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スクネ:
〜 恐るべき霊的分解能 アントニオ猪木 〜
人が不幸の憂き目に遭う、これはまず他人から恨まれるようなことをすると
忘れた頃にその業の跳ね返りが来る、と言う。
力道山の死で、〃戦慄に近い恐怖さえ覚える〃、のはアントニオ猪木だ。
猪木は若手時代、生前の力動の付き人をしていたらしい。
ところが横暴な力動は公衆の面前で猪木を殴ったりしていたらしい。
気に喰わないことがあると猪木をファン達が見ている目の前で平然と、
そういうことをしていたらしい。
「私は来る日も来る日も力道山に頭を殴られ、しまいには頭がおかしく
なってしまうと思ったので、密かに米国に逃亡することを考えていました」
如何に修行の一環とは言え、力動は相当に恨まれていたようだ。
そして力動はしまいには猪木を相撲部屋に売り飛ばす予定であったようだ。
猪木は相当憎まれていたようだ。
そして昭和38年12月、力動が刺された場所が、何と、
〃ニュー・ラテン・クォーター〃と言う名の飲み屋なのだ。
これを読んで、私は戦慄した。
ニュー・ラテン・クォーター即ち、〃新しいラテンボーイの時代〃
ラテンボーイとは洒落アゴの猪木のことである。猪木は若手の頃から
〃ラテン小僧〃のあだ名があったのだ。
そしてその丁度約10年後に、猪木は力動の正式後継者である馬場を
頭越しに、力動が創設した日本プロレスをほぼ乗っ取り、新日本プロレス
の旗揚げ、独立に成功しているのだ。
まさに、ニュー・ラテン・クォーターの始まりである。
恐るべきである。
これは猪木の持つ霊的分解能が力動より優れ、霊位が高いから仕方の無い
ことなのかもしれない。猪木は馬場よりもその点で優れていたようだ。
馬場の全日本プロレスは現在ほぼ全滅している。