境界例の恋人と付き合う方法

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38分裂君
3.境界例(ボーダーライン)の治療法論説


精神医学の診断基準(八項目中五つ以上当てはまることが条件)
@.衝動的であてにできない。
A.不安定で濃厚な人間関係
B.場違いで激しい怒り
C.自我同一性の障害
D.情緒不安定
E.一人でいることに耐えられない
F.自傷的行為
G.慢性的空虚・退屈を感じる
精神科で使う診断名は、あくまで「病気そのものの本質」を意味するのではなく、どんな症状なのかを的確に把握するための、いわば共通の概念図です。
精神医学での治療法は、ただ単純に精神安定剤を用いますが、こういった社会現象とも言える病気ならば、非道徳であるのが倫理というものではないでしょうか。
そこで今回は、そういった精神医学の概念を横目に、直に境界例を治療する方法をご紹介します。

私の考察によりますと、境界例によって問題となるのは、その社会性ではないでしょうか。
そもそも境界例とは、子は親を見て育つというように、その社会性は時代や文化によっても異なります。
例えば社会性に恵まれない家庭や環境で育てば、子供はやがて人間関係において未熟に成長し、また、精神的な面でも「非社会性」という結果を生み出しがちになってしまうのです。
こういった現象で起こってくる精神的苦痛を、精神医学によって「境界例」といい、人格に問題があるとされています。
しかし、これは社会性のある環境で、直接他の人間が教えてあげていくことで、問題は解決します。
例え人格障害を大いに含んでいるようでも、それがマイナスの結果に転じさえしなければ、易々と社会に受け入れられるものなのです。
プラスの結果とは、より現実的で的確な人間関係にあります。
そこをどう教育し、目覚めさせていくかによって、人間としての経験を生かす事の出来る、人格者になることができるのです。

心に傷や不幸を負った患者は、救いを求めて精神科へ来られる訳ですが、精神科の中で、特に治療を行ったり、回復させるというのは、残念ながら人格に対しては無理なのです。
薬や医者の役割というのは、患者を慰める為のものになりますので、応急処置としては効果があります。
その反面、多くの依存を残してしまいます。
やはり精神薬は、飲まないほうがよいと思われます。