αマリヤ崇敬は間違いであるω

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30ふらんちぇすこ
森山氏の論は面白いね。

マリアを「神の母」としたのはエフェソスの公会議で決定され
たこと。エフェソは使徒行伝のパウロの逸話にもあるように、
女神アルテミスの信仰が強かったところだから、マリア概念を
受け入れるのは確かにたやすかったかもしれない。その点では
「代用」の指摘も当たらずも遠からずかもなぁ。

しかし「永世処女説」というのはおそらく「無原罪の御宿り」
の事だろうけど、これは1854年に教理で公認されたものだよね。
「被昇天」に至っては公認は1950年。まぁ随分前からあったも
のだけど、教義ではなく、崇敬の一表現という位置にあったら
しい。これらは西方教会独特の存在だな。信じないからって、
呪われはしないけどね。

ま、長い歴史を圧縮したんだろうけど、緻密にやって欲し
いな。

しかし「十戒の削除」に至っては、ちょいとナニだね。
もしそうだったら、新共同訳は成立しなかっただろうな。