★☆浄土真宗の人いる??☆★

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>>444
C親鸞は社会変革論を『教行証文類』で説いていましたか

 社会変革というと言葉の選択に正確性を欠いていたかも知れませんね。しかし、間違いだと言わ
れるほどのズレは多分無いと思いますよ。
 天台では一隅を照らす灯は千里を灯すと言うそうですね。一隅をもって千里に通じる灯、親鸞の
念仏想にもそんな静かな改革性があると思います。千里に通じる一隅の灯を、親鸞の記述から見て
いきたいと思います。

 「もし世尊声聞弟子ありて、法に住し法に順じて、三業相応して修行せば、我等みなことごとく
護持養育して、一切所須乏しきところなからしめんと。
<釈尊先生のお弟子さん、あるいは小乗の賢人達に教わる人々が、意思と行動と発言において先生
方が示されている教えに従っている限り、陰に日向に我々は応援してやろうじゃないか。少なくと
も経済的な困窮に陥らないように守ってやろうじゃないか>

「自在の処を得て、一切闘諍飢饉を休息せしめ、乃至、三宝の種断絶せざらしむるがゆえに、三種
の精気久住して増長せしむるがゆえに、悪行の衆生を遮障して、行法の衆生を護養するがゆえに、
衆生をして三悪道を休息せしめ、三善道に趣向するがゆえに、仏法をして久しく住せんことを得し
めんがためのゆえに、勤に護持を作すと。
 <さまざまな精神達に器量に応じた所在すべき本来の場所を与え、争いと飢餓を減らしたいと思
う。真理を具現する仏法僧を絶やしかねない原因を排除することに全力を注ぎたいと思う。社会の
安定と大衆の心の安定と秩序の安定を確保し、悪行を行なおうとする人々の思いを止めさせ、人々
の社会的な活動を守りたいと思う。地獄道・餓鬼道・畜生道(三悪道)に転落することなく、正し
く人道・天道・仏道(三善道)に向かわせたいと思う。いつまでもいつまでも仏道を社会に留めた
いと思う。自分はそのことに全力を尽くしたいと思う>」

 正しく仏法を求めていけば、物事は自ずから必ずや好転していく。親鸞は雪深い流刑の地でそう
した出会いをたくさんもったのでしょう。化身土巻末に、僕は流刑地での親鸞の体験的事実を感じ
ています。

>親鸞教学学ぶものとしてどういう実践をされているのですか?
  僕だってただ念仏称えるだけですよ(笑)。