αマリヤ崇敬は間違いであるω

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960世界の平和を妨げるカトリックの悪行の一例
【北アイルランド:自治政府の首相辞任 IRAが武装解除応じず】
2001.07.01

【ロンドン笠原敏彦】英国・北アイルランド自治政府のトリンブル首相は1日、カトリック系過激組織・アイルランド共和軍(IRA)が先月30日の期限までに武装解除に応じなかったため、事前の通告通り、首相を辞任した。和平推進の立役者としてノーベル平和賞を受賞したトリンブル氏の辞任を受け、新首相の選出期限である6週間以内に突破口が見つからなければ、自治凍結などの事態も想定され、和平の行方は正念場を迎えている。
IRAの武装解除期限は昨年5月に一度延長されており、期限破りは2度目だ。プロテスタント系最大のアルスター統一党(UUP)を率いるトリンブル氏にとり、さらなる譲歩は党内強硬派の反発を誘発し、党首の座を追われる危険を伴うことから、IRAへの圧力を強めるため辞任した。

トリンブル氏は1日、「武装解除問題の解決がなければ真の平和は訪れない。辞任は残念だが、和平合意を完全実施するのに必要だ。問題が解決されれば首相に復帰する用意はある」と述べた。

英政府は2日から新たに関係政党による交渉をスタートさせ、来月12日までに武装解除問題で何らかの合意に導きたいとの意向だ。合意に達しない場合、英政府は自治を凍結し直轄統治に戻すか、議会を解散し選挙に踏み切るかの選択を迫られる。
[毎日新聞7月1日] ( 2001-07-01-19:37 )