先生に向かって「おばあさん
先生おはようございます」と明るい大声で挨拶する生徒もいる。こういった言動をす
る場合にも彼らには悪意はない。
●小さな声でひとり言を言ったり、考えていることを声に出して言うことがある。
●融通が利かないことも学校生活で問題になる。時間割の変更や突然の教師の欠勤と
いう事態で不安を感じたりかんしゃくをおこしたりする。あまりに規則に厳格なため
に、遅刻した同級生に延々と注意をしたり、修学旅行などで消灯時間をかたくなに守
り、他の生徒のヒンシュクをかったりすることがある。
●行動・興味・活動のパターンが貧困で反復常同的なことも自閉症の特徴である。すな
わち、日常の活動の様々な面にわたって柔軟性のないルーティン(決まった手順や日課)
を押しつける傾向、これを慣れ親しんでいる習慣や遊びのパターンだけでなく、たいてい
は新しい活動にも押しつける。そしてルーティンや個人的な環境の細部の変化(家の中の
置物や家具の移動によるなど)に対する抵抗がみられることがある。
●揺れる木の葉を見続ける子どもは興味のレパートリーが狭いとも言え、視覚的な敏感さ
があるといっても良い。
●精神遅滞を伴うものと伴わないもので大きく分かれる。100%果汁のオレンジジュー
スを思い浮かべてください。それにだんだん水を加えて薄めて行くと終いには水にごく近
くなる。一口飲んで「オレンジジュースだ!」とわかるものは自閉症、水に近いけれどな
にかオレンジの味が混じっているのがアスペや高機能・・。その濃度はさまざま。濃いオ
レンジジュースであったとしても早期の療育や周りの対応によって水に近づいていくこと
は可能。しかし間違えてはいけないのはオレンジジュースが一滴でも落ちている場合は
「純粋な水」にはなれないのです。
95没個性化されたレス↓:03/05/27 00:13
>>94のコピペ荒らしが
ここではマトモなレスに見える不思議。
96山崎渉:03/05/28 14:53
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
97100人に1人の障害:03/06/04 09:20
◎人の嫌がることをズケッと言うのはこんな奴!
<アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)←脳の機能的疾患(遺伝)>
●変化を嫌う
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/atoz3/kado/book1/Williams-Asp.htm

●接し方のルールがわからず無邪気に周囲の人に対して迷惑なことをしてしまうことがある。人を傷つけるということには鈍感(相手の立場に立って考えられない)。
●パターン的行動、生真面目すぎて融通が利かない
 毎朝の通学電車では同じホームの同じ場所から、同じ時間の同じ号車に乗ることに決めていたりする。パターンを好むということは反復を厭わないことでもある。
●アスペルガー症候群の子どもは(大人も)感覚刺激に対して敏感。敏感さは聴覚、視覚、味覚、嗅覚、温痛覚などのいずれの感覚の敏感さもありえる。
●アスペルガー症候群の子ども(大人も)は予測できないことや変化に対して苦痛を感じることが多い。
http://www.autism.jp/l-02-03-aspe3.htm

●独り言を言うことが多い
●物事をいつまでも同じにしておこうとする欲求が強く、そうでないと非常に不安。いわゆる「こだわり」。
●自発的に行動することが少なく、興味の幅が狭い
●物まねをしているような不自然な言語表現
●自閉症スペクトラム全体としては一万人に91人(およそ100人に1人)。
http://www.ypdc.net/asuperugar.htm

★自閉症スペクトラムの考え方(アスペルガーまで至らない気質の偏りもある(遺伝))
http://www.imaizumi-web.com/030413.html  
   
★アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)かどうかのテスト
http://twitwi.s10.xrea.com/psy/add.htm 
http://www.geocities.co.jp/Beautycare/5917/as/marksheetmake.html


