αマリヤ崇敬の間違いを正すω

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森山諭の著書より
紀元三二五年ニカィア会議後、キリスト教がローマ帝国の国教になると、異教徒たちが今までの偶像を捨てないまま、教会に加わってきたので、彼らを包容するため、マリヤが偶像として代用されるに至った。
神の母の称号、無原罪説、永世処女説、被昇天説まで創作して、それを信じない者はのろわれるとした。
そこで、モーセの十戒中、偶像に関する第二戒を削除し、第十戒目を二つに分割して、十戒を並べるに至った。その欺まんを隠すために聖書の所持を禁じ、スコラ哲学のようなご用哲学を起用した。
また、彼らは、教会と法王の無謬説や、聖書にない煉獄説まで創作した。