556 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
あのなあ,スキナーが娘を入れていたのはスキナー箱じゃ
なくてエア・クリブ(air crib)。今の「保育器」の原形に
なったものだよ。完璧な空調,自動的に交換されるシーツなど
乳児に最適な環境を維持するための装置。
まあ娘は精神分析家になってしまったので,スキナーの育児が成功
したといえるのかどうかは疑問だが。
>乳児に最適な環境
我々が問題としているのはまさに「乳児に最適な環境とは何か?」
に関する考察であって、「完璧な空調や自動的に交換されるシーツ」
よりも重要な、箱の中なんぞでは制御も再現もできないような
環境刺激が重要なんではないかという話なんだがな
社会的環境以前に物理的環境が整ってなくちゃ
話にならねえだろ。栄養不十分で不潔で空気も悪い
環境で子育ての哲学語る奴はいねえよ,って
ここならいそうなのが恐い。
559 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/01 20:26
って優香,子育てに悩むってのも一種の文明病だな。
食べさせて,清潔にしてやることだけで清一杯の
環境で,子育てに悩む奴はいないもんね。
しかし,物資的環境が満たされ,親たちがみんな
一生懸命子育てについて考える時代に,子どもが
むしろ前よりうまく育たなくなっているという皮肉な罠。
心理学者の子どもがみんなへんてこに育っている(うちの
ガキもそう)ことって,この問題によいヒントを
与えると思わない?
>>557 スキナー箱とエアクリブの区別もつかない奴が
「心理学を学ぶ者」と称して子育てを論じるってのは
どうかと思うよ。
>まあ娘は精神分析家になってしまったので,スキナーの育児が成功
したといえるのかどうかは疑問だが。
ワロタ。
562 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/07/01 22:58
十九世紀の慈善院で、児の赤ん坊を使った実験がある。物理的医学的にはなんら問題なく世話するが、一人で個室に寝かせ、人間的な接触は一切与えないで。アカンボは一週間で死んだらしい。
>558
何を当たり前のことを一人で吠えてるのさスキナリアンヽ(´ー`)ノ
>560
自分たちの知見や用語法は間違っても「心理学」の
スタンダードではない、ということをいい加減わきまえれヽ(´ー`)ノ
君を見てると,アンチテーゼとはテーゼの一部分である
ということがよく分かるな。スキナリアンあっての君だ。
>>562 その実験というのは特異な事例か,あるいはウソだな。
実際,人間の子どもは「人間的接触」がゼロでも
死にはしない。動物に育てられた例,家の外につながれて
育った例,地下室に監禁されて育った例など,死ななかった
事例は枚挙に暇がない。
ただし,それで「人間としてまともに育つか」は別問題。
これは発達心理学で母性的養育の剥奪とか,ホスピタリズム
とかの文脈で盛んに研究されている。スキナリアンの知識は
ともかく,そのくらいのことは学部の発達心理学や教育心理学で
必ず教えてるぞ。
>564
光あるところ 闇もまたあり
スキナリアンあるところ 漏れもマターリヽ(´ー`)ノ
>565
多分、>562の勘違いだと思うのさーヽ(´ー`)ノ
漏れの知ってる話では、やっぱり19Cの慈善院の話なんだけど、
「乳児院で子供の病気の発生率が高いので何とかしようという話になった。
衛生や食事等に問題があるのだろうということになり、
生活環境が改善された。しかし、やはり病気の発生率は他所より高かった。
人間的接触の不足が問題だという人がいたので、
一人一人の子供に対して施設の人間が丁寧なスキンシップを行うようにしてみた。
すると、病気にかかる子供の数は劇的に減少した」
こんな感じなのさヽ(´ー`)ノで、ボウルビーとかに繋がってくのさーヽ(´ー`)ノ
で、自分の子供を箱に入れたらスキンシップはできないから、
スキナーのやらかしたことはあんぽんたんでこんこんちきなのさーヽ(´ー`)ノ
>>566 ローカルルールスレで誤爆してたな(笑)。
ヽ(´ー`)ノ君もエアクリブ見たことないようだけど,
エアクリブは簡単にいえば「特殊なベビーベッド」で
遊ばせるときとかは外に出すし,抱っこしたりあやしたり
するときにも当然取り出すもので,箱の中に閉じ込める
わけではないよ。
今でも病院で未熟児なんか入れてるのはclosed air-cribで,
正常分娩の新生児が入る透明のプラスチックの
カゴみたいなやつがopen air-cribって呼ばれてるよね。
ああいう医療器具の基礎になったのがスキナーの
エアクリブ。
スキナーの3大発明としてAPAの資料館にあるのは
スキナー箱,エアクリブ,そしてティーチングマシンだね。