観察学習のできる動物

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1アレックス
ヒト以外の動物の観察学習の能力はどの程度研究されているのでしょうか?
オウムは観察学習ができるようですが,カラスやハトやウグイスは?
また,タコは他のタコの食餌行動をまねることがあるそうですが,
これはヒトの観察学習と同じものと考えていいのでしょうか?
個人的には古典的およびオペラント条件付けによる学習が可能な生物の限界も
気になるんですが。
イメージとしては、とりあえずマクロファージなどは学習能力をもってはいな
さそうな感じですが。
3名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/04 11:26
カラスは観察学習してるでしょ。
イルカ,クジラはどうなのかな?
4名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/04 15:44
漏れが学部の頃は昆虫は学習できないって習ったんだけど,
最近はハチのオペラント条件づけとか研究されてるみたいだね。
5名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 00:10
>2
ラットの脳から取り出した単独の脳神経にもオペラント条件付けが可能らしい。
6名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 01:08
ブラックバスで観察やっていた、学習系の研究者がいたよ。
7名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 01:28
魚ってさ、脳に電極とか付けられるのかな?
というか、部位を分類できるほどの大きさってあるもんなの?

一度「質問」スレで聞いて、誰も答えてくれなかったあげく「専門的なのでこのスレ向きじゃない」とか言われたんだが、
観察学習、模倣、などなどの現象における必要条件として、
相手の行動を認知し、それを自分という存在に重ね合わせる事ができないといけない。
つまり、思うに、ミラーニューロンがその入力の役割を担っているのではないかな?
学習の前提としての脳機能を備えていないと、学習なんてありえないわけで。

と思ったんだが……誰か脳系の心理学に詳しい人いないかな?
8名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 13:40
>>6
脊椎動物は学習できると言うのは大昔からの定説。

>>7
オペラントとして模倣行動ができ,その結果についての
学習ができれば観察学習は生じる(スキナーは観察学習
という概念は冗長と言ってたけど,まあ通用語として)。
模倣行動が生じる機構は結構複雑だろうね。

血液型亡き後は脳科学系のオカルトが心理学最大の敵だな。
そういえば、生まれたばかりの赤ん坊でも、
機嫌がいいときに目の前で口を歪めて「にこー」と笑うと、
「にこー」と笑い返してくるという話があるが、
あれはやっぱりモデリングでしょうか。
10:02/02/05 13:51
>血液型亡き後
本当にそうだと良いんだがな。まだ根強いぞ?(w
ところで、脳科学系のオカルトってどんなの? 脳内革命とかか?

何だか詳しそうなのでお尋ねしますが、ミラーニューロンの本って出てないのかな?
出来れば日本語!(w しかしまあこの際、英語でも……。
メジャーな雑誌の論文とかでも良いが。探すんだけどソースがなくて。
どの辺まで研究が進んでいるのやら。かなり興味あるんだけど。
何せ脳はあまりやった事が無い(発達・社会系の人間)ので、そっちに関するリテラシーがない……。
ミラーニューロンと共感、学習の関係に興味あり。
スレ立ててみようかなぁ……どう思います? 人が来るかな?
11:02/02/05 13:53
>9
生まれた直後? 三ヶ月微笑じゃなくて?
しかし表情には文化差が無くて、遺伝レベルでのコントロールが強い、と言われているが。
モデリングと言うよりも、ある鍵刺激によって発現する、と考えた方が自然。
12名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 15:07
>>11
鏡を見せていない赤ん坊に、大人が舌を出して見せたら赤ん坊が舌を
出すのはどう説明する?
13名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 15:11
鍵刺激はどうして鍵刺激であり得るの?
言い換えると鍵刺激はなにで決まっているのさ?
14:02/02/05 15:19
>12
専門ではないので詳しくは無いが、説明は「遺伝」ってことなんじゃないの?
大人の表情を見るっていう刺激に触発されて、刷り込まれていたプログラムが動き出す。
今時タブラ・ラサ、なんて信じてる学者はいないだろうし。
生まれてからの時期にもよるし、勿論模倣による表情の学習もあるんだろうけど、
基本的な表情は先天性だ、ってのが通説でしょ? たぶん正しい、と思うけど。

