行動心理学について★★★★

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10194>96
馴化には短時間しか効果の持続しない短期馴化と数日は続く長期馴化の2種類が
ある。短期馴化の持続時間の短さを考えると、一時的変化と呼ぶべきとの意見も
成り立つが、そうすると「条件づけの消去」も学習でなくなるからその程度の
持続時間で可とする。
反応の変化が感覚器順応や効果器疲労でないことさえ確認できればよい。
脱馴化の現象などから、それらは否定できる。
10295:02/03/27 20:31
>>100 ,101
馴化と鋭敏化以外に非連合学習ってあるの?
10396:02/03/27 21:15
>>99
ご解答ありがとうございます。

>一般に模倣学習という場合にはモデルが弁別刺激で
>観察者がそれを模倣して強化されることで模倣行動が維持される
>というようなミラー・ダラード流の考え方を指し,
俺の認識では、ミラー・ダラードの弁別刺激+強化という模倣の定義は、Bandura
以後はあまり一般的ではないかと思っていたのですが、そんなことはないんです
かね。

うろ覚えなんですが、Banduraは観察学習(=代理学習?)も模倣も認知プロセス
に関連したものとしていたような気がするのですが、違いましたっけ?まあ、
Bandura読め、ってことですね。
10496:02/03/27 21:16
>>100
>Skinnerianであろうがなかろうが、学習研究者で馴化を学習じゃないって
>言ってるヤツいないよ。英米の学習心理学の教科書読めよ。Cataniaの"Learning"
>でもいいけどさ。
別にいいんですけどLearningのPart IIの「Behavior Without Learning」の中で
馴化は扱われています。
10596:02/03/27 21:17
>>101
>馴化には短時間しか効果の持続しない短期馴化と数日は続く長期馴化の2種類が
>ある。短期馴化の持続時間の短さを考えると、一時的変化と呼ぶべきとの意見も
>成り立つが、そうすると「条件づけの消去」も学習でなくなるからその程度の
>持続時間で可とする。
まず、長期馴化を学習の例とするのは問題ないと思います。ただ、短期馴化はやはり
一時的なものであるとして、学習と呼ぶのには俺は抵抗がありますが、少なくとも
馴化という現象が、経験(刺激の提示)による行動変容(反応強度の減少)であると
は言えるとは思います。定義の問題ですかね。
10694>104:02/03/28 02:04
Glossaryもチェックしたか?
10795:02/03/28 09:58
でも,経験による行動の持続的変化が学習,
としてしまうと,たとえば刻印づけも
学習になってしまうね。少なくとも
孵化直後に人間を見る「経験」をしたカモは
その後「持続的」に人間の後を追うわけで。

刻印づけを学習と区別する考え方では,
刻印づけなどの本能的行動は生得的に
プログラムされた固定的かつ種に特有の
行動パターンが刺激(経験)によって
「解発される」のに対して,
学習は行動パターン自体が経験によって
形成されることを問題にしているように見える。

だから馴化はグレーゾーンだと前に書いたんだが。
108名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/28 12:04
>81

>カンデルらによるアメフラシなど軟体動物の古典的条件づけの生理学的研究は

微生物にも古典的条件づけが当てはまるのですね。
そこで質問ですがいいですか?
生物には有性生殖と無性生殖をする個体があります。
例えばアメーバに条件づけを行い、その結果、条件反射を獲得できたと確認されたとします。
時間が経過したあとにアメーバは生殖(分裂)をして2つに分かれます。
その2個体を別々の場所に移動させたあとで、条件刺激を呈示すると
2個体ともに条件反射が見られるでしょうか?
それとも分裂した時点で条件づけがリセットされたりするのでしょうか?
109名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/28 12:17
>>108
アメフラシは微生物じゃないよ。
ウミウシの仲間でナメクジやサザエと同じ軟体動物腹足類。
隠岐では食用に供すると聞いたことがある。
原生動物と勘違いしてるのかな?
もうちょっと生物学を勉強してくれ。
110名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/28 12:23
>>109
それは知らなかったが、生物学の知識はここではどうでもいい。
かりに無性生殖するのであれば、条件づけは見られるか否かだ
それについて答えてみろ
111名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/28 12:35
こいつらは切断され再生した後も学習の効果が残ると聞くが,
真相や如何に?

