1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
こないだ心理の人の被験者やったんだけどさ。
質問紙ってどうなのよ?
最初は真面目にやってたけど、だんだん疲れてくるし
最後のほうなんてもういいやって感じで全部真ん中丸にしちゃったよ。
途中も「あ、コレが2ならあっちは3だな」とかいろいろ考えちゃうしさ。
妥当性だとか信頼性だとかが統計的に保証されてるんだろうけど
なんだか信じられんナー。
実際のとこ、心理の人たちってどう思ってるの?
まったりと2番ゲットぉ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
∧∧ )
⊂(´∀`⊂⌒`つ≡≡
 ̄ ̄
スーーーーーーーーーーーー
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/03 10:54
>>1 あなたみたいな人は少ないという前提で作っています。
みんなが自分と同じと思わないように。
とでも言わないとナー。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/03 10:58
あなたのように、いい加減な反応だと判断される場合は、
それなりの基準に照らし合わせて統計的分析をする際には削除します。
そのための項目が、そっと混入している場合もあります。
ご心配なく。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/06 01:02
>>4 ライ・スケールが設定されているものもあるしね。
1のような被験者は、私も除外します。
ずっと真ん中だけにマルがついているデータや,逆転項目が入っているにも
かかわらず片端ばかりマルがついているデータは,俺も除外するなあ。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/08 02:07
学部の卒論であれば、恣意的にあなたの回答を削除するかもしれませんね。
しないかもしれませんが。
そうでなければ、「何となく自分の知りたいことを寄せ集めた質問詩を作ってみ
ました」という人でしょう。
しっかりした論文であれば、ライスケールで引っかかるか、基本統計量を出した
時に引っかかるかしますので、大丈夫。
でもひょっとしたら、ある集団の「意味の漠然とした課題に対するパフォーマンス
の経時的変化」なんてものを調べたのかも。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/08 02:17
心理学の基本は実験です.質問紙では因果関係を測定することは
難しいので,予備実験として用いる他は,ちゃんとした
心理学としては認められません.
心理学では相関研究は基本的に認めていませんので.
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/08 02:23
>8
相関研究は認められていないって、本当ですか。
有意相関の検定があれほど論文にでているのに、それでもだめですか。
質問紙は予備実験以外認められていないというのは本当ですか。
それではそれを認める学会誌は全部だめなんですか。
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/08 02:36
質問紙・・・学部の方法論の授業で作ってみて俺には向かない!と激しく思った。
因子分析やるにしても、最初から作成者の頭の中に漠然とあったような因子しか
出てこないのでわ、とか思ったり。確認的因子分析なんて言葉もあるけど、
なんか「確信犯的」のような気もしたりして。
言葉と言葉の相関を調べても言葉の定義を洗練するだけで
心理や行動の理解にはいたらないのでは、という気がしてならない。
そんなわけで動物実験のほうに惹かれてしまいます・・・
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/08 02:55
>有意相関の検定があれほど論文にでているのに、それでもだめですか。
相関係数の有意性は,相関の大きさの保証には全くならない.
あくまでr=0の帰無仮説を棄却したにすぎない
これは統計の教科書にはどこでも書いてある筈です.
>それではそれを認める学会誌は全部だめなんですか。
実験心理系の教室じゃ,そういう学会誌(教心研とか)は
DQNだとして参照させないそうだが.
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/08 12:48
そもそも相関と疑似相関の区別もできないやつが
相関研究をやってるんだよ。そういう基本は理解してない癖に
共分散構造分析とか相関ベースの統計だけ詳しいんだよね。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/08 13:06
相関は全体の概観を知るには便利だけど、何かを確定させるものじゃない。
パス解析とかもそう。被験者いっぱい取れば、相関係数低くても必ず何かでる。
けどまあ、ある理論やモデルでいかに人間の一側面を表現できるか、っていう事でなら、
無意味でもない、と思われ。
きちんとした調査法などに基づいた研究は、それなりに価値ある。
概観を知った上で、何が介在しているのかを読みとるのはセンス。
で、それを統制した実験を思いつくのも、センス。
実験であろうと調査であろうと,結局は研究者が暗黙のうちに仮定する
話の道筋を裏付けようとする作業以外の何物でもないと俺は思っている。
従って,実験でも調査でも,心理学の研究で出てくる結果の大半は,
もともと研究者の頭の中にあるもの。もちろんそれが全てではないし,
その「それ以外」を見つけるのもセンスなのだけれど。
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/08 16:32
>>8 相関研究は、心理学では認めない。。ではなく、あなたが認めない
だけでしょうに。
確かに、心理的な変数だけを取り扱うと、予測関連妥当性は認められ
ても、その心理現象が「何か」が分かったわけじゃない。
だけど、一つでも行動変数を入れると、共分散構造分析などの研究
が、よい因果モデルになると思いますが。どうですかね?。
また、実験も科学的な思考をするための「訓練」として
重要だとは思いますが、実験室の研究が実社会では「役に
立たない」ってことも考える必要があると思います。
>>14 これは、私も同意です。
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/08 17:11
実験がよくて調査がダメだとか,よく言えるよね。
いろんな手法で研究できる研究者が一番いいに決まってるじゃん。
それぞれ長所も短所もあるのが当たり前なんだから。ひとつの
手法に固執するのがいちばんダメだと思う。ある概念なり現象を,
実験でも調査でも観察でも面接でも,複数の手法を用いた研究
というのに,最近は惹かれるなあ。
マルチメソッド的な手法が今後のひとつの流れだと思うけどなあ。
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/09 22:25
>16
激しく同意
心理学って自然科学と人文科学とオカルトとのあいだをうまい具合にすり抜けてい
く、ある意味錬金術的なところがあって、そこが良さだと思う。
現在我々が手にすることができるだけの、非常に限られた範囲のツールで自然科学
的厳密さを要求するのは、あんまり意味があることだとは思えないけど。
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/09 23:02
たしかに極端な実験主義者(藁)だと,調査研究と聞いただけで
薄笑い浮かべて露骨にバカにする奴もいるが.