9810人に4人の障害:03/06/04 09:21
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけのもっともらしさ(偽善)に騙されるな!!)
●とにかく神経質で気が小さい、了見が狭い(臆病、二言目には「世間」(「世間」と言っても、一部のA型を中心とした一部の人間の動向に過ぎない))
●他人に異常に干渉して自分たちの古いシキタリを押し付け、それから少しでも外れる奴に対しては好戦的でファイト満々な態度をとり、かなりキモイ(自己中心、硬直的でデリカシーがない)
●妙に気位が高く、自分が馬鹿にされるとカッと怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようとする(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際にはたいてい、内面的・実質的に負けていることが多い)
●権力・強者には平身低頭だが、弱者に対しては八つ当たり等していじめる(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる(特に人が見ていない場合))
●あら探しだけは名人級でウザく、とにかく否定的(例え10の長所があっても褒めることをせず、たった1つの短所を見つけては貶す)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格が鬱陶しい(根暗)
●何でも「右へ習え」で、単独では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質・異文化を理解しようとせず、あるいは理解を示さず、排斥する(差別主義者、狭量、視野が狭い、多数派=正しい と信じて疑わない)
●集団によるいじめのリーダーとなり皆を先導する(陰湿かつ陰険で狡猾)
●他人の悪口・陰口を好むと同時に、自分は他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(自分がそうだから容易に他人を信用できない、ポーズだけで中身を伴っていない、世間体命)
●たとえ友達が多くても、いずれも浅い付き合いでしかなく、心の友達はおらず孤独(心の感度が低く、包容力がなく、冷酷だから)
●頭が硬く融通が利かないためストレスを溜め込みやすく、また短気で、地雷持ちが多い(不合理な馬鹿)
●たとえ後で自分の誤りに気づいても、素直に謝れず強引に筋を通し、こじつけの言い訳ばかりする(もう腹を切るしかない!)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男前やのに、なんでや!(あの野郎の足を引っ張ってやる!!)」)
99没個性化されたレス↓:03/06/04 11:47
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  = ◎――◎  
101没個性化されたレス↓:03/06/13 16:24
臨床心理学板を独立させたがってる連中は
こんなスレを臨床の話題とは思ってないんだろうな。
102没個性化されたレス↓:03/06/13 18:22
>>101
知ってたよ。
侮るのもいい加減にしる!
だから「最近の」スレではないと断っていただろうが。
実質議論は2002/11/20から停止してるじゃないか。
臨床系ではまともなスレは殆どないと言われたくなければ、
このスレあげるだけじゃなくて、復活させてみよってーんだ。
てやんでぇ べらぼうメ。 はーっくしゅん。
103没個性化されたレス↓:03/07/01 22:27
発達あげ
104没個性化されたレス↓:03/07/03 19:21
>>102
>このスレあげるだけじゃなくて、復活させてみよってーんだ。

復活させるにはそれなりの人材を呼び込まなくちゃね。
臨床系のスレ、良スレになるよう稼働させていれば、そのうち復活
させられる人材も出現するって。

その時、みんなして、追い払はないように気をつけてね。
105_:03/07/03 19:23
106没個性化されたレス↓:03/07/03 19:28
107山崎 渉:03/07/15 12:40

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
108没個性化されたレス↓:03/07/17 21:18
ずーっと寝てろ!
109没個性化されたレス↓:03/08/19 20:15
保守
110没個性化されたレス↓:03/09/13 02:33
age
アスペルガーで立てた方が客ついたろうに・・・
112没個性化されたレス↓:03/10/12 23:45
>>111
素人スレになること間違いなし。
↑見てから言ってるとこが恥かしいね
114没個性化されたレス↓:03/10/15 11:58
>>1
発達障害指導事典(第二版)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054010962/qid=1066186452/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/249-9429424-5706703
アマゾンに中古出てるみたいだから買っとけば?
手元に置いてるとカナーリ役立つよ。
115文句:04/01/20 19:06
障害者の人、参考になるかも?
http://www.h6.dion.ne.jp/~kekkon03/
116没個性化されたレス↓:04/02/04 15:45
このスレ、終わったの?
>>116
みんなこっちに行ってるんじゃない?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1065726498/
118没個性化されたレス↓:04/02/06 08:07
ABAだのTEACCHだの
活発に語るのはいいが結局般化させるのが
困難になるんだよねー
薀蓄合戦で終わらないこと望む
>>111-113
文字通り・・・・
>>118
そんな生半可な知識による批判じゃレスはつかないYO!
121没個性化されたレス↓:04/02/11 23:31
TEACCHやるには、社会基盤の整備が
必要不可欠であって、ジャポンでやろうとしても
なかなかうまくはいかんわなぁ。
hoshu
結局この板に実践できる人間がどれだけいるかってことだよな。
頭んなかでなんだかんだと語るのが関の山じゃ駄目でしょう。
頭でっかちが一番腹立つ。現場の人間はそう思ってる。
124没個性化されたレス↓:04/06/07 13:38
アスペルガー
125没個性化されたレス↓:04/08/08 12:54
age
126没個性化されたレス↓:04/11/29 23:44:01
高機能自閉症に自律訓練法が可能だって症例が学会であったよ、今年。
127没個性化されたレス↓:04/11/30 00:21:03
高機能自閉症の人が自律訓練法で肩こり治すのか?

そりゃ可能だろうよ。
128没個性化されたレス↓:04/12/24 00:53:07
結局、行動療法から試してみる奴が多そうだけど成果はいかほどなものかな。
129没個性化されたレス↓:05/02/05 12:29:26
2月8日(火)NHK福祉ネットワークでアスペルガー症候群について
取り上げられます。今回は成人についてです。
http://www.nhk.or.jp/fnet/calendar/index_next_m.html

130没個性化されたレス↓:05/02/07 04:17:08
>>129
そのページ,
色といいデザインといいセンス最悪だな。

わざと狙ってるのかもしれないが。
131没個性化されたレス↓:05/02/07 09:31:57
〜TV番組のお知らせ〜
2月8日(火)午後8時から
NHK教育TV「福祉ネットワーク・こころの相談室」
"大人のアスペルガー症候群"

「あいつは協調性がない」などと周囲から批判されていた大人が、
実はアスペルガー症候群という発達障害の一種だったと診断されるケースが最近増えている。
この障害に対する正確な理解がまだ社会に行き渡っていないため、自分がそうと気づかずに苦しむ人も多い。
成人のアスペルガー症候群とはどんな障害なのか。そして、社会のどんな支援が必要なのか。
佐賀県のNPO法人「それいゆ相談センター」で行われている支援の様子を紹介しながら考えていく。

http://www.nhk.or.jp/fnet/koho/502tue.html#2
絶対にお見逃し無く!(ビデオの予約もお忘れ無く!)
132没個性化されたレス↓:05/02/07 19:09:22
アスペかと思われる人が思い通りにできなくて発狂してるときって
どう対応するのがいいの?
シカトしてたら、発狂しても仕方がないって学習する?
133没個性化されたレス↓:05/02/08 18:27:20
『発狂』ってあんた… パニックでしょうが。
134没個性化されたレス↓:05/02/09 03:18:39
「対応」って・・・なんか失礼な言葉ね。
あなたのしたいようになさったらよろしいです。
135没個性化されたレス↓:05/02/09 03:20:03
つうか、132はクラリスかと思ったりした。
136没個性化されたレス↓:05/02/24 19:26:08
発達障害支援法をめぐる話題がひとつも出てこないのはどーいうわけ?
137没個性化されたレス↓:05/02/28 01:00:12

     ♪    /.i   /.i  /.i
   ♪     ∠__ノ ∠__ノ ∠__ノ    エライヤッチャ
        〈,(・∀・;)ノ・∀・;)ノ・∀・;)ノ     エライヤッチャ
         └i===|┘i===|┘.i===|┘        ヨイヨイヨイヨイ
           〈__〈 〈__〈 〈__〈