プラナリア
http://www.ct.sakura.ne.jp/~gen-yu/2000/bigpla.html
(食事中の方,心臓の弱い方はご遠慮ください)
112名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/28 12:38
プラナリア君たちのことがもっと知りたくなった方は
こちらへどうぞ。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~gen-yu/pla_index.html
113名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/28 12:41
これもプラナリア好きには堪らないサイトです。

PLANARIA GO GO
http://www.t3.rim.or.jp/~hylas/planaria/index.html
なんか110は恥ずかしい
115名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/28 13:26
アメフラシの画像upキボンヌ。
116名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/28 13:28
117名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/28 13:36
>>116
速攻感謝。
アメフラシは雌雄同体か。
ということは無性生殖じゃないのね。
118名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/28 13:44
>111
自分で実験したわけではないですが、一応、事実とされております。

無性生殖の方々がどうなさるのかは、存知ませぬ。
興味はあるし、単純な条件付けなら自宅でできそうだから、やってみるかな。
11996:02/03/28 18:15
>>106
馴化をどうカテゴライズするかということには、俺はそれほど興味はないので、
これ以上は気になるようでしたら自分で調べて下さい。
12096:02/03/28 18:16
>>107
まず、学習=条件づけ+その他(長期馴化など)ということを前提にしている
ということを確認しておきます。

>でも,経験による行動の持続的変化が学習,としてしまうと,たとえば刻印
>づけも学習になってしまうね。
上記の定義を前提とすれば、刻印づけは学習の例としていいのではないかと思い
ます。つまり、孵化直後に何かを見せられるという「経験」の結果、それの後を
追いかけるという反応の頻度が上昇するという「行動変容」が持続的に生じると
いうことです。
12196:02/03/28 18:17
>>107
>刻印づけを学習と区別する考え方では,刻印づけなどの本能的行動は生得的に
>プログラムされた固定的かつ種に特有の行動パターンが刺激(経験)によって
>「解発される」のに対して,
むしろグレーなのは、刻印づけが条件づけの例なのか、その他の例なのかという
ことなのではないかと思います。俺の認識は、特殊ではあるが条件づけの例と
いうものです。

Petersonの1960年の実験で、子鳥の後追い反応は、刻印づけされた刺激が誘発
しているもの、つまり反射による反応ではないということは確認されています
よね。すなわち「刻印づけされた刺激が近くに見えること」が強化子となって
いるということです。

であれば、刻印づけ手続きは(特殊な)確立操作であり、後追い反応はオペ
ラント条件づけによって生じていると言うことが出来る(少なくともそれほど
間違いではない)のではないかと思います。

でも俺が思うのは、カテゴライズも大事ですが、それよりもメカニズムの解明の
方がより重要なのではないかということです。例えばクリティカルピリオドと
いう重要な変数をもっと詳細に調べるとか、今まで同定されていない他の変数
の存在はないのかとか、いろいろありますよね。

>だから馴化はグレーゾーンだと前に書いたんだが。
これには同意です。
122名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 16:38
age
123名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/30 02:00
真夜中のおべんきょあげ。
124名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/01 14:28
まだまだ続く。
125名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/02 11:41
扁形動物,軟体動物好きにはタマラナイすれ。
126名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/03 01:50
春厨除けにあげとくか。
127名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/07 22:47
新入生諸君!
ここの>>1みたいな勘違いをしているなら,
このスレ読んで早めにリセットしておけ。
128名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/13 02:01
真夜中のお勉強あげ。
129名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/14 12:27
閉店時間にかかる「蛍の光」を聞くと、外に出るのはオペラントだと思うのです。
ですが、閉店時間に「蛍の光」を聞いた時に「落ち着かなさ」を感じるのはレスポ
ンデントなのでしょうか?
130名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/14 14:38
「落ち着かなさ」と言う言葉を使うとちょっとツッコミが入りそうだから、ここでは
「出口の方向を確認する行動」とか具体的な行動に還元した方がいいだろうね。
要するに落ちかなさってのは出口はどっちかってきょろきょろすることや、レジ
の方の混み具合を確認したり、退出する準備をすることなんだと思われるから
そういう反応を示す、という意味で「蛍の光」を聞いたときに生じる反応、すなわ
ち退出準備行動はレスポンデント反応だと思う。
131名無しさん@お腹いっぱい。 :02/04/14 15:33
ある相手に何か質問すると、その相手が口もとに手をやりながら答えると
何か嘘をついてる可能性がある。
質問に答えるときに、髪をいじるしぐさは、何がわかるんだっけ?
質問に答えるときに、右上を見るか左上を見るか、では何がわかるんだっけ?
文脈を読めないDQNが紛れ込んでるな。
133名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/27 02:38
このところ行動屋が少ないようだが,
みんな元気か?
134名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/05 18:48
ageageage
135m:02/05/06 11:55
行動屋さんってサディスティックな方が多いのですか?
136名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/10 23:30
>133
噛み付いてくれる人も減ったし、いてもとてつもなく手ごわい相手だったりして
ちょっとブルー入ってるみたいだよ。そっとしておきなさい。
そのうちまた暴れだしてくれるだろうから。
137ヽ(´ー`)ノ :02/05/10 23:37
大概の場合噛み付いてるのは行動主義者のほうかと思われヽ(´ー`)ノ
138名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 00:12
減ったのは噛み付いてくれる人というか、相手にしてくれる人だな。
139ヽ(´ー`)ノ :02/05/11 00:17
化石の場合は既に出現しても「化石は氏ね」で片付けられてるさヽ(´ー`)ノ
まああの連中とは議論にも何にもならないしねぇヽ(´ー`)ノ
140名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 01:03
すんません。
他のスレからきたんですが、質問なんですが。

