高橋信次、高橋佳子と高電工業(株)

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598名無しさん@1周年
>>597
公民から検証◇12◇

>「新しい公民教科書」p37−39(人権思想の発展と福祉国家の登場)

 人権思想は、19世紀から20世紀へと時代がくだるにつれて、自由権や平等権ばかり
ではなく、人間らしい生活を営む権利(社会権)や参政権などの、より高度な権利を
求める思想へと発展していった。・・・

 ・・・19世紀なかごろヨーロッパを中心に、市場経済の欠陥を是正しようとする労働
運動や社会運動がさかんになっていった。・・・福祉政策を重視する福祉国家へと変わって
いったのである。・・・市場経済を基本的に認めた上で、そのゆきすぎや欠陥をさま
ざまな政策を用いて修正しようというのが福祉国家である。

 福祉国家の役割は、かつての家庭や地域社会にかわって、貧困、失業、病気、高齢化、
心身障害などから生じる社会不安を、政府のさまざまな政策によって緩和して、社会
生活を安定したものとすることにある。・・・