マリヤ崇敬は・・(2)

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93ヌマツダ
私は以下の例から言って、
フランシスコ会聖書研究所訳注(中央出版社)の新約聖書の注釈をさほど権威ないと思っている。
例えば、>77 で引用した、フランシスコ会訳の本では、

ガラテヤ【1】(13)ヤコブが使徒団の中に含まれているのかどうか、
ギリシア語原文では、どちらにも解される(一コリント15とその注(7)参照)。
このヤコブは「ヤコブの手紙」の著者と思われる。

とあるが、

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ヤコブの手紙 ヤコブのてがみ Letter of James の項目では、

新約聖書中《公同書簡》と呼ばれる手紙の一つ。
著者はみずからをヤコブと称しており (1 : 1),
そこからイエスの弟ヤコブの手紙とする説もあるが,大多数の学者はそれを否定する。
おそらく 1 世紀末〜 2 世紀初めに 1 人のユダヤ人キリスト者によって書かれたものと思われる。

とあって、フランシスコ会訳の注釈はハズレのように感じる。