SHLとかいう会社の社長が工学部しか出てないのに、「ビヘイビア・サイエンティスト」だって名のってるんですが、これって「行動心理学者」だって経歴詐称してるってことになります?

↓ソース

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=FN&action=m&board=1004327&tid=4327&sid=1004327&mid=703


141名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 01:07
>>140

工学部が「行動心理学者」を名のれるわけ無いだろ。「行動心理学」もなんの心理学も学ばんで。
せめて、社会学でも専攻してれば、入ってくるけどね。
経歴詐称で人生終了。
142名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 01:08
多次元尺度構成法=行動心理学(ビヘイビア・サイエンティス)じゃ全然無いから、論理的に成り立たない。
経歴詐称だろ。
ほとんどの行動主義者は「ビヘイビア・サイエンス=行動心理学」
だと即座に決め付けるという罠
とりあえず、当該スレの22〜を読め

●●●採用テストの適性検査って妥当性あるの?
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1021005350/
144名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 01:15
をいをい。
行動科学は行動主義心理学なしには生まれなかったのは事実だろうが,
経営学だって管理工学だって行動科学と重なる部分は大きいぞ。
社長さんがサイエンティストとを名乗るのはどうかと思うが,
取得していない学位を履歴に載せているというのでなければ,
経歴詐称とまでは言えないだろ。

そういえば行動科学ではないが,
日本における認知心理学の旗振り役だった佐伯胖も安西祐一郎も
慶應の工学部出身だったね。
145名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 01:22
>>144

>>140のソース見てみ。肩書きとして履歴に載せてるから問題なんだろ?
146名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 01:31
サイエンティスト名のるのは問題だな。
せめて愛好家とか研究家とかだな。
サイエンティストは学者になっちまうからな。
かなりいんちきくさいな、この社長。

ちなみに、「研究家」は誰が名のってもいいらしい。
土をいじって、昔の遺物を掘って収集してる奴が「考古学研究家」と名のっても問題なし。
だが、「考古学者」と名のった瞬間、罪になる。

料理好きの主婦が「料理研究家」と名のるのと一緒。

サイエンティストは「学者」とイコールだから危険。

完全に黒とはいえないが、白じゃないな。
147名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 01:33
>>146

ほー。なるほど。
じゃあ、おれがプラモデルが好きで「プラモデル研究家」と名のる分には問題ないが、「プラモデル学者」と名のって商売でもした日にゃ、罪になるわけか。
覚えとこ。
148ロボ ◆iROBOsc. :02/05/11 01:38
気になるんだけど、俺がたった今から
「マッド・サイエンティスト」を肩書きにしたらどうなんだろう?
または「偽・サイエンティスト」とか「アンチ・サイエンティスト」だったら?
マッド・サイエンティストがありなら、上にビヘイビアくっつけてしまえば
(そんなサイエンティストは公的な肩書きにならないから)
アリなのかって気もするが。

まあ「春菜じゃなくて偽春菜だからOK」みたいな論理だけど。
149PPP:02/05/11 01:43
>>148
その肩書きを、別な意味で使われていることが多いっつーのが問題じゃねぇのか?
「プラモデル学者」「マッド・サイエンティスト」「偽サイエンティスト」「アンチ・サイエンティスト」
なんつーのは既にそういうカテゴリーが存在しているっつーわけじゃねぇけど、
「ビヘイビア・サイエンティスト」っつーと、特定のカテゴリーを指す可能性があるから問題あるんだろ?
150名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 01:55
修士課程在学中の学生でも
学会では学者として扱ってくれるでしょ。
社長さんも修士号はお持ちのようだし,
学会活動などもやっているなら,あながち詐称とも言い切れないのでは?