かぎ刺激がかぎ刺激である所以なんて、説明できるわけない。
進化っていう気の長くなるほどの時間の中で、そういうルールが出来た、ってことでしょ?
>13
生物的本能じゃない?
16名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 15:22
じゃあ逆に、
「ほとんどいかなる文化・文明においても、喜怒哀楽の表情における顔の筋肉の動きがほぼ共通している。」
という現象を、生物学的な(つまり先天的な)要因以外で、どうやって説明する?
興味ありだが。
17名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 16:15
あのね,原因ていうか機構は生得的でも習得的でも,
そんなことはどうでもよくて,とにかく行動(表情も
もちろんそのひとつ)の模倣が現象として成立するか,
そして,それが行動の結果によって頻度を増減するか,
これが観察学習が成立するかどうかのポイント。

>>14
だから,それが遺伝だ(あるいは遺伝じゃない)って
いうことは観察学習の説明においては無意味。

「頻度の増減」については直接強化がなくても
強化の観察だけで「代理強化」が生じるという
バンデユラ的説明と,それ自体直接強化の随伴による
学習だとするスキナー的説明があり得る。

>>7
君が書いてるようなことが脳科学的オカルトなんだと思うけど?
18:02/02/05 19:35
何だ、化石行動主義者か……聞いて損したなぁ。
生得か習得かは、発達臨床においてメチャクチャ重要なんだけどね。
それによってアプローチが変わるから。

ところでマジで、誰かミラーニューロンの論文、知らん?
ソースじゃなくても、こういう説があるとか、こう思うとか、そういうのでも可なので……。
19名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 19:38
というか、ミラーニューロンってまだメジャーじゃないのかな?
周囲ではかなりホットな話題なんだけど……。
20名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 19:52
テレビで取り上げるほどミーハーな話題だよ
言語進化の鍵であるとか
21名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 01:33
>>18
こらこら。バンデュラを持ち上げている点で「化石」行動主義者じゃないでしょ。
すべての行動主義者が頭が硬いわけじゃないぞ。「化石」はホントにひどい。
もしかして理性的な行動主義と化石行動主義の区別がつかない?
22名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 01:39
だって化石だもん。

>原因ていうか機構は生得的でも習得的でも,そんなことはどうでもよくて

とか言うくだりが特に。
「目に見える現象が全てで、それ以外の説明体系は必要ないし無意味」
って考え剥き出しで。
方法論的化石は無視するだけだが、
徹底行動主義者と本気で論戦するのは骨が折れるし、
ある意味では化石と議論をするより大変やで
24名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 02:01
要するに何を以って「説明」として納得するかの問題だよね。

風邪をひいたとする。原因は何か。
「体の免疫力が低下し、ウイルスに感染したからだ」
「不規則な生活をして体調管理を怠ったからだ」
脳科学シンパなら前者で納得するだろうし、
行動シンパなら後者で納得するのだろう。
どちらが間違っててどちらが正しいとかはない。
ただ、何が必要なのかによってどちらの説明が役に立つかは異なる。
生理学的・病理学的必要性からは前者の説明が求められるし、
日常的な生活においては後者の説明が求められる。

同じように、観察学習の神経学的メカニズムを知りたいのであれば
当然脳そのものを調べることが必要だが、
観察学習に基づく行動そのものを予測・制御したいのなら
少なくとも脳の話は「とりあえず」必要ない。
行動のみを重視する=脳研究は無意味 ということでは決してない。
両者がイコールなのがいわゆる「化石行動主義」。
徹底的行動主義は脳研究の意義をちゃんと認めている。
25名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 02:05
>>24に基づいて>>18について言わせてもらうなら、
技術としての「発達臨床」で必用なのは行動レベルでの説明だろ。
脳レベルでの説明が必要なのは学問としての「発達心理学」。
26名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 02:18
>>18
なんにしても行動主義者のカスは放っておいて、
ミラーニューロンについては、茂木健一郎「心を生みだす脳のシステム」(NHK)、
脳科学全般についてはラマチャンドラン「脳のなかの幽霊」(角川)読んでみそ。
ラマチャンドランがこんなに進化学や進化心理学に通暁していたとは少々驚いた
次第。
27名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 02:19
何で行動と脳機能を分離するのかが分からん……化石だからか?
上の例に則すなら、「不規則な生活→免疫力の低下→ウイルス感染→発病」だろ?
28名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 02:21
お、やっと目的のレスが! 26さま、感謝デス。m( _ _ )m
29名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 02:51
>何で行動と脳機能を分離するのかが分からん