実験的手法は因果関係が分かるから上等,調査では,実験的
操作もしてないし,ふつうは因果関係は分からないから
研究としては下等だと言われたことある.
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/09 23:09
>非常に限られた範囲のツールで自然科学
>的厳密さを要求するのは、あんまり意味があることだとは思えないけど。
レフェリーに言ってやってくれ(藁)
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/10 01:04
工学系から見ると、統計というけど統計になっていないような気が激しくするね。
変数とか言うけど、どこが変数なの? 変数の定義は何?
擬似自然科学はやめていただきたい。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/10 01:08
>20
似非自然科学はやめました。今はサラリーマン(一応心理学で食ってるけど)
けど、そうじゃない方法も有力なものはあまりないというのが本当じゃないかなあ。
これからもっとも有力なツールになってくるはずなのがシミュレーションだと思う
けど、僕も数学には強くないし。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/10 01:20
>>20 >統計になってない
あなたの考える統計ってどういうものですか?
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/10 01:23
変数って言っても、たくさん種類あるし……。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/10 01:25
心理系から見ると、工学系って人間の認知とか全然分かってない気が激しくするね。
漏れは工学系で心理は専門ではないが、シミュレーションは所詮シミュレーションだと思う。
結局実験なり調査なりしてモデルをつくらなきゃシミュレーションはできないと思うが。
というか20も21も何について言っているのかちょっとわからないんだが・・・
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/10 09:20
>結局実験なり調査なりしてモデルをつくらなきゃシミュレーションはできないと思うが。
やってますよ
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/10 13:38
あげ
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 01:03
うちの大学じゃ心理学=実験心理学ということになってるから,
質問紙調査で卒論なんかやると言ったら,センセたちからどやしつけられる.
「そんな非科学的な方法など使うな」と切り捨てられるな.
もちろん調査で研究してるような人や論文は,完全に二流研究扱い.
心理学は決定論なのだから,相関研究などやっても意味がないと
常々指導教育されてるし.
学生の間でも「でもそれ質問紙でしょ」というと「DQN研究でしょ」と
同義で使われている.
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 01:13
うちの大学じゃ心理学=実験心理学っていうのは30〜50年前の心理学という
ことになってるから, 実験だけで卒論なんかやると言ったら,センセたちから
どやしつけられる.
「そんな古典的な方法だけに頼るな」と切り捨てられるな.
もちろん実験で研究してるような人や論文は,完全に二流研究扱い.
心理学は心の科学なのだから,実験だけやっても意味がないと
常々指導教育されてるし.学生の間でも「でもそれ実験室での話でしょ」
=「DQN研究でしょ」と同義で使われている.
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 01:15
29サマ、そのセンセ方に、
「取り敢えず科学哲学の初歩、フレーゲやラッセル周辺からやり直してねv」
と伝えて下されば幸い。
心理学云々以前の問題だ……。
ものすごい視野狭窄な大学デスネ。29サマがそうでないことを願いつつ。
いや、心の科学、と定義してしまうのもどうかと思うぞ?
単なる煽りと思われるが、30サマ。
>>29 じゃあ、自然状況下でしか発生しない行動や
実験することが不可能なテーマについての研究はやらせてもらえないのかよ
ひどいな
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 01:27
>>29 こういう所の先生に限って
行動=心
と考えている人が多いような気がする。
二度書きしてしまいました,すみません.
でも煽りではなく,実際そういう指導受けてます.
>じゃあ、自然状況下でしか発生しない行動や
>実験することが不可能なテーマについての研究はやらせてもらえないのかよ
その通りです.そういうのは「心理学が扱うテーマとは言えないから研究に値しない」
とのこと.全教員出席の中間報告会で,全教員が一致してそうおっしゃいます.
行動=心,というより,心理学は行動を扱う科学であって,「心」などは存在しない
のだから,考える必要ない,というのは,学部1年で徹底的に叩きこまれますが.
やっぱ視野凶作なんでしょうかね.うちの大学わ.
<君たちには学生の間はオーソドックスな心理学の手法を学んで
もらうことが大事と考えてる>といつも言われてますが.
(だから調査やケース研究のような,「非科学的方法」には
手を出すな,と)
37 :
29NE30:01/12/11 01:39
30は二度書きではなかったですね.またまたスリップしてしまいました
すみませんでした
あらら、マジですか
徹底した行動主義者養成大学なのね・・・
ちなみに、どこの大学?
差し障りがなかったら、カキコ願う
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 01:44
>>38 >ちなみに、どこの大学?
そ,それは差し障りが(どうやらウチでも2ch見てる奴がいるらしいし)
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 01:47
学部の方でしょうか? 学会とか出席したことあります?
どこのでも良いから、一度学会に出席なさることを薦めます。
どれだけ狭い範囲でしか物事を教えられていないか、よーく分かると思います。
というか、学生を舐めきってるんじゃないのか? そのセンセ。
>>29 >>36 昔バリバリの実験屋だったのに,その後多様な方法論を認めていった
先輩や先生達を何人か見ているのでね。やっぱ考え方が古いや,って
思ってしまう。
でも,ベースに実験があるのは確かなのね。それがあるから他の全く実験
とはかけ離れた方法を使っても,説得力があるように思える。
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 01:52
学会...日本心理学会には行きました.院生の先輩たちも
必ず行っています.ただ,行く価値あるのは「基礎心理学」の
実験的研究の発表であって,発達とか人格とか社会などの
コーナーはおかしな研究ばかりで参考にするものじゃない
と代々?言い伝えられてます.
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 01:58
>>42 >発達とか人格とか社会などのコーナーはおかしな研究ばかりで
おかしなのもあるけど、真面目に面白い研究も沢山あるよ。
関係無いけど、社会心理学会。。今年も狛犬あったね(爆)
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:00
こっそり一度、他の所に行ってみて下さい。
刺激的な研究がたくさんあると思いますヨ。老婆心ながら。
さもないと、乗り遅れます。
というか、あなたの大学は既に乗り遅れています。
せめて少しでも危機意識を持っていると思われるあなただけでも、
もっと大局的な視点に立てることを祈ります。
補足。 狛犬は、参考にしないこと(笑)
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:04
>>44 科学的と言われれば、そうじゃないかも知れないかも知れないけど
阪大の榎本先生の研究、好きだなぁ。
あとは、最近だと、東大の池田先生の一派の研究が好きかな。
個人的にはね。ここはバリバリの実験系だけどね。
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:07
名古屋大のO先生(社会心理になるのかな?)は……?