そもそも「ビヘイビア・サイエンティスト」は「臨床心理士」と同じで
名称独占ですらないから,
どんなDQNが名乗ろうが法的な罪になるわけはない。
道義的には問題があるとしても。
151名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 02:02
それよりもこの社長は、履歴の中で、尺度構成法(サイコメトリックス[計量心理学]の一分野)とか書いてるが、この記述のほうが問題あるんじゃないか?

http://www.nasdaq-japan.com/companies/4327/4327_ipo.html

http://www3.shlbiz.jp/2003/iv01.html

この社長は工学部出身で心理学専攻してないけど、心理学畑の会社に勤めてるから、いかにも心理学勉強してきたみたいに見せたくて、こんなヘンテコなこと書いてるんじゃないか?
かなりの確信犯のハッタリ屋さんだな。
152名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 02:04
「ビヘイビア・サイエンティスト」っつーと、特定のカテゴリーを指す、  と一般的には認識されるよな。

かなりグレーだなこの社長さんは。
153名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 02:06
つかまった偽神の手はあくまで「考古学研究家」だったよな。学位ないもんな・・・
154ロボ ◆iROBOsc. :02/05/11 02:07
まあ要するに、トンデモってやつだな。
ところでこの社長の会社で作ってるCAB、GABってのはどうなんだろう。
155名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 02:08
尺度構成法が計量心理学の一分野?

そんなことかいてるのか?

156名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 02:09
尺度構成法が計量心理学の・・・一手法だろ?

なんて表現すんのかはあるだろうが、一分野?じゃないだろ!?
157名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 02:10
CAB、GAB?

ごめん。ソースどこ?
158名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 02:11
159名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 02:13
【清水社長】昭和43年3月に、慶応大学大学院工学研究科(
現理工学研究科)修士課程を修了しました。大学院で研究
した尺度構成法(サイコメトリックス[計量心理学]の一分野
)を生かす会社に就職することも考えましたが、もう一つの
なりたい職業だった文学の編集がやりたくて、同年4月に出版
社の河出書房新社に入社しました。
その後、「地球の歩き方」などを出版するダイヤモンド・ビッ
ク社、文化放送開発センターを経て、創業メンバーの一員とし
て昭和50年1月に就職情報サービス会社の文化放送ブレーン(現
ディジットブレーン [JASDAQ・9653])に入社し取締役に就任し
ました。
新規事業として適性テスト事業を始めることになり、大学院時
代に計量心理学的な分野を専攻していたこともあり、担当役員
になりました。世界中の適性テスト会社を調査した結果、英国
のSaville&Holdsworth Ltd.(現SHL(UK)Limited、以下英SHL
と略す)が優れていることがわかりました。交渉の結果、昭和62
年12月に両社の折半出資により、エス・エイチ・エル ジャパ
ンを設立し、平成5年3月まで文化放送ブレーンの役員を兼務し
つつ社長を務めました。
しかし、想定した市場シェアが達成できなかったなどの理由か
ら平成5年9月に合弁契約を解消することになり、いったん英S
HLの100%子会社となった後、250株の譲渡を受け、文化放送
ブレーンを退任し再び社長に就任し、現在に至っています。社
名は同年10月に現社名の日本エス・エイチ・エルに変更しまし
た。平成13年9月30日現在、英SHLグループが私と共に31.7%の
持ち株比率を持つ筆頭株主です。

 

160ロボ ◆iROBOsc. :02/05/11 02:14
こっちのスレで出てた>CAB、GAB
まあ、そもそも向こうで語るべき話題だけど。

●●●採用テストの適性検査って妥当性あるの?
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1021005350/
161名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 02:16
CABやGABについては「この業界企業でこの採用テストが使われている!」(SPIノートの会著 洋泉社)に解説してるらしい。
使ったことが無いから、よく分からん。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896916115/qid=1018353838/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/249-1714107-1470707

162名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 02:21
CABやGABについては宿題にしときましょ。