不規則な生活で風邪をひきやすいという問題を解決するのに必要なのは、
免疫やウイルス感染のメカニズムについて教えることじゃなくて
夜更かししたり偏ったものを食べたりする具体的な行動を改善することでしょ?
30名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 03:12
どっちもやったらいかんのか?
不規則な生活を改めさせつつ、ウイルスを殺す。
というか、医学じゃ実際にそうしてるだろ?

なんで不規則な生活が免疫力を低下させるのか。不規則な生活の何が免疫に悪影響を及ぼしているのか。
そこを問題にするには、分離するわけにはいかんだろが。
不規則な生活それ自体が問題なんじゃないよ?
患者にそのメカニズムを教える必要は無いが、治す医者の側は当然知っておくべきことだろ。
31名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 03:50
医者は実際に薬を投与したりして免疫やウイルスを直接扱うことができる。

しかし心理学者はどうだ?行動の問題をfMRIかなんかで脳に突き止めたと
しても、それを脳外科的な手法や薬物投与で強引に矯正するよりも行動理論に
基づいた改善策を練ったほうが手っ取り早いでしょ。ロボトミーはご法度だし、
心理学者が医者と同等に薬物投与や手術ができるようになる必要なんかない。

観察学習についてもそう。べつにミラーニューロンがオカルトとは言わない。
ホントにあるのなら面白い現象だと思うよ。
しかしそれは発達臨床という「技術」が求められる場においてはその知見は
大して役に立たない。心理学を世に役立たせるには、強化理論に基づいて
環境レベルから行動を説明する理論体系があってもいいでしょ?
この考え自体は決して化石なんかじゃない。もちろん化石もいるが。
32名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 03:52
次はこういってやろうか?
何で心理学の成果を、心理学の中だけで完結させて、その範囲でしか物を考えられないんだ?

しかも、ミラーニューロンの存在はほぼ確定されてるだろ。
あんだけ繰り返し観察されりゃ、ないって言い張る方が不思議だが。
というか、化石じゃないと言い張るところが化石っぽいな。
真実はどうだか、個人的なことは全然知らんし知ろうとも思わんが。
次第に明らかになってきたな、化石の化石たる所以。
視野が狭い。ひたすら自分の専門に邁進する。他の分野からの取り入れを行わない。……etc.
まあ、それなりに有用な概念的ツールを提供してくれるので、化石が絶滅すると俺も困るのだがな。
34名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 04:15
>何で心理学の成果を、心理学の中だけで完結させて、その範囲でしか物を考えられないんだ?
はて?前のレスとのつながりが見えないが。
「心理学の成果」=強化理論による観察学習の説明
「心理学の中だけで簡潔させる」=ミラーニューロンを考慮に入れない
ということなのなら31で答えていますが。なにかそれで不都合があるとでも?
35名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 04:17
あげく、レスの流れと意図を把握できていないな。
ふー、無力感漂うな。学習性の。
>>33
多芸無芸にはなりたくないので。まずは一つの道を究めてから
広く知見を吸収したいと思っている所存。
とりあえずは自分の専門で何が出来て何が出来ないのかを
徹底的に洗い出すためにこうしてここで試しております。
37名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 04:25
眠くなってきた。血液型の方も面白い(?)んだがなぁ。寝るが。

じゃあ先達(?)として、一つだけ忠告しておく。
その方針は止めた方が良い。道を極めることなど一生かかっても不可能だ。
広く知見を吸収する前に人生が終わる。振り返ると、狭い道を歩いてきたと後悔すると思う。
科学界全体の流れが、既にして学際だ。
他分野の取り入れは、積極的にやった方が効率が良い。他の研究者の食い物にされたくないのなら。
自分の専門分野の位置(何が出来るか)ってのは、他分野との比較の中で明らかになる部分が多い。
社会的比較過程と同じだな。
視点が変わって着想も新しいものが沸くしな、経験的に。

