偽幻視者被害スレッド

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 「私は生前何ごとも信じなかった。だから、こんな有様、悪魔として知られる最低の生き物になったのだ。私は悪魔だが、低級ではなく高級な悪魔だ。私は芸術家だった。ヴァレンチオに並ぶ画家だった。私に絵描きを教えたのは奴だ。私はパリに絵を習いに行き、そこで死んだ。私は悪魔を信じていたが、悪魔がこれほど人間に大きな影響を与えているとは知らなかった。
 私は無神論者だったが、メーソンではなかった。こんな有様になったのは、宗教生活を軽く見ていたからだ。私は、神は深刻で(厳しく)はないと思っていたが、まったくの誤解だった。誤解のおかげで、こんな惨めな状態にいるのだ。これが1000年でも3000年でもなく永遠に続くのだ。そこには終わりはない。ここは時間の止まっている世界。永遠、永遠なのだ。
 人は永遠について考えないが、毎日、毎日、それは近づいてくる。あなた方の体は毎日少しづつ死んでいる。目には見えなくとも、あなた方は毎日年をとっていく。月日を重ねれば目に見えてくる。あなた方は確実に老いている。
 神なしに生きたとしても、ある程度宗教的になれるかもしれないが、完全ではない。だが、『最高者』は完全を求めている。
 これだけは言いたい。私は好き好んでこんな話をしているのではない。それは信じてよい。これを話すのは非常につらい。おまえらが天国の栄光に入る助けになるからだ。それが私を憎悪でいっぱいにする。他の者たちが光を歓び、『聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな』と楽しそうに歌う姿には我慢がならない。私がこんなことを言わなくてはならないのは、“最高の女王”がそうさせているからだ。これは苦しみだ。
 おまえらに言いたいことがある。不信心な大衆、罪人、情欲を追い求める輩、人殺し、無宗教者のおまえら全員にだ。おまえらは信仰を真面目に考えるべきである。祈りに真剣になるがいい。おしゃべりではなく、祈りが世界を助けてきた。おしゃべりは実を結ばない。私のいうことを信じてよい。