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:12
ありがとうございます>all
>というか、あなたの大学は既に乗り遅れています。
うわ,そうだったのですか.たしかに,よく地元新聞
(あ,一応,地方大学なんで)でも「この地域の後進性」とか
書かれてますし,その一環なのかもしれませんが.
この前,集中講義で調査法の授業の先生がいらっしゃいましたが,
もともと,そんなのダメだと教わってたせいか,みんな
あまり本気で聞く感じではなかったですね.
自分的には,因子分析みたいな新しい統計手法で,相関分析を
発展させることで,もっと詳しい調査結果が分かることは,
面白いことだと思って聞いていましたが.
(レポートで相関係数を書くと,減点されるともっぱらの噂でしたし
相関は良くない,分散分析なら良い,となってましたので)
ふーむ、発達や社会までが否定されてるとは
うちの教授が聞いたら、怒り狂うかも(w
すると、その大学の図書館はそういう実験関係の本ばかりなの?
まず臨床系の本なんて、影も形もなさそうだが
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:17
いやまあ、相関には確かに色々な弱点があるし、
パス解析をしたりすると、色々つっこまれたりしますが、実験系以外の人からも。
けど、だからと言って無益な研究ではない。
その成果を、ご自分の目で確かめるのが一番良いかと。
確かめもしないのに否定するのは、非科学的態度の惨たるもの。と思いませんか?
というか、因子分析はもう新しいとは言えんだろう……。
むしろ使い古されている。まあ、有益だからこそ使い古されもするんですが。
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:18
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:19
>>44 >他の所
心理学に限らず、頭のおかしな人が必ず存在するので
気をつけろよw
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:20
>>48 分散分析も、人の個人差を考えてないからね。
サトウタツヤ先生も、人間を種子のように考えるなら「可」
って、言ってるね(笑)
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:23
変数の取り方にもよりますが、分散分析はデータの価値を落とすことがある。
重回帰の方が、私は好きだなぁ。
あ、けど実験系だと厳格に条件分けするから、量的なデータが独立変数(説明変数?)になることはないのかな?
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:24
>>49 発達でも知覚や学習の発達などは研究として意味があると言われました.
大学の研究室は,実験の本や雑誌ばかりですね.本よりも,
サイクリットで雑誌検索して読む方がみんな多いので,
本を読むことはあまりないですが.
臨床はあります.行動療法研究 取ってます.
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:26
本を読まない!?
他大学への編入をオススメします……いやマジで。
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:28
え.因子分析=古い んですか?
そういや,この前修論中間発表した(他大学出身の)先輩が
因子分析を出して,怒られてましたが.
そんな相関研究は修論で出すレベルのことじゃない,と.
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:29
>>56 そうだよね。論文だと、本当に重要な所を要約して書いているような
もんだから。本(専門書)から学ぶものも多い。
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:33
>>57 うちは、学部生から使っているよ。学部生でも、結構頑張っている
奴は、共分散構造分析までいく。
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:33
はるか昔。50年ほど前のことかな?
因子分析を算盤や電卓でやっていたという……。
おそろしいことだ。計算だけで1ヶ月近くかかったとか。
因子分析やってれば、とにかく論文になったという時代があったらしい。
そんな時代から、因子分析はあったのです。
とにかく、本を読まないことには最新の動向が掴めない。
英語を読めないことには話にならない。(日本語でもスバラシイのがあるが)
本を読むことも重要なのですね.
なんか,研究室が手狭になってきたので,単行本の棚の図書スペース
を廃止する(本は大学図書館に返すそうです)と,先生たちは
言ってますが.専門知識は雑誌さえあれば十分だからって.
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:36
過去のレビューをどうするつもりなんだろうか、センセは。
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:37
>>57 ちなみに、相関研究が駄目ってことでもない。そういう研究で
博士論文を書いた人も沢山いるしね。
個人的には、相関研究だけでは、面白くないって思うけど。
それに、心理研究の全体的な傾向がどうも、Negativeな人を対象に
しているような気がするんだよなぁ。
もちろん、視覚とかやっているような人達の研究は、違うけどね。
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:39
negativeな人? 鬱とか?
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:39
>>62 1950年ころからの古い雑誌から一通り製本してあるので,
過去のレビューは大丈夫みたいです.ああ,でも因子分析って
最新の統計法じゃなかったって,,,ちょっとショック.
後輩に「分散分析とt検定以外の統計もある」と自慢してたのに.
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:40
>>60 そうそう。タイガーの計算機のころね。手動式の。うちの研究室、
飾ってあるよ(笑)。昔、指導教授(元名誉教授)が、因子分析
したあと、針金でモデルを作ってたって(笑)
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:41
雑誌だけじゃねぇ。
本は体系的に書かれてるから、自分のやってる分野の名著は本当にありがたい。
辞書代わりにもなるし。
息抜きにざっと読むと、周辺の研究のことが見えて新たな着想へと繋がることが多々ある。
悪いことは言わないから、取り敢えずその大学は辞めな。
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:42
SPSS万歳!