んじゃ、そういうことで。
忠告をどう取るかは、君に任せる。
38アレックス:02/02/06 07:21
フムフム。
本題からは逸れてるが,通好みのスレになってきたな。
39名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 09:38
>>38
いつもの奴が,いつものこと書いてるだけだろ。
通好みでも何でもないよ。
ここに書き込んでるのは化石行動主義者じゃないね。
行動主義者をみな化石と決めつけてる奴の方が痛いぞ。
41名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 09:49
かつて主流派として隆盛を誇った行動主義が
いまや心理学内部の批判勢力になってるというところだな。

化石行動主義は単なる守旧派,抵抗勢力でしょ。
42名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 13:01
別に全員が化石だと思ってるわけじゃないんだがねぇ。
うちの大学じゃ、実験と発達と社会が仲良くやってる。お互いを刺激しあいながら。
行動主義の実験が無駄ってわけでもないし、意味が無いとも思わないけどね。
上のような考え方だと、分野がそのだけで閉塞してしまう。
別にオレはそれでも良いんだが。化石を食い物にして研究できるから。
ただ、化石的には、そんなんは本懐じゃないだろ?って話だ。
(化石の定義っぽいのは、上に書いたよな?)

というか、どこかで書いた「化石行動主義者」ってターム、結構広がってしまったなぁ。
オレの周りだけの隠語だったのに、「化石」……。
化石という用語を厳密にワトソン直系の方法論的行動主義者だけに当てはめて
使うか、それともより一般化して「他の流派を一切受け入れない態度」を指す
ものとして使うかの違いでしょう。
後者はたしかに硬直した考え方ですから(行動主義的な視点を持つことが、で
はない)ある意味で化石と呼ぶのもわからんではないが、逆にいえば今でもそ
ういう人は珍しくはないのですから、「今時ほとんど誰もやってないような古
臭い考え方を採用している連中」というニュアンスでの「化石」ではない。
また後者の意味では、行動主義者だけでなくあらゆる流派に「化石」は存在し
うるという話になります。
しかし、前者の化石行動主義のやっかいなところは、どこぞの大学ではいまだ
完全に主流派であるらしく、そこの学部生が観察学習でもって化石行動主義に
染まっていっているという点ですが。
ここで「化石、化石」と騒いでいるやつは、その「化石行動主義者」
のしたたかさにまんまとはめられているだけ。でも面白いから許す。
45名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 02:08
さがりすぎたのでage

特定の分野だけの知見では解決できない問題に対して
その限られた分野の知見だけに視野狭窄的に固執してしまうことと、
特定の分野だけの知見で解決できる問題に対して
その解決には直接結びつかないような他の分野の知見まで持ち出して
話をややこしくしてしまうこととは別だと思う。

前者が43のいう「他の流派を一切受け入れない態度」をとる化石。
後者も化石ではないがかなーり問題ありだろ。
46名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 02:09
で,本題に戻ろうよ。

タコに観察学習ができるのか?
タコにできるならイカにもできるのか?
それはヒトの観察学習と同じものなのか?
タコにミラーニューロンはあるのか?
ミラーニューロンの存在は観察学習の必要条件なのか?
47名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 23:13
あげあげ。
48名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 03:30
化石論議で終っちまったか...
49名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 08:14
そもそもミラーニューロンなんて
いう奴が出てきた時点で終わってたよ。
50名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/27 13:53
よそのスレから辿り着いた。

観察学習の定義にもよるんだが。これは、書き出すときりがない。
日上(1992)「まねる」 心理学評論 
なんぞが読みやすいので、そっち見て。

タコのは、刺激強調と考えられとる。イカはしらん。
ヒトと同じ模倣は、チンプでも難しい。特に、物体と自分の体の両方を動かす
動作のときに困難。
ミラーニューロンって、他者の動作を見たときと、自分が同じ動作をしたときで、
同じように発火するニューロンだよな、確か。破壊テストすればヒントはつかめる
はずだし、誰かやってたような記憶もあるんだが、忘れた。

