>>798マリア崇敬については、彼女の身に起こった
現象の数々を正典や外典や伝承から解きました。
カトリックで行われているものは、後世に幻視者の
ビジョンから以前より西方(カトリック教会内)で
半ば公然と行われてきたものと一致したために採用されました。
調査期間は10年から50年かかることもしばしばです。
オーソドックスとは、貴方のおっしゃる通り、
古代5総大司教区の内東方4教会の流れを
引いている教会です。
コンスタンチノープル・アレキサンドリア・
アンティオキア・エルサレムです。
ギリシア正教・ロシア正教は、
コンスタンチノープルから独立した教会です。
コンスタンチノープルの世界総主教が名誉上の首位にあります。
ちなみに、5総大司教時代は首位でした。
アングリカン・カトリックとは、聖公会のことです。
聖公会とは、聖なる公教会という意味で、
カトリック教会も依然「天主公教会」と名乗っていました。
ネストリウス派は、コンスタンチノープル総大司教の
ネストリウスが「神の母マリア」の称号に反対し、
「人間であるキリストの母マリア」論を唱えた人が始祖です。
そのため、総大司教から追放され、東シリアからペルシアで
信者を獲得しました。
カトリックと合同した派は
カルデア・カトリック教会で、65万くらいの信徒がいます。
カトリックとの合同を拒否したネストリウス派は、
東方教会といいます。15万くらいの信者がいます。
典礼形式は、どちらも東シリア典礼を使用しています。
どちらもイラクやイランやインドに信者がいます。
インドのトマス派のマラバール・カトリック教会は
カルデア・カトリックとほとんど同じ典礼を有しています。
共に総大司教座があり、どちらもバビロニア及び全東方総大司教
あるいは、バクダッド及び全東方総大司教です。
東方教会総大司教は、現在アメリカへ活動の拠点を移しています。
カトリックには様々な典礼を行う派が存在しています。
しかし、ローマの首位と不可謬権を認めている教会です。