初期にあったエラーも何のその。
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:44
うちのご神体は、初代アイボ。
まだ正常に作動します。遊んでます。
反転眼鏡も好きです。
妙にでかいフロッピーもあります。というか、動いてます。
何インチフロッピーか、既に私は知らない……。
>>64 ごめん。寝ぼけながら書いているから。。
つうか、今、実験中で(藁)。明日の授業の準備もあるし。
心理学をやっている人が、どちらかというと内向的な人が
多いし、どうしても、問題があるところに焦点が向くから
不登校とか、人間関係の上手くいかない人をどうするか
みたいな研究が盛んになされるでしょ。
そうすると、多くの「健康的な人」の研究が少なくなるし
研究者の視点も、微妙に歪んでいるような気がします。
1流と言われる研究者でさえね。
他分野から心理学に来た者としては、違和感を感じますね。
解釈とか。
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:53
人は一般的に、ポジティブな刺激よりもネガティブな刺激に注意が向きやすい、と言われてますね。
まあ当然なのですが。
ポジ−ネガが既に情報価をもって分けられて表象される傾向があるからね。
ネガティブな刺激に対するアクセシビリティを高めると、
レバーを押し出す(つまり遠ざける)行動が促進される、という実験結果もある。
ホントかよ?! とも思うが。
そういうのの一環かも。(笑)
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 02:55
社会心理は外向的な人が多いぞ?
私の知る範囲では。
しかしまあ、お喋りで陽気で吉本系の実験系教授、というのも想像しにくい。
ステレオタイプだけど……。
73 :
29だったか:01/12/11 02:57
>悪いことは言わないから、取り敢えずその大学は辞めな。
ううっ,うちは相当時代から隔絶されてるのでしょうかね.
プロは雑誌から情報を得る.本など読むのはシロートだと
センセたちからは教わっていて,本を読む奴はDQNみたいな
雰囲気ありますから,大学で専門の本を読むのは後ろめたいので.
(といって,1980年代以降の本は実際なさそうですが)
>>71 そうそう。あと、自分に関連している「言葉」は、レバー押し
が早くなるとかね。
だけど、こんな研究ばかりやっていても、社会で使えるような
研究には、なかなかならんのよ。もちろん、面白い現象だし
無視していい研究だとは思わないけどね。
>>72 社会心理は外向的っていってもねぇ。他分野からみると、大人しい
もんだよ。
>社会心理は外向的な人が多いぞ?
>私の知る範囲では。
池田(東大)&村田(一橋)一派?
まぁ、それでも例えば、体育大の連中と比べれば大人しい
もんだよ。
>>73 もちろん、論文を沢山読むことは大切。だけど、私はODだけど
専門書ならたくさん読んでいますよ。
ここに、論文に書けないような大切なことが書いてあることも
多いからね。論文って、骨組みだけのようなもんで、骨格は
理解できても、肉付きまで理解するのは難しい。だけど、本
だと、論文ほど紙面に制約がないから、書けるんだよね。
っていっても、共著なら一応あるけど。私も2本ほど書いて
いますが。
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 03:12
まあ、どんな実験にしろ、そのまま社会生活にあてはまる、と思うのは危険だね。
フェスティンガーにしろ、タジフェルとかの実験にしろ。
所属はナゾです。ナイショです。その方が、お互いのためです。(笑)
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 03:13
本の方が紙面に余裕があるからか、
大胆な仮説や予想が書かれる傾向がありげ。
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 03:20
>>77 >所属はナゾです。ナイショです。その方が、お互いのためです。(笑)
内緒にしてても、誰が書いているか分かる時、ありますよねぇ(大笑)
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 03:22
証拠はないぞなもし!!
と言い張る。(笑)
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 03:28
>>80 (笑)。
でも、80さんのご意見は、正論だし、面白かったですよ。(^^)
今、実験の作業が終わったので、落ちます ←チャットかい(笑)
明日は??というか、今朝は8時30分から出勤なので。。
ではでは。
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 03:30
は。私も寝よう。
明日は午後から……
83 :
うそばかりいってんじゃねー:01/12/11 03:53
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 07:57
なかなか面白いスレだね。
しかし「因子分析=最新の統計」だと思っていたって,本当???
そんなに実験系ばかりの先生が揃っているの?統計の先生はいない?
…そういう大学があるっていううわさは聞いたことがあるけれど,
まさか本当にあるとは思わなかった。
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 13:29
アホさ加減からして新潟大学とか地方国立大心理学科だろう。
前の方で「行動主義者の巣窟」なんて書かれていたけど,
そういう先生方は単なる実験屋で方法論的に行動主義を
用いているだけ。「スキナーって,まだ生きてるんでしたっけ」
というような世界(これは某地国心理学科主任教授の言)。
行動分析学なんて名前も知らなかったりする。
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 13:35
>>85 いや、地方国立大学ならまだしも、私大の可能性もあるね。
うちは、ドキュソ系のアホ大学だけど、因子分析くらい学部の
2年生でやってるよ。
うちのような偏差値ヤバイ系の大学で、そのくらいやってる
からねぇ。かんなりキケンレベルじゃない?。
追加。
そういえば、スキナーが亡くなったのって、来日してしばらく
してだったよね。
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 14:14
スキナリアンの生き残りも、もうまもなく逝くと思いきや、
一部大学では固有の文化として継承されているみたいですね。
スキナーは偉大だし尊敬もできる研究者だったけど、
未だに彼を引きずってる連中はどうかと思うね。
創始者の考えを極化させたあげく、それによって他者を否定するようになったら、
科学として終わりだ。と思われ。
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 14:15
スキナリアンの生き残りも、もうまもなく逝くかと思いきや、
一部大学では固有の文化として継承されているみたいですね。
スキナーは偉大だし尊敬もできる研究者だったけど、
未だに彼を引きずってる連中はどうかと思うね。
創始者の考えを極化させたあげく、それによって他者を否定するようになったら、
科学として終わりだ。と思われ。
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 14:17
ありゃ、二重カキコ。申し訳ない。。。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 18:12
>>86 スキナーの唯一の来日=1971年
スキナーの没年=1990年
>>88 スキナーの諸理論がルール制御、言語行動、確立操作、反応遮断化理論などの形で
現在も発展しつづけていることを知らないだけだろう。理論だけでなく、産業界や
臨床場面への応用もまたしかり。
どこかのスレで「フロイトの本を一冊も読まずに精神分析を糾弾する馬鹿が多すぎる」
となげく臨床家がいるけど、スキナーに関してもそれはひどい。
もちろん一部には頭の固い、古い行動主義者もいるけどね。」
スキナーやフロイトを知りもせずに非難する人にしても、
相関研究を馬鹿にする実験主義者にしても、
結局みんな自分のところしか見えてないってことだよね。
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 18:17
>>91 1980年頃来日したはずだが。
俺のつき合ってた女が慶應義塾に講演を聴きに行ったぞ。
俺は...寝坊した(泣。
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 18:27
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 19:42
>>86 あぁ79年ですか。いや、私のお世話になった先生が、慶應出身で、
スキナーと一緒に写真を撮っていたので。研究室に今も飾ってあり
ます。(笑)
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 19:50
>>91 確かに、スキナーは誤解されやすいですよね。
だけど、やっていることは古いと思うし、
極論を言えば、ワトソンあたりとやっていること
は、同じ気がします(こう言うと、メチャメチャ
誤解を招くかもしれないけど)。
一晩おいても,このスレがまだ上がってるのでびっくりしています.