模倣とか社会的学習は、認知モデルもしっくり来るのがない。特に、動物まで
説明できるのは、ほとんど皆無。知り合いに、認知プロセスを扱おうしてた院生が
いたんだが、職がなくて研究がぽしゃった。
神経系はさらにわからん。関係するであろう部位と機能が多すぎる。
ペッパーバーグ辺りに期待。
51名無しさん@お腹いっぱい:02/03/27 14:11
なかなか良くできたレビュー論文です。
関係者でなくとも、一読の価値はあり。
ちなみに著者は霊長類の社会的知性研究で有名な
比較心理学者たち。

Byrne, R.W. & Russon, A.E. (1998). Learning by imitation:
A hierarchical approach. Behavioral and Brain Sciences,
21, 667-721.
52名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 22:16
復活あげ。
53名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/03 08:35
おっ,しばらく見ぬ間にマトモなレスがついている!
54名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/03 10:19
「たら・れば」ニューロン発見。
55名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/07 15:30
これも読んどけ。
56名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/09 21:12
獣医さん,もし見てたら何か書き込んでくださいな。
57名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/10 03:06
私の妻をどうか調教して欲しい
58名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/10 17:06
私の愚息も制御・統制して欲しい。
暴れん坊さんでね、ほんと困ってしまって
すぐにああなっちゃまともに都内すら歩けなく
てな
双子の子分を連れてる愚息のことか?
60名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/12 22:50
いや〜ん。今夜も暴れん坊将軍なのよ
61名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/20 01:36
復活したかと思ったら,
また馬鹿スレになってる...

もうしばらく保全あげ。
62名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/03 22:49
糞スレ駆逐あげ。
63没個性化されたレス↓:02/08/04 21:12
あげ
64没個性化されたレス↓:02/10/07 16:51
保全あげ
65没個性化されたレス↓:02/10/07 20:22
値レスですまんが
魚の脳波を取っている研究者が広大にいたようなきがする
魚に空間学習をさせて,そのときの脳波を図ってたような・・・
Y田先生かな,名前は
66ロボ ◆lSiROBOsc. :02/10/07 22:38
なつかしいスレがあがってるな
この頃は行動主義ネタが論争の火種になることが多かったんだよなぁ
67没個性化されたレス↓:02/10/15 23:45
動物ネタがらみであげておく。
68没個性化されたレス↓:02/11/11 07:37
おはようあげまショー
69没個性化されたレス↓:02/11/15 01:10
age
70没個性化されたレス↓:02/11/15 01:34
そういえば、金魚は、人になつきますよね。
屋台で売られているのは駄目かもしれないけど。
71没個性化されたレス↓:02/11/15 11:03
>70
屋台で売られている金魚もなつきますよ。ただし、餌が欲しいときだけ。
海にいる野生の魚も餌付けをすれば船の音などで人間に寄って来ますよね。
それといっしょです。
72没個性化されたレス↓:02/11/15 12:24
そもそも「なつく」ってどういうことを指すんだ?
飼い主とほかの人間を弁別できること?
飼い主が快刺激となってそれへの接近行動を示すこと?
それとも>>71がいうように単に人間一般への接近行動を示すこと?

いずれも脊椎動物なら全て可能だろうね,おそらく。
73bloom:02/11/15 12:25
>>72
>飼い主とほかの人間を弁別できること
これが一番、というか他の二つとは段違いに難しいと思うんだが。
人間同士でさえ、個体の弁別にはミスが生じることも多いし。
>74
懐くことを>飼い主とほかの人間を弁別できること と捉えるなら、金魚
等の魚には難しいでしょうね。
ラットやマウスは人間を弁別は可能なのでしょうか?
>>75 >>76

魚でもラット・マウスでも人間の個体を「弁別させる」
弁別訓練は可能だと思う。ただし,自然状態で彼らが
そういう弁別を行うか(そういう意味で「なつく」か)は
別問題。
78没個性化されたレス↓:02/11/15 14:03
>77
>魚でもラット・マウスでも人間の個体を「弁別させる」弁別訓練は可能
>だと思う。

