社会系・発達系の心理学って意味あるの?

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なるほど。では、結局のところ「解釈」をする力量ってことですか?

関係性が分かっているのなら,研究なんかしなくても現場で役立てられるのではないですか?
研究という形をとらなくても良い気がします。
現場に優れた人がいて,その知見を何かの形で広めれば,それで十分だと思います。

実は,全ての研究が役に立たないとは思っていないのですが,
多くの研究は分かり切ったことを,別の言葉で言い換えているだけ
である気がします。

「意味」という言葉は,無自覚に使っていました。すいません。
仮に「意味」を「役に立つ」としてみます。
「役に立つ」という言葉も多義的なので,人々の生活を改善するとします(生活の改善も曖昧だなぁ)。
社会系・発達系の心理学が積み上げてきた知見が,世の中にどの程度役に立っているのでしょうか?

さらに言えば,「力量」のある人の直感や経験によって得られた知見であるなら,
その社会の価値観に縛られていて,新しいものを生み出す力がない気がします。
もし,その社会のシステムや価値体系に根本的な原因があっても,
現在の心理学の方法論では見い出せないのではないでしょうか?