>>84 >そんなに実験系ばかりの先生が揃っているの?統計の先生はいない?
心理統計法という授業はありますが,実験心理専門の先生がやってます.
t検定,相関係数,分散分析や多重比較のやり方なんかを習いました.
統計が専門という先生はいないと思います.
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 21:44
>>96 え、マジ(@@)。統計がご専門の先生がいないとは。。。
でも、非常勤とかで、統計の授業を担当されている先生とか
いないですか?。
一度、下記の本を読んで、少なくとも他大学の心理学徒のレベル
(臨床系を除く)くらいの力をつけて下さい。これだけ理解できて
いれば、修士の基礎レベルはクリアできていると思います。
岩原信九郎 「新訂版 教育と心理のための推計学」
日本文化科学社 定価 本体3,300円 + 税
ISBN4-8210-6204-6
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 22:15
統計ちゅうのは、そりゃあ専門的にやれば奥の深すぎるくらいの一分野だけど、普通は単なる「道具」として使うもんだよ。
でも、その道具として正しく使われているのかと思うね。
統計の専門家にこういう使われ方でOKですか、なんて聞いた人はいるのかな。
誰かが書いていたけど、変数や因子自体にあいまいさが入っていると、答えとして出てくる「確率」自体があいまいさの自乗になる。
工学でも、普通高次の項は省略するもんだからな。
(あまり正確な表現ではなくてすまん。感覚的な物言いです)
ファジー統計学とか、あるのかしらん。
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 22:53
>>95 >確かに、スキナーは誤解されやすいですよね。
そうだな。「スキナーは誤解されてる」と思ってるやつが思いっきり
誤解しているくらいだからな。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 23:06
>>98 俺、修論の時、統計数理研究所の先生に教えて頂きましたが。
まぁ、道具であることは間違い無いけど、SPSSやSASなどの
統計パッケージが賢くなるに従って、統計の誤用などが多く
なってきたような気がします。
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 23:22
> いや、私のお世話になった先生が、慶應出身で、
> スキナーと一緒に写真を撮っていたので。
N川先生だね。お元気?
もう退職されたのかな?
>>99 あ、よく分かっているね。ごめん、試しただけ。
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/11 23:28
>>101 いえ、また別の先生。もう、ちっと若造?。。でもないか。
>>97 >でも、非常勤とかで、統計の授業を担当されている先生とか
>いないですか?。
はい,統計は中の先生でやっておられます.
心理統計はあくまで道具なのだから,
心理学をやっている先生なら誰でも教えられるのだと,
前にその先生はおっしゃっていました.
数学科ではないのだから,統計数理の専門家に来て貰う
必要はないし,必要十分な知識は授業で教えてあるとも.
でも何か,必要十分という訳でもないようですね.
>>104 >必要十分な知識は授業で教えてあるとも.でも何か,
>必要十分という訳でもないようですね.
お教えした、本でも読んでみて下さい。あれ、古いけどいい本ですよ。
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/12 23:18
>>105 ありがとうございます.
この本は大学にもあります.実は時々参考にしています.
ところで,ウチの先生がなぜ「質問紙研究ではダメか」というと
要は,被験者の内省報告でしかないこと,が,一番問題だということだ
そうです.また,条件統制によって被験者の行動を制御している訳では
ない「相関研究」も,行動の決定的な原因が証明できないので科学性に欠ける
から心理学にはふさわしくない,というお話でした.
心理学の定義は,被験体の表に現れた行動だけを対象にして
それを測定し,操作することであって,それに合致しない方法は
とらない方がよいと.
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/13 00:53
↑ うーん、やりようはあるように思うけど・・・。
確かに従来の手法だと不備な点はありそう。
まったく新しい統計的手法を考えたらいいのでは?
(目指せノーベル賞ってか?)
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/13 01:01
>まったく新しい統計的手法を考えたらいいのでは?
ただ106の大学の教員は分散分析マンセーみたいだから
たとえ考え出しても,認めてくれなそうだが(藁
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/13 01:18
>>108 そうだね。こういう先生の元では、社会調査なんてものも
人の傾向を知るのに「無意味」ってことになるね。
例えば、自由記述で自己物語を書かせる。そうすると、その人
固有のキーワードになるような「言葉」なんかが見つかるんだ
よね。また、その人の生き方や、考え方も理解することができる。
( その人の行動原理?のようなものも見えてくるんだよね)
私は、こんな研究も、心理学研究には必要だと思っています。
>>109 社会調査ですか...あれは社会学であって心理学ではない
と,どやしつけられそうです.
まず心理学とは基礎的で単純な行動を測るものであって
自己とか社会とか対人関係みたいなアイマイなものは
科学ではないシロウトの考える心理学だ,というのが
1年生から卒論までずっと言われていますから...
自由記述なんて,面接法やカウンセリングと同じくらい怪しい
手法ということで,許されないでしょうねえ.うちでは.
自己物語ですか? えっと,,,エピソード記憶の話とか
ならうちでも研究できそうですが,たぶんそれも怒られそう.
系列位置効果の基礎的な研究に置き換えろ,と言われそうです.
