高橋佳子のGLA・TL人間学について 3

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「新しい力」高橋佳子著(三宝出版) プロローグ よりの引用
>長らく私たち人類は人間自身に対する一つの強固なイメージに束縛されてきました。
>「人間という存在は遺伝子の変異と自然淘汰、適者生存という論理的な法則に
>よって、少しずつ進化してきた。そして宇宙の中で、たまたまこの地球という惑星に
>誕生した生命の進化の過程に立ち現れた偶然の産物である」というイメージです。

> しかし、本当は違います。宇宙の秩序は偶然の産物ではなく、
>人間が人間になってきた、その道すじにも一つの自発性が存在していたことを
>科学の新しい潮流は示し始めています。自発性とは意志であると言い換えること
>もできるでしょう。私たちの世界は生まれるべくして生まれ、人間という存在は
>宇宙の深遠な秩序の結晶として立ち現れている−−。

プロローグを読む限りにおいては、上記引用部分以外は、宗教といったものに
免疫がない方にも、比較的抵抗がなく読める内容であると感じました。
著書での明確な進化論の否定はあまりなかったと思いますので、印象に残りました。