えっ! どうやってやるの、個人を識別出きる金魚なんて見たこと無い。
79没個性化されたレス↓:02/11/16 16:56
金魚は何の感覚器を使って弁別するんだろう。水の外のことを魚はどの程度知覚してるの?
80没個性化されたレス↓:02/11/16 17:53
今日聞いたんだけどね。金魚が人を識別できると言う人がいて。その人が言う
には、餌をやるときにそのうちの、お母さんだと餌を食べに来て、その家の
息子さんだと食べに来ないんだって。そんなことあるのかなぁ。その人は
公園の鳩も私をわかっているって言うんだけど本当だと思う。

81没個性化されたレス↓:02/11/20 20:56
観察学習の話題ではなくなってるが,
面白いのであげ。
保全sage
83没個性化されたレス↓:02/12/10 15:53
を,こっそり保全してくれてる人が。
今日は保全あげ。
金魚は餌やる人の仕草ってゆうか、
その時の振動とか音で判断してるんじゃないかな

わかんないけど・・・
85マリリン ◆TJ9qoWuqvA :02/12/10 18:57
私的には、金魚はその人の声を聞き分けているのでは無いかと思います。
船の音を、魚は聞き分けると聞いた事があります。

鳩は人の服に反応しているような気がします。こちらはみなさんのほうが
専門かな。

今、私は他のスレで性も根も尽き果ててるからね。また、いつか遊ぼうね。
86没個性化されたレス↓:02/12/17 11:49
そもそも本当に弁別できてるのかどうかすら不明だっつーのに
87マリリン ◆TJ9qoWuqvA :02/12/17 23:10
>86
でも、何かの刺激に反応して、金魚や鳩は餌を食べに来るわけで、飼い主の
声に反応した金魚は飼い主を弁別できてるように人間からみると見えるん
じゃないかな。

鳥は視覚が発達しているから、飼い主の服や餌箱等の目で確かめられる
刺激に反応しているように思う。飼い主の特殊なものに反応した鳩が
飼い主を弁別できてるように見えるんじゃないかな。
88 :02/12/19 11:41
金魚は音を聞き分けるよ。正確な所は忘れたけど、ドとレのちがいくらはわかるらしい。
あと、色も見分けるそうだ・・赤,青、黄色、黒なんかね・・
89山崎渉:03/01/07 00:07
(^^)
90没個性化されたレス↓:03/01/20 14:59
age
91世直し一揆:03/03/04 20:56
 <血液型A型の一般的な特徴>(見せかけのもっともらしさ(偽善)に騙されるな!!)
●とにかく気が小さい(神経質、臆病、二言目には「世間」、了見が狭い)
●他人に異常に干渉し、しかも好戦的でファイト満々(キモイ、自己中心、硬直的でデリカシーがない)
●妙に気位が高く、自分が馬鹿にされると怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようとする
(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際にはた
いてい、内面的・実質的に負けている)
●本音は、ものすごく幼稚で倫理意識が異常に低い(人にばれさえしなければOK!)
●権力、強者(警察、暴走族…etc)に弱く、弱者には威張り散らす(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる)
●あら探しだけは名人級でウザイ(例え10の長所があってもほめることをせず、たった1つの短所を見つけてはけなす)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格がうっとうしい(根暗)
●単独では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質、異文化を排斥する(差別主義者、狭量)
●集団によるいじめのパイオニア&天才(陰湿&陰険)
●悪口、陰口が大好き(A型が3人寄れば他人の悪口、裏表が激しい)
●他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(「〜みたい」とよく言う、
世間体命)
●自分の感情をうまく表現できず、コミュニケーション能力に乏しい(同じことを何度
も言ってキモイ)
●表面上協調・意気投合しているようでも、腹は各自バラバラで融通が利かず、頑固(本当は個性・アク強い)
●人を信じられず、疑い深い(自分自身裏表が激しいため、他人に対してもそう思う)
●自ら好んでストイックな生活をしストレスを溜めておきながら、他人に猛烈に嫉妬
する(不合理な馬鹿)  
●後で自分の誤りに気づいても、無理にでも筋を通そうとし素直に謝れない(切腹あるのみ!)
●自分に甘く他人に厳しい(自分のことは棚に上げてまず他人を責める。包容力がなく冷酷)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男
前やのに、なんでや!(あの野郎の足を引っ張ってやる!!)」)
92山崎渉:03/03/13 13:05
(^^)
94山崎渉:03/04/17 09:56
(^^)
95山崎渉:03/04/20 04:31
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
96山崎渉:03/05/21 22:32
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
97山崎渉:03/05/28 15:17
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
98山崎 渉:03/07/15 12:52