それに,自己とか物語なんて言葉使った時点で
精神分析みたいな怪しい用語だといって,発表会で失笑されそうです.
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/13 01:49
>>110 社会心理学って、社会学的な社会心理学ってあるんだよ。
それと、余計なことかも知れませんが、別の大学に行って
視野を広げた方がいいと思いますよ。
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/13 01:50
自己物語研究は最近,注目されてきてるね.
自由記述を元にしているけど,けっこう実証的な
研究にもっていける可能性を秘めている.
それこそ「新しい統計」とまでいかなくても
新しい分析手法が出てくる可能性があるかも.
そういうものが全然入ってこなくて浦島状態になっている
大学の学生,たとえ高度な実験心理学(かどうか知らないが)
を教わっていても,ある意味不幸かも.
(ある意味,とか 不幸なんて アイマイなターム使ったら
怒られるかな>110の大学だと W)
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/13 08:35
それぞれの研究法って,それでしかわからないことも,互いの方法の
欠点を補うことも出来ると思うのになあ。もちろん実験でしか分からない
こともあるし,実験で分からなくて他の方法で分かることもある。
そこのあたりはどうなのかな?
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/13 23:16
age
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/14 23:18
心理学の統計のいんちきさについての指摘は、思い切り「がいしゅつ」だよ。
いまさらむしかえさなくても・・・。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/14 23:19
>>115 ちゃんとスレ読んだ?。それ、今、お間抜な発言になっているよ。
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/14 23:29
いや、>>1の元スレにたいしていっているわけで・・・。
下がってしまったので久しぶりに来てみました.
先日院生の先輩にここで聞いた話をしてみました.そしたら
「質問紙を使った相関研究や,基礎的行動以外の指標を
使った研究は教育学部がやるようなレベルの低い心理学だ.
人文の連中は手を出さなくてよい」と説教されてしまいました.
大学変えるのはすぐには出来ないし,進学先は別の院を捜します.
あ,地方の大学の人文学部の心理にいるもので.
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/16 23:44
>>118 基礎的行動の指標をとる心理学の存在は,それはそれで意義を認めるけれど,
レベル云々の話は笑っちゃうというか,あきれるというか,腹立つというか…。
ここへ来ると少し勇気づけられます(笑)
うちの大学では,基礎的行動指標以外は心理学じゃないし,
その他のものは,精神分析由来のワイドショーに出てくるシロウトの
心理学だというのが当然の前提ですから「レベルが低い」と言われると,
そうなのかな?と心配になってきます.実際,実験心理のように
専門的な知識がないと何の話かもさっぱり分からない,
という訳じゃないですから,実験心理の先生や先輩と話していると,
なんか誰にでも出来る易しい学問みたいに,見えてきてしまいます.
あと臨床の投影法テストやプレイセラピーも,精神分析なので,
無視するよう教わってきましたが,臨床の本をこっそり立ち読み
すると,結構使われているようですね.(こんな所見つかったら
どやされる).
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/17 01:45
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/17 02:20
人間=紙 ではないのだよ。
勿論質問紙法にもメリットがたくさんあるけどね。
スキナー&スキナリアンて、誤解されているよね。単純に、面白いのに。
ま・うちの出身大学の教授陣は、「何でもかんでもt検定」派と、
「フィールドワーク命」派と、
「ラジカル・ビヘイビアリズム」派に分かれていて、
新入生の夢とか希望とかやる気とかをうち砕いていらっしゃいましたが。
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/18 12:48
>>123 「何でもかんでもt検定」派に「フィールドワーク命」派に「ラジカル・ビヘイビアリズム」派かあ…。
どれもイヤ(w。
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/22 23:34
あげ
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/26 23:58
>>123 人間=紙 でないのは分かっています。
いろんな方法をやってみて,その長所短所を体験したいです。
教科書だけじゃ,分からないことも多いですよね。
127 :
名無しさん@お腹いっぱい:01/12/27 00:21
そういや、日本の心理学できちんとした質問紙調査を
教えてくれる大学ってどのくらいあるんだろう?。
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/27 00:25
質問紙調査法を教えてくれる大学は、けっこうあるだろう。
それなりの国立なら、どこでもやってる。
けど、きちんとした調査法を実践できるかどうかは、また別の問題。
実験参加者が大学生、っていう時点でサンプリングに問題あるしな。
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/27 01:33
どこかのスレで社会屋が「心理屋の質問紙調査はサンプリングがなってねぇんだよ」
といったら心理やが「社会学は個人の社会的な属性を説明変数にするから
サンプリングはそりゃ重要だろうが、心理学はそこまで神経とガラス必要はないんだよ」
見たいなことを言ってたけどどうなの?ソース?どこだか忘れちゃった。
>>129 それは心理屋の逃げ台詞だな。
本来はもっときちんと考えなきゃならねぇ問題だぞ。
俺を含めて心理学者はこの問題を常に心にとめておかなきゃな。
ちなみに心理でサンプリングがなってない理由の一番のものは予算のせいだと思うがな。
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/27 02:04
それ!! ま・さ・に、それ!!
PPPさま、やっぱステキ!!
工学部は億単位で金引っ張るのに、
文学部は100万引っ張るのにひーひー言わねばならない。
心理って文系学科にあることが多いから、金ないよねー。設備もないしー。
パソコン以上の何が必要なの?って考えだしな、事務は。
パソコンも足りてねぇし。ふー。
こうなってくると、もっと積極的に社会への貢献を志向する集団を作るべきかもな。
認知度が上がれば、予算も落ちてくるだろ。
臨床バブルがその好例だ。
>>131 自分で言ってて何だが,社会学も文系学科だが?