とりあえず、

あ、



「大学院時代に計量心理学的な分野を専攻していたこともあり、」って書いてあんじゃん。
心理学はやっぱり専攻してないのね、こいつ。

黒い。少なくとも、黒っぽいグレー。

あー、なんかすっきりした。
163名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 02:22
よくいるハッタリ経営者だな。

OK。寝ますか。
164名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 02:26
はいはい。お疲れ様でした。
165名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 03:08
心理学専攻以外の者は行動科学を名乗っちゃいけないってか?
ずいぶん狭い考え方だね,それは。
図書館に行って行動科学がタイトルに入ってる本を調べてごらん。
著者の専攻領域はさまざまだよ。
もっとも日本でもてはやされたのは1970年代だけど。
今でも経営学や医学,看護学の分野では
行動科学という言葉がありがたがられてるようだが。
166名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/11 14:04
>>165

論点ずれてる。
前レスをよく読んでください。

このネタはもうういいや。次いこ次。
167名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/21 06:16
行動科学と行動主義心理学との関係は?
168名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/21 15:00
>>167
それが統一見解がないようなのだ。

行動科学≒行動主義心理学という意味合いで使うのは
歴史的経緯を知らないお若い方が多いように感じる。

本来の行動科学は,
新行動主義がまだ支配的勢力だった時代,
行動を鍵概念として諸学を再編成しようという野望?のもとに
学際的研究領域として生まれたものではなかったか?
心理学の中では学習理論と集団力学がその中核を担っていたはず。
社会学,経済学,経営学,政治学,教育学といった人文・社会科学はもちろん,
生物学や工学,医学,看護学などにもその影響は及んだ。
米国では1960年代,日本では1970年代がその絶頂期だったと思う。
今も一部の大学に存在する行動科学科は,
70年代に心理学科から衣替えしたケースがほとんどでは?
169名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/21 15:22
その後の米国における“behavioral science”の内容と社会的役割は
日本の「行動科学」とはずいぶん違っているように見える。
米国の事情に詳しい方,解説キボンヌ。
170名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/21 16:23
>>168
磯博行氏の近著「他領域で学ぶ人のための行動科学入門」なんかでは,
行動科学≒学習心理学とその応用≒行動主義心理学
のような意味で使っているようだが。
171名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/21 16:48
チョムスキー革命以前に一世を風靡した
ブルームフィールドらアメリカの構造主義言語学は,
名前とは裏腹にモロ行動主義的なんだけど,
こういうのは行動科学には含まないのだろうか?
172名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/07 03:45
行動科学=実験心理学?
173名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/07 12:25
>>172
それはチョト違う。
実験心理学には認知論的研究も含まれるし,
広い意味では発達心理学や社会心理学などの分野の実験的研究も含む。
というか,
むしろ一般に認知論的研究,
分野で言うと知覚や記憶の研究こそ実験心理学のハードコアと見なされている。
174没個性化されたレス↓:02/07/07 03:36
興味ありにつき、あげとく
175没個性化されたレス↓:02/08/10 22:25
保全
176没個性化されたレス↓:02/08/10 23:39
行動科学の中には心理学以外の領域も含まれるのでは?生理学だとか動物生態学だとか。
でもどれも整理心理学、とか言うように心理学を冠した方がしっくりくるような罠。
やはり「行動」というものを実証的に研究するのは心理学の十八番なのか。
心理学のレンジが広すぎるという罠?
178没個性化されたレス↓:02/09/24 18:16
名スレage
179没個性化されたレス↓:02/09/24 18:17
>>「行動」というものを実証的に研究するのは心理学の十八番

比較行動学や行動遺伝学という分野もある罠
180没個性化されたレス↓:02/10/15 15:21
行動心理学という言葉は
なんだか不純な感じがして嫌いだな。
新しい分野だと思ってる素人さんも多いし,
>>1みたいな勘違いさんも後を絶たないし。
181没個性化されたレス↓:02/10/26 04:41
スキナリアンは行動心理なんて言葉は使わないと
誰かが言ってたな。
182没個性化されたレス↓:02/10/26 04:49
>>20-24あたりを読むと
行動分析学の世を忍ぶ仮の姿が行動心理学なんだそうだが。
183没個性化されたレス↓:02/10/26 05:43
new 認知分析学!
184没個性化されたレス↓:02/10/26 09:43
行動分析(学)=Behavior-analysis という名前は
精神分析(学)=Psycho-analysis のアナロジー
(あるいはパロディー)なんだよ。