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
99没個性化されたレス↓:03/08/22 04:33
観察学習の観察とは視覚を通したものだけを指すのでしょうか?
聴覚を通した観察学習というものもあると思うのですが。

たとえば
ある場面で誰かがギャグを言ったとき周りの人が大笑いするのを聞いて,
同じような場面で同じようなギャグを口にするようになるというのは
観察学習と呼べませんか?
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡_| ̄|○
100ガックリズザー
>>99
「聴覚を通した観察学習」っていっても,その例のように
言語を介在してる場合と,鳴きまねみたいな言語を介在しない
場合とでは別のパターンだと思う。

言語を介在している場合には象徴的学習とか,ルール支配行動の
カテゴリーになるのかな。
102没個性化されたレス↓:03/08/22 18:45
観察によるルールの獲得は
観察学習ではないのか?
>>102
「ルール」という言葉の定義の問題です。
104没個性化されたレス↓:03/10/04 01:08
古典的条件づけの観察学習というのが具体的にイメージできないのですが,
何か事例を示していただけませんか?
105没個性化されたレス↓:03/10/10 23:41
質問あげ。
106没個性化されたレス↓:03/10/10 23:42
スキナリアンはバンデューラの理論をどのように評価してるのですか?
>>106
バンデュラは観察学習自体は強化に依存しない内的過程と考え、
学習された行動の遂行が強化に依存するだけだと主張した。
スキナリアンならまず、「遂行されていないが学習されている
行動」なんてものが実質的に観察不可能、確認不可能である
ことを問題にするだろうね。
もしバンデュラ的な学習観が実際に可能であるなら、たとえば
ある計算問題を解いてみせることをしない人が「私はこの問題を
解かないが、解く方法はすでに学習している」と主張しても、
信じざるを得なくなる。スキナリアンなら「計算方法を学習して
いる」とは、実際に計算問題が解けることである、というだろう。

とはいえ、概念的には学習と遂行を区別することは様々な
面白い思考実験や予測のネタになる。とくに犯罪などのように
「やり方は明らかに誰もが知っていると思われるが実行する
人とそうでない人がいる」行動の分析には有効だった。
バンドゥーラなら前に一生懸命コピペしたな。

341 名前:行動厨 投稿日:03/06/01 13:40
N.E.Miller and Dollard (1941)による有名な著書では、観察学習は付加的な学習
(古典的条件付けやオペラント条件付けに付け加える)ではなく、単に
オペラント条件付けの特殊な例であると主張されている。
 (中略)
Miller and Dollardによれば、観察学習はスキナー流の弁別刺激、反応、強化による
3項随伴性に上手く合致していた。観察学習がオペラント条件付けと異なる範疇の
学習だと主張する必要はないのである。
 (中略)
Bandura (1969)が指摘したように、Miller and Dollardの模倣の分析は、学習者が
1)モデルの行動を観察でき、2)直後に反応を真似し、3)強化が与えられる場合
にしか適用できない。しかし、日常に見られる多くの模倣の例は、これらの
パターンには従わない。
 (中略)
しかし強化の法則に般化の概念を導入すれば、いくつかの新規な行動の生起について
説明できる。つまり新奇な反応は、過去に強化された類似した反応の変異なのである。
(「メイザーの学習と行動」 p283-284)
110行動厨:03/10/11 14:41
おっと、没個性化しちゃった。