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/27 02:19
いやー、社会学も実際、いい加減なもんでしょ。
住民票から完全にランダムサンプリングしてる論文なんて、そうそうお目にかかれない。
どうしても、身近なものになってしまう。
母校とか、出身校とか。偏るよねー、どうしても。
その中で正規分布しても、どこまで意味があるのやら。
だから私などは、しかたなく論文に「大学生の」とかよく付ける。
まあ、それに意義がない、とは思わないけど。
認知ならまだしも、社会心理とかなら年齢差、文化差、地域差、社会的地位の差、などなどが要因となってくるからね。
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/27 02:24
住民票から? 自分で書いててわけわからんな。
戸籍とかだな。
135 :
名無しさん@お腹いっぱい:01/12/28 00:11
住民基本台帳。閲覧料高いよねぇ。
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/01 11:32
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/01 22:19
>>130 半分は同意。
>それは心理屋の逃げ台詞だな。
>本来はもっときちんと考えなきゃならねぇ問題だぞ。
>俺を含めて心理学者はこの問題を常に心にとめておかなきゃな。
ここはね。
>ちなみに心理でサンプリングがなってない理由の一番のものは
>予算のせいだと思うがな。
科研費を貰っていれば、クリアーできる問題。
ただ、実験計画や研究計画に研究者が「個人差」を考慮しない場合
が多い。分散分析なんて、その典型でしょ。
まぁ、PPP君?は、サンプリングの問題など、ちゃんと考えなきゃいけない
と考えているだけ、多くの研究者(院生を含む)達よりは、よっぽどマシな
考えの持ち主だね。こういう連中が増えてくると、心理学研究も面白くなっ
てくるのかな?。
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/02 00:49
科研費ってとるの難しいんじゃないですか?
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/03 21:09
>>138 ちゃんとした書類を何回か出してればあたるよ。
140 :
名無しさん@お腹いっぱい:02/01/04 01:12
分散分析とランダマイズの関係
どうだったっけ???
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/06 12:57
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/06 15:14
>>140 ラテン方格とかグレコ・ラテン方格とか?
143 :
心理学科生:02/01/08 22:49
去年,非常勤の先生の質問紙調査の授業あったけど,
もともとうちは実験しか認めない伝統なので,
みんなでサボって課題やらなかったな.
内省見るだけの非科学的な方法じゃ,学んでもしょうがない
というのが,うちの学年の一致した意見.
必修だったけど,単位だけは取れてたからいい.
>>143 お前ら最悪だな.
何故お前の大学ではそんな非常勤を呼んだのだ?
スタッフが質問紙の知識を重要視しているためであるなら,
お前ら学部生が先生達の言うことを曲解していた,ということになるが?
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/08 23:41
>143
質問紙法に問題があると思うのならちゃんと課題で質問紙法を実地して
その問題点をレポート中で指摘して提出すればいい。それこそが勉強だ。
良いとされることばかりをするのが勉強じゃない。悪いとされることも試して
みてそれがなぜ悪いのかということを体験的に学ぶのも重要なのだ。学部
生であるならなおさら。自分たちが初学者であることを肝に銘じつつ批判
的、かつ謙虚に学ぶべきだ。なのに初学者が粋がって課題ばっくれるなぞ
言語道断。「英語なんてできなくても生きてけるし〜」とか言って授業抜け
出して屋上で漫画読んでるドキュソ高校生と大差ないぞ。
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/08 23:57
>>143 自分のガッコのセンセの言うとおりにお勉強することが
正しい心理学の道だと信じているのなら,
ガッコの名前ぐらい出せるよな?
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/09 00:07
>143
あんたらは終わっている。馬鹿だ、ほんとに。
自分の頭で考えない馬鹿だ。私は一応教員だが、
あんたみたいな学生が来なくてよかったよ。
おお釣れた(藁
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/09 00:20
いま145がいいこと言った。
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/09 00:24
143負け惜しみ言ってないで145に書かれたことをよく読めよ。
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/09 11:21
反論してみな,143
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/09 12:55
143は田舎者なんだな、文化的に。
自分のところの文化が一番正しいと思っている。
要するに馬鹿だ。馬鹿は心理学をやらんほうがいいぞ。
馬鹿を理論武装するからな。
143は科学的だの非科学的だの口することすらおこがましいと思われるが?
誤りだと思えば、反証するのも科学的な態度であるが何か?
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/09 15:13
誰も助け舟を出さんな。出せんだろうな、馬鹿すぎて。
>>148 騙るな.
>>144-154 意味ないものはどんなに勉強しても無意味.
もしかして高校時代に意味のない校則を一生懸命守って先生に誉められてうれしかった人たちかな.
学校で用意されたことを何でも受け入れるんじゃなくて,
自分の持っている知識から何が重要か判断するのが大事.
人生は短いしね.
156 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/09 17:04
ええっと143=155はつっこみ所満載なんですが、自分ちょっと今忙しくて手が離せないのでどうか他のみなさん代わりに叩いておいてください。
>>143 そのまんま君にお返ししよう。
>もしかして高校時代に意味のない校則を一生懸命守って先生に誉められてうれしかった人たちかな.
>学校で用意されたことを何でも受け入れるんじゃなくて,
>自分の持っている知識から何が重要か判断するのが大事.
持ってる知識が乏しくて,正しい判断もできないのだろうが。
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/09 17:09
>>143 とりあえず145に書いてあることを10回声に出して読め。
毎晩寝る前にそれを繰り返せ。
お前のひどいおつむでも半年続ければ理解できるかもしれん。
159 :
先生!つっこみどころ満載です!:02/01/09 17:54
143 名前:心理学科生 投稿日:02/01/08 22:49
去年,非常勤の先生の質問紙調査の授業あったけど,
もともとうちは実験しか認めない伝統なので,
みんなでサボって課題やらなかったな.
内省見るだけの非科学的な方法じゃ,学んでもしょうがない
というのが,うちの学年の一致した意見.
必修だったけど,単位だけは取れてたからいい.
155 名前:143 投稿日:02/01/09 16:51
>>144-154 意味ないものはどんなに勉強しても無意味.
もしかして高校時代に意味のない校則を一生懸命守って先生に誉められてうれしかった人たちかな.
学校で用意されたことを何でも受け入れるんじゃなくて,
自分の持っている知識から何が重要か判断するのが大事.
人生は短いしね.
