横レス、スマン。
俺の経験は戦場帰還者と同じレベルのものらしいんだけど、27さんの紹介したS・ハンターの小説世界はかなり深いレベルで同意できるなあ。
感情の発露が希薄になっている。自分自身のことも含めて何もかもどこか他人事のようにしか感じられない。
しかし、突発的に爆発することがある。悲しみや怒り、憎しみといった種類の感情については。
(職業柄、表面的に過ぎなかったのかもしれないが)理解してくれるカウンセラーさんのいたときは、悪い感情を流すことができた。
でも、今はその人自ら退いてしまったんで(理由の開示はなし)、ひどい気分に支配されることが多くなったね。
具体的にいえば、例えば赤の他人の死に関しても、カウンセリングがうまくいっていたときは悲しみを共有することができた。
今はダメだね。薄ら笑いしか浮かべられない。死にくさりやがった、ザマーミロってね。
自分一人でコントロールしているつもりだけれど、納得できる理由があれば俺はまた殺っちゃうかもしれない。今度は平然と。