阿含宗という宗教11

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416阿含宗の真実-1
いままで、みなさんが仏教と思っておられたものは、
実はお釈迦様の説かれた仏教とは違うということを、信じることができますか?
とても信じられないのではないかと思います。
しかし、事実なのです!
阿含宗の理念は、この事実と、本当の仏教の歴史、真実のお釈迦様の教えの上に成り立っています。
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阿含宗の理念・環太平洋圏仏教の確立
二十一世紀は太平洋の時代
「オウム真理教と阿含宗」より抜粋
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三種類の仏教がある
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あなたはご存じであろうか?
仏教には、三つの体系があるということを。
つまり、仏教には、それぞれ違った三つの系統の仏教がある、ということである。
もっとわかりやすくいうならば、仏教には三種類の仏教があるということだ。
このことは非常に重要なことである。
仏教を信仰する、しないは別として、仏教国といわれる日本人として、当然、持っておらねばならぬ知識であり、教養といわねばならない。
ところが、ほとんどの日本人が、このことを知らない。
文化人を自称している人たちでさえ、このことを知らぬ人が多い。それでいて、もの知り顔に仏教を論じたりしているのだから、あきれてしまう。
あなたはどうだろうか?もし、まだお知りでないならば、少し勉強してほしいのである。
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北・南・東のルートに分かれた仏教
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三種類の仏教とは、仏教の発祥地インドから、
1.北に伝わった仏教(北伝仏教)
2.南に伝わった仏教(南伝仏教)
3.東に伝わった仏教(東伝仏教)
である。
この三つに分かれた仏教は、それぞれ「仏教」と称しながら、みな、その内容を異にして発達していったのである。
417阿含宗の真実-2:2001/08/18(土) 15:13
三種類の仏教とは、仏教の発祥地インドから、
1.北に伝わった仏教(北伝仏教)
2.南に伝わった仏教(南伝仏教)
3.東に伝わった仏教(東伝仏教)である。
この三つに分かれた仏教は、それぞれ「仏教」と称しながら、みな、その内容を異にして発達していったのである。
どう分かれようと内容が同じならば問題はないが、その内容がことごとく違うのである。そこに大きな問題が生ずる。
しかし、そのことについては、ここでは論じないことにする。


北伝仏教

これは、インドから中国大陸、朝鮮半島を経て、日本に伝わった仏教である。
日本では「大乗仏教」とよばれている。
私は、最初この大乗仏教を必死に勉強し修行したものである。


南伝仏教

これはインドからスリランカへ伝わり、
そこからさらに、タイ、ビルマ(ミャンマー)、ラオス、カンボジア、ベトナムに伝わった仏教である。
スリランカから、これら東アジアの諸国に伝わったものの、ごく最近まで、日本には伝わって来なかった。
日本では、ごく一部で経典の研究が行なわれていたが、宗旨、宗派が形成されるに至らなかった。
418阿含宗の真実-3:2001/08/18(土) 15:15
これはインドからスリランカへ伝わり、そこからさらに、
タイ、ビルマ(ミャンマー)、ラオス、カンボジア、ベトナムに伝わった仏教である。
スリランカから、これら東アジアの諸国に伝わったものの、ごく最近まで、日本には伝わって来なかった。
日本では、ごく一部で経典の研究が行なわれていたが、宗旨、宗派が形成されるに至らなかった。
これは、北伝仏教とはまったく異質の仏教であった。
釈迦直説の唯一の経典「阿含経」を奉持する宗派である。
スリランカでは「上座仏教」(テーラヴァーダ)という。
その意味は、「長老たちを通じて連綿と伝承されてきたブッダの正統的教説」という。
まことに誇り高い名称というべきであろう。
テーラヴァーダの立場からいうと、
日本の大乗仏教など、偽の経典で、手にとる価値もない、ということになるかも知れない。


東伝仏教

では、東伝仏教とはどういう仏教か?
聞きなれない名称だと不審に思う向きもあろうかと思う。
これは私が命名したもので、インドから東に伝わった仏教--チベット仏教のことである。
(地理学的に正確に東方というのではない。南伝・北伝にたいしての謂いである)チベット仏教は、
どちらかというと、北伝の大乗仏教に近い。
それは、「後期大乗」の密教を主とするからである。
しかし、チベット仏教は、密教だけではなく、アビダルマ・コーシャや、大乗起信論等にみるような、
根本仏教に近い整然たる哲学的・仏教学的体系を持っている。
くわしいことは、私の他の著書を見ていただくとして、
私が、チベット仏教を、北伝仏教のカテゴリーに入れないのは、
それと、その持つ特殊な霊力・霊法のためである。
南伝仏教にも北伝仏教にもない、神秘的で強力な霊法を持つ。
それは、チベットの持つ特異な風土性と、チベット民族の持つ特殊性との合致から生まれたものではないかと私は思っている。
419阿含宗の真実-5:2001/08/18(土) 15:17
完全仏教

完全仏教とは、以上の三つの体系の仏教を、一つの仏教に融合した仏教である。
仏教が、三つのものにバラバラになっている限り、完全とはいえない。
この三つのバラバラの仏教が、一つの仏教に融合したとき、完全な仏教といえるのではないか。
二十一世紀は太平洋の時代である。
私は、二十一世紀の太平洋圏における仏教は、この完全仏教でなければならないと思うのである。
そんなことができるのか?できる。
なぜならば、それは、もともと、仏陀釈尊がお説きになった根本仏教から分かれていったものだからである。
もう一度、原点にもどるのである。
その分かれていったさまざまな要素、背景、歴史など一切を包含しながら仏陀の原点にもどるのである。
来るべき二十一世紀は、高度のモラル(教え)と、卓抜な行動力(法)を基にした宗教でなければ、人も社会も救うことができない。
それを実現するのは、「完全仏教」を体得した新しいタイプの聖者の出現である。
環太平洋圏の各地に、その国の人によるこの聖者をつくり出すのだ。
三つの体系の仏教の、それぞれを体得し、法位をも持つ私は、それこそが自分に与えられた使命であると、駑馬にしきりと鞭打つのである。
台湾、香港、サンフランシスコ、ロサンゼルス等に拠点を設け、阿含宗はいま、環太平洋圏仏教の確立と伝道に邁進しつつある。
大方の御理解と御支援を賜われば幸甚である。