161 :
143ではないが:02/01/09 21:50
ヒトや動物の基礎的行動過程を自然科学的に検証するという
心理学の定義からすれば,たしかに内観に頼る質問紙法でしか
研究できないようなテーマというのは,そもそも
心理学にはそぐわないと言うこともできるが.
漏れの周りじゃ質問紙で研究してる
奴は一人も居ない...っていうか質問紙に回答できる
被験体は飼ってないからだが(ワ
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/10 10:47
>>143 >ヒトや動物の基礎的行動過程を自然科学的に検証するという
>心理学の定義
そんな定義,誰がした?
>>162 アカデミックな心理学の常識.
他にどんな定義ありうるの?
ついでに言えば,質問紙はしょせん回答者の主観的認知を採取して
いるだけなので,ヒトの行動を決定する基本的要因を客観的に
知ることは出来ない.自然科学において法則定立的な因果関係を
知るという心理学の使命にとって 問題ある手法.
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/10 13:27
質問項目=呈示刺激
回答=刺激に対する反応
っての考え方はないの?
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/13 17:10
化石行動主義者の降臨を期待してあげとく。
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/17 09:00
age
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/21 21:40
お久しぶりです.以前,質問紙研究はダメだと教授に言われた話しを
書かせていただきました.そろそろ研究計画を提出することになって,
ここに出ていた話も刺激的だったので,パーソナリティの発達の
調査研究を考えて先生に持っていきましたが,やはり相手にされませんでした.
「調査だけでは卒論にはならない.第一,相関研究でしかないだろ」
「要因をきちっと統制して,因果関係を確定するのが心理学なのだから,
それが出来ないような研究をテーマに選んではならない」
「発達心理学で意味があるのは,知覚や言語の発達について
要因をしっかり統制した実験をしたものだけで,
性格などのような相関研究は心理学ではない」
以前は主任の偉い(年取った)先生にそう言われ,古い頭なのかな?と
思って,(40少し前くらいの)若手の先生に聞いてみたのですが,
やはり,同じ答えでした.
(すごく研究業績あって,デキル先生と評判な先生で,みんなも尊敬
してますが).
やっぱり,質問紙は心理学ではない,って,ここにいる限りなっちゃう
のですが.
170 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/24 11:57
>>169 ひどいね。大学間違えたな。
パーソナリティに近いものだったら,認知スタイルの発達研究でもしたら?
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/24 20:40
>>169 大学の所在地か,
せめて大学名のイニシャルだけでも教えてくれませんか?
気になって気になって夜も眠れません。
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/24 21:43
駅弁大学です.
残念ながらイニシャルは教えられません.
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/24 22:07
>>172 大学ではバリバリの実験心理学を叩き込まれ,
ここ2ちゃんねるでは幅広い領域の心理学の先輩から助言を受けられる君は
ある意味,恵まているのかもしれないよ。
DQN大学新設臨床系の学生だったら,そんなことは望むべくもない。
認知スタイルですかぁ....認知というだけで評判悪い
のですが...知覚ならよいが認知というのはアイマイすぎるから
ダメと言われています.
>>174 そうかあ。君の大学の心理学には,「個人差」って
言葉は存在しないのかな。全て誤差とされるのかな。残念だね。
というか,そういう教官がいることも残念に思う。
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/25 00:08
>>175 あ,じつにそうです.「個人差とは,各個体の学習歴の差などから
生まれるもので,心理学の研究では誤差と呼ばれている」
と習います.生体全体の法則を調べるのが心理学など学問の
目的であって,個体差を調べても研究にはならない,と.
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/25 01:22
173に同意。
僕の大学も駅弁だけど、良くも悪くもバランスが取れているために、
仮説生成的な解釈的アプローチに人気が集中し、卒論生になっても
操作的定義とか構成概念妥当性とか分散分析とかがよくわかっていない
学生がやたらと多い。かく言う自分もそこらへんを2chで補っている。
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/28 20:08
あげ
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/15 11:59
このスレ,まだあったか
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/20 16:02
消すのはもったいないのであげ
181 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/09 19:27
現在495番目、あがれーーー
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 07:31
質問紙はここで語れ。
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 09:33
>>176 生体全体の法則を調べるのが心理学など学問の
目的であって,個体差を調べても研究にはならない
あ、そうなんだ。「心理学」ってそういうもんなの?
みなさんそう思ってやってるんですか?
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 13:42
>>183 そう考える心理学者が存在するのは事実だし,
認知や行動の一般原理の追求が心理学の基本的な方向性であることは確かだが,
個体差の研究がナンセンスだということはない。
実際,性格や知能などの個人差を研究する分野は
ゴールトンやビネー以来の長い歴史を持ち
(骨相学で知られるガルや個人方程式を考案したベッセルまで遡ることもできるが),
「差異心理学」という名で呼ばれている。
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/31 23:39
ここには日本の心理学教育のもうひとつの現実がある。
186 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/01 00:08
バランス良く教えてくれる心理学科ってないのか?
臨床ばっかりでも化石行動主義ばっかりでもなく。
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/01 13:21
認知と社会が強いとこ、、、そりゃ、アメリカか、、、。
バランスよくやっても、指導側があれですから。。。
189 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/20 19:31
保全あげ。
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/06/30 01:50
保守age
191 :
没個性化されたレス↓:02/07/30 03:12
ホッシュ
行動主義を貶めるために、「化石」の存在を創作しているのはこのスレですか?
質問紙を作らなきゃいけないのであげてみる.
194 :
苦悩するドナ ◆DevpsyVg :02/09/26 23:12
って俺,さげてどうする)ばか
195 :
没個性化されたレス↓:02/09/26 23:22
。
とりあえず,わけわかんねえけどつくっちゃった,
確かにこれが「心理学研究か?」と問われると自信はない,っつーか,
チガウと思う.
ただ,正しい方略だけが次代をつくるわけじゃない.
個人的には俺は「研究者」でなくていい,
「研究者」にけんかを売るような,触発するような存在でいい.
それが俺のできることなんだろう.
森毅の影響が大きいかなあ?
197 :
没個性化されたレス↓: