>>457 「心の原点」第1章1〜3 の問題点
自然界の宇宙 → 大宇宙 意識?
人間社会 → 宇宙? 意識? ・目的は社会によって異なる
人 → 小宇宙 意識あり・目的は人により異なる
宇宙 @天地四方と古今。 Aすべての天体およびそれを包含する無限の空間。
B秩序ある統一体としての世界。
人体も宇宙であるから、人体と自然界の宇宙は同じ性質を有するはずだと、
高橋信次氏は体験を根拠として仮説を提示し、人体と自然界の宇宙に類似点が
あると説明しています。しかし、上記のごとく、人体の「宇宙B」と自然界の
「宇宙A」は意味内容が異なります。よって、心の原点第1章で述べられて
いるような、人体と自然の相似性は間違っていることになり、方便としてどう
利用されるべきかという点に関心が移っていくことになります。
人が自然を認識する結果、自然に人格性を与えるというのが、精霊や自然神の
原点ではないだろうか? その認識を社会で共有することが霊界の始まりではな
いのだろうか? とすると、心の原点は、人が外界をどう認識しているかという
ことにならないか?