どちらも psychology ではないところがミソだし,
「学」をつけて訳すのは日本人的権威主義。
心理学の仲間であることを強調したい人は
行動心理学なんて変な日本語を使う。
でも「行動心理学」に対応する英語はないだろう。
Behavior Psychologyなんて言い方ある?
185没個性化されたレス↓:02/10/26 09:43
そういえば精神分析系の心理学を
「分析心理学」なんて呼ぶ場合もあるね。
そりはユング派のことではないかとおもふ
マルクス主義心理学を提唱します。
188没個性化されたレス↓:02/10/26 12:35
>>187
提唱もなにも,すでにちゃんとある(あった)よ。
条件反射学だけでなく神経生理的アプローチも
マルクス主義心理学の特徴だね。

とりあえずこの本でも探してみな。

 スミルノフ監修,柴田義松ほか訳
「新版ソビエトの教科書 心理学」明治図書,1974

ただし,行動主義はソビエトでも文革中国でも
むしろ批判されていたことは皆さんには意外かもしれないね。
マルクス主義は運動論的には「革命的志向性」とかかなり精神論,
メンタリズム的な特徴を持ってたからね。
189aaa:02/10/26 12:50







        http://plaza.rakuten.co.jp/a240a/





>>185
自己心理学(アドラー派)とか、自我心理学とか、イパーイあるよ
「自己心理学」という講義があった。ただの人格心理学の授業だった。ウワァァァン
>>188

そりは「ソビエト心理学」と呼ばれるものではなひのかな?
確かにマルクス主義心理学だとは思うが,
フェミな俺としては性差をミニマムにとらえようとする
フェミニズム心理学を「ネオ・マルクス主義心理学」とか言ってみるテスト.
193没個性化されたレス↓:02/10/27 07:20
>>190
自己心理学といえばコフートだろ。
アドラー派は個人心理学。
半可通を晒さぬように。
194188:02/10/27 07:27
>>192
思想的系譜から言えば「マルクス主義心理学」の
正統な後継者は社会構成主義的心理学だよ。
カルチュラル・スタディーズでは左翼系の研究者が
重要な位置を占めている(最近のカルスタへの「弾圧」も
それと無関係とは言えないだろう)。

なんだかんだいって今の心理学の「新思潮」といわれるものと
行動主義やマルクス主義のような「終わった」といわれるものが
深いところでつながっていることが重要。
心理学でもちゃんと勉強している人は「行動主義は終わった」なんて
安易に言わないのと同様,思想史的にはマルクス主義もぜんぜん
終わってない。
>>194

ネタにもかかわらず,ご教授感謝.
カルスタは食わず嫌いなので,よぉわからんのですが,
心理学系でやってる人はいるのでしょうか?
196没個性化されたレス↓:02/10/28 10:15
伊藤哲司のベトナム「研究」なんてかなりカルスタ。
他にも「定性的研究の実際」のなかにはカルスタ的なものが
けっこう含まれていると思うよ。
>>196
てえことは,定性,現場,参与ってあたりが
「カルスタ的」ということでしょうか?

え?自分で勉強しろと・・・・御意
198祭りを横目にΨ:02/10/28 23:45
精神分析学は1914年以前にロシアに浸透していたが,十月革命後にフロイトの著作が翻訳された。
フロイトの書いたものは当時マルクスの唯物論的一元主義と完全に一致すると見なされたため,
この観点から好意的な解説,例えばルリアのような有名な心理学者の解説の対象となった。
しかし本質的に対立する流派が台頭する。
パヴロフがだんだんと公的にその代表になりつつあった国家的な精神生理学の伝統に根ざし,
かつイデオロギー上の論拠に色づけされた流派が,優位に立つのである。
精神分析学に関して最後に好意的な言及がなされたのは1929年だった。
このことは,やがて精神分析学が完全に消滅し,
第二次世界大戦後は特に激しい攻撃の矢面に立たされる事態を予想させた。

ピエール・ピショー 『精神医学の二十世紀』
199没個性化されたレス↓:02/10/28 23:54
旧ソ連を代表する神経心理学者ルリアが
若き日に精神分析学徒であったことは
中井久夫の本で読んだことがある。

カルチャラルスタディーズとは、特定の価値観を元に啓蒙的に
「文化」を批評しようというのではなく、人間の実際の生活に
根ざした視点から「文化と人間の関係」を研究しようというもので、
これまでアカデミズムが研究対象としてこなかったような領域、
ロックや大衆文学、TV、映画などのサブカルチャーを積極的に
その対象としていることにその特徴のひとつがある。