342 名前:行動厨 投稿日:03/06/01 13:40
社会的学習理論においてBandula and Waltersは、
1)古典的条件付けとオペラント条件付けの伝統的な原理に、
2)「観察学習」や「模倣」の原理を組み合わせることを意図した。
つまり、彼らは伝統的な学習理論の原理を、拒否しようとしたのではなく、
さらに重要な原理をそれらのリストに加えようと考えた。
(同 p281)

Bandulaによれば、般化模倣理論は、子ども(やおとな)は「過去に模倣が強化されて
いたから」他者の模倣を行うと主張しているが、「モデルへの」強化や罰がどのように
して学習者に影響を与えるかについては何も言及していないのである。
 (中略)
Banduraは、観察を通じての新しい行動の「学習」には、強化は必ずしも必要ではないが、
新しい行動の「遂行」には、強化の期待が重要であると結論付けた。Banduraは、模倣の
般化理論は模倣行動の学習と遂行を区別する基準を設けていないと主張した。
(同 p285)
111行動厨:03/10/11 14:42
343 名前:行動厨 投稿日:03/06/01 13:41
これまでに見てきたように、模倣は本能的な傾向であるとする理論は、いつ模倣が生じ、
いつ生じないかについて、全く何も言及しない。模倣は単純なオペラント条件付けである
とする理論は、学習者がそれまでに強化されたことのない行動をなぜ学習するかを
説明できない。しかし他の2つの理論―模倣を般化したオペラント反応とみなす理論と
Banduraの理論―は、論駁するのが難しい。
 (中略)
Banduraの理論を少し違ったものにしている(そして彼の理論に認知的な雰囲気を
与えている)ものは、個人の学習の経験として形成するであろう抽象化のルールに
ついての推測である。Banduraは、1965年に出版された彼の実験に参加した子どもは、
「強化された誰かをもしあなたが模倣すれば、あなたも強化されそうだ」、
「罰せられた誰かをもしあなたが模倣すれば、あなたも罰されそうだ」という
一般法則を学習したと示唆するはずである。これらの予期を既に発達させていたので、
それぞれの群の子ども達はあのように振舞ったのだろう。
これに対して行動主義者は、子ども達は模倣に関する複雑な随伴性のセットを学習し、
それを新しい場面に般化させたに過ぎないと主張するだろう。そして、今引き合いに
出されたような一般的な法則にしたがっている、とまでは言うかもしれないが、
実際にわれわれは彼らの記憶にどのような情報が保持されているのかを観察する
ことはできないので、これについて推測しても意味はないと彼らは主張するだろう。
(同 p286-287)
112没個性化されたレス↓:03/10/12 23:49
を。
親切な人がレスをくれてる。
勉強します。サンクス。
113没個性化されたレス↓:03/12/04 21:23
ほしゅ
114没個性化されたレス↓:04/03/24 21:27
ひさかたぶりにあげてみる。
115没個性化されたレス↓:04/06/06 23:34
正統派スレ強化週間
116没個性化されたレス↓:04/06/10 18:57
適宜こっちも使え。
ただし観察学習が全く出来ない獣医禁止。
117クラリス ◆zuLLaJzEzk :04/06/10 23:28
猫の観察学習能力はかなり高いと。
我が家でいえば5歳児に匹敵しまする。
まず5歳児の観察学習能力を詳細に記述し
それと猫の観察学習能力を比較しながら、
どのように匹敵するのか述べよ。
119クラリス ◆zuLLaJzEzk :04/06/12 20:27
5歳児はトイレで紙を使うのを大人の観察をして獲得する。
猫は同じように人間のトイレを観察してトイレットペーパーを
使用しようとする。もちろん使用することはできないので
トイレにおいてある猫のトイレの上に紙が積もる。
・・・事実は事実ですが「ボケェ」と笑ってもらうと嬉しいです。w
120 :04/06/22 22:23
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
121没個性化されたレス↓:04/06/24 16:19
age
122没個性化されたレス↓
観察学習ってさ蟻も出来ると思う。
蟻を個として見つめるんじゃなくて群れとしてひとつの動物と見たら・・・。
虫って群れでひとつの動物のほうがしっくり来るって言うのは自分の動物=行動で縛られすぎてるせい?