   ♪     i.\   i.\  i.\
     ♪   ゝ.__>  ゝ.__> ゝ.__>   オナジアホナラ
        〈(*・∀)」.*・∀)」.*・∀)」   オドラニャ
         └i===|┘i===|┘i===|┘      ソンソン
           〉__〉 〉__〉 〉__〉
138没個性化されたレス↓:05/03/15 14:05:29
パニックの時はむやみに話しかけないほうがいい。
刺激に過敏になっているから。
139没個性化されたレス↓:2005/05/09(月) 02:05:49
本人側の見解としては、放置も一番悪い。 何故ならそういう時に強い孤立を感じるから。
努めて孤立させられては周囲が敵だと認知される。
こういう時は、普段の他の人と自分との処遇等の相対的差異から悪い要素や否定的要素に対して特に過敏になっている。
そして人を信頼しなくなる。
つまり放置等といった否定的要素は状況をより悪化させるだけに過ぎない。
こういう経験がかさなると人が好きなタイプでも人を恐れたり嫌ったり懐疑的にもなるし、人に対し攻撃的にもなる。
140没個性化されたレス↓:2005/05/29(日) 14:27:40
保全あげ。
141没個性化されたレス↓:2005/05/31(火) 00:32:41
age
142没個性化されたレス↓:2005/05/31(火) 09:54:35
これからその子(大人)仕事なの
毎日 気まぐれで 理解不能!
143没個性化されたレス↓:2005/09/22(木) 20:09:09
ウチの心理学教授、認知障害あるみたい
144没個性化されたレス↓:2005/11/17(木) 21:26:23
良スレあげ
145没個性化されたレス↓:2005/12/06(火) 15:33:00
最近アメリカで急速に広まりつつあるRDI(Relationship Development Intervention)
というプログラムをご存知でしょうか?

RDIのターゲットは名前のとおり,他者との関係性の発達で,これこそがPDDの根幹となる
障害だと位置づけ,
「PDD児(者)は,調子の悪い脳を持っているために,発達初期に学習すべきことを残した
まま成長してしまうのであり,ならばそこへ遡って本来の順番どおり再学習させようではないか」
というシンプルな考え方に基づいています。長くなるので詳しくは省略しますが。。。

新しいものが必ずしもよいとは思いませんが,これまでの臨床経験の中で,スキルが身につい
ても結局,その意味するところを理解できない子が少なくないことを考えると,状況に応じて
ABAなどの「とにかくスキル獲得」重視のプログラムと併用することが,非常に有用に働くので
はないかと期待できる気がします。

ただまだ基礎理論,テキスト等が翻訳されていないので,本格的に勉強するとなると
原書を読むしかないので,なかなか時間が取れずにいます。

もし実践されている方がいらっしゃるなら,手ごたえのようなものを聞かせていただきたいです。
146没個性化されたレス↓:2005/12/08(木) 23:05:01
ドナのキンタマはなぜ右と左で別の人格なのか!

http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1046868314/458-464
147 〓 戌 〓:2006/01/01(日) 03:32:31
〓 戌 〓
    ?a  新春の お慶びを申し上げます  ?a

   旧年中は皆様に格別のご啓示を頂き
  誠にありがとうございます。
   本年も より一層 皆様のご発展 ∞ ご多幸を
  心よりお祈り申し上げます。

            平成18年 1月 吉日
148没個性化されたレス↓:2006/01/01(日) 12:15:47
>>145 公式サイトににはリサーチをする為の資金を集めている最中だそうだ。
だからRDIの効果については否定も肯定も出来ないと思ふ。

"After working with many families whose lives were affected by autism,
they felt the need to make a significant contribution to the field of
treatment research. In pursuing that goal, FARR was developed.
FARR is a 501(c)(3) non-profit agency that was developed to
support promising research by new and established scientists
and practitioners who are developing treatments that focus on
improving the quality of life for those with ASD, and who are
developing ways to evaluate current treatments."

http://www.farrsite.org/ "FAQ" より。
 
149 【凶】 【1150円】 :2006/01/01(日) 12:46:37
まったく情けない。
150没個性化されたレス↓:2006/01/04(水) 18:39:28
>>148
なるほど〜これから発展していくかまだまだわからないわけですね。
べんきょーします。ありがとうございました!
151没個性化されたレス↓